room49_20170114
ご案内:「鬼ヶ岳(昼)」に娯暮雨さんが現れました。 (01/14-23:21:01)
ご案内:「鬼ヶ岳(昼)」に卍さんが現れました。 (01/14-23:22:12)
卍 > ((どうせなら里で昼飯食う予定にしときゃ良かった。))(時刻は昼飯時を少し過ぎた頃。ごろりごろり、男が引く小振りな台車には薄く敷き詰められた土と、季節を問わず鮮やかに咲くひまわりが10本程度。あらかじめ示し合わせた相手の自宅前へと、ごろりごろり、久々に見る景色を楽しみつつ向かっていく。) (01/14-23:24:30)
娯暮雨 > (この時期の里は一面の雪景色。今は晴れていて、其処らじゅうがきらきらしている。澄みきった冬の空気に、時折、風鈴の澄んだ音色が響く。)もうそろそろ…でござろうか。(約束の刻。居てもたっても居られずに、自宅前に出て、相手が訪れるのを待っていた。深呼吸をして、前髪を手櫛で整えて。そわそわしていたら、姿を見つけるより先にその「気」を感じて、顔を向ける) ま、 んじさん…っ!(久しい相手の名を呼んで、片方の手を大きく振った。) (01/14-23:31:20)
卍 > (ごろりごろり。朝から里の人々が活き活きと働いていた事を示す様に、道の上に積もる雪は少ない。―やがて。正面、少し遠めに相手の姿を見止めると、ほぼ同時に耳に届いた声。男の歩調が無意識に一段階早くなった。) ―中で待ってりゃ良いモンを。(やがて相手の目の前で立ち止まると、苦笑。いつも通り、のつもりではある様だが、恐らくは相手と同じ原因でのぎこちなさの様なモノが僅かに混じって。)…久し振りだな、娯暮雨。 (01/14-23:37:27)
娯暮雨 > (相手がこちらを向くと、眩しそうに眼を細めた。今にも走り出したい気持ちに駆られながらも、何故だか足が動かぬ内に、相手が先に到着する。)…おかえりなさい。(へにゃ、と浮かべる緩い笑みは、なんだか夢の中にでもいるかのようにふわふわしている。久しぶり、の言葉に頷いて)ひまわり、持ってきてくれたのでござるね…。あ、ねぇ、卍さんお昼ごはん。食べたでござるか?(柔らかな眼差しで向日葵を見やった後、はっとした風に再び相手へ視線を戻せば問うて) (01/14-23:46:44)
卍 > (おかえりの言葉には、なんだかむず痒そうに、言い換えれば面映ゆい様子で視線を下げ一度頷いた。)―それが食ってきちまったんだよな、朝からずっと吞んでてな…(実際はと言うと昨晩の深夜から吞んでいる。寝よう寝ようと思うのだが、眠れなかったのだ。男は謎の体調不良だと思っている様だが、現代人は同じ現象を遠足の前日なんかに経験したりする。) (01/14-23:50:23)
卍 > (おかえりの言葉には、なんだかむず痒そうに、言い換えれば面映ゆい様子で視線を下げ一度頷いた。)―それが食ってきちまったんだよな、朝からずっと飲んでてな…(実際はと言うと昨晩の深夜から飲んでいる。寝よう寝ようと思うのだが、眠れなかったのだ。男は謎の体調不良だと思っている様だが、現代人は同じ現象を遠足の前日なんかに経験したりする。) (01/14-23:50:57)
娯暮雨 > 良かっ―…(た、と言いかけて、思いもよらぬ言葉にぱちくり瞬き)何かあったのでござろうか…?(朝からは珍しい気がして。不思議そうに見つめた相手の顔。)でも、お腹減ってないなら良かったでござるよ。(と、また直ぐにへらりと笑えば、ふわゆらりと尻尾を揺らし。台車の後ろへと回り込む) (01/15-00:00:36)
卍 > 昨日の喧嘩で昂ぶり過ぎたのかねェ、何か眠れなくてよ。(相手の動きを目で追いつつ、ぐっと台車の持ち手を持ち上げ。) お前は何か食ったのか?付き合うぞ。(昼食に対する問いがあったと言う事は相手はまだ食べてないのではあるまいか、そんな思いから出たセリフ。ゆっくりと台車を引き、歩き出しつつ。) ―このまま行くならどっかで鍬を借りねェと。忘れて来ちまったンだ。 (01/15-00:04:46)
娯暮雨 > ふふ。楽しい喧嘩だったのでござるね。実は拙者もね、あんまり眠れなかったのでござるよ。(相変わらずな様子を聞けば、楽しそうな声色に。)ううん。大丈夫。拙者もお昼は済ませたから…―(ただ、相手が何も食べすに来やしまいかと多めに作っておいただけの話で。台車の後ろに回れば見える背中の鬼の字に見惚れていたせいで、次の言葉への反応が微妙に遅くなった) ―…あっ、鍬でござるね…!(ぴこん!と狐耳を立てればパタパタと家の中へ鍬を取りに行って戻ってくる)っと、これで準備万端でござろうか…?(首コテリ) (01/15-00:14:14)
卍 > …体調なんか悪くしてねェだろォな?(己ならともかく、相手がそうなるのは心配だ。肩越しに振り返っては訝し気に眉を寄せ。相手の気持ちなど知らず、”ならば真っ直ぐに墓へ向かおう”などと考えていた折、相手が鍬を持ってきてくれるとフッと微笑し。)―有難ェ、助かったよ。 じゃァ行くか。(ごろりごろり。久し振りの里の景色を楽しむ様に、男の足取りは少しゆったりと。背後から見ても解る程、男の視線は色々な方向へ忙しなく向けられる。)~♪ (01/15-00:18:47)
娯暮雨 > ちっとも。寧ろ、最近はずっと調子が良いのでござるよ♪(心配そうな顔が覗けば、向日葵のような笑顔を咲かせて。眠れなかったのは、きなこの事や今までにあった事を考えていたから。それと、久しぶりに相手に会える事になったからでもあった。)うん…♪(行くか、の言葉を合図に鍬を台車に乗せれば、後ろから同じペースでゆったりと台車を押して進む。景色を楽しんでいる様子の相手へ、暫く声はかけずに置いて。) (01/15-00:27:55)
卍 > ―だったら良いが、今日はちゃんと寝ろよ?(たまの夜更かしなら、の感覚。自身は破滅的な不摂生っぷりなのに妻に対しては些か過保護なこの男。また長い闘いの日々に明け暮れていた男にとって、この里の景色、空気は貴重だ。拒絶してきた”平穏”と言うモノが、ここでならすんなり心に受け入れられて。時間をかけて、やがて二人は墓所近くの林へ。) (01/15-00:33:26)
娯暮雨 > 卍さんこそ。(この約束が果たせたら、また直ぐに去ってしまうかもしれぬ背中に、短く、優しい声音で返す。お墓のある裏山の野原に近づくにつれ、風鈴の音が遠のいていく。静かなその場所には、うっすらと真っ白な雪が積もっていて。けれど小さな白い岩で作られたお墓の周りだけは、雪が積もる事もなく。岩のすぐ傍では雀が3羽戯れている。) (01/15-00:41:15)
卍 > (墓石が目に入った時、男は一度足を止めた。ソレが無意識の物なのか、何か思う所があっての事なのか、兎に角男は時間にして数十秒程度、じっと墓石を見つめていて。思い出した様に突然また歩き出すと、口元には薄い笑みが。) ―雪が気を遣ったみてェに見えるな。ちょくちょく人が来てるからかね? (01/15-00:44:31)
娯暮雨 > ふふ。不思議でござろう?(人が来てる、の言葉に頷く仕草は相手からは見えぬだろう。お墓の脇には、小さな折り紙の鶴が添えられていて、それが積雪を防ぐ結界をはっていたりする。)―…きなこ。卍さんが向日葵と一緒に来てくれたでござるよ。(墓石へと声を掛け) (01/15-00:52:25)
卍 > ――何でェ。そういう事か。(墓石の目前まで来てようやく相手の言葉に担がれていた事が分かり、折り鶴を見つめクスリと笑った。死人に手を合わせぬ男は、そのままの姿勢で目を閉じ。)((随分遅くなっちまった。―悪ィな。))(暫くそうしていた後目を開ければ、鍬を片手に墓石の隣へ移動し。)―さァ、体が冷え切る前にやっちまうか。 (01/15-00:56:35)
娯暮雨 > (相手が目を伏せている間に、朝がた供えたきなこご飯の茶碗を下げる。雀達がすっかり食べてしまったのだろう、米粒が少し残っている程度のそれを風呂敷に包んで仕舞った。)そうでござるね。じゃあ―…『日和坊』(すぅ、と息を吸うと印を結び、静かに唱えた。ほんの少しの間辺りがぽかぽかと温かくなって。10本の向日葵が植えられる範囲の雪を溶かす) (01/15-01:05:53)
卍 > (妻の術を目にする度に思う事。様々な妖怪達の力を借りていると思われるその術式は、妻の人格をそのまま表していると言えよう。傍にいながら妻と戦いたいと思わぬ理由、ソレが少し、今になって解った気がした。鍬を使って墓石の両脇の土を手早く掘り下げると、台車の元へ戻り。) ―アイツにゃ少しでけェ借りが出来たな。(mistが入手してくれたひまわり、ソレはこの冬の間、実際変わらず大輪の花を咲かせ続けた。どこでどうやって手に入れたのか、己には想像もつかず。) (01/15-01:10:43)
娯暮雨 > (これから、この地に向日葵の花が咲く。これまでとは違った景色になる。うんと大きくて、力強い花が、大好きだった友達の傍に居て、いつまでも咲き続けてくれる。)拙者は、卍さんにもだけど、ミストさんには、大事なものを貰ってばかりでござるよ。(ゆらり、尻尾を揺らして向日葵の花弁に手を添えれば微笑んで) (01/15-01:19:22)
卍 > ―ソレは俺も同じさ。(mistにも。目の前の相手にも。なのに何一つソレに対する返礼をして来なかった。ようやっと姉の力を借り、小さな小さな返礼が出来たのがこのひまわりだと男は思っていて。まずは墓石の片側の穴へ五本を均等に配置すると、屈みこんでは両手で土を被せていく。) (01/15-01:23:04)
娯暮雨 > きっと生きてる限り、増え続けるのでござろうね。(借りも、大切なものも。ずっとずっと増え続けていく。するりと花弁から手を下ろせば、あとの5本を墓石を挟んで対になるように植えていく。己の世界とは違う香りのする柔らかな土を被せ、元あった土と馴染ませて、一本一本を大切に植えていった。) (01/15-01:29:45)
卍 > (ぽんぽん、硬くなり過ぎない程度に被せた土を抑えると、相手より一足先に墓石の正面へ立ち。) …なかなかイイじゃ無ェか。(墓石の両脇に華やかに咲くひまわりを見、満足げにニィと笑った。) (01/15-01:31:46)
卍 > 長い時を掛けて、何かの巡り合わせで俺も少し変わった。借りた分は少しずつでも返していかねェとな。(ぽんぽん、硬くなり過ぎない程度に被せた土を抑えると、相手より一足先に墓石の正面へ立ち。) …なかなかイイじゃ無ェか。(墓石の両脇に華やかに咲くひまわりを見、満足げにニィと笑った。) (01/15-01:32:53)
娯暮雨 > ね。(向日葵のお礼を未だにミストに渡せずにいる事を思えば、しっかりこっくり頷いて)うん。とっても素敵でござる…♪((ね、きなこ。))(墓石の前に立つ相手の斜め後ろに立てば、小さな墓石と、大きな向日葵と、以前よりも大きくなったように感じる夫の背中がいっぺんに眺められる。2人がそうしている間、どこかへ飛んで行くわけでもなく近い場所に留まっていた雀たちは、不思議そうな、それでいてどこかキラキラとしたつぶらな瞳で大輪の花を見上げていた。) (01/15-01:39:55)
卍 > (墓石の元で眠るきなこや妻には悪いが、男自身、自分の為に今日この場へ来た部分も有る。やっとあの日の出来事に、あの日から抱えっ放しでいた大きな問題に、一つの区切りを着ける事が出来たと。最初に立ち止まった時とは比べ物にならない時間、男は黙って墓石を見つめていた。) ―あの狂鬼に花は要らねェ。妖孤は娯暮雨の中に還ったンだろう。…俺の中でやっと”長い一日”が終わった様な気がする。 (01/15-01:44:19)
娯暮雨 > …お母さんも、きなこも、みんなずっと拙者と一緒でござるよ。卍さんが気づかせてくれたあの日から、ずっと。(静かに前へと進めば、多くを背負わせてしまっていたその背に手を添えて)―これで、いよいよ新しい日々に進めるでござるね。(長い月日会うことの無かった夫が今日ここへ戻ってきたのは、この件があったからだろう。これで漸く、心の底から戦いに身を投じる事が出来るだろう。そのことを、心から良かったと思う。) (01/15-01:59:00)
卍 > (背中に触れる感触へ気付くと視線を相手へやり、曖昧な笑みを浮かべて見せた。)―気付いたのはお前自身さね。 俺は…もう一つやる事が残ってる。時間のかかる事じゃねェけどな。(空になった台車を引き、墓石に背を向け。) 怪仏庵を山へ還さねェとな。(ひまわりも無事にここへ持って来れた今、もうソレが出来ない理由は無く。) (01/15-02:03:34)
娯暮雨 > (そんな顔をされるのが分かっていたから、ありがとうの言葉は胸に留めておいた。台車を引き始める相手を今は追わず、その時が来たかと思う。)これから、でござるか?(もう、必要ないと分かっていても去年の末もついつい大掃除をしてしまった怪仏庵。ゆら、と2本の尻尾を揺らしながら小首を傾げて) (01/15-02:08:24)
卍 > …出来る限り早く。俺の中には、この目で見てきた、この手で命を奪ってきた”強ェ奴ら”の魂魄が在る。そう思って闘ってきた。 ―が、もういい加減眠らせてやらなきゃいけねェよ。連中が輪廻の輪を潜ってもう一度俺の前に立つ日が少しでも早く訪れる様に。(誰からも知られぬ、誰からも冥福を祈られぬ、そんな者達の為に建てた庵だ。この場所へ来て、今一度男は決意を新たにした。) (01/15-02:14:45)
娯暮雨 > じゃあ、その時は拙者も一緒がいいな。(相手が望めば、今すぐにでも構わなかった。心の準備は、もう出来ている。)ね、いいでござろう……?(後ろ手を組めば、相手の隣に立って顔を覗き込む。忍法、上目遣いでお願い!の術。相手が頷く様な催眠術を掛けるかのように、2本の尻尾が背後でゆらゆら一定のリズムで揺れている。) (01/15-02:20:39)
卍 > …。(相手は自覚しているだろうか。催眠術など使わずとも、男は大概妻のその目には抗う事が出来ない。口元をへの字に結んだ後、男は小さく頷いた。) お前さえ良いなら今日はこっちで過ごすつもりで来た。次にお前がこっちへ来た時、二人で庵に最後の挨拶をしよう。(いつか庵は『二人の場所』だと言った。異を唱える理由など無く。) (01/15-02:25:06)
娯暮雨 > (口がへの字に結ばれると、そのへの字を真似るように、眉が八の字になりかけたのも束の間、小さな頷きにパッと顔を綻ばせた。更に続いた言葉に、じわじわと嬉しい気持ちで胸がいっぱいになって。仕舞にはちょっと泣きそうな眼差しでへにゃっと笑んで、こくんっと頷いた。)うん…っ♪(ぱたたっと先ほどよりも早く尻尾と狐耳が揺れる。) (01/15-02:32:21)
卍 > (相手の表情に笑みが戻るのを見届けると、ゆるりと笑んで頷き、歩き出す。途中一度墓石を振り返ったきり、再び振り返る事は無く。)―妖鬼隊の連中や蟹坊主は元気か。(木々を抜けちらほらと建物が見えてくる頃、男は口を開いた。) (01/15-02:35:54)
娯暮雨 > (去り際に、またね。と墓石の下で眠る友と寄り添う向日葵に手を振って。)あ、うん……。みんな、元気でござるよ。うん。(唐突な問いに、こくこくと頷く言葉はほんの少し歯切れが悪い。同じように皆から「卍は元気か」と問われる度、およそ1年の間「きっと元気」といった返事を返し続けてきた時の皆の呆れ顔を思い出したからだ。)折角だから、皆のところと、河童先生の所も寄ってくでござるか…?(夕餉の準備まではまだ少し時間がありそうだから、提案を) (01/15-02:43:27)
卍 > …何だ?歯切れ悪ィな。(相手の思いなど露知らず、もしや何かあったのかと訝し気。顔を見た瞬間に話が出ない辺り大事ではないだろうと思ってはいるが。) 迷惑にならないなら是非とも。特に妖鬼隊の奴らにはあの一件以降顔も見せて無ェしな、一発ずつぐれェは殴られそうだ。(冗談めかしてはいるが2割程度は本当にそう思っている。なんせ事の顛末も見届けぬまま去りっぱなしなのだから。) (01/15-02:47:27)
ご案内:「鬼ヶ岳(昼)」に卍さんが現れました。 (01/15-02:50:08)
娯暮雨 > や、でも、皆ぜったい喜ぶでござるよ。(うんうん。と頷いて。)隊長とか、蟹坊主とか、卍さんの事、離してくれると良いのでござるけど…。(その件の話も含め、再会を喜んでそのまま飲み始めて本部でずるずると夜を明かす事になったら、それはそれで個人的には寂しいのだ。んむむ、と口を尖らせながら台車を押して) (01/15-02:55:50)
卍 > …だったら良いんだけどよ。(次ぐ言葉には少し声が漏れる程度に噴き出して笑った。) ククッ、そうならそうで願ったりだ。此処は飯も酒も美味ェからな。(声を弾ませそれだけ告げると軽く肩越しに視線をやり。)―が、今日はイイ時間で切り上げさせて貰おうや。夫婦が久々に顔を合わせたんだ、あの”隊長”はそういう野暮を言う様な男じゃねェだろ。 (01/15-03:02:54)
娯暮雨 > あぅ…(相手が願うなら、仕方のない事だけど。それでもションボリ狐耳が垂れたところで向けられた視線。相手も同じ気持ちだろうかと思えば、ぱちくりと瞬いた後、こく。と頷いく)帰ったら、家でも美味しいご飯とお酒、用意いたすね。(えへへ、とはにかんで。そうしている間に妖鬼隊本部の近くまでくれば、のんびりと辺りを行き交う人からは「おや、お帰り」「元気にしとったん?」と、卍へたくさんの声が掛けられる事だろう。) (01/15-03:12:54)
卍 > …ッ。(ぱっと華やぐ相手の顔を見て、思わず息を吞む。妻の顔を見ないまま、長く戦いに明け暮れていた中で心の中で何度もリプレイしたその顔。)―あァ、胃袋は空けとく。(ニヤついてしまいそうな表情を隠す様に正面を向くと、本部はすぐ近くにあった。己に掛けられる声にはいつも通り慣れない様子で短い返事を返しつつ。) (01/15-03:17:30)
卍 > …ッ。(ぱっと華やぐ相手の顔を見て、思わず息を飲む。妻の顔を見ないまま、長く戦いに明け暮れていた中で心の中で何度もリプレイしたその顔。)―あァ、胃袋は空けとく。(ニヤついてしまいそうな表情を隠す様に正面を向くと、本部はすぐ近くにあった。己に掛けられる声にはいつも通り慣れない様子で短い返事を返しつつ。) (01/15-03:17:51)
娯暮雨 > …うんっ♪(弾むような返事と共に、ふわんと大きく尻尾が揺れて。何人もの人から掛る声の中に、聞き覚えのある声が混じる。「やァ、元気そうだな。卍君。」と、その声の主は見覚えがあるであろう、妖鬼隊長の伍尭だった。頭の上には蟹坊主が乗っている。)噂をすれば、でござるね…。(くすり、笑って) (01/15-03:26:39)
卍 > (妻のセリフに苦笑に近い表情で頷く。この隊長の事だ、何なら己が此処へ出向く事も最初から知っていたのかも知れないと思った。)―あれ以降挨拶も無しで悪かったな、そっちも変わり無さそうで何よりだ。(そして隊長の頭上に居る蟹坊主へ視線を向け、頷くような動作とともに微笑を向けた。) (01/15-03:29:18)
娯暮雨 > 伍尭:そいつァお互い様だろう。「その時」が来れば会える。そういうモンさ。(まるで世間話の続きのような口調で緩い笑みを向ける。言い終わるやいなや、頭上からは蟹坊主の歓喜の声が被り気味に降ってくる「達者で何より卍殿ォーブクブクブク!」なんて、泡交じりで聞き取り辛いかもしれないけれど、大層喜んでいる様子であった。) (01/15-03:37:01)
卍 > 今日がその時になるとは思って無かったぜ。(皮肉めかしたやり取りはその辺にし、台車から離れると数歩歩み寄る。が、蟹坊主の大声に男は驚嘆した様に後ずさり、少し引き攣った笑みを浮かべた。)泡出てンぞ、カニ。あァそっちも元気そうで何よりだ、寿命で死んじまってたらどうしようかと思ったよ。 (01/15-03:41:36)
娯暮雨 > 蟹坊主:おっとブクブクこれは失礼ブクブク。いやはや年を取ると涙腺…涙腺?が緩んでいけませんな。なに、この蟹坊主、寿命などとはまだまだほど遠い所におりますぞカニカニカニ…。寿命と言えば、最近、里に新しい命が生まれましてな。ほら、娯暮雨ちゃんちのお隣さんの――…(と、止まぬ蟹坊主のお喋りを宥めるように、どこかで風鈴の音が「…リィ――ン」と響く) (01/15-03:47:28)
卍 > おいカニ…お…おい娯暮雨、蟹坊主を止めてくれ。(相変わらずよく喋るなァと汗マーク浮かべつつ、妻を振り返りSOS発信。) 伍尭、ずいぶん時間が経っちまったが、約束の杯を交わそうや。(五体満足で帰還した妻も居る。事が済めば他愛ない話を肴に酒を飲もうと、その約束を果たそうと。) (01/15-03:52:55)
娯暮雨 > えっ。はーい…っ?(喜んでいる蟹坊主の様子にほっこりしながら台車を邪魔にならない場所にとめに行った先で受信したSOS。ててっと皆の場所へと戻れば、汗マークな夫と、ククッと笑いを堪える隊長と、風鈴の音で落ち着きを取り戻した蟹坊主の姿があった。)伍尭:ああ、そうだな。焦るなよ蟹坊主、まだ時間はたんとあるさ。…さ、入ってくれ卍君。もちろん娯暮雨もだ。この日のために用意した極上の酒がある。それと、あの日、あの場所で君に拳を託した顔も揃ってる。皆で杯を交わそう。(2人を促す様に門を押し開く。中では、妖鬼隊のメンツのみならずおじいちゃんにおばあちゃん、河童先生の姿もあって。結局この場で里の皆と顔を合わせる事になるのだとか。) (01/15-04:03:56)
卍 > ―本当に、アンタぁ今日がその日だって知ってたみてェだ。(心底驚いた表情で、感心の声。とは言え男の興味は分かり易く『極上の酒』に惹かれていて。) …娯暮雨、行こう。ドタマにこびり付いたあの一件の”良くねェモン”を綺麗さっぱり終わらせようぜ。(誰一人欠ける事無く宴に顔を揃え無心に興じれば、一つのキリとしてはこれ以上無いモノになるだろうと。男はこの日ばかりは、普通の少年の様によく笑い、よく喋った。少々飲み過ぎただろうかと思われる程よく飲み、それでも妻との時間を忘れる事無く、男にとっても”これ以上無い”幸福な時を過ごした。) (01/15-04:12:02)
ご案内:「鬼ヶ岳(昼)」から卍さんが去りました。 (01/15-04:13:50)
娯暮雨 > 伍尭:忍びの真髄は諜報だろう?隊員から知らせが入るのさ。(実際は、ただ単に娯暮雨から卍の来訪を聞いた妙河からのまた聞きだったりする。ケラリと笑えば、2人を招き入れた。うん、と頷いて夫に続いた妻は、この日を迎えられた事に心から感謝し、そしてただただ純粋にその場に流れる時を楽しんだ。日が暮れても夜が更けても皆はまだ帰らぬと言い、それはおじいちゃんやおばあちゃん、お兄ちゃんも同じだった。それが皆の計らいでもあったのか、結局は半ば強制的に2人だけで妻の家へと帰る事になるのでした。) (01/15-04:24:53)
ご案内:「鬼ヶ岳(昼)」から娯暮雨さんが去りました。 (01/15-04:24:59)
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