room41_20180516
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にキヨヒメさんが現れました。 (05/16-21:11:59)
キヨヒメ > (館の裏庭には、多くの花が植えられており来たる者を楽しませる平和な空気を有していた。噴水から滾々と湧き上がり、光を受けて輝く澄んだ水は月の光を受けて万華鏡のように輝き、辺りを優しく包む夜の空気が静謐を与えていた。そこにある多くのベンチのうちの一つにて、キヨヒメは懐紙を口にくわえ、ササメユキの手入れをしていた。白雪を思わせる鋭い刃に打ち粉をポンポンとはたくようにしてつけてゆき、ひと通り済ませると紙で拭う。そうしてまた打ち粉を付けーー慣れた様子でその手入れを続けてゆく。その表情は真剣そのもので、まるで信仰さえ感じさせる眼差しで凛とした冷たい輝きを見つめ、喋ることなく作業を進めてゆく。)…………(やがて、手入れを終えた彼女は刀を見つめ、月の光を受けて自らの存在を示すように天に切っ先を向ける名刀を見つめ、満足げに見つめていた。) (05/16-21:26:59)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」にセフィさんが現れました。 (05/16-21:27:50)
セフィ > (たたたたたっ。修練場と逆の方、洗い場の方から掛けてくる子供。 裏庭を突っ切ろうとして、はたっと足を止めて。手足と顔は綺麗だが服も靴も泥だらけ。頭びしょびしょのまま其方を見やり)ぁ、おキヨちゃん。(にこっ)ごきげんよう。(胸元に片手を当ててぺこり、として) (05/16-21:29:44)
キヨヒメ > っ!(キヨヒメはセフィくんに気づくと、刀をゆっくりと鞘に収めた。口に紙をくわえた振り袖(赤地にサツキの花模様)姿というサマは以前出会った時とは違い、女武者というより神社の刀でも借りてきた女の子といった風体だ。そして、ササメユキを傍らにゆっくりと置くと、懐紙を口から離して軽く会釈する。)ごきげんよう、セフィさん♪今宵も修練をされていたのですね。良きことですわ(なんて、袖で口元を隠して含み笑いをしながら、傍らに座れるようにするのだ。) (05/16-21:34:51)
セフィ > 今日はこの間と装いが違うんだね。お姫様みたい。  ──ぁ、お姫様か。(キヨヒメ、だもんね、なんて) あ、修練はこれからやろうかなって。 ちょっと沼に嵌っちゃったから洗い流してきた所なんだ。(ゆっくり近づけば、汚れてるからね、と地べたに座って) (05/16-21:36:54)
キヨヒメ > ええ、蝶よ花よと愛でられて育っておりますから、いつもはこのような姿なのですよ。ふふっ(なんて、冗談めかして笑う。)沼、ですか。それはまた災難でしたわね(なんて、眉をハの字にすると気の毒そうに言うのだ。修練と聞いて思い出すのはこの前のこと。そういえば、どうなんだろう?)修練といえば……あれから、何か進展はありましたか?なにか聞きたいことなどあれば、私にできることならなんでも力になりましてよ (05/16-21:42:38)
セフィ > 荒野には良くある事だよ。僕の所で荒野って呼ばれてるのは、人間のテリトリーと意思の疎通の出来る獣や魔物のテリトリーと、自然の者が住むテリトリーと、全部の境界になってる場所があって、その境界になってる場所を荒野って言い方してるの。 だから砂ばっかの所も森の所も沼地あるんだよ。で、時々ね。 あそこ、ジャイアントスラッグが出るから焦っちゃった。今回は運よく沼から出たら此処に出れたから。 進展、か・・・。あったと言えばあったかな? 聞きたい事・・・。うーん。今は特にないかなぁ・・・。 思った事なら色々あったけどね。(にっこりと) (05/16-21:48:05)
キヨヒメ > なるほど……大なめくじが出てくるだなんて、また大変なところなのですね。ですが、セフィさんがご無事で何よりですわ。……教えたいことも多々ありますし、あなたに何かあればキヨはとても悲しいですわ。 思ったこと、ですか。よろしければ、お聞かせしていただいてもいいですか?聞いてみたいのです(なんて、小首をかしげて尋ねてみる。進展があるとか、そういうのが何か、見つけられたのなら聞いてみたいのだ。柔らかな眼差しは見守るようなもの。) (05/16-21:54:14)
セフィ > (ふふっと笑って)そう言えばこの辺でも見た事無いね。 僕のとこは雨の森って呼ばれてるとこにはいっぱい居るんだけど。凄いのだと山みたいにおっきいのも出るんだよね。大丈夫、僕にはまだ父様と母様の護りがついてるから。(チャリ、と胸元に付けた聖印を見せて)──んー。僕は3歳の時から荒野に良く放り出されてたんだけどね? 僕にとって荒野は怖い場所だったし、死にたくないから兎に角逃げる事を一番に考えてたんだ。 剣の稽古もしてたけど、剣の稽古は剣の稽古、荒野は荒野。別のものって感じで。 勿論荒野で剣を使って闘う事もあったけど、それも逃げる為だったり、食べる為に狩るのに使ってた感じで。おキヨちゃんと手を合わせてみて、凄い実力に差があったでしょ?その理由が判った気がしたんだ。 (05/16-22:01:15)
キヨヒメ > 山……なんと恐ろしいモノノケでしょうか。逃げるならまだしも、太刀打ちすることはできないかもしれませんわね……ふふ、それは心強いですわね(くすり、と笑って。)逃げて、生き抜くことも間違いではありませんし、それも昇華できれば力となりますけれど……確かに、正面から戦って力の差があるというのも仕方のないことですわ(その辺りのことは、理解している。それを理解したセフィの姿を見て、こちらから言うことはさほどはなかろう。……しかし、キヨヒメは思ったことを口にする。)……けれど、私は決して立ち向かうだけが人を守る術であるとは思いません。唐突なことかもしれませんが、そのようなことを以前から何となく思いましたわ(なんて、そんなことを口にして。) (05/16-22:10:36)
セフィ > (にこ。屈託ない笑みを向けて)うん。僕もそう思う。 母様に昔言われたんだ。 怖いと思う事は恥ずべき事じゃない。恐れを知る事は大事な事だって。恐怖や痛みを知らない者は、愚か者に成り下がる、って。 逃げる事も、大事な事だって思うし、必要な事だと思う。 でも、戦う事が必要な時、向き合えなかったら、それも駄目だと思うんだ。 技術もだけど・・・。心、が。 (05/16-22:15:11)
キヨヒメ > ……時にはその『愚か者』になってみるのも良いかもしれませんわ。『敵が何するものぞ、我こそは未来の聖騎士なり』……とまで傲慢になれとも言い難いところですが、とにかく踏み出してみるのです。私は『もっと怖いこと』を考えて脚を止めますけれど、セフィくんが同じとも限りませんしね(修行中であるがゆえに、キヨヒメはそんなことを語る。……だが、ゆっくりと立ち上がると自身の着物が汚れてしまうのも厭わずにセフィを抱きしめようと。)その心をどうやったら持てるか……一緒に探していきましょう?微力でも、力になりますから(甘い香りを漂わせ、キヨヒメは彼の背中を撫でようと。) (05/16-22:30:08)
セフィ > (抱きしめられそうになれば、かぁっと赤くなってストップ!っと手で制して)いや、待って!!!僕一応男だから!!!(子供とはいえもう11歳。流石に女の子を異性として認識するお年頃に、ハグは照れくさすぎる!!)── ん、えっとね。ちょっと違ってて・・・。見極めって言うのかな。 自分の力量を知れ、その中で己の最善を尽くせ。 そう、言われてきたんだ。母様に。 今は、1から剣を学び直そうって思ってる。ただの稽古じゃなくて、生きる事の延長に剣を置くって言うか・・・。そんな感じ。 (05/16-22:36:49)
キヨヒメ > あら?ごめんなさい、ついうっかり……(言われてみれば確かに、と考えて身を離す。よくよく考えてみれば確かにデリカシーがなかった、という感じだ。)……なるほど、そういうことですのね。力量を知り、最善を尽くす。その為に生きることの延長に剣を置く……と(勘違いをしていたらしく、少し恥ずかしそうに顔を赤らめた。)私にできることは、そのお力を磨き上げる為の修練にお付き合いすることでしょうか。師匠には「得た力の使い方などお前が決めろ。悪でも善でも、求める方を選べ」と言われてばかりでしたので、それに倣ってセフィくんの鍛錬よお手伝いをしましょうか(伝えたいことはあれど、きっとそれはまだ言う必要のないことなのかもしれない。ただ、セフィの学び直すことの手伝いをしようと考えるのだ。) (05/16-22:55:27)
セフィ > あははっ。おキヨちゃんのお師匠様もなんだ?僕も母様に言われたよ。 自分の道は自分で選べ。 例えお前がどんな道を進むにしても、自分がどう在るかを決めるのは己にしか出来ないんだ、って。 うん。まずは、おキヨちゃんが教えてくれた、剣と一体になるって言うの、練習してる所なんだ。教えて貰えると嬉しい。(離れて貰えば少しほっとしたように。) (05/16-22:59:26)
キヨヒメ > 師匠の場合は武術をひとつの武器としてしか見ていないといったほうが正しいかもしれませんけれどね?何しろ、あの方は自身の剣を『ひと振りの刃』としているのですから。……道中までは一緒に行けても、最後の一歩は自分の足で……というのはどんな時でも同じですわね。 ええ、構いませんよ。……ただ、言い忘れていたことがもうひとつございます。 それは、武器とは人の器となるということですわ。ただ人を斬るに非ず、ただ身を守るに非ず、それそのものには霊が宿り、使う者の魂をはかる。……ひとつとなるには、武器と向き合いその『声』を聞くことが大事です(知っているかもしれないが、一応そんなことを語るのだ。この思想は、先程の刀の手入れにおいて口に懐紙を咥えていた理由であり、そして語り忘れていたことでもあるのだ。) (05/16-23:10:25)
セフィ > (じ、と真摯な目を向ける。)武器の声、かぁ・・・。 うん、そうだね。意識した事は無かったけど、ちょっと判る。良いね、そういうの。(自分の抱えているブロードソードに視線を落として。何の変哲もない、支給品のブロードソードだ。大分煤けた鞘からも、大事に使っているのは見て取れるかもしれない)僕も初めてこの剣を父様から頂いた時は凄く嬉しかった。もう6年も使ってるんだよ。この剣。 僕の相棒なんだ。(えへへっと笑って) (05/16-23:14:42)
セフィ > ・・・Σ!(はたっ!慌てて顔を上げて、上を見上げ) (05/16-23:21:11)
キヨヒメ > ええ。市販品だとしても、それを作った時には願いや想いが込められています。その武器をいただいたときに、お父上は何を考えていらしたか、その時の嬉しい気持ちで何を考えていたか。それらを想い、応えてくれる剣にどう向き合うか。(煤けた鞘を見て、大事に使っているそれを見つめーー)まあ、6年も使っているのです。きっと、その剣もセフィくんのことを考えくれているはずですわ。……とっても、大事に使っているのが見えますもの。それで何を斬るか、何を護るか、それらを追求しながらもより良い一太刀を求めれば感じることができましょう。花鳥風月、自然の流れそのものが師になりますしね? (05/16-23:22:17)
キヨヒメ > (はたとセフィのことに気づき)いかがいたしましたか? (05/16-23:22:35)
セフィ > うん、ありがと。おキヨちゃん・・・。(アハ・・・。そろおり、立ち上がって)ごめん、僕今日はもう行かなきゃ!母様に見つかっちゃう、また今度色々教えて?!(わたわたわたっとすれば、またね!と駆け出して。その一拍後、上空を巨大な竜が飛翔するのが見えそうな──) (05/16-23:24:49)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からセフィさんが去りました。 (05/16-23:25:10)
キヨヒメ > わかりました、また今度いろいろとお話しましょうね!気をつけてお帰りくださいましねー!(飛翔するドラゴンを見上げ、キヨヒメは去りゆくセフィに背を向けてササメユキをその手に取る。魔除けのマントラが刻まれた鞘を見つめ、微笑した。)スズカ師匠、わたくしはやはりまだまだ未熟のようですわね。けれど、この未熟さをバネに頑張ってみようと思いますわ。……スズカ流に恥じぬように、ね(師から受け取ったその刀に話しかけ、ゆるりとその場を後にした。これからのことを思い、祈るように目を細めーー) (05/16-23:29:19)
ご案内:「神隠しの森の館 -裏庭-」からキヨヒメさんが去りました。 (05/16-23:29:23)
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