room01_20170827
ご案内:「荒野」にカトリックさんが現れました。 (08/27-21:01:24)
カトリック > ……たく。(使い込まれたケースを岩の上に置き、続く形でソレに腰掛ける1人の少女風貌。 長きコートから覗く手や顔には細かな切り傷や僅かな返り血が白き肌を汚している。) … (近道になると、得体の知れない洞窟を通り道にしたのが迂闊だったか。 洞窟から出れば街道などとは程遠い黒く汚れた地。 一時間ほど歩いてここまで辿り着きはしたが、人里…否、旅人どころか、まともな接触が出来る存在そのものと出会えていない。 つい数分前まで酷使していた右手を鳴らしつつ、左手でケースを開けて中から取り出すは一枚の紙。) …… (俺が居た町の地方はここ。 …… 此処も、この地図の地方及び風景と似ても似つかん。 微かに眉を寄せつつ、己が置かれた現状を少しでも掴まんと思考をあらゆるカタチで弄る)    (08/27-21:09:14)
カトリック > ……(そもそも俺が入った洞窟、確かに高い岩山ではあったが、地図を見る限りそれ程の規模ではない。街道として多少の整備はされていたが、自然も豊かな地域だった。 少なくともあの山脈の向こうがああ迄様変わりしている事への理由には成りえない。 だが現に、俺があの洞窟から出ると、淀んだ空と荒廃した大地、見た事も無い種族の魔物どもが俺を出迎えた。 … そして、洞穴に舞い戻ってもあの街道には繋がっていない。) ……何がどうなっている。繋がらねぇ。 (今己が置かれている現状とつい先程までの記憶と今迄の知識が、まるでかみ合わない。 地図を丁寧に折りたたみながらも、未曾有の経験と先の見えぬ現状に、少女風能の表情は少し曇っている。) … (一先ず魔物の襲撃は止んだ。 現状に於ける装備と糧を確認しなおし、今後の行動に移そう。 そうと決まればケースを完全に開ききり、羽織るコートやズボンのポケットも各種まさぐり、己が持つあらゆるモノを把握しはじめた。)   (08/27-21:23:12)
ご案内:「荒野」にセアラさんが現れました。 (08/27-21:24:08)
セアラ > (荒野を軽快に駆ける亜人が一人。ひょいひょいと跳ねる様に走っている。カトリックの右斜め前方300m地点を横切って左にある森へ向かっていそうな。) (08/27-21:26:30)
カトリック > …(食糧は無し、水はこの瓶に入っているだけ。 メシは数時間ほど前馳走になって満腹に近い。 魔物との戦闘で多少疲弊しているが、此処で少し休めば充分に取り戻せる。 この方角に進むとして、余計な消耗が無ければ数日は安定して動き続けられはする。 … 数日で、辿り着ければ良いが。 平穏な帰途から一転して死と背中合わせのサバイバル。) … (如何なる苦境に立たされようとも俺は生き延び、俺の町に…店に戻らねばならない。 胸の内で奮い立たせ、身体を休めんとした時である) …? (…静寂に何か、物音が混ざる。…この様子から、何者かの足音、か? … 改めて眉をひそめるとその場から立ち上がり、岩で仁王立ちするカタチであたりを見渡し、音の主を見出さんと視覚を聴覚を…気を磨いだ) (08/27-21:31:14)
セアラ > (セアラの足音は鳴らない。流石『蹄』持ち。山野を駆けて足を鳴らす様なことはない。代わりに首元の鐘が鳴る。カランカランとそれはもう自己主張激しく。荒野にあっては保護色に近い色合いの服に肌に髪の色だが、纏う肩掛けが鮮やかな青だ。きっと目立つだろう姿が長距離走モードで走っている。) (08/27-21:34:29)
カトリック > …(食糧は無し、水はこの瓶に入っているだけ。 メシは数時間ほど前馳走になって満腹に近い。 魔物との戦闘で多少疲弊しているが、此処で少し休めば充分に取り戻せる。 この方角に進むとして、余計な消耗が無ければ数日は安定して動き続けられはする。 … 数日で、辿り着ければ良いが。 平穏な帰途から一転して死と背中合わせのサバイバル。) … (如何なる苦境に立たされようとも俺は生き延び、俺の町に…店に戻らねばならない。 胸の内で奮い立たせ、身体を休めんとした時である) …? (…静寂に何か、物音が混ざる。…鐘。…誰か、一定以上の知性と文明を持つ存在が此処に来ている? … 持ち物をケースやポケットにしまうと立ち上がり、岩で仁王立ちするカタチであたりを見渡し、音の主を見出さんと視覚を聴覚を…気を磨いだ) (08/27-21:36:37)
セアラ > (先ほどまで右にあった姿は今正面へ。下半身の蹄は草に隠れて見えないだろう。まるで野生の草食動物の様に駆けるのが早い。おおよそ二足歩行の動物とは思えぬ速さで左の森へ向かっている。) (08/27-21:39:59)
カトリック > (己を喰らさんとする存在以外の何かと巡り会える機会。 出来れば逃したくはない。 今迄以上に気を張り詰め、やがて動かぬ風景に混ざって不自然なまでに主張をする”動作”を見つける。 己の視力では限界があるが、確かに見抜いた。 だが、単純に声をかけても届くか保証がつかめない距離。 …止む無い。少し考えて、少女風貌は長き髪を流して岩から降り、ケースをしかと握り締めて主張を続ける存在に向けて全力で駆け出す。そして)   おい!!!   聞こえるか!!? (渾身の少女な澄んだ声を豪傑の如く叫びながら、己が存在を激しく主張しにかかった) (08/27-21:39:59)
カトリック > (音からして単なる獣と見間違えた可能性もある。…だが、確かに見えた。唯の獣には無いモノが。 ソレがこの少女風貌にリスクを承知で声を荒げさせる原動力) (08/27-21:41:35)
セアラ > (亜人は駆け足を止めぬまま、確かに声の方へと振り向いた。何事? と首を傾げるもセアラは職務に忠実である。まだ止まるだけの理由がない。)<<呼びました?>> (耳に聞こえず、まるで脳裏に響く声が返る。) (08/27-21:43:47)
カトリック > (全力疾走で駆けはするが、その息遣いは規則的。乱れを知らない。 聞こえなければその時だが…) !? (突如のシゲキに、少女風貌は本能的にその場に立ち止まる。 … 何だ、俺の頭の中に声が直接…? … 俺の声の後というコトは… 一度大きく息ついて ) ああ、呼んだ! … 俺はお前に害を成すつもりは無い!道に迷ってな!!! … もし良ければ、助けて欲しい!!! (その場で立ち止まったまま、眉を寄せつつもさっきとおなじくらいに声を叫んで呼んだ理由(ワケ)を告げる。 もしこの”声”の正体が先ほどの存在なら、少しは希望を持てるかもしれない。)   (08/27-21:47:54)
セアラ > (駆け足はにわかに止んで、方向転換。カトリックの方へ向かってくる。駆け足30秒。それで彼我の距離を15mまで縮める。)『いいですよ。ここに一番近いお店までで良いですか?』 (距離が近い分、先よりは柔らかな声音。声音?) (08/27-21:52:15)
カトリック > (何かがこちらに…そうか、成る程…! 微かな安堵に頬を緩める頃には、人物は充分視認出来る程の距離までやってきた。 見た感じ、思ったとおり。理性の無い魔物の類ではない。話が出来る人物だろう。 だが、自らはまだ足を進めるコトはせず、その場で佇んだまま頷く) …店があるのか。ありがたい。 人間の足で1日で行ける距離にあるなら、道程を教えてくれるだけでも構わない。 (彼女…かは分からないが、この人物の動きからすると何かの途中だったかもしれない。 その邪魔になるなら無理に付き合わせるコトも無いだろうという考えから。)  (08/27-21:56:41)
セアラ > (首を傾げて斜め上を見上げる。少し考えて。)『僕の足で30分です。あなたの足でどれだけかかるかは分かりません。あそこに見える森の中を"時狭間という店"を思い浮かべながら行くと、時狭間に着きます。目的意識が大事です。目的意識を持たずにただひたすら歩くだけなら、ここからどこへも行けません。分かりますか?』 (08/27-22:02:06)
カトリック > (やはり返答のたびに、頭の中で声が響く。直接の会話はできないのか…頭に左手を当てるもそれも束の間)…遠目でお前の姿を見てたんだが、俺の足は全力で走ったところで遠く及ばない。 だが、どんなに早くても30分で着けるなら、絶望的な程遠いワケではないだろう…(……示された森を見て、漸くまともな自然の光景に目にかかれたコト、己が求めていた地点というものが生まれた目標からまた一段と肩を落としつつ…同時に提示された問い掛けに少し首を捻って思案) …この森には何らかの術かは分からないが特殊な何かが成されていて、ただ何となしに歩く者を惑わす魔性…のようなモノを持ち合わせているのか…? それとも、その時狭間という店やそこに住まう者が、目的の無いヤツを拒んでいる……といったところ、か?(少女風貌は、”そういう目線”で考えた。) (08/27-22:07:52)
セアラ > (小さく頷き。)『あの森は平坦に見えても実際は一本橋を渡る様なものです。あなたが行きたいと願うあらゆる目的地は一本橋の先にあるけれど、一本橋から足を踏み外せば最初の位置から渡り直し。一本橋の上に身を置き続けるコツが目的意識です。目的意識を忘れて何かに気を取られたり、寄り道したら、その時点で一本橋から落ちてしまいます。川にかかった一本橋から横に行けば川に落ちるのが自然な様に。でもあなたは一本橋から落ちた事に気付けない。森は一見平坦で安全に見えるから。実際に一本橋から落ちてもあなたの体が傷つく訳でもありません。そこがあの森の難しい所です。』 (08/27-22:15:01)
カトリック > …御伽噺の舞台にでも俺は誘われたのか…と思いたくなる話だな。そこらの樹海より厄介かもしれないな…(…聞く限り、理屈としては分からなくもない。喩えとして聞いてもこれから訪れる森は唯の自然地帯でないコトは想像がつく。 だが、分かれば分かればで己が先ほど迄居たアタリマエの景色との剥離加減が感情ニ影を造る。 幾度か森林を見て嘆息をつくと…)…良ければ、もう1つ構わんか?(聴いても、と、相手を堅き面持ちで見据えて)  (08/27-22:19:29)
カトリック > …御伽噺の舞台にでも俺は誘われたのか…と思いたくなる話だな。そこらの樹海より厄介かもしれないな…(…聞く限り、理屈としては分からなくもない。喩えとして聞いてもこれから訪れる森は唯の自然地帯でないコトは想像がつく。 だが、分かれば分かればで己が先ほど迄居たアタリマエの景色との剥離加減が感情ニ影を造る。 幾度か森林を見て嘆息をつくと…)…良ければ、もう1つ構わないか?(聴いても、と、相手を堅き面持ちで見据えて) (08/27-22:19:55)
セアラ > 『歩けば必ず"どこか"へつける他の森とは違うかもしれませんね。』 (にっこりと亜人は笑い。) 『何ですか?』 (08/27-22:20:40)
カトリック > 厄介と言えば厄介だが…そこを通らないと店に辿り着けないなら、挑むしか無ぇ。 このまま訳も分からず彷徨ってジリジリ野垂れるよりは、ずっと沸き立つ話だ。(まァ良い、と微かに、けれど確かな笑みを見せて心意気を見せる。一先ずの目的地を見出せるだけで、此処まで奮い立つモノなのか、生存本能。 … それはそうと、コートのポケットから折りたたんだ地図を広げて見せながら)…此処はどこにあたる?…とはいえ、地図を見た限り、こんな荒れた大地はこの近辺には無ェ筈なんだ… (差し出すは、とある広き世界の地方を拡大した地図。) (08/27-22:24:48)
セアラ > (セアラはその場から動かず、カトリックの目を見つめ、カトリックが見ているもの、想定しているイメージの傍受を試みた。『悟り』だ。) (08/27-22:27:27)
カトリック > …。(…何故俺の目をそこまで見る。… 俺の瞳から、何を見出そうとしている? … 一瞬目を逸らしかけたが思いとどまり、目を見開き瞬きを止め、己が眼光を委ねるコトとしよう。 念のため、雑念を捨てたつもりで) (どこまでも広がる青空、街道という一本の道が刻まれた大草原、幾つかの洞穴が刻まれた小規模な岩山。 己が想い願う広き世界。) (08/27-22:30:25)
セアラ > (傍受成功。)『この荒野はあなたが居た場所の地図にはない荒野。一本橋の先の大地から落ちないと、落ちた場所があることに気付けないから、その地図にはこの荒野が載ってません。あなたが元居た場所は"一本橋"の先の大地にあります。元居た場所に戻るためには、回り道が必要です。』(傍受回線を通じてセアラ自身が持つ時狭間のイメージを逆流させる。)『森を往きながら、この店を目指してください。』 (08/27-22:37:07)
カトリック > ………(…今迄は突飛ではあっても、まだ現実味を帯びていると判断出来たからありのままを保って聞き入れられた。 だが、この事実そのものは受け入れ、分析しきるまで時間がかかりそう。 … それこそ青少年向けの架空の冒険譚の如く現象ではないか。 この廃れた大地とつい先ほど迄単に洞窟を経由しただけの豊かな景色が、全く違う存在になっているだなんて。 … 今回ばかしは少し、返事が遅れる。 眉を深くひそめ、空いた掌を見つめて、両手の指を折っては開いて、を幾度も繰り返し、やがて力強き拳とする。) …ッ。 (08/27-22:42:57)
セアラ > (転送完了。)『それじゃ僕は行きますね? 道中お気をつけて。』(にっこり笑って、15mの距離にあった亜人は踵を返し、森の中へ駆けていく。見る見る背中は小さくなって、森に入って暫く。蜃気楼の揺らめきにその背中は忽然と消え去った。一本橋を渡ったのだ。) (08/27-22:45:30)
ご案内:「荒野」からセアラさんが去りました。 (08/27-22:45:33)
カトリック > !…(しまった。礼を失念していた… と、我に返るも束の間、既に行ってしまった。接した感じ、そういう細かなコトは良くも悪くも気に止めないタイプと思うが、礼の一言も言えなかったのは少し悔やまれるところ。 …再び禍々しき静寂が中、少女風貌は1人となった。) …しゃーねェ。 (今一度頭を軽くかくと、少女風貌も意を決して木々を掻き分け森林地帯に足を踏み入れる。 この少女風貌もまた、時狭間なる店舗に繋がる「一本道」を渡ったのだ。)  (正直、己が置かれた現状及びこの地に対する自覚と現実味がまだ沸ききっていない。 だが、今はそれを考えつめるコトは止めた。 今は少しでも確実に提示された情報を掴み、そこから更なる探索や交流を経て判断材料をかき集めてからでも、それは遅くはないだろう。 今出来る最善と思う判断を、迅速に下した迄の話だ)  (08/27-23:08:32)
ご案内:「荒野」からカトリックさんが去りました。 (08/27-23:08:38)
::::  PbsChat v2.5.1改変版  ::::