room15_20170608
ご案内:「紫陽花の小道」に娯暮雨さんが現れました。 (06/08-23:42:37)
娯暮雨 > (風を切り、息を切らし、竹藪の中を走りこんでいた。走りこんでいた、筈だった。草履を履いた片方の足で地を蹴り、もう片方の足を地につけると、それまでとは違う、ぐにゃりとした感触に足を取られた。ずる…っと滑るようにつんのめる)Σひゃ…っ?! (06/08-23:46:37)
娯暮雨 > … と、 と。(一度体が宙に浮きはしたものの、けん けん ぱ っと着地して)はれ…?(大きく息を吐きだしながら、目をぱちくり。次いで後ろをくるりと振り返る。前にも後ろにも続いているのは、紫陽花の小道でござる。)あれ…? (06/08-23:52:44)
娯暮雨 > (辺りには竹など一本も生えていない。どうやら時空の扉を知らずに潜って仕舞ったようだと気づけば、困った様にゆるりと眉が下がる) …はぁ …っ (大きく肩で息をしながら、雨の香りを胸いっぱいに吸って、吐いて。)…… ふぅ…。(脱力、とばかりに膝に手をつき、くてんと頭を垂れる。) (06/08-23:58:59)
娯暮雨 > ―…ん。(ごくり、と唾を飲み込めば、口を結んで静かに呼吸を繰り返す。汗の浮かんだ顎の下を手甲で拭う。早かった鼓動が落ち着くのを感じながら、ゆるり、空を見上げた。)―……雨…。(なんて、今更。淡い靄のような霧雨の仄かな冷たさが、火照った体に心地良くて、目を細めた。) (06/09-00:07:09)
娯暮雨 > …それにしても、いきなりでござるね。(こんな風に、図らずして時空の扉を潜ってしまうのは、何だか久しぶりな気がいたす。くすり、困った様でありながら、どことなく楽し気な、そんな微笑。ゆらり、2本の尻尾が背後で揺れる。)…まぁ、あとは帰るだけだから、別に良いのでござるけど。(折角だから散歩でもして帰ろうか。濡れたって構やしない。膝から両手を離す。走っている時に随分と崩れて仕舞った三つ編みを解いて仕舞えば、ゆったりとした歩調で紫陽花の小道を歩き始める。) (06/09-00:16:24)
娯暮雨 > …♪(咲き乱れる優しい色合いの紫陽花を眺めながら、最後に此処を訪れたのはいつだったかと考える。それは随分と前の事。ひと際鮮やかな青の紫陽花が目に留まれば、深いブルーの瞳を持つ友人の顔が脳裏に浮かんだ。) 【雨音が綺麗な音色を奏でている。近くに『竪琴紫陽花』があるみたい。】 (06/09-00:27:09)
娯暮雨 > ((ルイは、元気かな…?))(元気だと、良いな。もしかすると、暫く会えていない内に結婚しているかもしれない。なんて事を考えていると、自然と眼差しが柔らかくなる。心地よい音が耳に届けば、眺めていた紫陽花から顔を上げた。狐耳がぱたたと揺れる。)…?何の音でござろうか…?(雨音を楽器で表現したならば、きっとこんな音だろう。足を進める程に近くなるその音に狐尾がふわわと揺れて。) (06/09-00:36:30)
娯暮雨 > …ゎゎ…。(紫陽花の妖精さんでもいるのかな、と思って歩み寄った先。どうやら、この竪琴のような音は、一朶の紫陽花から聞こえてくるようでござった。しとりしとりと雨粒を受ける度に、ぽろんぽろんと優しい音が鳴る。)不思議でござるね…。(はわぁ、とひっそり感動しつつ、指先で花びらをちょん。としてみる。どうやら雨を受けた時にしか、音は鳴らぬご様子。多分。) (06/09-00:46:12)
娯暮雨 > (それほど多くはないが、幾度か訪れたことのあるこの土地だけれど。この音に出会ったのは初めての事。分かっているつもりでいたのに、実は知らなかった素敵な一面を新たに見つけたような、そんな心地がして。ちょっと嬉しい。)…♪(余りに心地よいその音色は、ずーっと聞き入っていたら、眠気を誘いそう。) …ふ、ぁ。(と、小さな欠伸。) (06/09-00:57:53)
娯暮雨 > (不思議な紫陽花の存在を、家に帰ったらおばあちゃん達にも教えてあげよう。と考えながら、花びらから手を離せば、そっと後ろ手を組んだ。止めていた足を、またゆったり前に進めて小道を行く。)― …♪ ―……♪(竪琴の様な音色と、雨音に合わせて狐耳をぱたり、ぱたり、動かしながら。どこか懐かしい雰囲気がする子守歌の様な唄を口遊んで ) (06/09-01:05:29)
ご案内:「紫陽花の小道」から娯暮雨さんが去りました。 (06/09-01:05:32)
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