room50_20160221
ご案内:「怪仏庵(昼下がり)」に娯暮雨さんが現れました。 (02/21-18:52:41)
娯暮雨 > (片方の手には水の入った手桶、もう片方の手には小さな風呂敷包みをぶら下げてやってきた。時空の扉を越えると、空気が変わった。この辺り一帯は、今日は良いお天気だ。)― んっ。(両腕を広げる様に肩の高さに上げて、伸びーっ!としつつ、気持ち良さ気に深呼吸。)今日はあったかいのでござるね…♪(里は一面雪景色だが、この辺りは降らぬのだろうか。春の気配をほんのり孕んだ風を受けて、ふわゆらりと尻尾が揺れた)…~♪ (02/21-18:57:56)
娯暮雨 > (人の気配のすっかりしなくなった庵へと向かう。前からそうであったかもしれないけれど、建物自体が随分とひっそりした雰囲気になった様に思う。昼の陽光を受けて仄かに温もった縁側の柱に手を添えながら風呂敷包みを置く。雨戸を開けて、家屋の奥へと風を送る。背後から射す光りが、誰もいない縁側と畳の上に影を落とした。) (02/21-19:04:41)
娯暮雨 > もう……(ちっとも此処へ戻っては居ないのだろうかと思って、戻ると言う表現も可笑しい事に気付けば、ほんの少し苦笑を浮かべた。振り返って、遠くを想う眼差しで空を見上げた。太陽が眩しくて、目を細めた。) …さて、と…♪ 拙者まで空を見上げてたら、日が暮れちゃうでござるよ。(ゆらん、と尻尾を揺らし、手桶を持ったまま向かうのは向日葵達の方。変わらず、元気そうに咲き誇る花の前に立てば、静かに笑みを深めて。柄杓で手桶の水を掬い、水やりを。) (02/21-19:12:31)
娯暮雨 > (手桶の水が減るにつれ向日葵達は、鬱蒼とした山奥に不釣り合いなその色彩を、一層鮮やかなものとする。ふっくらとした土の上に薄らとした虹が掛かった頃に、空になった手桶の中へ柄杓を戻した。カロン、と甘い音がする。)― ふぅ。(元より体温が高い為、大して動いていなくともこの時間にマフラーを巻いていると少し熱い。ぱたたっと熱を散らす様に狐耳と尻尾を揺らして、再度太陽を仰ぎ見た。やっぱり、眩しそうな顔をしながら。) (02/21-19:22:30)
娯暮雨 > …この辺りも、雪は降らぬのでござるか?(何度も訪れてはいるものの、そう言えば此処では一度も見た事がない気がする。眩しそうな顔のまま向日葵を見やれば、首を傾げて。もちろん、返事は無い。唯の向日葵でござる。)― 拙者の里はね、今は雪に覆われてるのでござるよ?真っ白で、綺麗なの。その間、太陽は見えぬけど…。そこらじゅうがキラキラしてる。(まるで雪を知らぬ子供へ、雪国が描かれた絵本を聞かせる風な声音で言って。ゆるりと微笑み、花弁を撫で、手を離した。) (02/21-19:34:31)
ご案内:「怪仏庵(昼下がり)」にアステル☆さんが現れました。 (02/21-19:45:07)
アステル☆ > (静謐な雰囲気を打ち破る騒々しい気配が時ならぬサンピラーと共に立ち上がる。 妖精が現れた!) 良い天気だな、ゴボウ。 バレンタインはどうだった? (ゴボウの背に話しかける。) (02/21-19:46:31)
娯暮雨 > 夏は…此処よりは太陽が近くにあるかな…?(雲が見下ろせるから、此処よりは標高は高いように思う。世界が違うから、確かではないけれど。最後にひとつ、向日葵が喜んでくれそうな話しをして、ふふりと笑めば踵を返し、庵へと戻って縁側に腰かけた。ポッケから竹の水筒を取り出し、喉を潤す。ゆらんゆらんと揺らした尻尾へ背を預ける様に仰向けに寝転がった― ら、声が掛った) (02/21-19:47:43)
娯暮雨 > …ぁ。アステルちゃん。 (ぱちくり、と瞬きながらも口元に浮かべる笑み)アステルちゃんこそ、どうでござったか…?(と、答えぬままに問い返して) (02/21-19:48:56)
アステル☆ > (妖精を正面に捉えたなら、妖精はいつものサイズで、クラブの形状を模してラッピングした何かを手に宙に滞空していた。) ま、まぁ! そそこそこ、成功と、いったところかな? うむ。 (こっくりと頷く。) (02/21-19:51:07)
娯暮雨 > …? …良かった。ジオさん、喜んでくれたのでござるね…♪(何やらたどたどしい様子には小首を傾げもしたけれど、成功したと聞けばへららと一層緩んだ笑みを。寝っ転がったままもアレなので、くんっと上体を起こせば足は縁側の外へ下ろしたまま、半身で其方を振り返る)それで、今日はどうしたのでござるか…?(卍さんに用事だろうかと、手の内の何かに視線をちらり) (02/21-19:55:33)
アステル☆ > うむ。 この友チョコをゴボウに渡せば、今年の私のチョコレートは完成する。 受け取ってくれないだろうか? (朗らかな笑みとともに差し出されたのは、先から手にしていたクラブ型だ。) (02/21-19:57:17)
娯暮雨 > へっ? あっ、ぁ、 ありがとう…!(自分に、と聞けば耳をピーン!と立てながら、慌てて草履を脱ぎ、正座で其方に向き直った。ピシッと背筋を伸ばし、受け取るべく両手を差し出して)また今度、お返し致すね。(今年は、居場所の分かる友人にしか友チョコを渡せていない。へにゃり、と眉を下げて笑み) (02/21-20:00:50)
娯暮雨 > へっ? あっ、ぁ、 ありがとう…!(自分に、と聞けば耳をピーン!と立てながら、慌てて草履を脱ぎ、正座で其方に向き直った。ピシッと背筋を伸ばし、受け取るべく両手を差し出して)また今度、お返し致すね。(今年は、居場所の分かる友人にしか友チョコを渡せていない。へにゃり、と眉を下げて笑み)けど、完成って…?(何がでござろう?と首傾げ) (02/21-20:01:30)
アステル☆ > こちらこそ。 (満面の笑みでゴボウにチョコを渡して) うむ。楽しみにしている。 完成というのは、今年のチョコレートの事だな。 私は毎年この時期になるとジオに心尽くしのチョコレートを贈っている。今年のテーマは人社会に一般的なチョコレートだから、本命チョコの他に友チョコ、義理チョコ、家族チョコを用意したのだが、友チョコ、義理チョコ、家族チョコはジオではない他人にも渡さなければお題目通りのチョコにならない困った性質の物なんだ。 (両手に拳を作って妖精は力説する。) (02/21-20:05:06)
娯暮雨 > (手の平に伝わる重みに、笑みを深めながらコクリと頷き)てーま…。(話しの流れで意味は分かった。圧倒される様に目を丸くして、はわぁ…。こくこく。)本命と友チョコの他に、義理チョコと家族チョコなんてものもあるのでござるね…!(初耳だった。自分のは友チョコだろうか、なんて考えて)ありがとう。凄く嬉しいでござるよ。(えへへ) (02/21-20:12:04)
アステル☆ > うむ。 私の調査によれば、友チョコ、義理チョコ、家族チョコとは別枠に本命チョコを作ることで、相対的に本命チョコの希少性と価値を高め、相手に自分の熱意を伝えることができる。 逆に言えば、相対的に本命チョコ以外のチョコはあえてグレードを落としていることにもなるのだが、とりあえず味は保証できる。 (にっこり笑って付け足した) ジオの舌が。 それで、ゴボウの方はどうだった? (02/21-20:16:11)
娯暮雨 > な、なるほど…。(合点の行く話に、受け取ったクラブ型と傍に置いた風呂敷包みを見やって)うん。アステルちゃんの手料理美味しいもんね。(よぅく知ってる。こっくり頷き、へらりと笑む。)…あ、拙者はね、会えてないから。渡せてないのでござるよ。(えへへ、とさっきよりも眉がへにゃりと下がった笑みを浮かべて) (02/21-20:21:32)
ご案内:「怪仏庵(昼下がり)」にさんが現れました。 (02/21-20:27:44)
アステル☆ > それはいかんな。 卍め。久々に見かけたと思ったらまだここに戻ってないとは。 しかしそれなら、卍がここに来るのも時間の問題だ。しばらく待てばやってくるだろう。 今にも来そうな気がするが……(さて。と星海から俯瞰する視界を辿り、卍の姿を探してみるも、空の下に卍の姿は見えず。建物の中に居るのか、洞窟を潜っているのか。灯台下暗しのまま遠くを探す。)……。 (02/21-20:28:20)
> (一日中そこに居るのならともかく、昼頃に此処へ戻るのは男としては珍しい。では何故今日は…と言う話なのだが、先客の一人に大いに関係のある理由からだ。兎にも角にも、男は庵の玄関前に降り立った。) (02/21-20:31:12)
アステル☆ > 見つけたらゴボウが待っていると伝えておこう。 邪魔したな。 さらばだ! (にっこりとほほ笑んで、妖精は再び時ならず立ち上るサンピラーの中に消えた。) (02/21-20:31:32)
ご案内:「怪仏庵(昼下がり)」からアステル☆さんが去りました。 (02/21-20:31:50)
娯暮雨 > あ、見掛けたのでござるね。(ぴょこん、と狐耳つ)元気だったでござるか…?(そわりと訪ねながらも、どこかを探している風な相手に気付けば口を閉ざし。自身もきょろりと辺りを見渡す様に後ろを振り返ってみた。すると、いい具合に日が傾いていた。そろそろ帰らねばならぬ頃合いで。) (02/21-20:32:04)
娯暮雨 > ぇっ、あっ、ありがと、う…?(途端に帰ってしまった様子に、忙しい最中来てくれたのだろうかと前を向き直れば、一筋の光が立ち上って。その向こう側、玄関側に良く知る気配が現れたのを感じれば、ぱちりと瞬く)…流石、アステルちゃんでござる…。(妙な関心をしながら、玄関の方を見つめ) (02/21-20:35:17)
> (玄関を開けると妻の姿が目に入る。別に何の問題も無い光景なのだけど。)…誰か来てたか。(履き物を脱ぎつつ、男は目を丸くした。) (02/21-20:37:15)
娯暮雨 > (戸の開く音がして、元気そうな、久しい姿が見えた。胸がきゅう、となりながらも、こくんと頷き)う、うん。アステルちゃんがね、友チョコを拙者に届けてくれたのでござるよ。(えへへ、と笑って。) (02/21-20:40:47)
> …あンの糞ガキ…。(わざわざこっちにまでちょっかいを掛けに現れたのか、と眉を寄せ。まァどっちにしたって入れ違ったのならそっちの処理は次だ。)―久し振りだな、元気してたか。(奥の襖を開き、ゴソゴソと包帯なんぞを漁りながらの声。) (02/21-20:43:24)
娯暮雨 > 何かあったのでござるか…?(見掛けた、とアステルちゃんも言っていたけれど。こてりと首を傾げながらも、届く声に擽ったそうに狐耳がはためいた)勿論でござるよ。(相手の背に返事を返し、ちらりと後ろを振り返る。もう、日が沈みそう。立ち上がると、傍らに置いた風呂敷包みを持って其方へ進み、それを差し出した)これ、新しいお薬。―…と、バレンタインのちょこれーと、でござる。 (02/21-20:48:25)
> アイツに関わるとロクな事が無ェのは毎回だ。(随分人聞きの悪いイメージを持っているご様子。どかっと胡坐を搔くと、傷口に巻かれた布をはがしつつ。) ―あー…何か慌ただしくて悪ィな。(苦い表情で相手を見上げ)。 (02/21-20:51:26)
> アイツに関わるとロクな事が無ェのは毎回だ。(随分人聞きの悪いイメージを持っているご様子。どかっと胡坐を搔くと、傷口に巻かれた布をはがしつつ。) ―あー…何か慌ただしくて悪ィな。(苦い表情で相手を見上げ。) (02/21-20:51:40)
> アイツに関わるとロクな事が無ェのは毎回だ。(随分人聞きの悪いイメージを持っているご様子。どかっと胡坐をかくと、傷口に巻かれた布をはがしつつ。) ―あー…何か慌ただしくて悪ィな。(苦い表情で相手を見上げ。) (02/21-20:52:01)
娯暮雨 > そんな事ないでござろう?(もう、と困った風に、けれど楽しそうに笑って。)少なくとも拙者は、2つ良い事があったでござるよ。(此方も一度屈んで膝をつけば、緩く首を横に振る。)んーん。拙者こそ。もう、戻らないといけないから…。ちゃんと手当して、しっかり休んでね。(へにゃ、と浮かべる笑みが寂しげなのは、離れるのが惜しいから。畳に置いた風呂敷包みを水っと其方に寄せれば立ち上がって、縁側から外に出た。) (02/21-20:57:36)
娯暮雨 > そんな事ないでござろう?(もう、と困った風に、けれど楽しそうに笑って。)少なくとも拙者は、2つ良い事があったでござるよ。(此方も一度屈んで膝をつけば、緩く首を横に振る。)んーん。拙者こそ。もう、戻らないといけないから…。ちゃんと手当して、しっかり休んでね。(へにゃ、と浮かべる笑みが寂しげなのは、離れるのが惜しいから。畳に置いた風呂敷包みをすいっと其方に寄せれば立ち上がって、縁側から外に出た。) (02/21-20:58:07)
> 二つ。(そりゃ結構な事だ。視線を上げれば、内容を聞く前に相手の背を見送る形になってしまった。) あァ。次に会う時には向日葵、必ず届けに行こう。(浮かべた笑みの色は相手と同じ理由の同じ色。どうせ手当をすればすぐに此処を発つのだ。コレで良いのだ、と心の中で繰り返す。) (02/21-21:01:07)
娯暮雨 > そう、ふたつ。(水桶を拾い上げて、振り返る。今にも沈みそうな夕陽に照らされる相手を眩しそうに眺めて、ピースサイン。)…うん。必ず。(こっくり、しっかりと頷きながら。相手の言葉の全てを噛みしめる様に、幸せそうな笑みを浮かべた。逆光でよく見えないだろうけれど。)またね。卍さん。(明るい声音。大きく手を振る。尻尾が揺れる。踵を返し、その地を後にした。) (02/21-21:06:38)
娯暮雨 > (風呂敷包みの中には、大きめの薬壺と、内側が漆塗りの曲げわっぱが入っている。中には、エクレア(普通のチョコverと苺チョコver)が1つずつ。生地に入った切り込みからは、生クリームと3つ並んだハート型に切られた苺が覗いています。) (02/21-21:10:03)
ご案内:「怪仏庵(昼下がり)」から娯暮雨さんが去りました。 (02/21-21:10:52)
> ――。(夕陽を背にピースサインを見せた姿に言葉を失った。ポカンとしている間に、何も言えないまま相手は去ってしまっていて。傷がじくりと痛んだ瞬間に我に返った時にはもう遅い。)((―人の心ってのは、変わるモンだと思ってたんだけどな。))(自分がそうなってしまっては認めざるを得ない。初めて妻に惹かれた時の心が、今もまだ褪せないまま己の中に在ると気付く。傍に居て欲しいと、言葉が制止を振り切って飛び出しそうになる。)…クソ。(妻の置いて行った風呂敷包みを開く。薬に手を着けるよりも先に、男は甘味に手を伸ばし、絶対に、口が裂けても言葉には出来ない寂しさを埋めた。) (02/21-21:12:50)
ご案内:「怪仏庵(昼下がり)」からさんが去りました。 (02/21-21:13:18)
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