room01_20180506
ご案内:「岩場」にサウスさんが現れました。 (05/06-08:19:26)
サウス > (時刻は朝。まだ朝靄にけぶる森を抜けて、岩場へと辿りつけば駆けて来た勢いのまま岩山を駆け上がる。殆ど崖の様な岩山も慣れた足取りでタンタンっと駆けあがり)<──スタンッ>(頂きで着地。到着すれば、ゆっくりと振り返る。白い霧が降りた森が遥か遠くまで広がっている。早朝の空気はひやりと澄み、心地が良い) (05/06-08:23:21)
サウス > (ゆっくり、岩山に腰を下ろす。此処へは数日前に来たけれど、その僅か数日は、何かを変えていた) (05/06-08:25:25)
サウス > ───卍ー・・・。(ちょっと、誰かに報告したい気分だった。報告するなら、此処。何故だろう。この場所は、自分が憧れる男に繋がって居る気がした。 丁度あの海が、愛しい彼女に繋がって居る様な気がする様に) (05/06-08:29:54)
サウス > 卍、俺ね・・・。狼の群、追い払えたよ。テリトリーを、守れた。守れて見て・・・思ったよ。(ぽつ、ぽつ。遠くに広がる岩山と森へ視線を向けながら膝を抱えて) (05/06-08:32:02)
サウス > 例えば、生きる為に、狩りをして、さ。生きる為に、食われないように闘って、さ。生きる為に、テリトリーを守って・・・。けど、それだけだと、ね。 俺の世界って、狭いんだ。何処へでも行けるし、何をするのも自由だけど・・・。自分の為だけの、世界で、凄く狭い世界なんだって、気付いたよ。 それって、凄く寂しい世界なんだ。 (05/06-08:35:36)
サウス > 俺は、卍が凄く好きだ。ラピスも、れす・・・じゃないか。晶歩も、娯暮雨も、イリスもフォンセも、他にもいっぱい、好きだ。 大事だし、友達だ。 けど、守る者が居ない世界は・・・凄く、寂しい世界だって、思ったよ。 独りの世界は、心ン中が穴空いたみたいに、寂しい世界だった。(じ、と遠くを見つめ、ぽつり、ぽつり) (05/06-08:41:26)
サウス > ──初めて、さゆに会って、さゆに恋、して・・・。そんで、俺舞い上がってた。浮かれてた。さゆの事ばっか、考えて、さゆが喜ぶことだけ考えて。 ・・・すっげ、ガキだった。(アハ、なんて小さく嘲笑めいて笑い)・・・けど、それじゃ駄目なんだ。(もう一度、真っ直ぐに顔を上げる。何処までも広がる、大地──) (05/06-08:45:18)
サウス > 卍が居て、ラピスが居て、そんで・・・。やっぱ一番好きは、さゆで。卍やラピスが居るから、俺は前、向ける。さゆが居るから、俺は、強くなれる。 ──これが、答えだった。 さゆが、気付かせてくれた。 これが俺だ。(ぐっ。拳を突き出す)・・・見つけたよ。俺の答え。掴んだ。 (05/06-08:49:45)
サウス > (自分の中の、何かが変わったと感じた。 己のテリトリーを守り、孤独を知って、愛する者を得て。 長い放浪の旅よりも、此処数日の出来事は、丁度脱皮をする様に、少年を『男』に変えていた。ザリ、と立ち上がり、真っ直ぐに前を見すえる。ニ、と挑む様な目を世界へと向けて、一度大きく深呼吸。ン、と両の拳に力を込めれば、岩山を駆け下りて。森の中へと消えていく) (05/06-09:00:32)
ご案内:「岩場」からサウスさんが去りました。 (05/06-09:00:53)
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