room00_20170121
ご案内:「時狭間」にmistさんが現れました。 (01/21-21:13:48)
mist > <ヒュル…>(霧が渦巻けばカウンターの前で人の姿を形どり、トン、と床に降りて) や。マスター。 今宵も冷えるね。 いつもので。(カウンターの椅子を引けば腰を下ろして) (01/21-21:15:20)
mist > ・・・何これ。(席に座るや否や、紅茶よりも先に箱が出てきた。 きょとりとした目をマスターへと向けて) (01/21-21:16:03)
mist > ゴボウから?(箱を手に取れば、一瞬目を丸くして。 ふ、っと目を細め、愛しいものを見るような笑みが浮かべば、箱のリボンを丁寧に解いていく) (01/21-21:17:16)
mist > ・・・ははっ。綺麗。(中に入っていたブローチを手に取れば、光に透かして眺めて。)・・・嬉しいな。(少し考える様に首を傾げれば、襟元にブローチをぱちん、と止めて)似合う? (01/21-21:19:08)
mist > (仲が良いよな、の言葉に、笑みをマスターへと向けて)ん。卍の嫁って意味で、妹と思って居るのもあるけれど…。それ以上に、僕はあの子が愛おしくて堪らないんだ。 なんていうのかな…。多分、僕が人間───亜種も含めて、だけど。 彼らに惹かれた最たる部分の結晶とでもいうのかな。 理想って言うか。(ゆるり、小さく首を傾けたまま、自分の思考を探るように目を伏せて) (01/21-21:24:18)
mist > 無論、判っては居るよ。 人という生き物に限らず、善も悪も全ての者の中に混沌として存在をしているっていう事は、ね。 でも、自分以外の種に対して、何の違和感も無く慈しみや思いやりを持てるのは、人に近しい種だけだから。 少なからず僕が知る限りでは。 だから、僕はそういう心優しい者や、他を悼み、思いやる者が好き。 そうして自分の足で、前を見すえて生きる意思の強い者が好き。 ゴボウは嫋やかでともすればとても脆くか弱く見えるけれど、とても強くて優しい子。 だから僕はあの子には惹かれずには居られないんだよ。 自分の命すら、惜しくない程の想いを抱ける子は極僅か。 それだけに…、堪らないよね。こういうの。(ふふっと嬉しげに笑って) (01/21-21:31:12)
mist > お返しは何にしようかな。 こういうの考えるのも楽しいよね。 ・・・ン?(マスターの視線に小さくかくん、と首を傾げて) (01/21-21:33:42)
mist > (マスターの問いかけに可笑しそうにくつくつと笑う) マスターも正体不明だけど、やはり人に近しい種には違いないんだ? そういうのってヒトの価値観って感じだよね。 ほんの10年程の事さ。 そうだな・・・。何て言えば判りやすいかな…。(一度軽く目を伏せて) 子供が虫の幼虫や蟻をガラスに入れて眺めたりするでしょう? 多分その感覚に近いんじゃないかなと思うけど。 それ以前は、僕の人との関わりはそういうものだったんだよ。 世界が違うと言うか、そもそも交わるものだとさえ、思って居なかったんだ。 忙しなく姿を変え、世界の彩を変えて行く、精々テリトリーを侵されると困る程度の認識。 人間が何を考えているのか、とか。 どういう風に思って居るのか、とか。意識する様になってからはまだ日が浅いよ。 (01/21-21:41:10)
mist > 楽しいとか、嬉しいとか、そういう感情はあったけれど、今の様な感じじゃ無かったかな。 誰かの事を思いやる、そういう姿がとても綺麗で、暖かくて、それに触れたから今の僕がある。 誰かに何かを贈る楽しみも、ね。 だから今は夢中だよ。 人の世界に触れる事で、多分僕の世界はとても広がったと思うんだ。 こういう思考自体とても人間的で、僕はね。そういう自分を気に入っているんだよ。(紅茶を口に運んで) (01/21-21:45:20)
mist > (わからんな、と真顔で言うマスターに、可笑しげに笑って)まるでオパールの輝きの様でしょう? 人間の思考って。 知らないの?マスター。 竜は綺麗な物が好きなんだよ。 (01/21-21:47:46)
mist > ・・・いや、マスターの事言ってるわけじゃないんだけど。 マスターが何考えてるのか判んないし。 …ああ、でもマスターの事も好きだよ? だから僕の好みなタイプなんだろうな、とは思うけどね。(オパールなんて柄じゃないと、何処か照れ隠しの様にぶっきらぼうに言う男に、からかう様な口調を投げて) (01/21-21:51:50)
mist > (ふん、と鼻を鳴らしそっぽを向いてグラスを吹き始めたマスターの様子が少し珍しくてくすくすと笑う。 静かな時間が流れ出す。 紅茶を一口口に含み、懐から本を取り出せばページを捲り) …願わくば、こうして人に交わって、この先ずっと人の世界の中で生きてみたい。 今は、そう思って居るよ。僕は、ね。 (01/21-21:55:10)
mist > (その一言を最後に会話は途切れる。 こぽこぽとサイフォンの奏でる音。グラスを吹く音。本のページを捲る音。暖炉の火の爆ぜる音。窓を揺らす風の音。 ━━━静寂。) (01/21-22:08:57)
mist > …ん…。(ぱたん。本を読み終えると軽く伸びをして) ん、ああ、今日は色々やろうと思って居た事もあったんだけどね。 可愛い義妹から素敵な贈り物を貰った事だし、そろそろ帰るよ。 リュウヤにも見せたいし。これ。(ふふっと笑ってブローチに触れて) お休み、マスター。(コインをかちりと置けば、席を立ち、来た時と同様にヒュルりと霧になって消えて) (01/21-22:25:29)
ご案内:「時狭間」からmistさんが去りました。 (01/21-22:25:41)
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