room41_20180505
ご案内:「神隠しの森の館44号室 -まじない屋サツキの風-」にタキヤシャヒメさんが現れました。 (05/05-23:18:52)
タキヤシャヒメ > な・ん・な・の・よ、これはぁーーーーっ!!(甲高い怒声が突然部屋の中に響く。いつも通り数多くの藁人形が軒を連ね、多種多様な怪しげなグッズが置かれた室内で小さな女将が荒ぶっていた。テーブルに叩きつけられたヘタクソな藁人形を睨みつけ、顔を真っ赤にして地団駄を踏む。)なんで藁人形ひとつ満足に作れないのよ!?こんなモン納品したらウチの店の恥さらしよ、恥さらし!わかってんのアンタ達!(激怒やまぬタキヤシャヒメはまさしく鬼女の如き剣幕で佇む黒衣のガイコツを思い切り怒鳴りつけてスネを蹴りつけた。しかし、足の親指をぶつけて思わず飛び上がってしまう。) (05/05-23:26:23)
タキヤシャヒメ > このクズ!無能!虫ケラァ!戦うことはできてもこういう作業はできないっての!?アンタ達それでもこのタキヤシャヒメ様のしもべなの!単純作業しかできないって下等なゾンビ共と同等じゃないの、これ!!(失礼&理不尽なことを言いながら、目に涙を浮かべつつも更に怒鳴る。100体の藁人形達はみな歪で、飾られている藁人形に造形で及ぶべくもない。けれどガイコツは当然何も言わず、糸で吊り下げられた操り人形のようにただ佇むだけである。そんなこと主人である彼女がよぉく知っていることだが、なおも罵倒を繰り返す。)ゴミ!不器用!バカ!肉無しの脳無しーッ (05/05-23:30:49)
タキヤシャヒメ > ぜえ……ぜえ……(更に力いっぱい罵倒すること数分後、タキヤシャヒメはようやく気が済んだのか大人しくなった。指を鳴らすと積み上がった藁人形を形なすヒモがひとりでに外れ、ただの藁の山へと帰ってゆく。それを前にすると、彼女はひとりウロウロと部屋の中を歩き出した。)あの妙に辛気臭いボク女に指定された期日は二ヶ月後……請けた以上は絶対にやらなきゃなんないわ。できませんでしたなんて言ったらそれこそバカにされるし、祭の景品として出すからには良いモノを納品しないとサツキの風の名折れね……でもひとりでやるには他の業務もあるし、必死こいてやるなんてアタシのタイプじゃないわ。とはいえこの作業にバイトなんて雇えないし……(イライラ、ムカムカ。焦燥と反骨心が心の内から現れ、アテが外れたことに関して唇を噛み締めてひたすら思案していた。なんというか、話せばまだ違ってくるかもしれないが現時点ではいけ好かない相手に弱みを見せたくない、そんな一心だった。) (05/05-23:39:50)
タキヤシャヒメ > (その時、おタキの脳裏に自分と同じくらい上手く藁人形が作れる連中がいくつか頭に浮かぶが、それらを次々と振り払ってゆく。)ハシヒメ様は却下、あの人は力が強すぎるからここには持ち込めないし、恋人持ちに無差別に縁切りを発動させて運命的死を連発しそうでシャレにならない。ヤシマちゃんは忙しいし、チャラクズはアイツに頭下げるのだけは死んでもイヤ。……そう、なると……(タキヤシャヒメの顔が険しくなる。それはとても迷っているような、多くの感情がないまぜになった葛藤だ。) (05/05-23:45:55)
タキヤシャヒメ > ……アイツならここにいるみたいだし、引き受けてくれるわよね(ぽつり。)でも、ここにアタシがいると知れたら押しかけてくるわよね、絶対……(優しく、誰相手でも隔てなく接する名前の通りの清らかな姫君。それなら喜んで仕事の手伝いをしてくれるだろうが、同時にこっちのことが大好きだからアレコレ世話を焼きにーー)あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーー!(タキヤシャヒメは頭を抱えて絶叫した。対抗心と頼りたい気持ちの両方がないまぜになった、すんごい叫びである。苦悩の夜はまだまだ続くようである……) (05/05-23:49:40)
ご案内:「神隠しの森の館44号室 -まじない屋サツキの風-」からタキヤシャヒメさんが去りました。 (05/05-23:49:45)
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