room03_20170620
ご案内:「ベンチの丘」に娯暮雨さんが現れました。 (06/20-22:31:42)
娯暮雨 > (時狭間の世界を訪れると、久しく足を向けていなかった場所へ出た。見覚えのある丘をゆったりと上がって行けば、ひとつのベンチに辿り着く。随分と長い間、誰からも忘れられているベンチは、少しだけひやりと冷たい。座面に落ちたままになっていた1枚の葉を広いあげ、腰を下ろした。) (06/20-22:39:43)
ご案内:「ベンチの丘」にボロボロの布きれさんが現れました。 (06/20-22:44:23)
ボロボロの布きれ > (そのベンチの足、その一つに風にあおられてきたのか、布きれが一枚ひっかかっていた) (06/20-22:45:09)
娯暮雨 > (指でつまんだ葉柄をくるくると回す。少し強い風が吹いて、手を離した。ひらりひらりと、眼下に広がる森へと流れていく葉を見送って―…)……?(視線を落とした先、一枚の布切れに気づく。静かに身を屈めると、布切れを拾い上げ、そっと広げてみた。) (06/20-22:48:30)
ボロボロの布きれ > (意外に大きい。コート、というかマント、というか。そういったものの成れの果てのように感じる。なんとなく、闇の集う場所に出てくる魔物、シャドウゴーストが纏っているようなものを連想させるソレ) (06/20-22:50:06)
娯暮雨 > (風に吹かれ、此処に辿りついた朽ちた布切れ。偶然、時空の扉を潜った訳で無かったとしたら、この世界の誰かの私物であろう。)……?(けれど、どこか見覚えがあるソレ。広げたままふわりと膝の上に置けば、破れた穴に、解れた糸に指を添わせる。) (06/20-22:54:49)
ボロボロの布きれ > (土などで汚れてはいる、ほつれもやぶれもある。しかし、その素材自体が風化している印象はない。なんらかの強い力が加わった結果そうなった、といった感じがする。そして指を添わせた瞬間、一瞬だけではあるが、なにか強い思念のようなものを感じた、かもしれない。とらなかった、かもしれない) (06/20-23:01:07)
娯暮雨 > …。(『何か』を一瞬だけ感じて、ピクリと指先と狐耳が反応する。幽かに眉を寄せ)((…シャドウゴーストか、或いは…―))(浮かぶのは2つ。その双方が、闇の地に存在するものであったならば、闇の気配の有無を探りながらも、添わせた指先から少しだけ、妖気を送り込む。妖気と言えど、その『気』に特別な属性はない。それは言わば『生命力』そのものに近い力。) (06/20-23:07:03)
ボロボロの布きれ > (闇の気配はわずかに残っている。しかし、それは本当に残滓のようなもの。さらに時間が経てば溶けて消える淡雪のような感覚だ。今感じた思念はそれとは別の感覚。もっと純粋な「願い」のようにも感じ取れた。気を流し込めば、ボロ布の中で何かが活性化するかのようにざわめくのがわかる。それは不穏な感じではなく、生命力に縋ろうとするような感覚) (06/20-23:12:11)
娯暮雨 > (消えてしまいそうな程の幽かな闇の気配。何かを願う、強い想い。生に縋ろうとする感覚が、指先から伝わってきて、ふわゆらりと2本の尻尾が揺れた。)…生きて、お家に帰りたい…?(闇の濃いあの地に戻してあげたなら、元気になるだろうか。そんな事を考えながら、送り込む『気』を増やしていく。) (06/20-23:17:19)
ボロボロの布きれ > (送り込む気を増やせば、ある程度の量を超えた辺りでその思念の「声」がはっきりと聞こえる。それは「生きていたい」という望みであり願いであり祈りである。それはかの温泉にて無駄を一切そぎ落とされた、とある人間の少女の原点。ただひたすらにそれだけを想う心の形) (06/20-23:23:30)
娯暮雨 > (気を送る程に、額にじわりと汗が滲む。聞こえた少女の声に、ぱちりと瞬く。少女は、帰りたいとは言わなかった。闇の者では、ない…?)…うん。(優しく、穏やかな声で、続きがあるなら促す様に短い返事を返す。撫でるように添わせた指から送る気は止めぬまま。何か、これ以上の変化は望めるだろうかと、見守って。) (06/20-23:31:21)
ボロボロの布きれ > (それ以上な具体的なものはない。ただひたすらに「生きていたい」「生きたい」という言葉だけが続いている。人間は肉体が無ければ思考ができない。魂や思念のみで思考を可能にする存在はもはや人間ではないのだ) (06/20-23:35:42)
ご案内:「ベンチの丘」にウィーニィさんが現れました。 (06/20-23:38:26)
ウィーニィ > (日傘を揺らし夜を行く魔女。 懐かしい気配と不思議な気配を幽かに感じ取り、薄くなり行く月を背に、丘にゆらりと降り立つのです。) (06/20-23:40:30)
娯暮雨 > …そっか。(繰り返される言葉。少女の切なる願いに、頬を伝った涙がぽとりと落ちた。)うん。ちゃんと、聞こえてるでござるよ。(ふわりと朽ちた布を持ち上げれば、胸に抱く。まるで子供の背を撫でるように、布を撫でて。静かに、気を送り込むのを止めた。) (06/20-23:41:54)
ウィーニィ > 随分随分お久しぶりね。 ゴボウさん。お取込み中だったかしら?(かつり、ベンチに歩み寄り、胸の中のぼろきれを不思議そうにのぞき込むように首を傾げたり。) (06/20-23:43:31)
ボロボロの布きれ > (気を送らなくなれば、「声」は聞こえなくなる。ボロ布は静かにその胸に抱かれた) (06/20-23:44:30)
娯暮雨 > (と、新たに感じた気配に、潤んだ瞳を上げた。ゆらゆらと揺らぐ視界は確かな像を結ばぬけれど、この気配は知っている。)ウィーニィ、さん…?(名を呼ばれて、パタタっと狐耳が揺れる。取り込み中かと聞かれれば、何とも言えぬ顔で、抱いた襤褸布を見下ろした)>ウィーニィ (06/20-23:45:03)
ウィーニィ > 泣いていたの?おめめがうるうるですわよ?(小さく笑い、日傘を揺らす。あと、なんだか以前見た時よりもふもふが増してるなぁと思ったが、今は言わずに。)……『それ』は辛うじて生きているのかしら?(ふうむと興味深そうに。) (06/20-23:47:52)
娯暮雨 > (少女の祈りを胸に抱く。)ぁ、ごめんなさ…。(指摘を受けて、自分が泣いていた事に気づいた。慌てて片手で涙を拭い)…生きていたい。って…。そう、言ったでござる。 (06/20-23:51:02)
ボロボロの布きれ > (この状態を生きていると言えるのかどうかは不明だ。生命活動なるものは存在しない。ただ、意志は生きてます。きっと) (06/20-23:51:37)
ウィーニィ > 謝らなくてもよろしくてよ。『それ』の意識に感化されたのね。 ふぅん…肉体を失ってしまっている?意識だけが取り残されている?……ねぇ、ゴボウさん。『その子』助けたいかしら?(と、反対側に首を傾げて。そっと娯暮雨の頭を撫でたい。) (06/20-23:53:44)
娯暮雨 > …。(すん、と鼻を鳴らして。こくんと頷く。久々に会った相手は、やっぱり綺麗で、大人で、落ち着いている。穏やかに紡がれる言葉に、尻尾が揺れる。)ほんの僅かかもしれぬけど、命は此処に留まってる…。(思念だけなら、きっと妖気には反応しなかっただろうと思う。こくり、頷いて)…それが、叶うなら。(撫でられるままに視線を下に。物言わぬ襤褸布を撫でた。) (06/20-23:59:52)
ボロボロの布きれ > (ボロ布は撫でられている) (06/21-00:03:32)
ウィーニィ > わたくしも万能ではないからお約束はできませんけれどね。 貴女の涙に見合う働きはして見せないと、卍さんに怒られてしまいますわ。(ころころと笑い。布切れにそっと手を伸ばそうか。 魔力を流し、状態を探るような。) …ねぇあなた。 (と布切れに精神的に呼びかけてみる。 その意思を活性化させるような温かい生命力を循環させようとしながら。) (06/21-00:03:51)
ボロボロの布きれ > (再び活性化させられれば、先程と同じように「生きたい」という意思が浮かび上がってくるだろう。繰り返し切実な想いが)>ウィーニィ (06/21-00:06:59)
娯暮雨 > …ありがとうございます。ウィーニィさん。(相手につられて、眉を下げながらもへにゃっと笑った。手が伸ばされれば、抱いていた布を今一度膝の上に広げた。相手が隣に座れるようにと、もう少しベンチの隅に詰めて。) (06/21-00:07:42)
娯暮雨 > (ウィーニィの魔力と、少女の意思を後押しするように、一度は止めた気を再び布きれへと送り始める) (06/21-00:09:23)
ウィーニィ > 生きる意志は少なくともあるということね。意思の疎通が取れればもっとらくなのですけれど。(魔力は流したまま、日傘を閉じる。 魔力は意思を活性化させ、復元するように促している。少しづつでも意識を取り戻すように呼び掛ける。)……ねぇ、あなた名前は?自分の名前が分かる?(と、娯暮雨にもそんな風に呼びかけてもらうため声に出して。 ちなみに現在娯暮雨の前に跪くような状態である。 横並びでは何かあった時に守れないので。)>お二人 (06/21-00:12:26)
ボロボロの布きれ > (両者からの生命力供給。それはある意味では過剰な供給であったのだろう。だが、本来ならば思考ができない意思である存在が思考を生み出すにはそれくらいの刺激がなければ必要であったのかもしれない。ボロ布の端が風もないのに微かに揺れている)『生きたい。生きていたい。生きていたい。生きたい。生きたい。生きたい。ボクは生きたい』(意思に一人称が混ざり始めた) (06/21-00:17:10)
ウィーニィ > 欠けてしまったもとのは戻らないかもしれないけど、新しくなることはできるかもしれないわね。 それが、果たしていいことなのかはわからないけれど。 そう、あなたは誰? お名前を教えてくださいまし。 自分の意思をはっきり持って。>布切れ (06/21-00:19:49)
娯暮雨 > (ウィーニィの呼びかけを聞きながらも、此方から重ねて声を掛ける事も、問うこともない。ただ、寄り添って。強い意思が紡ぐ声を聞く。)(( 頑張って。生きるために。))(声にせずともその願いは、送り込む妖気に混ざって少女へと流れ込むだろうか) (06/21-00:22:06)
ボロボロの布きれ > (声。声が聞こえる。問われている。こたえるこたえるこたえるこたえる応える、答える)『ア……ア……。меня завут』(なんとも言えない言語に続き、ゴボォ、とまるで水の中で息を吐き出したかのような感覚)『名……ま、え。ボ、、、、ク? ボ、……クあ……。ボク……は』(まるで発声練習をするかのような意識の明滅。そこに一瞬ではあるが何か暗い者が混ざった)『リヴァ、ーブ』(しかし、紡ぎ出される言葉には自身の中から否やが入った。それは違う。それはアレが与えた名前だ。アレが定義した存在証明だ。それは名前ではない。暗い気配は静かに消える)『ち、ちが……。う? ア…。ボ、ク、は……。ひ、び、き?』( (06/21-00:31:00)
ウィーニィ > ……ひびき!!(名を呼ぶ。魔女が名を呼ぶことには少しだけ特別な意味がある。 その存在をここに定着させるような。)ひびきさん。あなたは生きたいのね?(布切れの上に砂塵が集まり、小さな水晶になるっていく。 ひびきの意識が散らばらないように、つなぎとめるような。)…あとは肉体が必要ね。(布切れから流れる意識を核にするように水晶が輝く。 水晶は以前少女の瞳の色をしていた色彩になるだろう。) (06/21-00:37:01)
ボロボロの布きれ > (名を呼ばれるたびに布が揺れるような気がする。水晶は碧い色になるということだろう) (06/21-00:40:22)
ウィーニィ > ひびきさん、わたくしはあなたを起こします。 最初は虚ろかもしれないけど、徐々に受肉できるように。(水晶を中心に、以前少女を形作っていた姿がゴーストのように浮かび上がっていく。実体はまだ虚ろだが、魂の器として、形作られるように。)……ひびきさん、目を覚まして。 (06/21-00:43:53)
娯暮雨 > …ひびき。(そう。と2人の言葉を肯定する様に続く。)((今の感覚を、手放さないで。))(目を伏せる。少女はの名はひびき。少女の姿はどうであったろうか。声から感じる姿を、背丈を、髪の色を、肌の色をあれこれと想像する。けれど、それを知るは唯一、少女のみ。送る妖気に、ほんの少しの妖力を混ぜる。己が変化の術の際にも使うその力は、布にも何かの力を与えるかしら。) (06/21-00:45:28)
ボロボロの布きれ > (身長162cm。アッシュブロンドの髪と碧い瞳を持つ色白の少女。その幻影の瞼が微かに震える。目覚めの兆候?なのだろうか) (06/21-00:46:28)
ウィーニィ > ひびきさん、あなたはまだ不安定な状態にある。取り込む力の性質によっては闇に飲まれるかもしれませんわ。 貴女の魂を正しい道に導くのはあなた次第。 自分の意識をしっかり持って。(わずかに瞼が揺れれば再び呼びかける。 周囲に水晶が浮かび上がり、少女を守るように力を送り込んでいる。) (06/21-00:51:19)
ボロボロの布きれ > (幻影?はびくり。と一度大きく痙攣した。それから目を見開いた。喘ぐようにくちを何度か動かし。身をくの字に折り曲げ、ゴボリと水を吐き出すように咳き込んだ。しかし、水が実際に出てきたわけではない。数秒か数分か肩で息をするような仕草をしていたが徐々に落ち着いてくるようだ) (06/21-00:55:14)
ウィーニィ > 一先ずはつなぎとめたわ。意志が強ければ肉体を得ることが理論上は可能なはずですわ。 (今少女は魔女の作り出した水晶の核で仮初の命をその意思を持って本物にしようとしている。) ひびきさん、あなた帰る場所はあって? (06/21-00:59:40)
ボロボロの布きれ > (まだ意識が完全ではないのか、声をかけられて顔をあげるも、その表情は虚ろだ。問いかけの意味を理解するのにも数秒の時間を有し、結局は首を横に振った。それは「ない」のか「わからない」のか。それはわからない)>ウィーニィ (06/21-01:02:15)
娯暮雨 > (伏せた目を開くと、浮かぶ水晶と少女の幻影が見えた。目覚めた?様子に、ぱちりと瞬き、きゅっと唇を結ぶ。頼もしく感じるウィーニィの呼びかけに、こくりと頷きながら、そのまま下を向いた。滲む汗が首を伝う。布はもう、ただの布だろうか。そうであれば、気を送るのを止めて。幻影の少女を見やった。) (06/21-01:04:59)
ウィーニィ > 判断がつかない、といったところかしら。言葉を発することが出来るまではどこか安全な場所にいた方がいいわね。 連れ帰ってもいいけれど、それは不安かしら? 館の部屋を取ってしばらく安静にさせた方がいいかしらね。(うーんと考え込む。)ゴボウさんもありがとう。あとは、安定を待てばきっと、何とかなるはずですわ。(少女の意識の安定を、魔力を流し、活性化させながら待とう。状態をみて、緩急をつけて。) (06/21-01:06:48)
ボロボロの布きれ > (布は布である。どこか闇の臭いを漂わせた。しかしすぐにその臭いも消えるであろう布なのである)>ごぼう (06/21-01:06:55)
娯暮雨 > …よかった。ウィーニィさんこそ。ありがとうございます…♪ ヒビキちゃんも、ありがとう…。(へにゃ、と力なく笑う。布は布だった。後で闇の地に返してあげようかとも考えながら、ホッとしたら多大な妖気を使った反動がドッと体に押し寄せる。視界が霞む。抗えぬ程の眠気。へたっと背持たせに背を預けたかと思えば、カクンと下を向き、そのまま眠りに落ちて。) (06/21-01:14:14)
ご案内:「ベンチの丘」から娯暮雨さんが去りました。 (06/21-01:15:34)
ウィーニィ > あらら、ゴボウさん、少し頑張りすぎてしまったかしらね。このままにはしておけないし、まとめて家へ来るかしら? ひびきさん、判断は付く? 一先ず、わたくしと来ても大丈夫かしら? (06/21-01:17:16)
ボロボロの布きれ > (まだ立ち上がれない。顔を上げたまま口をぱくぱくさせて言葉を出そうとし、それもできない。こくり、と頷くだけだ) (06/21-01:19:04)
ウィーニィ > では、一先ずは安全な場所へ。(ひびきの周囲の水晶が輝き、異世界へと転送される。安全な ウィーニィーの隠し部屋。 水晶は巡り、絶えず魔力を流している。 娯暮雨を抱きかかえ、同じ部屋へ転送する。 朝になれば、娯暮雨には食事が、ひびきには絶えず魔力が与えられ、食欲というものを感じるまでは食事は出されない。 部屋は豪奢なつくりで、娯暮雨を寝かせるベットと仮初にもひびきを寝かせるベッドがある。) (06/21-01:26:33)
ボロボロの布きれ > (ワープで寝かされる。気付けばごぼうが持っていた布きれは幻影(?)が握りしめているはず。や↑ったぜ) (06/21-01:28:43)
ウィーニィ > (ひびきの様子は他の魔女たちに知れないように内密に。ゆっくり治していこう。) (06/21-01:29:17)
ご案内:「ベンチの丘」からウィーニィさんが去りました。 (06/21-01:29:20)
ご案内:「ベンチの丘」からボロボロの布きれさんが去りました。 (06/21-01:29:54)
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