room02_20170725
ご案内:「森の中の開けた場所」にカラスさんが現れました。 (07/25-23:00:14)
カラス > (煌めく星明かりの射し込む森に、大きな鳥が舞い降りる如くバサと響いた羽音がひとつ。た、と開けた森へ舞い降りた黒い人影の背で、緋褪色の羽が緩やかに羽ばたいて、紅いマフラーの端がふわりとそこへ着地した。) (07/25-23:06:55)
ご案内:「森の中の開けた場所」に晶歩さんが現れました。 (07/25-23:07:59)
カラス > (札に隠された片目は見えずとも、一度、二度、視野の残された紅い瞳が瞬いた。持ち上げる片手で、くいと季節外れのマフラーを鼻先まで引き上げて) …此処は。(はて、先程まで己が管轄する山に居た筈だけれど。覚えのある空気、些か懐かしくもある森の気配に、深紅の瞳が笑むように細まった。) (07/25-23:11:11)
晶歩 > (きらりとまたたく三つの灯りの重なった物。流れ星ほどは軌跡は描かないが、早くはないので目で追うことは出来る、近づいて三つの灯りを背負う少女の姿もありありと。白金色の杖に跨り。)…ぅ?(目をぱちりとすると光も瞬いて。すん、と空に知った残り香。 それを追いかけて森に降り立ってくる。) (07/25-23:12:33)
カラス > や、天狗が神隠しにあうってのも。(何と久しく愉しい笑い噺か。くすくす、と淡い笑みが布地の向こうで漏れる。折角のこの機会、如何しようかと上げた視線の先に星とは異なる光を捉えれば、先程とは異なる動きで男は片目を眇めた。) ……っと?(あれは、既知の少女ではなかろうか。降り立つ人影を確かめるべく其方へと足を向けて) (07/25-23:19:17)
晶歩 > (降り立ったそれは彼にとって既知の少女であってそうでないかもしれない。 以前も血色は良かったが、より健康的に焼けた肌に、それを惜しげもなく露出した布地。まだ光が灯っているからありありと見えるだろう。)カーラスーぅ!!(だだっと駆け寄り思わず抱き付きそうになるが、…ぁ。駄目だ。って近くまで行って手を自分の後ろにする。少し視線が泳ぐ。) (07/25-23:23:00)
カラス > (おや、随分と育って感じる少女の姿。常は眠たげな瞳が僅かにまぁるくなって瞬くも、己の名を呼ぶ少女の声に変わらぬものを感じては隠れた口元が自然と笑んだ。) はいよ、お久し振りさね。れー…、…す?(二度目の、おや。両腕を緩く広げて迎える姿勢を取れど、踏み止まった少女に浅く首を傾がせて) あぁ…、もうすっかりレディのお年頃かね。(ふふり。微笑ましげな口振りで、少女の変化をそんな風に受け止めた。) (07/25-23:28:11)
晶歩 > ……ぅ。 ……ぅ、ぅー。 ひ、ひさしぶり。 カラス…(もじもじ。 なんだか自信がなくなってきた。) ね、ねぇ。カラス。 …あのさ、今私がくっつきに行ってたら、抱きしめてた。 かなぁ…?(やや脱線気味にはなるが…色んな意味で不安になってきた。) (07/25-23:32:52)
カラス > (少女が恥じらう様子はなんとも新鮮なような。少しばかり不思議そうに、ゆる、ゆると緩慢な瞬きを二つほど。) そりゃぁ、勿論。可愛いlessが飛びついて来てくれるなら、抱き締めないってな選択肢はねェんじゃないかね。(少女の不安は知る由もない。ただ少女の成長を思わせる言動に、男の表情は布の向こうでやんわりと緩むばかり。) (07/25-23:37:47)
晶歩 > (ガーン!!とした顔。露骨に。それはもう。)……ぁ、ぃや。別にそういう感情があるわけじゃないから別にいいんだけど…(ぼそぼそと。)…ぃゃ。ぅん。別にカラスにそういう目で見られたいわけじゃないけど…ぅん。そうじゃないけど…ぅん…ぅー…。ぅー………。           …ぅん。(諦めた顔。いやうんそれでよいのだが…何も間違ってないのだが…うーんうーんまだしつこく首を捻る。左右にこてこて。) (07/25-23:41:33)
晶歩 > (背後の光は首が動くたびにふよふよ動いてる。 若干眩しいやも。) (07/25-23:42:33)
カラス > ……ん?(思い掛けぬ反応に、先程よりもうちょっぴり瞳を丸くした。それから少し、視線を浮かせて、考える風に一拍、二拍、三拍ほどの間。 ふ、っと何か思い至ったように少女へ視線を戻して) や、でもあんなに小さかったlessが綺麗なお嬢さんになってて驚いたさ。もう子供扱いは失礼かね。(結論はそこに至った。こて、と首を傾げる仕草を真似て紅い瞳に笑みを載せ、不可思議な光を時折ちらと眼で追うような。はて、新しい使い魔かしら。) (07/25-23:48:06)
晶歩 > ……そうそれ!!(それな!って、びしっと指さして。一々言動が幼い。)ぅ。そうなんだよ。…失礼だよ。(ちょっとだけむすっとして。)だから、気安く可愛いlessとか言ったら駄目なんだよ?(お姉さんぶった口調だけど方向性がそうじゃない。ふよふよな灯りは少女の感情とリンクする様に膨れたり縮まったりしてるのがよくよく見るとわかるだろうか。) (07/25-23:52:54)
カラス > (やったね、正解でした。うんうん、と少女の言葉に相槌を打つように幾度か頷いて) やー、久し振りだったもんでね。ついつい感動が先に来ちまったんよ。(ね、なんて笑み混じりに浅く首を傾げて、ご機嫌を窺うような素振りも何処か楽しげ。しかしながら続いた言葉、ふーむとまた少し考えるようにマフラーに隠れた口元へ片手を運び) もうお姉さん…となると、lessさん?(呼び捨てから、さん付けに。少女の言動を反映するような光の変化に気付けば、へえ、と興味深そうな感心したような。) (07/26-00:00:17)
晶歩 > …ぅー。謝る気ある?(むぃーってして。)傍から見たら割と危ういんだから。(散々言われたので服装にはやや自覚を持った。)ぅ。あのね、『less』って名前が上書きされたの。 元々ラ… リトルがつけたのだったんだけど、私はいつまでも『less』で居たくはなかったし、リトルもリトルじゃなくなったから。 今の私には『武島晶歩』って別の名前がある。……lessは、もう居ない。(一重瞼を軽く閉じ、開き。) (07/26-00:05:31)
カラス > 勿論さ、ほっぺた膨らました顔より可愛い笑顔のが見たいんでね。(くすくす、と布の向こうで漏れる笑み。危うい、との言葉には今更ながら少女の頭から爪先へ視線を動かして、こちらは今更ながら少し感覚が麻痺していた自覚を持ったかもしれない。) 上書き…、…ああ、……成る程。(ふ、と一瞬だけ、目の前の少女ではない何かに意識を奪われたように、紅い瞳の焦点がずれた。瞬いて、開いた瞳は、元通り少女を見詰めている。少しだけ、眉尻が下がったような笑みを浮かべて) それなら…、遅くなっちまったけど。さようなら、less。(く、と口元を隠すマフラーに指を掛けて、顎下まで引き下ろす。) 初めまして、晶歩。俺はカラスってェんで、どうぞ以後お見知りおきを?(ひとつの紅い瞳を細めて笑んで、ゆうるりと首を傾がせた。そして黒い手袋に覆われた片手を、少女へと差し出しましょう。) (07/26-00:15:32)
晶歩 > ほらー、子ども扱いしてるぅー。(目を細め、ジトリ。)…ぅーん、恭哉のお使いはいかなかったのかな。(それよりこっちの遭遇が早かったかな?なんて首を傾げる。)ま。そうじゃなくても話が早いや。 積み重ねてきたものを更地にしてでも欲しいものがあるけれど、積み重ねた想いの重さに勝てずに引きずる晶歩でもよければ仲良くしてやって? よろしく。(と、その手袋越しの手に、自分の手を重ねよう。 目はやや伏せ。以前より少しだけ荒んだ目つきの悪い印象を受けるやも。) (07/26-00:21:30)
カラス > 子供も大人も、笑顔が一番ってのに変わりはねェんじゃねえかい?(ふふり。つん、と鼻先を軽くつっつきたい指。) 恭哉の…、あぁ…、いや、今日こうやって此処に繋がったのが、それかね。(うーむ。漸く納得がいったとばかりに幾つか頷いてから、未だ幼い手をしっかりと握ろうか。) へえ、そりゃ壮大で。そんなに凄い大志を持っての事ならば、友達として応援するしかないって話さね。……しっかし、(まじまじ。握った手は離さずに、少女を見下ろして暫し繁々と面持ちを眺め) (07/26-00:31:11)
晶歩 > なんかうまい事誤魔化されてる気がするんだけどなぁ…?(気のせい?って顔。)そもそも軽々しく可愛いとか言っちゃう時点で…(むむむ。)ぅ。そかも。カラスは最近こっち来てなかった感じ?(と首傾げて。しっかりと手を握られれば。こくり頷き。)……そうか。なら、ありがとう。だ、ね。 ………ぅん。ありがとう。(首を傾げて。)…ぅ?何、かな?(きょと、と少し目を丸くする。) (07/26-00:36:35)
カラス > (気の所為。と珍しくも素顔を晒したまま微笑んで、平然と頷いた。) や、俺もこう見えていい歳なんでね。爺に褒められたとでも思ってくれりゃぁいいさ。(くすくす。くい、と鼻先まで元通りにマフラーを引き上げて) ああ、最近は仕事が忙しかったんでね。梅雨も終えて、やっと落ち着いたとこさ。(ふと思い出したように、パサ、と背で羽ばたいた羽は幾つかの羽根を散らして男の背から姿を消した。 やっとこ握っていた手を離すと、両手で少女の頬を包み込めるかな) 晶歩、レモンゼリーとベリープディングならどっちが好きさ?(紅い瞳に灰色の瞳を映して、とても唐突な問い掛け。) (07/26-00:44:48)
晶歩 > (なんだろう、この少女の主観では恭哉より胡散臭い…というか種類の違う闇を垣間見た気がした。)……ぉ、おじいちゃん!!      …ぁーぅん。恭哉がお父さんでカラスがおじいちゃんかぁ…(順番は逆だけどなんかしっくりきた。 ふょ、と闇に散る羽根を綺麗。と見つめ。 頬を包まれる。)ぇ?ぇと、ベリープディング!!!(一瞬きょとんとはしたがすぐに答えます。) (07/26-00:51:44)
カラス > …おじいちゃん。や、改めて言われると複雑な気持ちになる気もするさ。(うーむ。口元に片手を運んでちょっぴり考える素振りを見せるものの、そう深刻な風でもなく何処か楽しげでもあるような。) ん、ベリープディングさね。晶歩は、基本的にゃこっちに居るんさ?(元気なお返事に、やはり紅い瞳は柔らかな笑みを滲ませる。頬に添えた手はそのまま、問いを続けるようで) (07/26-00:58:29)
晶歩 > カラスが言い出したんじゃん。(じとー。うーん、掴み所がない。 どこまで本気が分からない恭哉よりかはもっともっと近しい人物を思い出し、ちょっぴりぐぬる。大人きたない。さすが大人きたない。)ぅぅん、今は別のセカイに居るんだ。 結婚して引っ越したの。(夜逃げ同然に。) (07/26-01:02:06)
カラス > まあ、生まれてからの年月で言やあそこそこなのは事実なんでね。(ふふり。じわじわと、ほんのりと、何処となく懐かしい雰囲気を取り戻してゆくような少女の反応を、微笑ましく眺めるも束の間。 続いた言葉には、また紅い瞳がまんまるくなった。) へぇ…、そりゃ祝いの品も贈らずに、申し訳ねェさ。おめでとう?(よしよし、触れる頬を思わず撫でてしまう男の手。なんとも感慨深い。) (07/26-01:09:10)
晶歩 > ぅ。どれくらい生きてるの?(目をぱちっと。光も瞬き。 今日はよくカラスの目がまあるくなる日だ。)ぅぅん、いいんだよ。 言ってなかったし。ありがと。(よしよし頬を撫でられる。少しだけ表情が暗くなっていく。徐々に虹彩がグルグルと渦巻き。) (07/26-01:15:27)
カラス > 言っても、まだ百とちょっとさ。人間よりかは長生きかね。(本日はすっかり驚かされてばかりな気がする。瞬く光に、ふふと淡い笑みが零れて) 俺も、なかなかこっちにゃ来れてなかったし……晶歩?(沈んでゆくように見える表情と、虹彩の変化。ふ、と撫でる手を止めて、そっと顔を覗き込むように) (07/26-01:21:52)
晶歩 > (グルグル回る虹彩の縁が、歪む、歪む。 勘が良ければ以前この少女に銃で射抜かれた時のことを思い出すやもしれない。同じ種類の感情の揺らぎ。 背後の光が爆ぜるように散る。 歪む歪む虹彩が。瞳から、雫が流れ、頬の支えを失った少女は二、三後ろに下がり、頭を抱える。) (07/26-01:25:56)
カラス > (尋常ではない様子に、何時かの出来事が頭を過ぎったかは定かでは無い。けれど、弾けた光、瞳から零れた涙、そして少女の挙動を見れば、咄嗟に再び手を伸ばす) れ……っ、…晶歩!(強引な動きにならぬよう気を払いながら、頭を抱える少女の手を掴めるかな。) (07/26-01:33:49)
晶歩 > (再びその手が近寄るのなら、反射的にぱんっと音を立てて思い切り振り払う。 三つ編みが揺れ、涙が宙をまった。 ぐし、と自分の髪を掴み、ただ、ぼろぼろと涙がこぼれて居る。散った光は燃え上がるように揺らめき、ただ、注意深く観察するなら三つの塊であることはやめていないようにみえる。 光は少女の感情のままにうごいてはいるが、以前より幾分か自制はできているようで、少女はそれ以上動かない。ただ、肩で息をして、涙をこぼすだけだ。) (07/26-01:39:58)
カラス > (振り払われた手は無理に追い縋ろうとせず、けれど一瞬だけ躊躇ってから引き戻す。 苦しげに見える少女の様子に堪らず眉尻を下げて、ちらと少女の後方に控える光を見た。) …晶歩、…大丈夫さ?(そうっと、声を掛けながら一歩距離を縮めようか。再び持ち上げる手は少女の後方、明るく煌めく光へと伸ばそう。炎を思わせるその光に、そ、と指先で触れる事は出来ようか。) (07/26-01:46:42)
晶歩 > ……~っ!!(カタカタと震えながら苦悶の表情を浮かべる。何かを恐れる様な、罪から逃れるように震える罪人の、ような。 再び手が伸ばされれば少女は膝をつき、光はそのまま燃え上がる。 触れれば炎のような熱。少女自体もじっとりと汗を浮べ、皮膚が少し焼かれている。) (07/26-01:51:22)
カラス > (全く以て、尋常ではない。悪化してしまったように映る少女の状態と、燃え上がった光に咄嗟に手を引き戻すと黒いコートを脱いで) っ…晶歩、…晶歩!(そのコートで、ぐるりと少女の身を包むように腕の中へ抱き込めようか。 少女と何らかの繋がりがある光ならば、下手な消火は逆効果かと、脳裏に思考が駆け巡る。) (07/26-01:59:16)
晶歩 > (両膝を付いてしまっているので抵抗が出来ず、抱きこめられるがそれならばそのまま共に炎に巻かれてしまう。 自分の為にも、相手の為にも自由になる両手で、カラスを引きはがそうと突き飛ばす。 膝を付いた状態でも腕力は十二分に有り余っている。感情が渦巻いている今は尚のこと、力加減など出来ようはずもなく。) (07/26-02:04:49)
カラス > (例え小さな手でも少女の容赦ない力ならば、当然この妖怪よりも強いでしょう。コートは少女を包んだまま置き去りに、後方へ飛ばされる身を地へ着く片手でどうにか制御して) ッ…、と……!(ずざ、と滑る足元の草を犠牲にしながら、傾いだ上体を起こして少女へ視線を戻す。無理に手を出さずとも鎮火するものか、手を出すべきか、判断を迷うように。) (07/26-02:14:48)
晶歩 > (少女の身に残るのならゆっくりと舐めるようにコートは燃えていく。その下の少女の皮膚も髪も少しずつ少しずつ焼け焦げる。 触れた以上はこの光が少女の魔力そのものだと判別できるだろう。物理的に少女の身を焦がし、また少女の心を枯渇させていくように燃え上がる生命の炎となって燃え上がる。 少女は地に伏している。) (07/26-02:19:19)
カラス > 待っ…、た!!(鼻を擽るのは布を焼き、人を焼く、匂い。ぐ、と脚に力を籠めて少女の元へ駆け戻れば、炎に焼かれる肢体を抱え上げよう。) 嗚呼…、少し、悪いさね。(炎は己の身をも焼くのだろうか。さりとて、それは大して問題でもないのだけれど。 少女の抵抗が無ければ、男の背でバサと緋褪色の羽が音を立てて姿を見せる。) (07/26-02:25:27)
晶歩 > …ぅぐっ…ぅー!ぅ~ぅ!(ぶんぶん首を振る。 炎は少女を焦がし、向かって行きはしないが、そちらから来るのならカラスの身をも焼く。 全力で抵抗する。が、少女にカラスを傷つける意図はなく、もがく手足は強靭な力を持つが体格差で抑え込めないこともない、という程度。) (07/26-02:31:46)
カラス > 悪りィね…、もちっとだけ…耐えてくれさ。(きっとこれは、自分にはどうする事も出来まい。となれば、今度は半ば強引にでも少女の肢体を抑え込む。 この身が焼けようが飛べるのならば何の問題もない。何時かを思い出すように、男は少女を腕に地を蹴り夜空へと羽ばたいた。) (07/26-02:39:55)
ご案内:「森の中の開けた場所」からカラスさんが去りました。 (07/26-02:40:10)
晶歩 > (拾わなければ、いつの間にか手から離れてしまったウィングスタッフが森の中に取り残される。) (07/26-02:41:29)
ご案内:「森の中の開けた場所」から晶歩さんが去りました。 (07/26-02:41:33)
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」にカラスさんが現れました。 (07/26-02:44:14)
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」に晶歩さんが現れました。 (07/26-02:46:36)
カラス > (森の中にはウィングスタッフを置き去りに、ちらちらと燃える羽根を散らして降り立つのは岩場の温泉。月の細い夜でさえ煌めく水面は空からの視認も容易く、その傍らへ着地しては勢いそのまま炎に包まれた少女の身体を投げ込みたい。一刻も早く、と) (07/26-02:48:31)
晶歩 > (投げ込まれれば一旦少女は衝撃で沈み込み、光は浮かんでくるころには大分収まっては来るが、燃えている。 しばらくすれば癒しの効果で消える気配はある。ぷかり、力なく少女は浮かんでいる。) (07/26-02:51:05)
カラス > (湯の中でも燃えている気配に俄か表情を歪めるも、徐々に火力が納まる気配を察しては、そ、と喉に詰まっていた息を静かに吐いた。) ……っは、…取り敢えずは、……安心かね。(こちらの効能は、もう数年前に実証済みだ。膝から力が抜けるように、温泉の傍らへ屈み込む。) …何が、どうなったのやら。(この事象の原因に、さっぱり心当たりはない。この妖怪にとっては。 火傷が痛々しいだろう少女の姿を眺め、もう一度、今度は深く息を吐き出した。) (07/26-02:58:30)
晶歩 > (朦朧としそうな意識の中、幾度となく多くの命を救ってきたであろう件の温泉に投げ込まれたことは想像できた。自分も一度、丸ごと命を救われた。 だが、この身体を作るのはこの水ではない。 この身を治すのは、この力は違う。 彼の妖精の持つ癒しの力がどれほどかなど少女の知ったことではない。光が、炎と化した光が弱まってから、まるで消える気配はなかった。 ただ、もう燃える炎も認識してはおらず、光はただ揺らめくのみで、少女を害しはしなかった。投げ込むのならただの泉か川に投げ込むべきだったのかもしれない。 少なくとも、それで頭は冷えた。暖かい湯の中では、ただただのぼせ上っていくばかりで。正しく身体を作り直す力に少女の魔力は抗うが、もう燃え上がり残りは少ない。 故に完全に癒しの効果を失くすこともなく、火傷は幾分か治っていくだろう。少女は水中でもがくが、息はできるので問題はない。) (07/26-03:07:06)
カラス > (水中でもがく少女の姿は、きっと何かに抗う様を伝えるだろう。しかし、それを察したところで、この天狗にとって優先すべきは少女の肉体を癒す事であり、これ以上その少女の身体を焼かないこと。 炎の一片も受け付ける事の無かった紅いマフラーを、くいと鼻先まで引き上げて) …朝には、元気になってりゃいいんだけどね。(ぱた、ぱたと、男の背で焦げた羽が幾度かの開閉を繰り返す。さて、と一度は脱力した足に力を込め直して腰を上げ) …晶歩、大丈夫さ?(飛び立つ前に、一声。返事は無くとも構わない、少女にもう何度目かの無事を確認しよう。) (07/26-03:15:01)
晶歩 > (大丈夫かと問われている。大丈夫だと言わなければと思うほどには意識が回復した。 そうだ、落ち着いていればこの中では呼吸ができる。だから、顔を出して告げなければならないことを告げることもできる。どちらが上か下かもうわからないが、声の聞こえた方がきっと上。手を精一杯伸ばす。何か、掴まれるものかないか。 水なのだから力を抜けば浮かぶ。 気が付くまでしばらくかかるが、相手は行ってしまわないだろうか。 ようやく力を抜いた身体が浮かび、水面から顔を出す。)……カラス…ごめん…な、さい……(と、それだけ声を返した。) (07/26-03:22:00)
カラス > (水中で少女の肢体が身じろぐのを見れば、僅かに眉を下げて膝を折る。まるでこちらへ伸ばされるように感じた腕は取れずとも、浮上した少女の声を聞き漏らさぬよう耳を傾けて) …何も、謝る事なんざねェさ。(謝罪の言葉に、困ったように紅い瞳が微笑んで。ふ、と少女へ伸ばし掛けた手は、何を思ったか途中で止まる。) …元気になったら、あっちのー…館の、俺の部屋においで。美味い菓子と、茶の準備でもしておくさ。(頭を撫でる代わりとばかり、ちゃぷと湯に浸ける指先でゆるゆると小さな波を届けよう。) (07/26-03:30:13)
晶歩 > (ぐにゃり、視界が曲がる。 あの時もそうだった。自分は感情をぶつけて理不尽な弾丸が向いてもカラスは一つも怒らなかった。 ただ、それを思い出して、唇を噛みしめれば、そこで少女の意識は途絶え沈んでいく。 意識が働かなければ、魔力が底をついた少女の身体に容赦なく癒しの力が流れ込む。) (07/26-03:36:46)
カラス > (眠ったような様子に、紅い瞳が一瞬不安げな色を浮かべたものの、治癒が始まる様子を見れば安堵に片目を和ませて。) …おやすみ、晶歩。(さて、と今度こそ腰を上げて。不意と視線を向けたのは岩場の向こう。) 鶺鴒、小雲雀。(呼んだ二つの名に併せて、山犬の鳴き声ふたつが揃って返る。念の為、保険として番犬を置いて行くとしよう。 ぱさ、と羽ばたきと共に飛び立てば、僅かに体勢を崩した後で妖怪の姿は闇夜に消える) (07/26-03:42:06)
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」からカラスさんが去りました。 (07/26-03:42:37)
ご案内:「岩場の温泉 癒しの湯」から晶歩さんが去りました。 (07/26-03:43:44)
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