room40_20180212
ご案内:「神隠しの森の館ーまじない屋サツキの風邪ー」にタキヤシャヒメさんが現れました。 (02/12-20:32:16)
ご案内:「神隠しの森の館ーまじない屋サツキの風邪ー」からタキヤシャヒメさんが去りました。 (02/12-20:33:06)
ご案内:「神隠しの森の館 -まじない屋サツキの風-」にタキヤシャヒメさんが現れました。 (02/12-20:34:21)
タキヤシャヒメ > (酒場『時狭間』の裏手より下った先の森。そこは異界への境界となっており、進むごとにその身は隔世へと沈んでゆく。神域か、それとも世界のほころびか……恐るべき野獣のいない、穏やかなる森の境界を通り抜けた者の瞳に、幽玄な薄霧に包まれた宿が経っていた。ーー幻想夢幻館。キッチン、ルーム、書斎、花畑、浴槽と実に多くの設備が並び、それらを無料で利用できるというなんとも破格と言わざるを得ない宿場である。自由に利用空き部屋のひとつに、昨日まではなかった木製のドアプレートがかけられていた。 『まじない屋サツキの風 営業中』と墨字で描かれたそれは、何処か目を引く存在感を放つ。) (02/12-20:34:41)
ご案内:「神隠しの森の館 -まじない屋サツキの風-」に春風のマーチさんが現れました。 (02/12-22:41:23)
春風のマーチ > ―――ありゃ、達筆。(ひょっとしたら入り口の前から発せられた声が、中に聞こえるかもしんない。甲高い子供の声だ。声の主は、明らかな人工物の建物の中には不似合いな、小さな幻想種。気にせず勝手しったるとばかりに入ってふわふわと宙に浮かんでいる妖精は、筆と墨で書かれた文字に目と体を止めた。――ある意味こういう筆と墨の文字が本場とも言える世界の人の字だ。そういったのに馴染みが無ければ物珍しく見えるだろう) (02/12-22:44:04)
タキヤシャヒメ > (妖精が物珍しそうにしていると、ふと扉が開かれた。扉を開いた途端、部屋に満ちている甘く華やかな香りが噴き出すように室内から溢れ出た。それはただ良い匂いというのではなく、魂に安らぎを与え、心を落ち着かせ、心地よい眠りにも似た幽玄の境地へと導く深みのある香りだ。)あら、いらっしゃい。妖精のお客なんて珍しいわね。(優しげな笑みを浮かべた、蛇の目の妖姫は小さな来訪者に中に入るように促した。) (02/12-22:51:36)
春風のマーチ > (物珍しいが、さてどうしようか。生憎扉を開けるには体格不足――といった所で、扉が開く。――変わったお香の香りがふわりと香る。香るが……実はこの妖精には、本来の数分の1程度しか香ってこない。風や、魔力妖力を読めるのなら、感じるかもしれないが、この妖精のほんの周りだけ、寒くない様に空気の結界とも言える物を纏っているから、外の香りを少し感じづらくなっている)(それはともかくとして、香りよりも覗かせる風貌が、思ったよりもずっと若いのと――大した驚きも感じていない彼女に、逆に妖精が驚いて、目をパチクリだ)ありゃ、"そっち"の妖怪にもこういったのがいるの??(見た目も服装もどう見ても和風――ちょっと意外そうにしつつも、促されるままに扉をくぐり、彼女の元へと――金? そんなモノは無い) (02/12-23:02:46)
タキヤシャヒメ > いいえ、いないわ。まあ、南蛮人程度には珍しいわね(要するにそんなに珍しくもないということである。)……あなた、風の妖精ってところ?あんまりお香焚いたのはいいけどあんまり意味なさそう……(周りの空気の流れを見て、タキヤシャヒメはそう所見を語る。苦笑い混じりのそれは、自身の準備がさっそく無駄になったことへの自嘲である。 ーー部屋の中はなんの変哲もない家具が一式置かれており、店というよりはただの個室であった。ーーただ、獣の骨、水晶玉、いくつかの薬草が小分けにされたビンなどの不思議なモノが至るところに置かれており、それ以上に大小様々なワラ人形がみっちりと置かれていた。まるでこの部屋にワラ人形達が暮らしているのではないかと思うほどに、大量に。そして、部屋の片隅に置かれた陶器の水瓶から一人でに白煙がもうもうと立ち込めていた。例えるならば、日常風景に非日常風景のパーツを組み込んだらこうなるだろうというような風景であった。タキヤシャヒメは奥の肘掛け付きの椅子に座ると、マーチを見つめてニコリと笑う。)ようこそ、まじない屋サツキの風へ。まあ、ゆっくりしていくといいわ。(タキヤシャヒメは、そう語るときゅうすでお茶を汲んで、一応差し出した。)……ねえ、貴方って何を食べるの?あと、その羽って鱗粉とかあるの? (02/12-23:26:30)
春風のマーチ > (いや、珍しさの具合が分からない例えだ)極たまに見かけるって具合カナ? あっ、分かっちゃう? オイラ、春風のマーチってんだ。今の季節は寒くってサ。それじゃ――(春に最も活動的になる妖精であるが故の対策。だけど、気になるなら結界を外して、から)(妖精が片腕を上げれば、ふわり、と、室内なのに緩く風が吹く、香りは消えず、若干空気があったかくなった、様な)ん? あー、肉とかじゃなきゃ食べれる、けどー。別になきゃないならそれでもー(流石にきゅうすはデカすぎるし、妖精用カップなんて無いだろうし、無きゃないで別に。)んぇ、リンプンほしいの?(何か妖精、意外そうに変な声が出た。ぱたた、と宙であなたに向き直り) (02/12-23:41:56)
タキヤシャヒメ > そうね。たまに似たようなのを見かけることはあるわ。 ふふ、相手を見る目には自信はあるもの、当然よ? 春風のマーチ……ふんふん、なるほどなるほど……(結界を解いてくれるのを見ればタキヤシャヒメは満足げな笑みになる。どうせなら、嗜みとして調合した練香の香りを楽しんでいってほしい。そういうきもちなのである。)便利な力を持っているのね。名前に違わず、ってところかしら?かわいい妖精さん(まるで、部屋の中に春のそよ風が舞い込んだようだ。香の香りが消えることなく、暖かさだけが増した今、加湿しているのもあって更に心地よくなってゆく。)妖精と聞くと、なんだか甘い物を好んでいそうな先入観があるわね。うーん、もう少し小さなモノも持ってくるべきだったわね(まさか小さな妖精が来るとは思ってもいなかった為、しまった、とばかりに頭を掻く。蛇の瞳でマーチくんをジッと見つめて、意外そうに振り向く彼に優しく微笑みかけた。)ええ、もちろんタダでとは言わないわ。代わりにおまじないの一つでもかけてあげるわよ?或いは占いとかそういうの。 (02/12-23:54:40)
春風のマーチ > へぇ、オイラも"そっち"には行った事あるけど――多分別世界のにたよーな…や。似てないか、絶対。(日本は日本でもスマホとかある日本だ。ついつい、苦笑してしまう。)ふふふーっ、オイラにかかれば夏涼しく冬暖かく過ごす事も出来るのだっ!(えへんぷいっ。両手を腰に手をやって胸張った。とはいえ、夏冬秋にそれをやり続けられるスタミナなんてないのだけれど)あははっ。妖精の事知っててくれたのはうれしーケド、多分来る相手全部に対応するなんて無理だよー。(まぁ、予想外には、そりゃそうだろう。と思う。色んな所と繋がりすぎてる印象すらあるから)おまじないー? 面白そうだけど、どんなの? どれだけ欲しいー??(色々部屋の中を探検したかったけど、やっぱりヒトがいる時はそっちが一番優先だ。その方が楽しいし、このまじない師の女の子も、幼いのに絶対にタダ者じゃないのだから。――興味引かれて、ぱたたっと、きゅうすの置かれた机の上に立って、あなたを見上げましょっか。自分ひとりから、1回で取れるリンプンの量などたかがしれてるわけで。――その気になれば、妖精郷で保管しているリンプンも持ってこれるのは秘密。……というか、纏まった量が欲しいなら必然そうなる) (02/13-00:06:06)
タキヤシャヒメ > フソウに来たことあるの?それとも別の日の本かしら?……もしかして、スマホとかある方の日本かしら?(スマホとかある方の日本はバッチリしっかり知っていた。なお、タキヤシャヒメはガラケー好きである。)へえ、すごいじゃない。……じゃ、あなたの名前を刻んだお守り作ってそのお力を借りちゃおうかしら?(にや、と妖精らしい不思議な力を持つマーチの能力を羨んでか、お守りに名前を刻もうとか言い出した。ゆくゆくはその力を再現した式神を……とまで考えている。)それは私のプライドが許さないの。せっかく来てくれたお客に茶のひとつも出せない女将なんて、とんだお笑い草よ(たとえ予想外が普通にあるこの世界であろうとも、それだけは譲れない。涼やかな声が真っ直ぐに響く。)そうねぇ……悪いモノを寄せ付けなくする、家出した犬猫が家に戻ってくる、女の子に声をかけられやすくする、夢見をよくする、ちょっとした運の改善……まあ、いろいろよ、いろいろ。 鱗粉の量はある程度は欲しいわね。呪術の道具に使えそうだもの。(クスクスと袖で口元を隠して笑う。妖精の鱗粉がどういうものなのかは未知ではあるが、未知であるからこそ欲しいのだ。もしかしたら、呪術に使えるかも……という考えもある。)……あなた、部屋の中を探検したいでしょ?アタシに構わずしていいわよ?話すなんていつでもできるし、アタシはここにいるからね (02/13-00:23:06)
春風のマーチ > フソウ? ――って、そっち知ってんだ? フツーに違う世界行ける人? おねーさん。(流石にそっちを知っている事に驚いて、わーっ、と見上げる顔の眼と口がまん丸に開いた)えっ、ちょ、契約とか力を借りるとかカンベンだよーっ。結構キツいトコもあるんだからっ!(やろうと思えば、まぁ、出来るかもしれないが、それをやる程の力の妖精かって聞かれると、分からない。焦った様に手を横でパタパタさせて慌ててる。)うーん……。そーゆーモンなのかなぁ。("違う"事が当然で、必然他とは違った対応を受けることも"当然"なので、ちょこっとそういう拘りには理解示せない妖精一匹)うーん。そりゃそうだよね。となると――後でこの部屋に届けりゃいい? オイラと、仲間達から採れるの?(自分ひとりが、今から、となれば少々きっついお話で)んー、んじゃ、話しながらでーっ。(ぱたたっ、色々と見て見たいから、また、机から宙へと飛び立って、薬草やら獣の骨やらがある棚の方へと) (02/13-00:35:50)
タキヤシャヒメ > ええ、フソウ。近いようで遠い、日ノ元ね。 流石に意外だったかしら?でも残念、東京や巴里の町を洋装で冷やかして回るのは大好きなのよ。そうね、少しだけ手間はかかるけれど。だから、アタシに限りなく近い鬼女の滝夜叉姫のことも、知っているわ(驚くマーチの鼻先に、人差し指を突きつけていたずらっぽく微笑んだ。しかも口ぶりからすると頻繁に行っているようである。)ふふ、そこの日本に行くとね、ある首塚にお参りに行ってしまうのよ。そこに祀られているのは限りなく父に近い赤の他人なのにね(何処か、遠くを見るようにそう呟いた。父に限りなく似た誰か、それに惹かれてかお参りに行ってしまうのはもしかしたら本能なのかもしれない。)大丈夫大丈夫、あなたに責が及ぶことはないわ。知ってる?名前というのは世界で一番短くて、世界で一番強力な『呪い』なの。誰だって名前をつけられるときはこうであれと定義するでしょう?何者でもない何かが、名前をつけられた瞬間に他の誰でもない誰かになる。呪うことは願うこと、思うことは願うこと。誰にでもついている名前というものには、とても強い力が秘められているのよ。だから、誰かの名をお守りに刻んだならばその名に込められた『想い』『願い』『定義』『性質』……そういったものを引き出せるのよ。少なくとも、アタシはね(綿々と語る内容は、即ちマーチ本人の力を借りるのではなく、春風のマーチという風の化身である彼を示す名の力を引き出すということだ。ガチの契約というよりは、ただの願掛けに近いだろう。しかし、願掛けで十分なのだ。タキヤシャヒメが誰かの名を刻んだならば、程度の差はあれ加護を受けることができるのだ。)ちなみに名前を知られるというのは存在を知られるということ。魂のしっぽを掴まれるようなもんだから、悪いやつには気をつけるのよ(後出しのように、なんだか不吉なことをヌかした!)そういうモノよ。どんな種族であれ客であるならアタシにとっては誰だろうと大差ない。神でも人間でも妖精でも犬猫でも、このサツキの風の客だったらみんな同じってこと。ああ、理解は求めてないからしなくてもいいわ(なんだか高慢な物言いでそう言い切った。だが、やはりそこにはプライドがあった。)何?それとも今この場でその羽むしって臼で引いていいの?なんてね、後でいいのよ後で。後払いもできるようにはしてあるわ、無論……約束破ったらどうなるかはわかるわね?(ニ ヤ リ 。蛇の瞳が妖しく光る。約束を破るなど少しも思っていないが、からかいたいようだ。)わかったわ。じゃ、適当に世間話でもーー(タキヤシャヒメはマーチの話に耳を傾ける。妖精なんていう珍しいモノの話はよく富んでいるだろうし、彼女は彼の話に耳を傾ける。そして、彼の疑問にも答え、時にクスクス笑い、時にからかい、穏やかな時間が過ぎてゆく。まじない屋サツキの風の営業が終わるのは、当分先でーー) (02/13-01:09:12)
ご案内:「神隠しの森の館 -まじない屋サツキの風-」からタキヤシャヒメさんが去りました。 (02/13-01:10:47)
春風のマーチ > (p:御疲れ様でした。こちらも、今からがっつりおまじない、となると厳しい所がありましたので助かりました。お相手ありがとうございましたー) (02/13-01:11:50)
春風のマーチ > そりゃ、そんな服装してたらねー。――ま、あっちの服が便利とは限んないケド。(和服の経験あんまりないから比べられない――ってのが、本音だが、普段いる場所が旧い日本なら、洋服は浮くのは想像できる)?(タキヤシャヒメ、彼女の名前をまだ聞いてなかったが故に、妖精は不思議そうに首を傾げる。とはいえ、時代も歴史も違うが、どこかで同じ日本なので、不思議な繋がりはありそうだ。とは思うのだけれども)たまにガチで契約して力持ってこう、って手合いいるから怖いんだよーっ。……子供に昔の凄い人の名前付けるよーなモンだね。(難しい話だけど、自分なりに噛み砕いて理解するのは、決してこの妖精、苦手じゃない。理解した、とコクコク頷いて)――知ってるケド、だからって気をつけるのが難しいのがいけないんだよーっ。(むぅ、精霊、妖精間、契約やら何やらに気を使う分、知ってはいるが、だからどうしたという物もあったりする名前の話)――ちょちょちょ、おねーさんちょっと怖い怖い怖いっ! ってゆーかお金もお金になりそーなモノも持ち運ぶ余裕無いからオイラッ!!(サイズ的な問題で即金とかほぼ不可能ですもん、全力で下がって腕をぶんぶん振るって――)(時に怖がり、時に笑って、時間が過ぎていくのでしょう――) (02/13-01:25:05)
ご案内:「神隠しの森の館 -まじない屋サツキの風-」から春風のマーチさんが去りました。 (02/13-01:25:09)
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