room41_20160820
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にジェシカさんが現れました。 (08/20-21:27:48)
ジェシカ > (倍プッシュだ。昨日の動きの割には疲労は思った程には入っていなかった。というわけでせっかくなので仕舞った位置と寸分たがわず同じ位置にあった槍と盾を装備して、二日連続で同じ様に現れる小娘の図。今回は槍を回して取り落としたりしない。槍、重ためを選んでるしね) (08/20-21:29:48)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にヴァルシードさんが現れました。 (08/20-21:30:09)
ヴァルシード > (森の中を男が歩いている。いつからその建物はあるか知らぬものの、この男にとってはずいぶんとなじみのある場所らしく、歩く歩調には淀みはない。あるいは、この男の歩調は場を選ばず、どのような環境であっても泰然としたものなのか。) (08/20-21:33:10)
ジェシカ > (うしっ、と、穂先の大きなパルチザンと、これまた己には少々大きな盾の重たさが心地よい。ぐっと脇を締めて気合いを入れた後、槍を地面に立てる様に、カツーンッ、と石柄で地面を叩いた。意外と大きな音がして、目を丸くした)(さてはて、歩いている男の姿は、こちらから見える方向からやってくるのか、それとも見えない位置からか。どちらにせよ、意外な程響いた音が彼の耳に届くであろうか) (08/20-21:35:51)
ヴァルシード > (この男は館を通過するコースを歩いているわけだが、ジェシカがもしも館に背を向け、森を視野に入れているのであれば、彼が悠々と歩いている姿を見ることが出来るだろう。さて、小気味の良い固い音が響き渡り、男の耳にそれは届いた。どういう理由かさておいて、彼の歩調が少し軽くなり、僅かに早まるだろう。真夏であるにも関わらず、砂色のマントを羽織り、剣と丸盾を背負う姿にも関わらず、この男の顔つきは涼しげだ。そして、精悍と言うには生易しいたくましさを放っているかのようだ。) (08/20-21:41:59)
ジェシカ > (館、武器庫から出てきて、修練場のスペースへと向かっている途中で音を鳴らしてしまったからして、自然と向いている方向は館の反対、森の方となる。)――あら?? わっ。(目に留まった姿。砂色のマントに、剣と丸盾。分かりやすい戦士の姿だ。色んな世界から人が来る以上、自分に馴染みのある戦士像は却って新鮮だが、驚きの声が出たのは、それ以上に、中々重たく、暑そうな装備に関わらず涼しげで軽い足取りや佇まいが、熟練だと感じさせたからだ。)……。(自然、目で追っていた。入り口や、ここに向かうなら問題は無いが、あの装備と佇まいで裏口とか回ってたら強盗も警戒しなければならないし) (08/20-21:48:33)
ヴァルシード > (近づいて来る。無造作に肩まで伸ばした黒髪、近づいて来る。男は館に。砂色のマントは亜麻か麻か、皮ではない安物のようであるが、旅埃のせいか戦場の土埃のせいか、色あせている。成熟しきった彫りの深い、静かな眼差しを放ち続けるこの男は、ゆったりと森を抜けてきた。そして、当然のようにツインテールの槍使いの少女に片手を…鉄小手に覆われた右手をあげる。まるで知り合いに挨拶でもするかのように。) (08/20-21:54:29)
ジェシカ > (無造作、そしてこっちに向かってくるのなら、装備としては順当。だって、修練場だもの。ここまで堂々とした佇まいで、強盗や野盗目当てで館の回りをうろついていた。という可能性はいっそ低そうだ)((……凄い))(静かな佇まいから感じる余裕。騎士仲間でも、そうはいない印象がある)……こんばんは。(観察していたせいで、少し挨拶を返すのが遅れたが、盾がくっついている左手を、同じ様に上げた。)ここに、誰かを訪ねてきたの? それとも、鍛錬、かしら??(後者なら、是非とも一手、手合わせしたい風貌だ。故に、後半、ちょっと強調する様に、言葉を区切りながらの発言となった。) (08/20-21:59:58)
ヴァルシード > 目的はない。(笑みを浮かべる。…一般人なら爽やかと言えるかもしれないが、この男の場合、そう表現するには涼しげな風だ。)ここは以前、しばらく住んでいた。(泰然としているが、世間話調で砕けた言い方でそう言いながら、再び軽く右手を上げて、人差し指でジェシカの背後、館の方を指しし示した。)それで、何ともなしに何時もは通り過ぎているが、なかなか良い音が聞こえたんでな。(そう言って、にやりとしながら、今度はガントレットの指先が、ジェシカの獲物を指し示す。)見物に来た。いいか?(子供のように…とは言い難いものの、深く興味を示しているその眼差しが、ジェシカの姿を捉えている。) (08/20-22:05:40)
ジェシカ > っ。(目的はない。との言葉に、きょとんと目を丸くした。そしてそのまま続く言葉。自分が立てた音について言われたら、「あはっ」と、ちょっと恥ずかしそうに笑った)そっか、なら平気かしらね。わたしははじめましてだから、ちょっと驚いちゃった。(フル武装で涼しげに歩ける以上、素人ではないのは確定だもんね。見物、と言われたら)もちろんっ。見られて困るならここには来ないわ。あなたも強そうだから、見せて貰いたいけどネ。(こっちも、人懐っこく笑おう。一手願いたい気持ちはあるが、疲れは見せないとはいえ、フル武装で歩いてきたのなら、無理は言えない。横を向き、前方に盾を構えて、槍を引いて、しかし前にいるであろう架空の敵からは真っ直ぐに、点に見える様に構えて見せた) (08/20-22:12:50)
ヴァルシード > そうか、その様子だと、試合の方がやりたいみたいだな。(年頃の少女らしい反応と、明るい様子に、男はやはりどこか涼し気な印象を伴った、何処か相手を包み込むような微笑みを浮かべながら頷いている。)疲れていないのなら、どうだ?模擬戦でも。(そう徐に尋ねると、己の愛剣らしい、鈍色の長剣の柄に手をかける。鞘はありふれた皮鞘で、ボロっとしているようだが、その柄の質感は何処か異質で、単純に刀鍛冶が鍛造したものとは思えない、メタリックな艶やかさを帯びているが、それでいて何処か生命感を感じさせるような独特な様子を見せている。)この剣は、訓練用の剣と同じで、殺傷能力を無効可することも出来る。(そう説明すると、大丈夫だと請け負うかのように、頷いて見せた。) (08/20-22:23:11)
ジェシカ > そりゃ、ネ。一人よりも二人、ここは変わった人ばかりだし、せっかくの修練場だもの。(相手の言葉と様子に、歯を見せて笑った。本気の殺し合いとは違う。未知の相手との様々な経験を積ませて貰えるのなら、やらないと損だ。強そうな相手なら、なおさら。)えぇ、是非っ!(だから、二つ返事だ。だけれども、柄に手をかけて、抜き放った剣は、己が良く見る騎士団の量産品や武器屋に並ぶものとは別な、異質な雰囲気を感じるもの。)えぇ、OK! それじゃあ――(二回程、バックステップした。会話の後と、修練場に先にいた関係上、すぐに始めたら最初の間合いと、後方のスペースに差があるためか)手合わせ願うわ!(相手の正面を向いて、槍を自分の正面に垂直に立てて、まるで騎士が剣を持ってする様な礼を立てた後、先ほどと同じ様に、盾を前に、右手の槍を引いて構えを作る。最初の間合いは、剣と槍で戦うならやや開けているであろうか) (08/20-22:32:11)
ヴァルシード > 俺は、やる気のある奴が大好きだ。(それは屈託がない、それは少年のようなと言うには成熟した屈託のない笑み。そして、相手がバックステップをするのを眺めれば、剣を鞘から抜き放つ。それは何処から何処までが刃であり、鞘であるか判別しがたい、まるで彫刻のように鉄そのものを彫り込んで作ったかのような滑らかな質感の飾り気のない剣。男はその刃を右手に持ち、徐に持ち上げると、穏やかに話しかけた。)リル。訓練だ。頼んだぞ。(まるで声に魔力でもあるかのような引力のある静かな響き、それに何者かが応じるように、刃から水が小さな噴水のように細やかに水を吹き出すと、刃を包み込み、静かに回転をしはじめる。水が、まるで生きているかのような水が、この男の刃を包み込む。) (08/20-22:40:13)
ジェシカ > (ニッと笑った。褒められて悪い気などしないのだ。異質な印象の剣の全容が見えた。鞘か刃か判別し辛いそれは、いっそ切れ味が悪いのでは? とも思えてしまうが、そんな剣を好き好んで持つわけもない。…その剣に語りかける声に、一瞬目を丸くして、きょとんと力が抜けたが、すぐに丸くした目を、より大きくして驚く事になる)……凄い。(間を置いて、ぽつりと声が出た。)水の魔剣?? 面白い使い方が出来そうだけど……それは後ね。(後、と、気合いと力を入れなおして、構えなおす。水が刃を包み込み、これ以上水が増える様子が見せないなら、開始で良いはずだ。前方に構えた槍は、間合いを悟られにくいはず。構えたまま、じりじりと距離を詰めていく) (08/20-22:47:07)
ヴァルシード > そう大層なものでもないが、愛用していたら、水の精霊が訪れてくれるようになった。(透明な、月明かりを受けて微かに煌く水。それを刃の表面に循環させているその剣を無造作に右手に持ちながら、修練の緊張もなく和やかに、笑みさえ浮かべながら説明をするこの男。)この水の刃は弾力がある。致命傷にはこれでならないが、強く殴れば当然痛いと思っておくといい。(涼やかな様子は相変わらずだが、注意を込めてるためか、笑みは微かなものとなる。距離を詰めてくるのであれば、そのまま佇むことを決め込むようだ。深く吐息をつくと、表情らしい表情が消えていく。笑みはない、涼し気な軽やかさもない。ただ、湖面の水面のように静けさが顔に浮かんでいる。位置関係としては、ジェシカが会話がしやすい距離まで近づいていたとして、その辺りの位置に立っているだろう。) (08/20-22:55:07)
ジェシカ > ――マジで。(あるのか、そんな事。驚きからそんな返答が出た。とはいえ、今は詳しい事を聞く事でもなし)オッケー、互いに練習用の武器で、正々堂々、ネ。(こちらも口調はともかく、表情は消えていく。互いに準備ができたなら、それで良し。動く様子が無いなら、ジリジリとは言わず、詰める)しっ!!(自らの得物の間合いを理解した、右足での踏み込みと共に、真っ直ぐ最短距離を狙う突き、盾での防御が剥がれ過ぎない様に、相手の左肩辺りを狙った一閃!) (08/20-23:02:35)
ヴァルシード > 初撃は素晴らしい。(心から称賛していることが明らかな様子ではあるが、含みと言うべきか、含蓄と言うべきか、含んだ物言いを落ち着き払った面持ちで呟いた。そして、妖精のダンスのステップであるかのように、ゆったりと…しかし滑らかな動きで、左足を後ろに大きく下げて退いた。ジェシカの鋭い尽きにギリギリ対応できる程度の程よい速度で後ろに退いた。前足も後ろ足に合わせて静かに滑らせるように退かせる。男の身体はふわりと退いた。ジェシカの槍の切っ先との距離はそれほど遠のいてはいない。頭一つ分の差さえ縮められれば当てられる距離だ。ところで、この男な無造作に刃を右手に右横に傾け気味に携えている。その気になれば、さほど振りかぶることなく、鋭い一撃を繰り出せそうだが、槍の間合いからすると、まだ攻撃するには心もとない距離かもしれないが、無意識にだろうか、この男の右の手首は準備運動をするかのように捻られている。)さて。(それで?とでも問うかのように口にする、そして、見つめている。ツインテールの槍使いの少女を。) (08/20-23:12:58)
ヴァルシード > 初撃は素晴らしい。(心から称賛していることが明らかな様子ではあるが、含みと言うべきか、含蓄と言うべきか、含んだ物言いを落ち着き払った面持ちで呟いた。そして、妖精のダンスのステップであるかのように、ゆったりと…しかし滑らかな動きで、左足を後ろに大きく下げて退いた。ジェシカの鋭い突きにギリギリ対応できる程度の程よい速度で後ろに退いた。前足も後ろ足に合わせて静かに滑らせるように退かせる。男の身体はふわりと退いた。ジェシカの槍の切っ先との距離はそれほど遠のいてはいない。頭一つ分の差さえ縮められれば当てられる距離だ。ところで、この男な無造作に刃を右手に右横に傾け気味に携えている。その気になれば、さほど振りかぶることなく、鋭い一撃を繰り出せそうだが、槍の間合いからすると、まだ攻撃するには心もとない距離かもしれないが、無意識にだろうか、この男の右の手首は準備運動をするかのように捻られている。)さて。(それで?とでも問うかのように口にする、そして、見つめている。ツインテールの槍使いの少女を。) (08/20-23:18:24)
ジェシカ > っ!(ギリギリだが余裕のある回避。矛盾する様だが、言葉と動きはまさしくそうだった。ギリギリの間合いでの攻めを選んだが故、右手も伸びきっている。故に、そのまま焦って追撃しても大した攻撃にはならぬ。「さて。」と口にして見つめる余裕が相手にはあったのだろう。初撃だけで分かった。やはり、凄腕なんだと。)(打ち合う前は、何となく佇まいで分かっても、正確な実力など分かりようも無いのだ。だから確かめてみたかったのも、ある、が、これは悔しい、自然、歯をぎゅっとかみ締めて)まだまだっ!(右手を引くと同時、左足を大きく、踏み込んだ。大きく踏み込む事で、左前の状態で間合いを詰め、再びの突き、狙う位置は、先ほどと大差の無い、相手の左胸の辺りだ) (08/20-23:26:10)
ヴァルシード > フッ。(思わず、笑みが零れた。純粋な喜びのそれ。)<<スタンッ、ビュンッッ>>(動いた。速い。滑らか故に、物音、気配は最小限。察知は難しい。展開されるのは、ジェシカの槍への剣撃。意思の強い女の平手打ちのような機敏さで。タイミングはジェシカが槍を突き出し始めた直後、出し抜け様にだ。瑞々しく若い光を放つ少女が「まだまだ」と叫ぶ頃には、少女の獲物の切っ先は少女の右の中空に弾かれているだろう。矛盾するようだが、軽い上に、重みもある一撃だ。予期して抵抗することが出来たとしても中途半端な力量では抗い難い。さて、少女は、どうなる?このまま、槍を弾いたであろう、剣の切っ先を斜め前に捧げ持つこの男に向かって慣性のままに直進してくるだろうか?) (08/20-23:37:57)
ジェシカ > ―ッ!(相手の右手が瞬いた)(反応出来ない速度だった。盾で視界が遮られた、こちらから見て左側からというのもあり、反応はやや遅れた。突き出した槍のタイミングを完璧に合わせてくるなぞ、経験の浅い小娘には予測も出来なかったのだ。早く、重たい一閃。少女の握力が確かならば、もしくは彼の剣に鋭い切れ味があったならば、槍から棒になった武器を、そのまま突き刺す選択肢もあっただろうが、互いに練習用に落としたソレである。刃を封じた剣で叩き折られた衝撃で、穂先が打ち払われた方向に逸れていては、そのまま突き刺す事などできようはずも無い。)――っ!(一瞬、驚きに目を見開いて、動きを止めてしまったが、歯を食いしばって、覚悟を決めた。槍を切り払った勢いそのままに攻めてこぬならば、まだこちらから攻めるまで。)(盾を前方、真正面に構えて、そのままぶつかる狙い!) (08/20-23:49:24)
ジェシカ > ―ッ!(相手の右手が瞬いた)(反応出来ない速度だった。盾で視界が遮られた、こちらから見て左側からというのもあり、反応はやや遅れた。突き出した槍のタイミングを完璧に合わせてくるなぞ、経験の浅い小娘には予測も出来なかったのだ。早く、重たい一閃。少女の握力が確かならば、もしくは彼の剣に鋭い切れ味があったならば、槍から棒になった武器を、そのまま突き刺す選択肢もあっただろうが、互いに練習用に落としたソレである。刃を封じた剣で叩き折られた衝撃で、槍の向きが打ち払われた方向に逸れていては、そのまま突き刺す事などできようはずも無い。)――っ!(一瞬、驚きに目を見開いて、動きを止めてしまったが、歯を食いしばって、覚悟を決めた。槍を切り払った勢いそのままに攻めてこぬならば、まだこちらから攻めるまで。)(盾を前方、真正面に構えて、そのままぶつかる狙い!) (08/20-23:51:54)
ヴァルシード > (少女が衝撃を受け、動きを止めて、歯を食いしばる。人間味のあるそんな一瞬を見せた間。こちらはこちらで素早く右上に剣を振り被っていた。衝突を待ち構える、待ち構えている。膝を軽く曲げて、いつでも、右へも左へも飛び出せそうな様子で待ち構えている。) (08/21-00:00:57)
ジェシカ > (頭上へと攻撃を受けるまで、盾で自分の顔を覆う様な愚かな真似はしない。振り下ろしてくるのなら、盾を合わせて封じながら前に出るつもりだし、こちらの盾での体当たりを剣で防ぐのなら、勢いそのまま、押しつぶさんとする勢いでぶつかって、盾の面積の利点で攻撃を封じつつ、あわよくば押し倒す算段だ。)(――左右に避けられた時のケアまでは、行き届かないか。元々槍での長めの間合いを得意とする以上、レアケースだし、武器の穂先が飛んだこの状況でそこまで頭が回る程、回転も早くない)(咄嗟に妙案が浮かぶ程の経験も頭の回転も無い。ならば押して押して、活路を見い出すのが少女のやり方) (08/21-00:09:03)
ヴァルシード > (小柄な少女は、真っすぐなようだ。対してこの男は大きい。色々な意味で。)<<ヒュッッ>>(身長差と腕の長さを十分に利用し、盾の頭上から、軽やかな斬撃を振り下ろす。少女の頭を張り詰めた水の弾力を持つ刃による衝撃が揺さぶるだろう。もし、少女が冷静であれば、防御対応も可能だろうが。どうだろう?対応するか?対応できないか?それとも、なおも果敢に攻めるのか?男はいずれの選択肢も心待ちにしているかのような、涼やかな表情を浮かべている。) (08/21-00:20:27)
ジェシカ > (振りかぶっていたのは、見えている。盾を前方に構えながらの突撃は、視界の確保と致命傷を防ぐために胴体を守りながらの突撃だからだ。――問題は、頭部狙いの攻撃が来た時、それに反応して盾を動かして防ぐ事が可能か、という事と、よしんば防げたとして、その衝撃と体重差に、突撃して体当たりする、という前に進む動作を維持できるか、という二つの問題である。)―っ!(咄嗟に盾を、上に跳ね上げて、頭上への攻撃を防ぐ。駆けている足が、一瞬止まる。衝撃に歯を食いしばり、後ろ足で衝撃を受け止める。)あああぁあっ!!(だが、更に力をいれ、跳ね除けて前に進まんとする。この状況は、自らの視界を盾で完全に塞いでいるのだ。押し通って密着するなり、相手をよろめかせたりしない限り、隙だらけ。体重、純粋な力の差、そして横に退かれる事を考えたら、かなり分の悪い賭けではあるが、後ろに飛びのいた所で間合いを詰められて一方的に剣を受けるハメになる可能性だってあるのだ。押し通る選択肢、続行) (08/21-00:31:41)
ヴァルシード > (この男の一撃は軽い一撃であった。少女の頭部を狙ったものであるため、痛恨の一撃になるようでは、修練の度を越してしまうからだが、それ故、このまま少女が盾を跳ね上げる動作をするならば、力み過ぎが際立ち、期待した重圧がかからず拍子抜けしてしまうかもしれない。)<<ヒュッッ>>(いずれにせよ、盾で剣撃を防がれるや否や、すぐに右の小脇に水膜の刃を振りかぶる事が出来るだろう。そして、少女が力加減を誤って態勢を崩すのであれば、隙を狙って、男の剣は素早く動くだろう。一手を取るために。何処に剣が閃くかは少女がどう応じるかによる。) (08/21-00:42:41)
ジェシカ > (頭部狙いを、生半可が覚悟で受け止めたら危険だし、突撃を選んだ時点で、下がったりする選択肢は捨てていた。どうせ、棒となった槍で挑んだ所で、徐々に間合いを短くされて、腕の差のある剣の勝負に以降して負けるだけであろうし)っ!(故に、意外と軽い衝撃に、肩透かしを食らって、盾が余計に上に跳ね上げる結果となってしまった。防ぎきれない事、盾と剣を打ち合った後に上から力を篭められる事も考えていたからだ)――わっ! あ…(よって、すぐに上からの衝撃も圧力もなくなって、少女はよろめき、次の一撃に、少女が対応する余裕は無かった。頭部と胸部は、縦長の盾に遮られているが故に、順当に行けば、胴か足に衝撃が来るであろうか) (08/21-00:49:07)
ヴァルシード > <<ストンッ>>(順当な流れと言わんばかり、少女の胴への一撃が入った。防具があるにせよ、金属鎧でないのであれば、若干、むせ返りそうな程度の衝撃が左脇腹に打ち込まれる事になるだろう。衝撃が内臓を揺さぶる。きっと、まだ成熟しきっていない少女には酷く苦痛だ。深刻にならない程度にではあるが。) (08/21-00:56:26)
ジェシカ > ごふっ…っ!(胴体は革鎧。そういう意味ではお揃いではあるが、軽騎兵故に鎧も薄手、割と十分な一撃が入った)…………っ!!!(そのまま、最後まで一応握っていた棒を取り落として、両膝を付くと同時に、蹲って手で押さえた。盾を固定している腕も、横にだらんと降ろして)……ま、参り…ました……っ!!(何とか声を絞り出したの図) (08/21-01:00:47)
ヴァルシード > 素直だな、君は。(くっくっく、と笑い出す。この男、何か懐かしむような感慨深さ。)リル、おしまいだ。感謝するぞ。(刃に笑み混じりに、試合冒頭の時同様に剣を持ち上げて話しかけると、刃を循環していた水は刃の中に染みるように沈み込んでいった。)大丈夫か?(鞘に剣をゆるりと収めながら、ツインテールが愛らしい少女を見下ろしている。穏やかな声だ。少女の内側の湖面を眺めているかのような、静かで、穏やかな。) (08/21-01:06:47)
ジェシカ > (素直に負けを認めた事、ではないだろう。こんな綺麗に一本入ったら誰だって負けを認める。蹲っちゃってるし)――……対処しやすかった??(汗まみれになって、額に髪がひっついた、ちょっと苦しげな顔を上げて、問いかけた。素直とは、多分そういう事だろうと)なんとか……。訓練してたら、これくらいはよく、ね……っ!(痛いは痛いが、訓練では良くある痛み。今まで戦っていたとは思えない、穏やかな声だ。……ちょっと悔しい。気合いで立ち上がろう。まだ痛いけど) (08/21-01:10:54)
ヴァルシード > いいや、途中までは、頑張っていたと思うよ。(笑みを零し続ける男。戦場の血潮よりも、戦場を吹き抜ける風のような軽やかな笑みだ。)そうか。それはよかった。(何とかね、と聞けば、特に捻りのない言葉を漏らして頷いた。)徒歩の戦いは、慣れないか?(何気ない調子だ。不意にそう尋ねている。) (08/21-01:17:13)
ジェシカ > 二振り目でタイミング合わせて穂先断ち切った人が言うセリフじゃないわそれーっ!(完璧に見切られてたって事じゃんかあれ! ついつい軽やかな笑みに突っ込み入れちゃったよ。やっぱ悔しい。むぅ、と言葉の後に、唇を尖らせて)――っ!(ズボンや拍車を見れば、確かに乗馬するのは分かるやもだが、それでも、驚いた。目を見開いて)……悟られちゃった?? (その通りだと、肯定する質問を返した。おもっくそバレてーら。) (08/21-01:21:35)
ヴァルシード > ははは。(突っ込み慣れているのか、朗らかに笑っている。)何時もの動き、という風には見えなかったから、何気なく騎馬の人なのか、と思っただけだ。深い意味はないさ。(そう言って肩を竦めると、徐に石畳の修練場を、それから、月明かりに映る神隠しの森の館の姿を眺める。) (08/21-01:26:08)
ヴァルシード > ははは。(突っ込みを受ける事に慣れているのか、朗らかに笑っている。)何時もの動き、という風には見えなかったから、何気なく騎馬の人なのか、と思っただけだ。深い意味はないさ。(そう言って肩を竦めると、徐に石畳の修練場を、それから、月明かりに映る神隠しの森の館の姿を眺める。) (08/21-01:30:59)
ジェシカ > (お口あんぐり)……馬上でも実戦は避けたいわー……。(観察眼といい、あそこまで冷静に対処されては、徒歩対騎乗でも、何とかされそうで怖い)ま、うん。っても、何時でも馬の上で戦えるワケでも無し。(馬の上でだけ強くてもお話にならないのだ。さて、壊れた槍を改めて拾い上げて。突っ込みやら驚きやらで意識が逸れたお陰か、大分痛みも静まってきたし)わたしはジェシカ、ジェシカ・カールトン。愛馬と一緒にたまにこっち来るから、場所によっては二人乗りとかするかもネ。(迷子とか、変な場所に出たりとか、冗談めかして笑う) (08/21-01:33:47)
ヴァルシード > 槍、すまなかったな。(少し眉を下げるように動かして。気落ち、という程ではないが。それから、名前を教えて貰えるな、また笑みを浮かべる。)親しみを感じる名前だな。ジェシカ、と呼べばいいか?俺はヴァルシード・ニードウッドだ。(そう名乗ると、一つ頷いて。)それもまた、いいかもしれないな。(フッと笑みを漏らして。)楽しみにしている。(少女の瞳を、穏やかに見つめながら、ごく自然にこぼすようにそう言うと、静かに頭を下げる。) (08/21-01:40:51)
ヴァルシード > 槍、すまなかったな。(少し眉を下げるように動かして。気落ち、という程ではないが。それから、名前を教えて貰えるな、また笑みを浮かべる。)親しみを感じる名前だな。ジェシカ、と呼べばいいか?俺はヴァルシード・ニードウッドだ。(そう名乗ると、一つ頷いて。)それもまた、いいかもしれないな。(フッと笑みを漏らして。何がいいのか判然としないままにであるが。それでも。)楽しみにしている。(少女の瞳を、穏やかに見つめながら、ごく自然にこぼすようにそう言うと、静かに頭を下げる。) (08/21-01:42:13)
ジェシカ > んー、まぁ、ここの槍だし? 流石に弁償って事は無い、と思うけどー……。(そもそも宿泊費ただの場所だしね、穂先と折れた槍はとりあえず戻しとくけど、どうしよう? 念のため弁償代を一緒に幾らか置いておくかな? と首を傾げて)うん。ヴァルシードさん…だね。(呼び捨てで問題無し。遥かに年下だしね、自分。)ふふ。結構ね、人を運ぶ事は多いんだ。元の世界でも、良く巡回してるし。(二人乗りには自信がある軽騎兵。体重の軽さは、戦士としてはマイナスに作用する事が多いのです。折れた槍の穂先を回収して、拾い上げたら)それじゃあ、わたしは片付けてから帰るネ。今日はありがとう。ヴァルシードさん。………次はもっと必死にさせるからネ。(最後まで涼しげだとやっぱり戦士として悔しい。ぴ、と人差し指で刺して、最後にそう告げてから、武器庫へと入っていこうか) (08/21-01:47:25)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からジェシカさんが去りました。 (08/21-01:48:36)
ヴァルシード > なるほどな。管理している者がいないのなら、誰も気に留めないだろうな。(ふむ、と、顎に手を当てて思案気味に。)そうか。(少女の生業についての話に、言葉少なではあるが、語る少女の面をじっと見つめて聞き頷き。)礼には及ばない、…フッ(必死にさせる、という言葉には、何を感じたのか、思わず笑みが零れる。)わかった。それじゃあ、またな。(いずれにせよ、そう笑顔で頷いて、軽く手を上げて、森へ去っていった。) (08/21-01:53:34)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からヴァルシードさんが去りました。 (08/21-01:53:37)
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