room00_20160426
ご案内:「時狭間」に夜祭さんが現れました。 (04/26-23:35:15)
夜祭 > (大きなトランクを背に背負い、明かりを頼りに小高い丘を登って見れば、一軒の酒屋があった。)おや……、此処は…。(咥え煙草を口から外したその手で眼鏡をずり上げ、チラリと見やった先にあるのは『時狭間』の立看板) (04/26-23:41:15)
夜祭 > …前に、来た覚えがあるな。(そう、あれは確か―…いつのことだったか。1度きり。苦笑じみた表情を浮かべる。生温い春の夜風が、再び咥えた煙草から立ち上る白煙と、羽織った白衣の裾をふわりと巻きあげた。) (04/26-23:47:03)
夜祭 > (暫くの間、いつぶりであったかを思いだそうとしていたけれど、諦めた。すっかり縮んだ煙草を携帯灰皿の中で押しつぶすと、漸くドアへと手を伸ばして、3度のノックの後にドアを開いた。)≪―…カラン≫ (04/26-23:50:24)
夜祭 > ―やぁ。まだ、やってるだろう?(見覚えのある空いた店内の光景と、見覚えのある店主の顔を確認すれば、短く問う。店主が頷くのを見ると微笑を浮べ、背負っていたトランクを床に下ろした。ゴトンと鈍い音が響く。下ろしたトランクを壁際へ寄せた後、カウンター席に向かい、腰を下ろそう。) (04/26-23:58:23)
夜祭 > ウイスキーをストレートで。それと…、春野菜のバーニャフレッダは出せるかい?俺の感が正しければ、今は春の筈なんだ。(何の問題もなく注文が受け付けられると、ニッと更に笑みを深めて)よし、じゃあそれで頼むよ。(ツィ、とコインを差し出して先に支払いを済ませておいた。) (04/27-00:08:13)
夜祭 > (注文の品が出るまでは、眼鏡でも磨いておこう。それから、着慣れぬ白衣を脱げばそこそこ綺麗に畳んでカウンターの隅に置き、ネクタイも緩めておいた。すると一緒に気も緩んだのか)ふーーー……(っと、とっても長いため息を着きながら、椅子の背もたれに背を預けた。) (04/27-00:14:21)
夜祭 > (料理より先にウイスキーのグラスが出されれば、背凭れから背は剥がさぬまま、腕を伸ばして受け取った。氷の入っていないグラスは音を立てず、甘い香りが鼻腔をくすぐる。)マスター。…前にも同じ事を尋ねたかもしれないが、今日は、何年の何月何日かな。 (04/27-00:24:12)
夜祭 > (当然のように、店主は今日の日付を告げる。2012年。それが、以前此処を訪れた際に聞いた年号だった。)   ―…そうか。(一瞬、凍りついた風になって) いや、参ったな。(困った様に、軽く笑った。) (04/27-00:34:32)
夜祭 > いいや、次からはもう、聞くのを止めておくよ。(知らずに居た方が、思い出さずに居た方が良い事もある。こちらの反応に不思議そうな顔をする店主に気付けば、苦笑を浮かべたまま緩く首を振った。ウイスキーの入ったグラスを傾け、飲み干した。それと同時に、料理が届く。)…ありがとう。こっちももう一杯、貰えるかな。(コン、と空になったグラスを置いて) (04/27-00:48:08)
夜祭 > (店内にある大きな柱時計が時を刻む音。そこへ、グラスに注がれるアルコールの甘い音が重なるのを聞きながら、くしゃくしゃっと頭を掻いて。コインを多めに支払えば、注いでくれたボトルへと手を伸ばし)たった独り、時の狭間で働き続けるのも退屈だろう?だから今夜は、酔っ払いの相手を頼むよ。(少しだけ申し訳なさそうに小さく笑ってから、新たに用意して貰った空のグラスにウイスキーを注ぎ、店主に持たせた。) (04/27-01:15:22)
夜祭 > (曖昧な笑みを浮かべる店主とグラスを交わした後は、ゆったりとしたペースで飲み進めながら、春野菜と閑談を楽しんだ。夜が更けると、酔っ払う素振りもなく、白衣とトランクを手に、男は店を後にした。) (04/27-01:21:21)
ご案内:「時狭間」から夜祭さんが去りました。 (04/27-01:21:25)
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