room03_20180517
ご案内:「神殿近くの泉」にmistさんが現れました。 (05/17-21:00:35)
mist > (しっとりと夜露と混ざり合い、白い霧が揺蕩う。 泉はサラサラと音を立て、満天の星を映し出す。泉の畔の楡の樹の根元へ腰を下ろし、竪琴を爪弾いて) (05/17-21:02:35)
ご案内:「神殿近くの泉」にタキヤシャヒメさんが現れました。 (05/17-21:03:38)
mist > ──Aalto kertaiseksi uudestaan ​​ja uudestaan​​, kun tahti Tuhat ja yksi yota tuhat…── (爪弾きながら、ぽつぽつと。歌を紡ぐ。今は無い、とある世界の言葉で。) (05/17-21:08:37)
タキヤシャヒメ > (薄靄に包まれる霧の湖は、静寂の中で響く凪の如き琴の音と共にそこに在る。ただ一人の奏者が緩やかな時を過ごし、そして美しい歌を響かせていた。 ーーその異変は、唐突に。青白い鬼火が泉の上に現れ、辺りの空気の温度が少し下がり、そしてその静寂は何処か面妖なモノに変化する。 水鏡に、波紋が広がってゆく。それはやがて水面に映る景色が曖昧となって消えてゆき、やがて波紋が収まると不思議なことが起こる。鬼火に囲まれた湖には月や星ではなく、夜の闇だけが映っていた。どこまでも深い藍色に埋め尽くされた湖は、何も映さぬまま凪の状態でただそこに在るばかり。)……いい歌声ね?何処の歌かしら(奏者が知る、幼くも艷を帯びた声が何処からか響く。南でも北でもなく、まるで湖から響いているようなーーだが、再び水面が揺らめき始めた。月を照らし、木々を照らし、そして……水がひとりでに渦巻き、飛沫をあげて霧が湖の中心を隠す。空の雲が地上に降りてきたかのように、それは濃く、深い。)まあ、それはいいわ。歌のおかげで、簡単に特定できたわ(言葉と共に、霧の向こうに紅い光が垣間見える。そして、さながら舞台を歩くキャストのように、渦巻いて、四散して、元の姿となった霧の向こうからゆっくりとタキヤシャヒメが湖の上を歩いてそちらへと歩んでゆく。散歩でもするような足取りでミストの前に現れると、イタズラっぽい笑みで語りかけた。)ごきげんよう、今宵もいい月ね。……どうかしら、新しい登場方法考えてみたんだけど(……ひとまず、この派手な演出に意味は特になかったらしい。) (05/17-21:21:12)
mist > (あたりの景色が変わる。映り込んだ闇に、一瞬で顔が青ざめる。何を勘違いしたのか、バっと口を押え、大事にしている竪琴を落として)グリンデル・・・? yoi tisyar na tieata・・・ッ!(ば、っと周囲を見渡し── た、ところで知った声)・・・タキ、ヤシャ、ヒメ・・・? 嗚呼、今のは君か・・・。驚いた・・・。(胸元を抑え、大きく息をついて) (05/17-21:25:06)
タキヤシャヒメ > アヤカシは何処にでも現れる……これ基本ね。特に、月が映る水鏡はアタシにとっては便利なワープ地点よ(そう言いながら、竪琴を拾いあげると大事そうに土を払って渡す。)夏には肝試しくらいするでしょ?その時は鬼火を灯して妖気で温度を落として、怪しい音で注意を逸しつつドクロに背後取らせる予定よ(なんて言いつつ、得意げな顔をしてみせる。アヤカシになってるので、人を驚かせたりするのは好きなのだ。まあ今回のは勘違いさせていたようだが)で、なんでビビってたわけ?もしかして、この前言ってた『既に存在しない世界』の宿敵かなんかでも思い出したのかしら(当てずっぽうで、そんなことを聞いてみる。興味、というよりは勝ち気な表情の裏に少し心配そうな色を宿していた。) (05/17-21:34:35)
mist > ン、まぁそんなトコ。ちょっと嫌な記憶とリンクしただけ。(小さく苦笑すれば落とした竪琴を拾い上げて草を払い)奇怪な現れ方には慣れているんだけどね。(1度大きく深呼吸をして)ん、僕を探していた?(お隣どうぞ、と少し横へとずれて) (05/17-21:37:06)
タキヤシャヒメ > ……ま、良い因果を重ねようとも悪い因果は切って離せるもんじゃないしね。でも、心配しないでおきなさいな、このタキヤシャヒメ様の目が紅い内はそんなことにはならないわ(なんて、ない胸を張って安心させるようなことを言う。)……ふうん、つまんないの。もう少しコメントくれてもいーんじゃないの?ま、そーいう相手をアッと驚かせてこそね、覚悟なさい?(蛇のようにニタリと笑うと、ミストの横に遠慮なくドカッと座る。)探していたのは当然ね、はいコレ。出来上がりは見せとかなきゃでしょ?(そう言うと、タキヤシャヒメは『丑刻のワラ人形』を差し出した。神様から受け取った藁と、因果を象徴する糸で作られており、スケープゴートとして、そして祈りの道具として機能するようになっている。その手に取れば幸運に補正がかかりファンブルしなくなる的なアレである。手ずから丁寧に作り上げているのが見て取れる出来となっており、粗らしい粗はない。このまま五寸釘で打ち付ければ人を呪えそうなくらい完璧にワラ人形である。) (05/17-21:48:20)
mist > ははっ。ごめんごめん。でも十分に驚かせては貰ったでしょう?(くすくすと笑って)今はあの場所を渡れるのはおそらくアイツだけだと思うし、アイツも今は幸せに暮らしている。お互いに無かった事には出来ないけど、それなりに仲良くはやってるから大丈夫。(ふわりと目を細めて微笑を浮かべ)ああ、もう出来たんだ?早いね。(差し出されたそれを受け取って)・・・へぇ・・・。良いね。Thanks. ・・・ああ、金は今でも大丈夫だよね?(空中へと指先を這わせれば、描き出された魔法陣から革袋に入った金貨が落ちてくる。ポスン、とそれをキャッチして)はい。確認して?少し色を付けてある。 (05/17-21:53:11)
タキヤシャヒメ > 生憎と人のトラウマほじくるのはシュミじゃないのよね。どうせやるなら自分の実力でやらなきゃ意味ないわ(唇を尖らせてぶーたれる。)なるほどね……そういうことなら言うことはないわ。ヒトなんてそんなもんよ、イヤなこと、相殺できないことがあれど収まるとこには収まるもの……ってね(詳しい事情はまったく知らない。だが、既に終わったことだ、とやかく言うべきではないだろう。……しかし訳知り顔で語るおタキはカッコいいのか滑稽なのか、どう映るやら。)100個。まだ全部はできてないけど、経過は順調よ。何しろアタシのしもべは優秀だしね(軽く意地を張ってさり気なく嘘をつきながら金貨の入った小袋を手に取り、それを軽くかざすと空中に紫炎の文字が浮かぶ。……古い方の漢数字だ。)確かに、ちょっとイロつけて受け取ったわ。あとは他にもマリとか作ってくればいいのよね?任せなさいな (05/17-22:06:15)
mist > 君らしいこと。 生きていればそれなりに色々とあるものさ。 何も無くては進化も成長もあり得ない。 良い事であろうが悪い事であろうが、そういう経験が己を形作るものだから、ね。 ん。宜しく頼むよ。(ふふっと笑って) (05/17-22:08:51)
タキヤシャヒメ > 当たり前、このおタキ様を見くびらないでほしいわね。怖がらせることもうまいことやらなきゃ気がすまないのよ。 世界はアタシのために回ってる、良いも悪いも全部含めて、それは全てアタシの為に在る。……で、当然世界はアナタの為にも回ってるものだし、それを受けて行うすべてが因果応報の理によって自らの運命さえ紡ぐの。アタシの世界は誰がいてもいいけれど、アタシはアタシの気に入らない奴は神だろうが悪魔だろうが許さない。ただ、それだけね。 任せときなさい、サツキの風の力を見せてやるわ (05/17-22:14:36)
mist > (ゆるり。軽く頬杖を付いて)ン、そうだね。(少し考える様に小さく首を傾けて)・・・多分、タキヤシャヒメの思う事も、僕の思う事も、恐らくは同じ何だと思う。  僕はまだ、人と真面に交わるようになって十数年しか経っていなくてね。だから、まだ判らない事もたくさんあるけど、思った事がある。 自分がどう在るか、と同じように、自分以外の者の在り方って言うのかな。 其々に思う事があって、色々な過去があって、その者を形作る。 多分僕だけでは、今の僕はありえない。当たり前だけどね。 僕に触れて、僕の心が動いて、そうなったのは間違いなく、『誰か』の存在が在ったから。 だから、僕は自分と同じように、自分以外もその一辺でなく、色々な事を知りたいと思うんだよ。 (05/17-22:21:49)
タキヤシャヒメ > アタシだってまだ13歳よ。けれど、かねがねアナタの言うことは同意ね。アナタの言うそれは『業』といって、人の根底に積み重ねられるものよ。たとえ生まれ変わったとしてもそれは消えることはなく、生きる上での自分を作りもする。……アタシがアタシであるのも、誰かの世界に触れたからこそだわ。……まあでも、アタシはアタシが至上だってことを念頭に置いてるし、知ることだって気楽に強気に行くのが一番ね。我が前に道はなく、我が歩んだ後にこそ道ができる……それだけ。(そう、語り終えるとミストの方に身体を傾けた。)でもまあ、こうやって誰かに意見聞いてもらったりするのといいものよね。やっぱりさ、けっこう気が合いそうじゃないアタシたち?(にこ、と微笑んでそんなことを言うのだ。) (05/17-22:35:24)
mist > ん。(ふ、と笑みを浮かべ、ツィ、と其方の頬に手を伸ばそうと)似ては居ると思う。信念が、ね。ただ、僕は少しだけ、君が心配。 タキヤシャヒメ。 ──初めて会った時の事、覚えているよね? そうして先日時狭間で話した時の事。 (05/17-22:38:27)
タキヤシャヒメ > (白い頬に手を伸ばされると、タキヤシャヒメは目を細めて心地よさげに受け取る。すべすべとした手触りが返り、暖かさは人間のもの。)…………(プイ、と目を逸らす。これから言われることはなんとなく理解こそしているが、それでも実際に言われるとなんか、な子供な雰囲気である。) (05/17-22:42:14)
mist > 君は、とても優しい子。(ふ、と目を細め)それ故かな。僅かだけれどね。君の中に、矛盾がある様に見える。 君が己をこうと定めた部分と、本当の君の部分の、矛盾。 人の言葉はとても複雑。その心も。だから、そういう矛盾が生まれてしまう。 (05/17-22:46:02)
タキヤシャヒメ > (常ならば、怒り狂って否定すること。だが、他に誰もいないこの状況で、そしてミストが自身の根底を完璧に見透かした発言をしたことにより、タキヤシャヒメは雷に打たれたかのように身体を跳ね上げ……)……そんなことわかってるのよ。でも、アタシは元々素直じゃないから改めるなんて無理。矛盾があるからってどうなのよ、一度始まったら逆恨みも、理不尽な怒りも、消えやしないのよ(顔を見せはしない、だが、その頬を伝って涙が流れて落ちてゆく。……その言葉には何処か自己嫌悪と劣等感があり、ここにはいない誰かに対する懺悔のようでもあった。) (05/17-22:56:41)
mist > (ふわり、頬を撫でれば、そっと抱き寄せようと。気位の高い子だ。泣き顔は見られたくあるまいと)改める、と言うよりも、ね。強気で行くのなら、その強気に意味を持たせてみると良いよ。君が怒りを覚える事。君が逆恨みをしてしまう事。どう思ってしまうのか、何故憤るのか。とても辛い事だけれど、己を静かに見つめてごらん。 きっと君の中で、強気に行くべき法則がある筈。君になら、それがきっと判る筈。 己がしっかりと見えたなら、その矛盾は別の形へ変えて行けると思うよ。そうすれば、揺らがない。曲げないのではなく、揺らぐことのない自分が手に入る。 (05/17-23:02:35)
タキヤシャヒメ > (抱きしめられると、抵抗することもなくやはり俯いて顔を見せずに黙っていた。自身の逆恨みを向けてしまう大好きな幼馴染みの笑顔を思い浮かべ、激しい自己嫌悪と劣等感が浮かび上がり、ドロドロとしたタールのような粘り気のある『闇』が身体から溢れ出し、ミストを飲み込むかのように纏わりついてゆく。)……わからないわよ、そんなこと。醜い自分を見つめて、そして意味を持たせろっての?……わからないわ、わからないわ。……けど(闇が、タキヤシャヒメの中へ吸収されなおしてゆく。振り向いたおタキの目元には泣いた痕はあるが、それでも泣いていたとは思わせない強気な笑みを浮かべていた。)……アンタの言うこと、たまにはやってみようと思う。今のトコは無理だけど、ね (05/17-23:11:51)
mist > いいや。君は醜くなど無いよ。君自身は君の中の胸の内の闇に焦点を置いてしまって、それに捕らわれてしまう事もあるだろうと思う。 でもね。君に虚勢等必要は無い。君は十分に強いでしょう? (纏わりつく闇毎受け入れる様に、きゅ、と抱く手に力を込める。)君がそれを一人で抱えるのが辛くなったなら、僕が居る。共に受け止める。どんな闇を持っていたとしても、ね。 『君は優しく、強い子』だから。(ふ、と目を細めて微笑し。軽く背をトン、とすれば手を解いて)  (05/17-23:18:12)
タキヤシャヒメ > ……強くて、優しい子ね……果たしてどうかしら?ま、少しは気が楽になったから礼の一つくらいはしておいてあげるわ(なんて、エラそうなことを言い返す。何処か、肩の荷が降りたかのような雰囲気で息を吐きーーミストの胸に顔を埋めるように抱きつこうと。)…………アタシの真の真名……『人としての名前』、預けてもいいってちょっと思っちゃった。アタシをこんなにした責任、取ってもらうんだからね(なんて、胸の中で言うとギュッと強く抱きしめる。自身の胸の内を見透かされた上に、こんなふうに言われたことで、タキヤシャヒメはこの前握手を拒んだミストに対してここで本気の信頼を寄せた。自分にはミストがいる、ミストには自分がいる、といったように、互いに互いのことを想うが如く。) (05/17-23:30:04)
mist > ふふっ。 僕にとって君はそういう子、だよ。(抱きつかれればきゅ、ともう一度抱きとめて)・・・・・・・・・・・・。(ぷ、と小さく噴き出して)・・・参ったな。そんなところまで似てるのか。 僕も思ったよ。 君になら、名を預けても良いかもしれない、とね。 ・・・受け取ってくれるかい?タキヤシャヒメ。(目を細めて微笑んで) (05/17-23:33:17)
タキヤシャヒメ > ……そんなこと言われちゃ、どうしようもないわね(意地を張ることもできない。まるで、母に言われているかのような錯覚さえ覚えてしまい、タキヤシャヒメはなんとも言えぬ気持ちになる。)そこまで行くなんてね。光栄だと思うべきかしら?呪術師に名前を預けるなんて、命どころか魂を預けるに等しいのに……いいわよ。でも、その前にアタシの方から受け取ってもらうわ(そう、苦笑混じりに告げると小さな口を開く。)……父はヘイケ一門の武将マサカドで、母はキミ御前。腹違いの妹がいて、お妾さんはキキョウの前というわ。誕生日はーー(ツラツラと、自らのことを語る。呪術師がそれを自ら全てをさらけ出すということは、命のみならず魂を差し出しているに等しいことだ。自身の本当の名前を出したのでは、呪術師相手に真名を差し出すという行為をする相手と吊り合わない、ゆえにこそ、だ。)そして、アタシがもらった名前は『サツキヒメ』千紫万紅に花が咲き誇り、暖かな風の吹くこの皐月(さつき)のように、美しく明るく育ってほしい……そんな意味のある名前よ。良い名前でしょ?(タキヤシャヒメーー否、サツキヒメは、魔的ではない年相応の笑顔でそう語る。) (05/17-23:50:54)
mist > (静かに目を細め、微笑を浮かべながら語られる出生の話。慈しむように小さく語られたヘイケ一門、マサカド、キミゴゼンにキキョウノマエ。そして──サツキヒメ)・・・美しい名だね。 ・・・僕の名は──(そっと耳元で囁いて。シー、と言うように唇に人差し指を当てる。こんな真似などしなくても、きっと判っては居るだろうが。名は言霊。名を通じ魂を繋ぐもの。タキヤシャヒメがその名で呼べば、これに直接語りかける事も可能となるもので)普段は、ミストと。僕も今まで通り、タキヤシャヒメ、と呼ばせて貰うよ。 (05/17-23:55:53)
タキヤシャヒメ > ……そうね。とてもキレイな名前だと、わたしも思うわ(今語った内容は、幼馴染であるキヨヒメが全部知っている。だが、自ら語ったそれは、ミストに預けるという意図があるがゆえに一切の防御はない。そして、語り終えた童女は何処か満ち足りた様子で、美しい名だという言葉に頷いた。)…………(そして、聞くのはミストの真の名前。生まれついて受け取った、彼女を彼女として規定する「世界で最も短く、最も強い呪い」。それを聞いたタキヤシャヒメは、彼女と心と心が繋がるような感覚を覚える。以前よりも更に近くにあるような、もう一人の自分であるかのような、そんな感覚を。)ええ、大丈夫よ。でもさ、よければあだ名つけてもいい?なんとなく、狭霧(サギリ)って呼びたいの。アタシのことは……まあ、おタキね。おタキでいいわ、うん (05/18-00:08:10)
mist > 狭霧? ふふっ。構わないよ。 じゃ、僕もおタキと呼ばせて貰うね。 さ。もう夜も更けた。送って行くよ。(どうぞ、と片手を差し伸べて。館までエスコートさせて頂きましょう──) (05/18-00:11:19)
ご案内:「神殿近くの泉」からmistさんが去りました。 (05/18-00:11:26)
タキヤシャヒメ > じゃあ、これからもよろしくねサギリ。ふふ、エスコートするなら丁重に頼むわよ、ナイト様?(この前のことを覚えているおタキは、からかうようにその手を取る。お姫様のように歩む彼女は堂々たる足取りでその場を後にするのであった。) (05/18-00:13:29)
ご案内:「神殿近くの泉」からタキヤシャヒメさんが去りました。 (05/18-00:13:40)
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