room00_20170526
ご案内:「時狭間」に雨泪さんが現れました。 (05/27-01:19:14)
雨泪 > 外:(新月の晩。ひと際色濃い闇が、一体どこまで続いているのか分らぬ儘に歩き続け、とうとう此処が行き止まり。とばかりに足を止める男が一人)―…こりゃあ…また…。立派な家じゃのぉ…。(深めに被っていた笠を持ち上げながら、目の前に佇む店を仰ぎ見る。ほけー…っとまるで夢でも見ているような顔をして。) (05/27-01:27:26)
雨泪 > 外:(ドア板に手を添える。ドアノブを撫でる。)ええ作りじゃ…。(おぉ…。と、感動した様子。)……しかし。(くるり、来た道を振り返る。いい加減歩き続けたが、他には確かに何も無かったのだ。)…まぁ、ええか。戻ったところで、帰れるかどうかも分からんけんの…。(諦めた風な溜息一つ。後頭部をさすりながら、再び前を向けばドアを開いた。)ごめんくださ―… (05/27-01:35:27)
雨泪 > ≪…ラン♪≫(と頭上に下がったドアベルが音を立てたのに合わせて、肩が跳ねる。と、胸に下げた小さな鈴も、リン、と鳴った。)……鐘じゃ。(見上げた先にドアベルを見止めれば、おぉ…。と驚く。にしても、暫しの徘徊ですっかり闇夜に慣れてしまった目には、店内の明かりは随分と眩しく感じられた。たまらず細めた目を店の奥へと向けたなら―)……人じゃ…。(カウンター奥に居た店主と目が合った。) (05/27-01:41:37)
雨泪 > ごめん、ください。(漸く明るさに慣れてきた目をしぱしぱと瞬かせながら、被っていた笠を取ると、頭をへこりと垂れた)あのう、付かぬ事を伺いますが…。…ええじゃろうか?(静かな店主に、恐る恐るといった調子で尋ねる。物言わぬ店主の目礼を承諾と受け取れば、再度の一例の後、落ち着かぬ様子で店内をちらちら見つつ、カウンターへと足を進めた)―此処は、天国じゃろうか。地獄じゃろうか…?それとも、ワシの家の近所じゃろうか……? (05/27-01:50:12)
雨泪 > ―とは言え、ワシの家の近所にこんな所があるとは、ちいとも知らんかったんです、けれど…。(あはは、と困った様に笑いながら、笠をカウンターに置き、錫杖を立てかけて。店主の返答を待った。『時狭間 だ。』と、返された。) …時狭間。(呆けた顔で、オウム返し。)…時の、狭間で…。 時狭間。(手の平を顔→腹→胸の高さへ順に掲げて、ただただ復唱。仕舞に、こくりと頷いた。)ふむ…。(よく分かっていない顔) (05/27-01:58:49)
雨泪 > いや、あの。つい一寸前…言うてももう半刻ほど前じゃろうか…。目が覚めて、厠に行った時は確かに家の中やったんです。……それが、気ぃが付いたら時狭間、とは。…いやはや、何が起こるか分からん世の中じゃ…。(なはは。と力なく呑気に笑っていたら、『ご注文は?』と尋ねられた。)…ご注文?(え?と瞬きを二度) (05/27-02:10:30)
雨泪 > 注文―…言うても、今は手持ちが―…(なかった筈の懐を漁る。と、出てきたのは1枚の小判)…何故かある。(覚えのない小判を眺めては、おぉ…とただただ驚くのみで。)ワシは、多分夢でも見とるんじゃろうなぁ…。これが六文銭やったら、今すぐ飛び起きんといけんのじゃが…。折角じゃ。腹が減ってはなんとやら…何か馳走になろうかの。(これは夢。中々に腑に落ちる結論が自身の中で出たならば、途端に寛いだ様子でカウンター席に腰を下ろす。) (05/27-02:22:27)
雨泪 > (こうして落ち着いてみると、腹が減っていた事に気付く。食べ物なら何でもいいが、折角の夢ならば、食べたことのない物が良い。という訳で、小判を手渡し、お任せ注文。) (マスターが料理を運んできた。)『ピーチ粥とピーチシャーベット&桃のスパークリングワインセット だ。』(桃の節句にちなんだ甘い桃をふんだんに使ったとろ~りあつあつのお粥と、グラス入りの冷たいピーチシャーベットにスパークリングワインを注いだデザートのセットです♪桃好き甘党にお勧めの1品!桃の節句イベントメニューです♪) (05/27-02:30:41)
ご案内:「時狭間」にアステル☆さんが現れました。 (05/27-02:33:06)
アステル☆ > (清風が吹き込むように夜闇を払拭する朝焼けの光が窓から射しこむ。その風光は窓で作られた内と外との隔たりなど無いかの様に、妖精を屋内へと運びこんだ。)こんばんは、マスター! 珍しく今夜も人がいるな。 (05/27-02:36:29)
雨泪 > おぉ…。なんじゃなんじゃ…。(一体コレはなんなんじゃ…状態で、出てきた品々に目を見張る)ええと、ぴいち…?(何だったか、と確認すれば、店主はメニュー名を繰り返した後、全て桃だと教えてくれた。ふむふむ。)見たことも、聞いたこともない食べ物じゃのう…。(ほへー…っとしながらも、その中でも馴染みがある粥に手を伸ばせば、一口食べて) (05/27-02:36:59)
アステル☆ > (朝焼けと思えた光は射しこんだ時と同じように鮮やかに引いて、窓の外は再び煌々と照らす月と星の瞬く安寧の夜が訪れる。)どうだ? ミストは手紙を受け取っただろうか。 あ、今日もハニーミルクで頼む。>マスター (05/27-02:38:54)
雨泪 > …甘くてうまい。(一口食べるなり、頬を綻ばせ―た所で差し込む光につられて視線を新たな客の方へと。見慣れぬその姿に丸くした目を瞬かせながら、お粥をもぐもぐ。ますたーと呼ばれた店主と交互に見やって、もぐもぐ…。) (05/27-02:40:33)
アステル☆ > (小さな来訪者はそのままカウンターの上にある鉢植えを止まり木代わりに陣取り、マスターと会話をし始める。ちらっと雨泪を見て。)新しく迷いこんだかな?(話しかけてみた。)>雨泪 (05/27-02:41:28)
アステル☆ > ああ、良かった。受け取ったんだな。(頷きながら、差し出されたハニーミルクを受け取る。)今日はクッキーのサービス付き? 気前が……ああ、リュウヤの。ふむ。では遠慮なくいただこうか。 (05/27-02:44:03)
アステル☆ > (ミストの旦那が作ったクッキーを茶請けに、ハニーミルクを口に運ぶ。)……ふむ。……これはなかなか。(ほくほく顔。ただし妖精に対してクッキーのサイズはあまりに大きい。小さく手で割りながら口にしている。) (05/27-02:45:45)
雨泪 > (初めての味を楽しむ余裕は少ない。ついつい釘付けになっていた視線を外せずにいると、目が合った)…はぁ。(話しかけられると、もう2度の瞬きを)はじめまして、で良いじゃろうか…?(なんて、当たり前のことを聞けばへらりと笑って) (05/27-02:46:08)
アステル☆ > うむ。初めまして。ここに迷い込んだのも初めましてかな?>雨泪 (05/27-02:46:51)
アステル☆ > …………。(暫くモクモクとクッキーを楽しんでいたが、ごくん。と飲み込んで、ポンッと手を叩く。)おおっ。(妖精、何かを思い出した。)マスター、紙を一枚くれないか。追加でミストに手紙を出したい。>マスター (05/27-02:48:22)
雨泪 > そうじゃな。こんな不思議な場所に迷い込むんも、こんなに小さなお方と話をするんも、ワシは初めてじゃ。あなた様は、この世界は長いようじゃが…? (05/27-02:49:51)
アステル☆ > (マスターが出してくれた紙は妖精の倍ほども大きい紙で、カウンターの上に広げられた紙の上を小さな雷光が踊る。空気を絶縁破壊するバチチッ! という音が数秒間だけ小さく響き、紙の焦げた香りがふんわりと漂った。) (05/27-02:51:35)
アステル☆ > ああ。私はそこそこ長い。何か聞きたいことがあれば、今聞いておくと何かとお得だろう。(ふんす。と薄い胸を張る。)>雨泪 (05/27-02:52:12)
アステル☆ > (カウンターの上に広げられていた紙が独りでにくるくると巻かれて、どこから飛んできたか蜜蝋が垂れて印が押される。)ミスト宛てだ。頼む、マスター。>マスター (05/27-02:57:40)
雨泪 > …いやぁ、びっくりじゃ…。(光の風に、小さな雷光。術の類だろうかと思いながらも、感嘆の吐息をついて)そりゃ、ありがたい。では、此処から帰る術を教わるんは可能じゃろうか…?(こて、と首を傾げ) (05/27-02:57:44)
アステル☆ > うむ。まずこの土地の性質だが、心の深い所にある望みを『道』に反映している節がある。例えば、あなたが元居た場所で何か困難に遭っていて、もうそこのどこにも居たくない。と強く願っていたとしよう。そうすると、ここへ通じやすくなる。帰る場合は逆だ。心の底から願っていれば、森の中をどう進もうが、だいたい最終的には還りたい場所へ還りつく。 (05/27-03:02:26)
アステル☆ > (マスターが蜜蝋で封した手紙を仕舞いこむのを確認して、小さくクッキーを割りながら雨泪に視線を戻す。クッキーとハニーミルクを交互に口に運びながら、通じたかな? と、首を傾げた。) (05/27-03:06:24)
雨泪 > 困難…はあっても帰らん訳には行かんしのぉ…。(此処へ来る前の元居た村の景色を思いだせば、頬をかきながら困った様に笑って。)森ん中を進みむだけ進んでたどり着いたんが此処やったが……。なるほど。それで帰れるんやったら、なんとかなりそうじゃ。(うんうん、と頷く。安心したのか、柔らかな笑み浮かべ)…どうも、ご親切にありがとうございます。(へこり、頭を垂れた。) (05/27-03:09:18)
アステル☆ > 何、構わない。ああ、しかし紙を一度でも折ると折り目の癖が付くように、一度でもこの森に迷った者は迷いやすくなる傾向がある。森を行くのなら、マスターに頼んである程度の保存食を分けてもらってから進むと良い。 (05/27-03:11:27)
アステル☆ > さて。では私はそろそろ行く。>雨泪 ご馳走様、マスター。今夜も美味しかったぞ。>マスター 2人とも良い夜を過ごせ! (05/27-03:12:17)
アステル☆ > (朗らかに笑った妖精は2人に声を掛けて、来たときと同じように光の風に乗る。窓を透過し闇の濃い夜の森へと飛び去って行った。) (05/27-03:13:18)
ご案内:「時狭間」からアステル☆さんが去りました。 (05/27-03:13:22)
雨泪 > (頭の中に折り紙を思い浮かべながら、ふむふむ。)いやはや、何から何まで世話んなって…。(ありがたい、と小さな相手にヘコヘコと頭を下げて)はい。あなた様もどうか、良き夜を―…。(不思議な光景に、今や驚くこともなく。楽し気な眼差しで、来た時と同じように消えるその姿を見送った。) (05/27-03:17:08)
雨泪 > …山ノ神様の化身じゃろうか。(にしては見てくれが可愛すぎるだろうか。のほほん、と笑って)なんもかも、夢のような体験じゃなぁ…。(ぴーちしゃーべっとやらも夢のような美味しさ。空になった器に、カラン。とスプーンを置く)―…例えこんな夢みたいな所に居っても、帰らんといけんと思える故郷があるワシは、幸せ者じゃ。(小さな案内人の言葉を思い返し、元居た世界を思い返す)のぉ、ますたーさん。(ね?と同意を求める様に小首を傾げた。) (05/27-03:28:38)
雨泪 > (店主は、とっても曖昧な笑みを浮かべる。)なはは。(そんな店主の反応に、楽し気に笑った。スパークリングワインでちょっと酔っているのかもしれない。小さな案内人に言われた通り、店主に保存食を分け与えて貰ったのち、何度もお礼を述べてから笠を被り、錫杖を持ち直せば、しっかりとドアベルを鳴らし、店を後にした。)≪…カラン!≫ (05/27-03:34:38)
ご案内:「時狭間」から雨泪さんが去りました。 (05/27-03:35:05)
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