room03_20180507
ご案内:「森の奥 ─50k地点─」にサウスさんが現れました。 (05/07-19:58:44)
サウス > <ザザザザザッ!!!>(何かの茂みを掻き分け走る音。 驚いた様に夜だと言うのに飛び立つ鳥。逃げ惑う小さな獣。ッターーーン、と飛び出して来るのは角を持たない雌の鹿。口からは泡を吹き、目は飛び出しそうな程に見開かれ。首に、足に、胴体に刻まれた深い獣による深い傷。足を蹴り上げ、必死に逃げる逃げる逃げる───) (05/07-20:02:18)
サウス > (続いて聞こえる茂みを掻き分け走る足音。付かず離れず鹿を追う。バっと茂みから跳躍をすれば、白い獣は鹿の後ろ足へと牙を突き立て、直ぐに離脱をする。けたたましい鹿の悲鳴が上がる。弾き飛ばそうと蹴り上げた足が空を切り、激しく首を振りかざして追手を追い払おうとして) (05/07-20:04:27)
サウス > (白い獣は鹿の足元を獰猛な唸りを上げて右へ左へとステップを踏む。僅かな隙を見つけては牙を突き立て次の瞬間には離脱をする。じわり、じわり、弱らせる) (05/07-20:05:59)
サウス > (やがて鹿の足が止まる。四肢を踏ん張り、頭を低く下げて白い獣をねめつける。大人しいと言われる草食獣も、この戦いに置いては荒々しい獰猛な顔に変わる。 白い獣もまた然り。 手負いの鹿は血塗れの足を忙しなく動かし、蹄を慣らし、ブォゥ、と吠える。『近寄るな』『あっちへ行け』と。白い獣も無傷ではない。あちらこちら、白い毛皮が朱に染まっている。牙を剥き、ガゥッと吠えては素早く鹿へ噛みつこうとしては、頭突きを喰らって弾かれる。 かれこれ、数時間に及ぶ攻防。10キロ程の地点から、40キロ程追いかけて追い詰めて。) (05/07-20:13:30)
サウス > ガァゥッ!!<ダンッ!!>(横へと回り込み、白い獣が跳躍をする。ガっと首に牙が掠める。逃げようと体を捩る鹿の向こう、クル、と体を捻り、スタン、と着地をすれば、着地の際のバネを利用し一気に飛びかかる。ガッシリと首に喰らいつき、そのまま力任せになぎ倒す。なぎ倒された鹿は尚も立ち上がり逃げようともがく。その首筋へ鋭く突き立てた牙を激しく振り、食いちぎる。夜のしじまに悲痛にも取れる鹿の悲鳴が幾度も響く。グルルルル、と唸りを上げ、ガァァッと吠えながら何度も何度も牙を突き立てては頭を振る。必死に空を蹴る鹿の足が、やがて天を向いたまま、白い腹を晒し、動かなくなる。)・・・ッフーーー・・・フーーーー・・・フーーー・・・ (05/07-20:22:03)
サウス > (獰猛な獣そのままに、鹿の腹を爪で掘る様に裂き、牙を突き立て、皮を食い破り、まだ湯気の立つ鹿の腹へ顔を突っ込むようにして、肉を貪り食う。 おこぼれにあずかろうと、幾つもの気配。近づく獣にガゥっと威嚇をし、腹が一杯になるまで無心で肉を喰らう。 やがて朱に染まった顔を上げれば、一度ベロリと口の周りを舐めて、再度鹿の腹へ顔を突っ込んだ。牙で胸肉を大きく食いちぎる。食いちぎれば、腿の肉も食いちぎり。纏める様に何度も口で咥えなおせば、まだ、大半の肉を残したままの鹿を残し、巣へと戻って行く。  白い獣が鹿から離れれば、直ぐに幾つもの獣の気配。 やがて鹿の亡骸は、骨を残し食い尽くされ、やがて森へと還って行く──) (05/07-20:30:43)
ご案内:「森の奥 ─50k地点─」からサウスさんが去りました。 (05/07-20:30:50)
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