room40_20170623
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にケンジさんが現れました。 (06/23-19:39:08)
ケンジ > (噴水の音が涼し気に流れる裏庭にふらりとやってきた長身の男。) …。 (噴水の前に立ち、じーっと噴水を眺めている) (06/23-19:42:35)
ケンジ > (噴水のふちに腰かけて、流れ落ちる水に手を差し込む) …水、だな (やっぱり、そうだよね っていう顔をして) (06/23-19:47:18)
ケンジ > (噴水の中心を覗き見るように背を伸ばしたり、丸めたりしながら観察している。) どういう…仕組みなんだ… (06/23-19:49:29)
ケンジ > (もう少し奥へと手を伸ばして、流れる水を遮るように手を広げる。びしゃしゃしゃしゃと水が跳ねるがおかまいなし。) …水が…この…部分から… いや、こっちが… (06/23-19:57:31)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にmistさんが現れました。 (06/23-20:14:15)
mist > (片手に竪琴抱え、少々お疲れ気味に目の下にクマ何ぞ拵えて、目頭むにむにしつつやってきて)・・・・・・・・・・・・・・・・・。(何してるんだろう?なんて足を止めて。首コテリ) (06/23-20:15:16)
ケンジ > … (噴水の中身が気になるのか、手を伸ばして、身体を伸ばして… ) ≪ばしゃしゃしゃしゃしゃ≫ (頭から噴水の水をかぶる) わわわわわ (06/23-20:17:03)
mist > ・・・・・・。(小さく苦笑を浮かべれば、サクサクと草を踏みながら近づいて。むんずっと首根っこ掴んで引っ張り出そうと)何をしてるの君は。水浴びするには少し早いんじゃない? (06/23-20:18:10)
ケンジ > ぷはっ (頭がびじゃびじゃで、眼鏡が少しずれた状態で引っ張り出されて) う… うんん? (眼鏡を掛け直して、相手を見る) ミスト…? (06/23-20:21:00)
mist > ん。や。コンバンワ。(くすくすくす。可笑しそうに笑って。)濡れたままだと風邪を引くよ? ・・・それ、水分取ってあげようか。(くつり、小さく笑えば目を細め、首を傾けて) (06/23-20:22:14)
ケンジ > こん、ばんは… (少し恥ずかしそうに挨拶をして) 水分を取る…? あ、ああ。頼めるか? (少し疲れた顔で頷いて) (06/23-20:23:58)
mist > ん。(ツィ。片手を伸ばす。ススス、とケンジの濡れた頭に、肩に、上半身に、翳す様に手を滑らせて。水気は蒸発し、霧となってこれの体へと吸い込まれて。ケンジの水気を取れば、噴水の縁も同じように水気を取り、トン、と縁へと腰かけて)・・・で?何してたの?何か落し物?(体を少し捩って噴水の中を眺めて見て) (06/23-20:25:52)
ケンジ > おお… (自分の身体を見下ろして) すごい…魔法、か? (ぱたぱたと自分の頭と服を触って感心している) あ、いや…その。どういう仕組みか…気になって。 (06/23-20:28:25)
mist > ん。 僕は霧の化身。 水は僕の眷属だからね。(指先を上げてぴらぴらぴらっと指を揺らして見せて) 仕組み? ・・・ああ、噴水の?(ふっと笑みを浮かべて) (06/23-20:29:33)
ケンジ > 霧の…ケシン。 (解っていない様子で返して) …ああ。水がこうして噴きあがるのはどうしてだろう…って。見ていたんだ。 (06/23-20:31:04)
mist > (にこ。ツィ、と其方に顔を寄せて)ふぅん。・・・じゃ、ケンジに秘密の話、聞かせてあげようか。(内緒話、と人差し指を唇へ当てて、悪戯っぽく笑い) (06/23-20:32:14)
ケンジ > お、おお (なんだろう、と少し緊張した面持ちでうんうんと頷いて) (06/23-20:33:40)
mist > 昔、今から大体300年ちょっと前にね。 魔導科学が発展した1つの世界があったんだ。<ポロン・・・>(お伽噺の様に、何処か歌う様な口調で竪琴を爪弾いて) (06/23-20:34:43)
ケンジ > (竪琴が鳴った瞬間、驚いたように竪琴を見下ろして) … (それから、視線をミストへと戻して、じーっと聴く姿勢。) (06/23-20:37:05)
mist > その世界には色々な魔法が日常にあって、魔力を持たない者も、アイテムを使って魔法を自在に操っていてね。 時空を飛ぶ魔法、平行世界に渡る魔法、結界の膜を異世界と繋ぐ魔法。 で、吸収と放出の魔法。(竪琴の音が響く。吟遊詩人宜しくと、竪琴の音に合わせ、歌う様に言葉を紡ぎ) (06/23-20:39:41)
ケンジ > (時折竪琴が震える様子を見たり、ミストの語りにうん、うん、と頷いてみたり。 知らない単語ばかりかもしれない。しかし、ミストの話はその音色で十分聴くことができるようだ。) (06/23-20:43:51)
mist > その世界は滅んでしまったけれど、その世界の魔導科学の欠片が1つ、時空の向こうに弾かれて、そうして彷徨い落ち着いた。 並行的に、合わせ鏡の様に。何処までも続いて行く部屋や、途切れることなく沸く水や、今はもう動かない、時空を渡る道具がある此処は・・・、その世界の欠片なんだ。 ・・・って、ただの憶測だけどね。(竪琴の手を止めれば、にっこり。) (06/23-20:47:23)
ケンジ > ここが…欠片… (館を見上げて…それから視線を噴水に、ミストに) …あり、がとう ミスト。 とても良い音だった。 (小さく頷いて) (06/23-20:50:55)
mist > (ふふっと笑って)見ててね?(片手をツィ、と額へと当てて、カチリ。小さな石の欠片を1つ取り出して) (06/23-20:52:05)
ケンジ > (ミストの様子をじーっと見て) 額? …それは… (きょとん) (06/23-20:53:41)
mist > 水のエレメント。僕の世界の竜はこうしたエレメントを核に持っているんだよ。これはその内の1つ。(ツィツィ、と小さな石に爪の先で何かを描き、手の平に乗せて。それを噴水の近くへと翳し) (06/23-20:55:08)
ケンジ > エレメント… 核。 (少し身を屈めて、ミストの指の先を視線できょろきょろと追う。) (06/23-20:56:32)
mist > (小さな石へ、噴水の水が揺れれば、その一部が糸の様に細く揺れながら吸い込まれていき。 その手を今度は手前に伸ばす。と、今水を吸い込んだ石から、サラサラサラっと水が噴き出して) こっちの石と、その噴水の水を繋げたんだよ。 (06/23-20:57:41)
ケンジ > わ… おおお すごい… 水を…繋げた? (石と、ミストと、噴水を交互に見て) (06/23-21:04:08)
mist > そう。こっちの石は今は噴水の水を吸っているように見えないだろうけど、小さな小さな目に見えない水を吸い続けてる。で、吐きだしてる。 同じような原理だと思うよ。その噴水も、ね。ケンジだって、口いっぱいに水を含めば、苦しくなって吐きだしてしまうでしょう?それと同じようなものだよ。(ふふっと笑って) (06/23-21:06:35)
ケンジ > この石と… 噴水… んん… (とうとう追いつけない顔をしだした。腕を組み、首を傾げて) …わかったような、わからないような。 (06/23-21:08:45)
mist > さっき話した魔導科学の発展した世界ではね。 誰かが思ったんだよ。 水を、火を、自在に操れるものは、どうやって操っているんだろう。 空に浮かぶあの雲は、どうやって雨を降らしているのだろうってね。 その人間がそれを知ってどうしたかったのかは判らないけれど、調べて、真似て、魔法になった。 何故だろうって思う度に、魔法は種類を変え、増えて行ったんだよ。(目を細め。キュ、と石を握れば、噴き出す水がぴたりと止まる。揺れる様に、石の周りに水が揺らめき。そのままカチリと額へ戻した) (06/23-21:12:32)
ケンジ > 魔法… この世界で初めてみた不思議な力… そうか、人間が作りだしたものもあるんだな… (ふーむ。) …ミスト、ありがとう。 この世界は不思議なものばかりで、俺にはとても理解できなかったりするものばかりだけど… こうして教えてもらえる人がいると助かるな (へへ、と笑って) (06/23-21:17:02)
mist > うん。人が作り出したものもあるし、自然の中のものに宿る魔法もあるよ。 魔法って言うのは、あらゆる物が持つ、エネルギーを、色々な方法で呼び出したり、貸して貰ったりして発動しているんだよ。エネルギーには約束事があるから、その約束事を紐解いて、自由に使えるようにしたものが魔術。 僕の知っている、僕の知識の中の魔術というのは、だけどね。 ケンジの世界には魔法は無かったんだ? (06/23-21:21:40)
ケンジ > エネルギーを…自由に使えるように… ほう (ふむふむ) …俺の世界には魔法は無いな。俺の…知る限りでは。でも (目を軽く伏せて) …どう、だろうな。 本当は、俺が何も知らないだけで、向こうの世界にも魔法があったり…魔法を使える… …人が、いたのかも…しれないな。 (少し泣きそうな顔でそう笑って) (06/23-21:25:36)
mist > ・・・。(相手の表情に一瞬目を丸くして。 フワリ、其方の頬へ触れようと手を伸ばし)・・・ケンジ? (06/23-21:26:46)
ケンジ > (近づいた手に、びくりと身を震わせてじっと見る。視線を手からミストの顔へと移し) …こっちの世界のように、誰かと話をしたり… …特別な人がいたり、とか。 向こうの世界にも、確かに人は居たんだ。 でも…俺は構わずに、遭遇した敵、かつて味方だった敵、全部… …倒してきたんだ (表情はやや硬く) (06/23-21:33:30)
mist > (ふわり。そのまま頬に触れて)・・・そう。 ケンジは何も知らなかったんだね。(目を細めて)・・・戦争、でもしていたの?(ゆるり、首を傾けて) (06/23-21:36:25)
ケンジ > (どこかひやりとした、やわらかい指先をすり抜けて、涙が一滴落ちる。) …よく分からないけれど。軍人として戦闘機に乗って…出てきた敵を倒すことが …俺の毎日だった。 …毎日なんて…日付の境目もよくわからないまま、戦闘機に乗り続けて、大きいのも、小さいのも、全部撃ち落としてきた。 (06/23-21:41:43)
mist > そう。(慈しむ様な、子供に向ける様な眼を向けて)・・・ケンジは、ケンジの世界の『理』に巻き込まれてしまったのかもしれないね。 でも、君は優しいから。とてもとても優しい子だから。 もう良いよって、言って貰えたのかもしれない。(ふわり、頬を撫でて) (06/23-21:44:10)
ケンジ > …ミスト 俺は… (ぽろぽろと涙が流れ落ちる) どこに居ればいいんだ? 向こうには戻れない、この世界には解らないことが多すぎる あんなに人を こ こ、殺して、誰かの、特別な…一人だったかもしれない… クライスは 生きるんだって 言ってくれたけど… (ぼろぼろぼろ) 何をすれば生きていることになる…!? どうすれば…っ (06/23-21:54:12)
mist > 判らない事は、知って行けば良いよ。 (よしよし、と頬を撫でて)此処に居れば良いよ。ケンジ。 失ったものは、もう戻すことは出来ないけれど、他の形で別の誰かに返して行く事は出来るよ。 優しい君だから、出来る事。(目を細めて) (06/23-21:57:35)
ケンジ > (ガサガサに荒れた頬、泣き続けていた証。撫でられればすん、と鼻をすすって) …別の、誰かに…返す…? (06/23-22:01:23)
mist > そう。 僕はケンジと居ると、穏やかな気持ちになる。(ふっと覗き込んで、笑み)誰かの涙の分、誰かに笑顔を返せば良い。難しい事は要らないよ。 君が君のままで居れば、君を好きになる人は沢山いるよ。 君と居るだけで、幸せを感じる人が居る。 生きて、笑顔を返せば良い。 (06/23-22:03:50)
ケンジ > … (ずびーっ。鼻をすすって、はぁ、と息を吐き) …俺が…俺のままで… (目を閉じて、身体の力を抜く) … …俺は… (ゆるりと目を開ける) この世界で出会うひとが…すきだ。 俺の方が…いろいろ貰っているから。 でも…何か返していきたい。 …俺にも返せる何かがあるなら… …もらった以上に、返したい (06/23-22:12:41)
mist > うん。多分ね。君自身、気付かない事もあると思うけど、ちゃんと少しずつ、返せているよ。(ふふっと笑えば、手の腹で其方の涙を拭い手を放そう) (06/23-22:15:08)
ケンジ > …そう、かな (ミストの微笑みにつられたのか、こちらも緩く笑って) そうだといいけれど… (06/23-22:18:28)
mist > そうだよ。ケンジ、知らなかったでしょう?僕がケンジに会うと、心の中が暖かくなっていた事とか。きっとそれは僕だけじゃないと思うよ。 君が優しくて暖かいから、君を見ていると優しい気持ちになれる。 僕はね。君がとても好きだよ。(ふふっと笑って。なんか小さな子に話しかけてる気分になって来る不思議。自分よりもずっと背も高いのに。) (06/23-22:20:53)
ケンジ > 俺も… 俺もミストがすきだな (嬉しそうに頷く。 その視線は確かに相手を見下ろす位置にあるのに、高さや圧が感じられないのは、軽い猫背のせいだけではないだろう。) ミストは…きっと。 いろんなものを大切に扱える人なんだな (ふふ、と笑って) (06/23-22:28:21)
mist > 今は、ね。大事なものが沢山あるんだ。 僕も昔は何も知らなかった。 沢山人を殺めたよ。そういう意味では、ケンジと同じ。 でも、大事なものを知って、色々な人の想いを知って今の僕がある。 好きだから、大事にしたい。 ケンジはもう、その気持ちは判るでしょう? ケンジも此処で生きられるよ。 ・・・お腹空かない? 中に入ろう。飯作ってあげるよ。(泣いたら腹減るだろう、なんて) (06/23-22:31:54)
ケンジ > (沢山人を、と聞けば軽く目を見開いて) …俺も、此処で… …そう、だな 少し…何か食べたい、かな。 (頷いて) (06/23-22:34:21)
mist > ン。いこっか。(ふわりと立ち上がれば、先に立って館の中へと入って行こう──) (06/23-22:34:58)
ケンジ > (ミストの後ろをひょこひょことついていく男。なんかデカい犬のようにミストの様子を伺いながら歩いて行くようだ) (06/23-22:36:49)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からmistさんが去りました。 (06/23-22:37:07)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からケンジさんが去りました。 (06/23-22:37:54)
:::: PbsChat v2.5.1改変版 ::::