room50_20180401
ご案内:「異界フソ\ウ・ヘイアンキョウ」にキヨヒメさんが現れました。 (04/01-17:03:20)
ご案内:「異界フソ\ウ・ヘイアンキョウ」に舞斗さんが現れました。 (04/01-17:06:42)
キヨヒメ > (桜の香りを運ぶ暖かな風が、穏やかに都を吹き抜ける。そこはヘイアンキョウ、くわしいことは部屋の説明に書いてある和の都だ。頃合いは働き盛りの昼間の頃、天から顔を覗かせるお天道様が燦々と光を降らせ、人々の営みを見守っていた。ある者は商いをし、ある者はボンヤリとし、ある者は道端で寝っ転がってどやされたり。いつもと変わらぬ穏やかな時が一刻、また一刻と刻まれてゆく。 その折、被衣(牛若丸が弁慶おちょくってる絵で牛若丸が被ってる布。)を纏う、ひとりの少女が優雅な足取りで人々の合間をすり抜けて歩みを進めてゆく。)「よお、おキヨちゃん!今日もカワイイねえ!新しいポン酢ができたんでよ、今度また来てくれよ!」そうなのですか?ありがとうございます、セキマルさん!今度寄らせていただきますわ♪ 「おいセキマル、抜け駆けするんじゃねえや!キヨヒメちゃん、俺ンとこでも新しくアメちゃん仕入れたからよ、甘いもんが欲しければぜひご贔屓に頼むぜ!」ええ、もちろんでございますわ♪(被衣を纏った少女ーーキヨヒメは、軒先で暇そうにしている商人たちに応答しながら進んでいった。その雰囲気は時代劇、或いは大河ドラマのようではあるが、それが当たり前であるがゆえに古めかしくも雅やかな日ノ本の光景が広がっていた。キヨヒメはやがて、広場にたどり着いてそこに腰を降ろす。人々が憩うことができるように誂えられた、一本の桜の木がある以外は特に何もない広い空き地だ。) (04/01-17:21:33)
舞斗 > (とても忙しい。とにかく忙しい。目の前、上空、地面、人、人、人の波。朱に黒に白に景色が揺れる。吹く風には桜白色の花びらが舞い抜けていく。その波の中で揺れるキヨヒメの布を目印に慎重なりに短い脚で追いかけていく。) 人、多い…っ (時折キヨヒメに声をかける何者かとキヨヒメの様子を目にして目を丸くさせたり、軽く驚いたり。やがてたどり着いた広場で腰を下ろしたキヨヒメに少し遅れて隣に座る) はぁ、やっと追いついた… キヨヒメはあぁいうところ歩くの慣れてるの?人が多くてびっくりしちゃった… (ふぅ、と額ににじんだ汗を袖で拭った) (04/01-17:33:47)
キヨヒメ > 舞斗くん、大丈夫でしたか?ごめんなさいね、思わず先へ先へと進んでしまいました(キヨヒメはいつもいつも着いていく側ゆえに、少し配慮不足になってしまったことに気づき、申し訳なさそうに謝った。東京ほどの忙しさではないが、それでも活気に満ちた人の波というのは慣れていないとなかなかツラい。キヨヒメは歩き慣れているのですり抜けてゆくことができたが、初めての舞斗にはそうはいくまい。)ええ、私はこの街のことはよくよく知っておりますから、慣れておりますよ(そういうと、汗を拭う舞斗に瓶ラムネを差し出した。形状はもちろん21世紀の今でも見ることができるアレと同一で、ここまでの街並みからはいささか浮いている。キッチリと冷えており、ガラスの表面には僅かに水滴が浮かんでいた。)まあ、ここからすぐに行ける別の世界の方が人混みは多いものですが。ショウワの東京などすごいですよ?でぃすこなるものが流行っておりまして、ええ(なんて、ヘイアンキョウ以外のことも語ってみたり。) (04/01-17:42:48)
舞斗 > ううん大丈夫っ こうして追いつけたしっ (ぐっと親指立ててニッと笑った。) そっか、キヨヒメの街だもんね、おれはあんまし街に出な…わっ 何これ きれい! (出てきた瓶ラムネを見てぱぁっと顔を輝かせた。差し出された瓶を恐る恐る持ち、その冷たさに目を丸くする) 冷たい! 不思議な形の瓶に入ってるんだねぇ…いただきまーす (瓶に口を付けて一口) あっ 美味しいー炭酸なんだっ (瓶を傾けてくぴくぴと飲み進めて) ぷっはー ショウワのトウキョウ?ですこ? はわー…いろいろあるんだねぇ 今まで通ってきた道にもいろいろあったし、賑やかで楽しい場所だぁー (小走りの熱もラムネで冷めて、ほっと一息。) キヨヒメは、ここで、いつもどういう生活してるの? (と尋ねて) (04/01-17:53:53)
キヨヒメ > あまり街に出ないのですか?四季を感じるというのもまた粋なものですよ(サイキッカーゆえ病院というか施設の中でアレコレしている現代SFなノリなのかもしれないが、キヨヒメはそれを知る由もない。なので、小首を傾げてラムネを美味しそうに飲む舞斗に不思議そうに尋ねるのだ。)ええ、特に今は春ですから賑やかさはかなりのものですよ。……ふふ、この先ではアメノウズメ様という舞踊の神様が舞を見せてくださっているところですしね(くすくす、と袖で口元を隠して微笑んだ。耳を澄ましてみれば、ずいぶん遠くから腹の奥底に響くような太鼓の音が聞こえてくることだろう。同時に、人々の歓声も。)やはり武家の娘ですから、お勉強をしたりお稽古をしたりといったところでしょうか?遊びに出かけることもありますわ(なんて、語る。やっぱりいつも通りのようだがーー)「おおーい、ここに邪魔して大丈夫かァ?」(いきなり野太い声が響く。二人の子供の憩う広場にやってきたのは頭から二本の角を生やした巨大な男だ。身長は3メートルほどで、キヨヒメでも頭が股間のあたりに、舞人では頭が太ももに届くかどうかという域である。傷が刻まれた赤褐色の肌、隆々と盛り上がった筋肉で覆われた極めて太い手足は力強さを感じさせ。上半身裸で腰巻きを巻いただけという姿は荒々しくも野生的だ。その彫りの深い顔は剛毛のヒゲで覆われ、ギョロギョロと血走った瞳と口から覗く牙がなんとも恐ろしげで、まさしくおとぎ話の英雄に倒される人食い鬼の具現であった。) (04/01-18:05:33)
舞斗 > 街に行っても忙しくて、あんまりちゃんと様子を見たことってないかも…今度行ったときはきちんと見てみることにする! (うん、と頷いてラムネを飲み干す。からころん、とビー玉が中で転がる様子が面白いのか飲み終わってからも手にもっていて) ブケのむすめ… 勉強したり、お稽古したり…へぇ~…遊びにも行くんだ なんかちょっと良い (と言いかけたところで降ってきた野太い声。)  !!! (あまりの驚きに声が出ない。手からラムネの瓶を滑り落としてしまい、地面でビー玉のぶつかるキンキンした音が響いた。) きっ きよっ (やっと絞り出した声と共に、キヨヒメに必死にしがみつく。鬼がいる方向から隠れるようにキヨヒメの裏へと逃げ込んだ) (04/01-18:13:34)
キヨヒメ > ええ、構いませんよ……って、あら?(挨拶をするも、対象的に恐怖と驚愕のまま背後に隠れる舞斗。そんな彼にキヨヒメはとても優しい声色で語りかける。)大丈夫ですよ、舞斗くん。この方は悪い方ではありませんから「そうだぞおボウズ。おじさんは悪者じゃないぜ、ガハハハ!」(鬼は足元のラムネ瓶を拾ってベンチに置くと、遠慮なく対面側の巨大な切り株に座り、悠々とキセルをふかし始めた。何から何までとんでもないビッグサイズで、立ち込める煙などはちょっとした火事のようだ。そして、キヨヒメはやんわりと話しかける。)大丈夫ですわ、ここは平和なヘイアンキョウ。鬼も妖怪も神様も、みんな優しくて良い方ですよ?私がついていてあげますから、ね?(伸ばされた手が舞斗のもちもちのほっぺに触れ、以前したように優しく撫でられる。) (04/01-18:24:22)
舞斗 > 悪者じゃない…? (キヨヒメに声をかけられて、撫でられて、やっとその背中から半分だけ出てくる。) …この前怖いのに会って、超怖かったんだー…だから、そういうのと同じなのかと思った。 なんか信じられないけど…なんかすごい場所なんだね… (やっと落ち着いて座りなおす)  (04/01-18:28:51)
キヨヒメ > 「おうよ。俺達はあそこに見えるオオエ山に住んでてな、俺だってシュテンの親分に頼まれて酒買いに来ただけなんだぜ?おじさん、取って食うわけじゃねえから膝の上に来たっていいんだぜ?」シュテンさま、相変わらずお酒が好きですのね……(キヨヒメの背中から首を出す少年に対し、鬼が自らのことを語る。どんな恐ろしいヤクザよりもなお恐ろしい、異常にコワモテな顔を破顔させ、野太い声で語る姿は果たしてどう映るやら。)あら、怖いのに……それは災難でしたわね……次はわたくしが守って差し上げますから、ね?(よしよし、と隣に座る頭を撫でてそう語りかける。その声色はとても優しいもので、舞斗への思いやりや愛情がよく感じられる穏やかさがあった。)はい、誰にとっても楽しく過ごせる場所がこのヘイアンキョウですわ。最初は戸惑うことも、恐いこともあるかもしれませんが……楽しいこともたくさんありますわ (04/01-18:43:16)
舞斗 > (頭を撫でられると嬉しそうにして) キヨヒメが一緒なら、怖いのも大丈夫かも! キヨヒメ、こういうの (と、何か長いものを持ってブンブン振る仕草) 持って、戦ってくれそうだからっ (ねっ!と顔を覗き込んでから立ち上がって) ねぇねぇ、もっと他の場所も見てみたい! いろんなところ連れてって、キヨヒメっ (と、キヨヒメの袖をついついと引っ張る。) (04/01-18:48:35)
ご案内:「異界フソ\ウ・ヘイアンキョウ」から舞斗さんが去りました。 (04/01-18:51:05)
キヨヒメ > なるべくなら、穏便に済ませたいところですけれど(クスリ、と苦笑混じりにそう語る。確かにそれはできるけど、できれば戦いたくはない。というか、そんなことになるような場所ではないとわかっているので無邪気な舞斗くんに微笑むだけだ。)ええ、いいですよ。では何処か、茶店にでも参りましょうか(急かす舞斗の要望に応えてキヨヒメはゆっくりと立ち上がる。鬼にお辞儀をして挨拶をして、二人は賑やかな町並みへと消えてゆく。その後の漫遊はまた機会があればお話することとなりましょう。ですが、異界の少年はヘイアンの世を楽しみ時狭間に戻っていたということは確かのようでございます。) (04/01-18:58:45)
ご案内:「異界フソ\ウ・ヘイアンキョウ」からキヨヒメさんが去りました。 (04/01-18:58:53)
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