room11_20170724
ご案内:「闇の集う場所 -2-」にアンリさんが現れました。 (07/24-20:54:15)
アンリ > (再び血の匂いと瘴気の渦巻くこの場所にそれらよりも深く昏い闇がずるりと姿を現した……が、何だかその闇はこの前にこの場所へ来た時よりも微かにだが少し薄くなっているようでもあった)……調子にのって他の場所へ行くものではないわね。頬はちぎられるし、奥歯は折られるし、首は絞められるし散々だったわ…(まるで瘴気のない所こわいとでも言うようにため息をつく少女) (07/24-21:00:39)
アンリ > 自分でもおかしいとは思うけれど、この場所がやっぱり似つかわしいというか安心するわね。自宅や別荘の次ぐらいに落ち着くわ(ふぅ、と一息ついた少女は昨日浜辺に出していたアンティーク調のソファを取り出し、今日はあらかじめクッションを設置してゆったりと寝転ぶ) (07/24-21:03:41)
アンリ > (こんな所だ。今日は流石に誰も来ないだろうと高を括る少女。人待ちをしに来ているはずが何をしに来たのかよくわからなくなってはいるが、たまにはのんびりしてもいいだろう。何か暇つぶしのものはないかぼーっと考える。あまりにぼーっとしているせいか口が半開きだ) (07/24-21:07:15)
アンリ > ああ、そういえばこの間買った雑誌に目を通していなかったわね。(そう呟くと少女の手に一つの雑誌が現れる。表紙には大きく「週刊悪冬」と書かれていた) (07/24-21:11:11)
アンリ > (その薄い表紙をぺらりとめくる。表紙にも書かれていたが今週は天使と悪魔の密会スキャンダルらしい)真昼にこっそり天使と善行とか……(眉を顰める少女。自分も自称悪ではあるが正直これはちょっとわからない。自分のセンスとは大きくかけ離れている話に思わずため息をつき)何だかんだ言って私は人間の価値観でものを見ているという事なんでしょうね… (07/24-21:16:55)
アンリ > (余りにも自分の世界とはかけ離れている内容に退屈していた少女だが、中頃のピンナップに目が留まる)……イケメン悪魔特集?(普通こういうのってHな感じの女性のものではないの?と首をひねりそうになる少女)……まぁ、女性読者も取り入れようと色々考えているのかもしれないわね。(そう言いながらピンナップをめくる。内容は更に自分がついていける気がしなかった) (07/24-21:23:45)
アンリ > まぁ、人型とは限らないわよね。虫とか爬虫類型とか普通よね……(想像の上を行ってマッチョな悪魔とか出てくるかと期待した自分が馬鹿だったと、少女は雑誌を放り投げる。雑誌は地面に落ちる前に火がついて灰へと変わった) (07/24-21:27:10)
アンリ > (さて、期待していた暇つぶしもあまり暇を潰せなかった。とうとう本格的に暇になった少女はふわぁと大きく欠伸を浮かべた)さて、これからどうしようかしら?(このままでは退屈で眠ってしまいそうだと思いつつ何をしようかとぼんやりする頭で考える) (07/24-21:30:52)
アンリ > ……そうだ。あれを試してみましょうか。(眠たげな眼でふと思いついたこと。誰もいない今なら魔術の実験も誰にばれる事もなく自由だ。思いつくと少女の手に先に袋がついている、虫取り網のようなものが現れた) (07/24-21:41:51)
アンリ > (少女は手に現れたそれをいきなり片手でぶんぶんと振り回す。本当に特に規則性もなく適当にやたらめったらとにかく振り回し続けた) (07/24-21:43:55)
アンリ > ……そろそろいいかしら?(とにかく網のようなものを振り回していた少女だが、振り回すのをやめるとするりと棒を滑らせて先についた袋の方を掴んで中を覗き込む) (07/24-21:47:05)
アンリ > (すると袋の中にはもわっとした闇が集まっていた。そんな闇の中に躊躇なく手を突っ込む少女。少女はそのまま袋の中でもぞもぞと何やらせわしなく手を動かし続ける) (07/24-21:50:02)
アンリ > (そして不意に袋の中から闇だった何かを引っ張り出す。それはもこもことしていてふわふわと空中に浮いていた。少女がそれをつんと突くとそれはゆらりゆらりと少しずつ少女から離れ始めた) (07/24-21:54:52)
アンリ > (そのままふわふわと浮いていたそれだが、少女から少し離れたところで止まると針のような水滴がぽたりと落ちた。それはぽたり、ぽたりと少しずつ水滴を落とす頻度を上げていく。そうしてそれはまさにその形容そのままに雨を降らせる雲となった)……よし、雷雲完成ね(少女の言葉に呼応するように真っ黒い雲はぴしゃーんと光と音を放ち雷を地面へと落とす) (07/24-21:58:55)
アンリ > (ザアアアアと振り続ける雨。どれぐらい振り続けるかはわからないが、少女は魔術が成功するかどうかが気になっていただけで結果がこの先どうなるかはあまり興味がなかった)ま、これな(ゴロゴロゴロ…と唸る雷雲の音にかき消される言葉。少女は雷雲へタイミングいいわね。という視線を向ける) (07/24-22:03:25)
アンリ > (視線を向けていると雷雲はただただ雨を降らせているだけだった。ふむ。と少女は目を瞑り)そこそこので(ぴしゃーんと雷鳴が落ちる音が響いて再び少女の言葉が遮られる。少女はむくりと体を起こして雷雲を見つめる) (07/24-22:07:26)
アンリ > (雷雲は小さくゴロゴロゴロと唸っている。少女は非難の視線を向けた。すると雷雲はゴロゴロドカーンと一際大きな雷を落としたかと思うと幾度も連続で雷を落とし始めた。少女はうるさいと抗議の視線を向けながら耳を塞ぐが、雷雲は絶好調のようで雷を落とし続ける) (07/24-22:11:45)
アンリ > (ああ、もういいや。と少女は立ち上がりソファを何処かへと仕舞う。雷雲はいつか自然消滅するか誰かが好き勝手に使うだろうと放っておくことにした。とりあえず思い付きで何かやるもんじゃないと思いつつ少女は再び闇の中へと掻き消える) (07/24-22:21:57)
アンリ > (そしてこの場にはふよふよと漂いながら雨と雷を降らし続ける雷雲だけが残されたのだった) (07/24-22:22:37)
ご案内:「闇の集う場所 -2-」からアンリさんが去りました。 (07/24-22:22:41)
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