room01_20170109
ご案内:「泉の畔」にmistさんが現れました。 (01/09-21:19:05)
mist > <ヒュゥ…>(遥か上空、月光の下、巨大な影が森に落ちる。 悠々と翼を打つ度に、僅かに遅れ森の木々が激しくざわめく。 凍える空気に白く霧の立ち込めた泉の上空で旋回すれば、ゆっくりと降りてくる。 地面の僅か1m程の位置で、2度3度、翼を打てば、静かに地面へと降り立って) (01/09-21:23:06)
mist > (竜の動きに合わせ、サラ、っと払われた霧は、また静かにさらさらと周囲を白く染めて行く。 常緑広葉樹の広がる森の一角は、霜に葉が白く縁どられ、何処か幻想的な佇まいを見せる。 しん、と芯まで冷えそうな空気が心地いい。 白い霧を纏いつつ、ゆっくりと体を伏せ) (01/09-21:28:54)
mist > (凍えるような寒さならではの澄んだ空気。 獣の鳴き声1つ聞こえてこない。 ぼんやりと霧の向こうに浮かぶ月明かり。 耳が痛くなる程の静寂。 竜は静かに目を伏せる。 まるで自分もこの景色の中に溶け込むかのように) (01/09-21:33:10)
mist > (暫く身動きせず、そうしていると、やがて時折、何かの獣だろうか。 木々の上で、ぱさりと枝を揺らす音がする。 かさり、と獣の足音がする。 微かな音に、耳を澄ます。 僅かな風が、泉に小さな波を生む。 まるで、止まっているかの様に、静かに静かに、時がさらさらと流れて行くのを感じる。 この感覚がとても好き。 思考も感情も全てが景色に溶け込んでいく様だ。) (01/09-21:38:29)
mist > (慌ただしい目まぐるしい程の忙しさも、賑やかなのも、思考を巡らせる事も、本を読む事も、どれもとても好きだけれど。 どれだけ人の真似事をしても、こうしてただ何もせず、空気に溶けむ時が、一番自分らしい時間な気がする。 僅かな呼吸の音さえ立てず、静かに目を伏せたまま、身動き1つせずに。 意識が、深く、広く、大気に溶け込み広がって行く。 (01/09-21:46:40)
mist > (長い首は上げたまま。ゆるりと緩やかな狐を描き、ぴくりとも動かない。 白い霧を纏ったまま、静かにその場に佇んで。 ともすれば眠っているかのように。 時折小さく吐きだす息が、周囲の霧を揺らすだけ) (01/09-22:01:21)
ご案内:「泉の畔」に卍さんが現れました。 (01/09-22:37:23)
卍 > (何処からともなく飛来する影は、ねぐらへ向けて真っ直ぐに向かう進路を突如変更し、明らかに別の何かを目指して速度を上げる。暗闇の夜空を、先客へ接近中。) (01/09-22:39:58)
mist > <ピク> (近づいて来る気配に小さく頭をあげる。ゆっくりと目をあけて)((卍。))(思わず小さく喉が鳴る。クルクルと。クルクルと。) (01/09-22:41:27)
卍 > (少し伸び過ぎた髪を適当に纏めた男の姿は、長い期間髪を切る余裕もないほど同じ場所に居た事を示唆している。傷だらけの男はやがて竜の眼前へ降り立ち。)…久しく見てねェ姿だ。(挨拶さえ口にせず、それだけを呟いて薄く笑った。) (01/09-22:44:40)
mist > <クルクルクル>(小さく喉を鳴らし、目の前に降りた男へと視線を落とす。 長い首をゆるりと降ろし、鼻先を寄せて) ああ、久しいね。 相変わらずの傷だらけ。(愛しげに眼を細めて男を見やり) (01/09-22:46:44)
卍 > 夢中で遊んでる間に少々時間が経ち過ぎたらしい。お前は変わり無さそォだな。(でんとその場に胡坐をかくと、近づく鼻先へ控えめに一度、ぽんと触れた。) (01/09-22:49:41)
mist > お前らしいね。卍。 随分と髪が伸びたね。 ん。相変わらずさ。 お前と同じだよ。 慌ただしいのも、血の中に身を置くのも、ね。(弧を描くように、男の前に顎を下ろす。触れた手に心地よさげに目を伏せて) (01/09-22:51:44)
卍 > 為政者の肩書も持つお前が俺と同じってなァどうなのかねェ。(毎度、こんなやり取りをする度に思う事。たすき掛けにした魔法瓶の蓋を外し、注いだ湯気の立つ液体からは酒の匂い。) (01/09-22:54:50)
mist > はははっ。 そんな大層なものでは無いよ。 単にそういう肩書がある方が、人の世界で夫の夢を叶えるのに適していたと言うだけの事。 肩書を得た所で僕が変わる訳では無いもの。 …今宵はミルクじゃ無いんだ?(酒の匂いに、すん、と小さく鼻を鳴らし) (01/09-22:57:56)
卍 > そういうモンか。(不思議には感じるが、そういう立場のことに関しては己のよく知る所ではなく、杯に口付けつつ目を丸くしたのみで。) 身体から血の匂いがする内はアレは飲まねェな。(決めているワケでは無い。ただ何となくそうなっている事が多いだけで。) (01/09-23:01:21)
mist > (クク、と小さく喉を鳴らす。) お前らしいね。そういうの。 ゴボウの元へはちゃんと帰っているの? (もっさり伸びた髪とかが、彼女が傍に居た風体には見えない。 風呂入ってんのかコイツ、な顔で覗き込んで) (01/09-23:04:13)
卍 > 長らく会ってねェ。庵を出て住処を変えるって話も頓挫したまんまだな。(がしがし頭を掻いて苦笑い。どうやら長い一つの出来事に関わっていたらしく、髪を束ねる紐も異国情緒の漂う妙な紋などが入っている。) (01/09-23:06:54)
mist > ・・・ほんとあの娘じゃなかったら今頃お前三行半突きつけられてるよ? (苦笑をするように眉間に皺がよる。)・・・で? 今度は何処で何をしてたの? 見慣れない紐飾りだね。それ。(ゆるり、とぐろを巻くように、男の周りに首を横たえる。顔面は男の目の前に。 近いもんだから微妙により目になったりして) (01/09-23:09:16)
卍 > アイツじゃねェなら他は要らねェ。(論破!って具合にドヤ顔で言い切るダメ男。) 魔王がどうの伝説がどうの。西洋の物語そのまんまみてェな話に成り行きから巻き込まれてな。俺ァ暴れられりゃソレで良かったんだが、それ以外にも色々と巻き込まれたよ。(長かった。と、記憶を手繰っては小さなため息が。) (01/09-23:13:31)
mist > 似合いだよ。とても。 というかお前の女房はあの子じゃないと出来ないと思うしね。(くつくつと笑えば、へぇ、と楽しげに尾を揺らす。たしん、と小さく地面を打って) 久しぶりの再会だ。 土産がてら聞かせてよ。 (01/09-23:16:05)
卍 > まァそりゃ俺も同感だな。(自分が相手にとっての唯一なのかどうかは、考えないでおこう。) …別に大した話じゃねェぞ?…何時も通り時の扉を適当に潜った先の世界で、チンピラに追われてる女のガキに出くわしてな。成り行きから助けた様な格好になったのが事の発端だ。(髪を解いて、髪飾りを相手の眼前へ。ソイツに貰った、と付け加え。) (01/09-23:19:07)
mist > 助けたんだ?(へぇ、と目を細めて) 綺麗だね。 まじないかな? 模様が刻まれてる。 …で?(話の続きを促して) (01/09-23:21:48)
卍 > たまたま追われてるガキと追ってるチンピラの間に出ちまったんだよ。(出来過ぎた偶然というヤツで。) で、まぁ追われる方にも大体事情ってのはあるモンだ。飯を食わせてやるっつゥんで着いてけば向こうからベラベラと勝手に話し始めたんだが、ガキはある国の王族で?かくかくしかじかで滅ぼされた国の「国宝」を持って逃げて来たと。 ―ベタだろ? (01/09-23:26:08)
mist > あー、なるほど。 ベタだけど意外とあるよね、そういうの。 結局国宝とその王女様?はどうなったの?(ふすん、と鼻を鳴らして。) (01/09-23:29:03)
卍 > ガキの面倒見ながら「かくまい先」まで送り届けるまでが一騒動。その国宝とやらの秘密やら陰謀を巡って一騒動。努力空しく”魔王様復活”で一騒動、だ。(それだけ言えば経験豊富な相手なら大体想像してくれるだろうと。) (01/09-23:33:39)
mist > はははははっ。 大変だったね。(可笑しそうに喉を鳴らし) 倒してきたんでしょ?その魔王ってのは。 どうだった?手ごたえ。 (01/09-23:35:12)
卍 > あーゆー話に出てくるボス猿を、俺はブッ倒す立ち位置は果たして俺かね、mist君。(謎かけの様な演技めいたセリフで口端を上げ、ピッと相手を指さした。) (01/09-23:37:52)
卍 > あーゆー話に出てくるボス猿を、ブッ倒す立ち位置は果たして俺かね、mist君。(謎かけの様な演技めいたセリフで口端を上げ、ピッと相手を指さした。) (01/09-23:38:45)
mist > ・・・。 あー、うん、ナットク。(こっくり。 首の先だけ頷いて見せて) 暴れ足りてないんじゃないの?(くつり、と笑って) (01/09-23:39:28)
卍 > こうなる程度には暴れてたぜ?(なんせ男の体は相変わらずのボロボロ。) ―暴れ”足りる”なんて事は無ェんだよ、俺の生き方にはな。(生きる事が戦う事だと公言しているような男なので。) (01/09-23:42:36)
mist > (くく、と小さく笑い)僕もお前と同じような事をしていたからさ。 時々、何ていうのかな…。 疼く。 お前と遣り合っていた頃の様な昂揚感には、僕は中々巡り会えなくてね。(ふすん。鼻息1つ吐きだして) (01/09-23:44:09)
卍 > どっかの筋肉馬鹿が俺に対して全く同じセリフを吐いてやがったぜ。(呆れた様な苦笑を一つ。)―まァアイツと違って戦う事が生きる理由その物ってんじゃねェ分、お前の方がマシか。 (01/09-23:46:54)
mist > ・・・。筋肉、って、あれか…。うわ嫌だなー。あれと同類ってなんか凄く…。 ヤダ。(うわぁ、な顔) 戦いが生きる理由って意味ではお前の方があれと同類かもしれないね。 血に飢えた気狂いって意味じゃ僕の方がお前に近いけれど。 (01/09-23:49:53)
卍 > 俺でしか晴らせねェ憂さを晴らしてェってだけならまだ良いが、戦いに生きるモンが俺と戦う以上の愉悦を他の戦いに見出せないのなら、ソイツはソレで終わりだ。(mistとの闘い、イアサールとの戦いに特別な何かを感じている事は男とて同じ、だがそれだけだ。戦いへの渇望も昂ぶりも、男は己で生み出す術を知っている。) (01/09-23:52:54)
mist > (目を細めて相手を見やり) んー、僕はお前以上の愉悦を他で見出すのは、現状難しいかな。 こっちがその気でも相手の方が後一歩って所で踏み越えられない場合が多い。 お前の場合、その後一歩を平気で踏み越えて来るからね。 だからお前との戦いは魅入られるんだ。(ゆるり、小さく首を傾けて) …まぁ、相手が踏み越えないからと言って暴れないってわけじゃないけど。 (01/09-23:57:20)
卍 > 踏み越えさせろ、それでも駄目なら本当に殺せばいい。ここに居る者も、他の世界に居る奴も、皆それぞれ、死ねねェ理由ってのが当然ある。相手が本気で殺しに来るなら、それ相応の構えってのを取るさ。(まぁ、ソレが出来ない戦いというのも、解らないワケでは無いのだが。) (01/10-00:01:05)
mist > うん。(ふ、と目を細めて) 相手が、って言うのは言い訳かな。 多分その一線で相手の感覚を感じ取り、その一線を踏み越えられずにいるのは僕の方。甘いんだよ。 …明らかに殺しに来る相手なら切り刻む事が出来るのにね。 甘っちょろい事この上ない。 情けの無い姉だろう? (01/10-00:03:57)
卍 > 詰まる所、戦い何てのは体、道具、魔力を相手の体へぶち当ててブッ壊すだけの作業だ。好きにすりゃ良いさ。(強い者が相手の命を好きにすればいい、色々と男自身、戦いに関して強い拘りを持ってはいるが、他人に押し付けるつもりもなく。) (01/10-00:06:59)
mist > ん。だから僕はお前との戦いに焦がれて居て、でも『仲間』と思った相手に後一歩踏み込めないのも自分だって自覚もある。 この辺も葛藤しながら変わって行くんだと思うよ。 お前よりも強いヤツと戦ってみたい。そういう思いはいつも胸にあるからね。 (01/10-00:09:56)
卍 > 俺がお前を姉弟だと (01/10-00:10:43)
卍 > 俺がお前を姉弟だと思ってて良かったな、お前の仇を取る者の心配をせずに済む。(相手より強い者が現れ相手を倒す事があった時、必ず己がその相手の前に立つ、ごく自然な事だと。) (01/10-00:12:51)
mist > はははっ。 それはそれで楽しみだ。 そう簡単にはくたばるつもりは無いけれどね。(相手の言葉に嬉しそうに笑う。 これが『弟』で良かった、と思うのだ) (01/10-00:14:59)
卍 > (ゆっくりと立ち上がれば、大きな伸びを一つ。)あまりウカウカしねぇこった。お前の仇を俺が片手一本で取っちまう様な日が来たら、面白くねェだろ?(日々血を流す。ソレは少なくとも、己はギリギリの戦いが毎日出来ていると言う、男の一つの自信になっている。) (01/10-00:18:21)
mist > 言ってくれる。(くつり、笑って。 血に飢えた魔物である自分も、男と同じ道は歩いている。 喉の渇きを潤す様に、血に染まるのはある意味自然な日常の1つでもある。 男程の速度や技量は無いにせよ、牙も爪も常に研いでいると自負している。 細く目を細め、男の目を見やる。それで通じるだろうと) なんだ。もう行くの?(ゆる、と小さく首を傾けて) 抱いて寝て上げようかと思ったのに。(悪戯めいた口調で小さく翼を上げて見せて) (01/10-00:22:34)
卍 > 夢見が悪くて仕方ねェよ。(びっと舌を出してしかめっ面をすると、ゆっくりと浮き上がり。)―俺はもう、最後に戦った時の俺とは違う。直接戦えない今お前を負かす方法は、戦わずとも一目瞭然の差を付ける以外に無ェ。 ―ゆめゆめ、忘れねェこった。(肩越しに振り返り、にぃと笑えば、振り返る事もなく夜空の奥へ消えていく。) (01/10-00:28:42)
ご案内:「泉の畔」から卍さんが去りました。 (01/10-00:29:01)
mist > ちぇ。(くつり、笑えば翼を降ろし) お前も僕も、あの頃と同じでは居られないさ。生きている限り、前に進むしか無いからね。(浮き上がる男を視線で追って)((それに・・・。 お前を失望させるのは、僕のプライドが許さないんだよ。卍。 だから、僕も更に高みを目指す。この先もずっと。))(男の姿が見えなくなれば、ゆるりと巨体を持ち上げる。 男に少し、触発をされたのかもしれない。 うかうかは、していられない。 久しぶりに血の饗宴に興じてみるか、と顔を上げれば、大きく翼を広げ、ふわりと上空へと浮き上がる。 男の消えたのと逆の方角へ、大きく翼を打って───) (01/10-00:34:29)
ご案内:「泉の畔」からmistさんが去りました。 (01/10-00:34:48)
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