room03_20180518
ご案内:「風の渡る丘」にmistさんが現れました。 (05/18-19:50:33)
mist > (風が渡る。空には細い、細い月。 丘の上に1つだけそそり立つ巨木の太い枝の上、ヒュル、と霧が渦巻けば、色彩を帯びて人の姿を象る。普段は身に付けない、肩に羽織った打掛が揺れる。 口元に、薄く笑みを浮かべて) (05/18-19:53:49)
mist > (枝の上に腰を下ろせば、ゆるりと空中に指先を這わす。カチリと落ちて来るのは朱塗りの杯とトックリ。細い月へと視線を上げて) (05/18-19:56:35)
mist > (薄い蒼地に白い花。薄手の色打掛は、ひやりと渡る夜風の中、ほんのりと暖かい。僅かに甘い香の香り。 ゆっくりと流れる雲と渡る風。冴え冴えとした、刃の様な月は風流で。 口元に薄く笑みを浮かべたまま、手酌で酒を杯へと注ぐ。トロリとした酒の香り。ゆっくりと口を付けて楽しんで) (05/18-20:01:42)
mist > ──ん、良い出来。 エルトにも飲ませてやりたいのに、アイツ今頃どこで何をしているのやら。(いや、判ってはいるけれど。少しばかり、この場所に居るとあの雄大な翼を懐かしむ。 軽く幹へ肘をついて) ・・・昼間は暑いけれど、夜は結構涼しいな・・・。冴え冴えとした月が良く似合う。 (05/18-20:05:38)
mist > (ふわりと揺れる打掛の袖。ふ、と視線を落とせば一度徳利を木の洞へと置いてから、袂をツィ、と手に取って。愛しげに微笑めば、袂へと口付ける。袂に手をやったまま、ゆるりと月を見上げて。また1口、酒を口に運び)───。 (05/18-20:11:47)
mist > ──狭霧・・・。サギリ、か。(くつり。小さく笑う。 少しばかり、昔、ほんの僅かな時間だけ名乗ったそれに似た字名。)──危ない危ない・・・。呼び起さない様にしないとね・・・。 記憶と言うのは難儀なものだ。(ふ、と笑えば杯を傾ける。酔いが回り始めたのかも。頬が少し熱を帯びる。) (05/18-20:24:04)
mist > 嗚呼、参ったな・・・。(然程困った様でも無く、歌うようにぽつりと口にする)刃の様な月のせいか、それとも彼女が名付けた字名からの連想か。(瞳の色が金色へ変わりかけては元に戻る。その危うい感覚すら何故か心地よく感じる。ふふっと笑えば、片手をスゥ、と伸ばす。クンっと指先を振れば、一瞬にして天を彩る刃の様な月に似た、透き通った刃の様な爪が、長く長く、弧を描き伸びる。ユルリ、首を小さく傾けて) (05/18-20:29:40)
ご案内:「風の渡る丘」にシャルアモスさんが現れました。 (05/18-20:32:29)
シャルアモス > () (05/18-20:32:38)
シャルアモス > (遠き闇の地より羽虫の大群の様に渦を巻き起き上がる黒い何か。ソレは月明りを隠し、蛇の様にうねりながらゆっくりと先客の元へ近付いて行く。) (05/18-20:33:58)
mist > (ゆるゆると風に遊ばせるように爪を揺らす。クスクスと、小さく笑みを浮かべて。 近づいて来る何かに気が付けば、ヒュル、と爪を弾き戻し、それを眺めながら杯を口へと運び) (05/18-20:35:12)
シャルアモス > (先客の数m前方に降り立った黒い粒子は集合し、足元から順に人の姿を形成していく。やがて現れるのは相手にも見覚えのあるであろう青年の姿。)―暫く貴女の気配を感じなかった物だから、ついつい引き寄せられてしまいました。(見てくれだけならば何の変哲もない弱弱しい青年。視線を相手へ向ければ、張り付けた様な薄笑みを向け。) (05/18-20:37:12)
mist > ふふっ。珍しい場所で会うね? 嗚呼、そう言えば随分と久しい。(微笑を浮かべれば手酌で酒を杯へと注ぐ。背でふわり、打掛が揺れて。 徐にズィ、と其方へ杯を差し出して) (05/18-20:39:10)
シャルアモス > 僕も普段なら訪れない場所です。(男の右手には何やら凸凹とした妙なオブジェが握られている。闇の中では詳細を把握するのは難しそうだが。男はソレを手の中で遊ばせつつ数歩歩み寄り。) ―お酒ですか、久々に呑むなァ。(そっと白い手を差し出し、有難く受け取る事にしよう。) (05/18-20:41:25)
mist > ふぅん? 瘴気の地を離れ態々こんな所へ会いに来てくれたのかな?(ゆるり、足を組み合わせ、組んだ膝に腕を預けて頬杖を付けば、目を細めて其方を眺めて) (05/18-20:44:11)
シャルアモス > 最近はあの辺も退屈なんです、話し相手が欲しくて。(そっと杯を掲げた後、口付けては一口、小さくこくりと飲み下す。)――涼やかな風味だ、暑さも多少和らぐ。(心地よさげに目を細めては辺りの風景へ視線を流す。ちゃぷ、手元のオブジェが小さな音を立てた。) (05/18-20:47:21)
mist > 口にあった様で何より。(くつり。小さく笑って。あえて触れるのはよそうかとも思ったが、少々刃の様な月にあてられたか。少しばかりスリルを楽しみたい気分だった。故に、口にする──)・・・で?それは?(視線はそのオブジェへと向けないままに) (05/18-20:50:31)
シャルアモス > とっても。(にっこり。その表情のまま持ち上げたオブジェを月明りに晒す。何か軽い材質で出来た、人間の心臓の形をしたオブジェ。)――遠い在る国の在る部族が呪術に用いる道具です。使用する所を実際に見たが、なかなかどうして強力な道具です。対象となった男の血液をこの中へ入れて刃物で突き刺すと、やにわにその対象者は僕の目の前で悶え死んでしまった。とてもショッキングな光景でしたので、勢いで一つ購入してしまいました。 (05/18-20:54:39)
mist > 世界変われば、だね。色々なものがあるものだ。(小さく口の端を引くように笑みを浮かべ)───。(続けて何かを言いかける。言葉にはならないままに、ツィ、と其方に片手を差出し。杯を、と言うように) (05/18-20:58:01)
シャルアモス > この道具の怖い所は、血液さえ入手してしまえばいつ何時でも対象者を殺せると言う事です。恐らくこの道具の真の目的は『持ち歩ける人質』としての用途に在るのだと、僕は思います。(そっと杯を差し出しつつ、相手の顔を見た、目では無く、顔。)―熟練の冒険者、mist。貴女ならばどうします?大切な者の命を、僕がこんな風にこの手に握ってしまったら。(柔和な微笑が、わずかに粘り気を帯びる。) (05/18-21:01:36)
mist > ──((──やっぱり。))ふふっ。(ゆるり。首を傾け笑みを向けて)世界の理はその世界によって異なる。この世界がそれを可とすれば、僕が何をしようがその命は容易く散ってしまうだろうね?(事もなげに言い放ち)──が、僕の知るこの世界が僕の思う通りのものなら、散るのは果たして何になるのだろうね。 (05/18-21:04:05)
シャルアモス > (相手の言葉を受けてはクスリと笑み、杯を相手へ返せば、数歩そのまま後ろへ。)――例えば。―そう、例えばの話をしましょう。僕が貴女にこの道具を用いて一つのゲームを挑んだとして。僕ならばきっと、この道具にこんな呪いを付加するでしょう。『この道具が僕の手から離れた場合、少しの間をおいて自動的に砕け散る。』と言う様な呪いを。勿論この中には貴女にとってとても大切な誰かの血液が入っている。―貴女なら、僕との取引に応じますか。(心臓を掲げ、爪の先でカリ、と撫でてみる。とても楽しげな表情で。) (05/18-21:09:14)
mist > (受け取った杯になみなみと酒を注ぐ。少し考える様に言葉を噤み───)否、と言えば君はその『遊び』を諦める? 君は賭けをしようがしまいが、君にとってそれが利益のある事ならば、その為にそれを仕込むのではない? だから、賭けをするしないに関わらず、そうなるかもしれない、と想定をするならば───。そうだな・・・。手は無くも無い、かな。(くつり。笑えば酒を口に運び) (05/18-21:18:38)
シャルアモス > 断ればその『誰か』が死ぬ。深い深い悲しみに暮れる貴女を見られるならそれは僕にとってとても嬉しい出来事だ。(相手の表情を見れば、流石!とやや大袈裟に感嘆した様な表情を見せた。)―そうこなくっちゃ。コレは例え話でありゲームなのですから、知的なやり取りを楽しまなければ。(にっこり。)―取引に応じて貰えるのならば話を進めましょう。否と言う事なら―(ポケットから取り出した何の変哲もない小さなナイフをオブジェに軽くあてがって見せ。) (05/18-21:24:20)
mist > うん。だよね。(風に心地よさげに髪を揺らして)──となれば、賭けは受けざるを得ない。 僕が賭けの対象を提示するとするならば、これかな。(トン。親指で自分の胸を突いて)僕の『心』。 僕が堕ちなければ僕の勝ち。堕ちれば君の勝ち。 こんな所かな。(歌うように言葉を紡いで) (05/18-21:28:03)
mist > うん。だよね。(風に心地よさげに髪を揺らして)──となれば、賭けは受けざるを得ない。 僕が賭けの対象を提示するとするならば、これかな。(トン。親指で自分の胸を突いて)僕の『心』。 僕が堕ちなければ僕の勝ち。堕ちれば君の勝ち。 こんな所かな。(歌うように言葉を紡いで。其方の提案は?と言うように小さくツィ、と杯で其方を指し) (05/18-21:29:49)
シャルアモス > 貴女は大切な者の為ならば、容易く己の命を危険に晒す事の出来る方です。実に気高く、美しい。(此処までの流れは大方男の予想の通りだった。浮かべる笑みは、徐々に粘り気を増し、涼やかでありながら、邪悪な淫らさを湛えた物へ色を変えて行く。)心…それも魅力的な条件だ。でもね、僕はとても臆病な生き物。貴女の心を確実に破壊できる自信が無いのです。(ナイフを己の額へ持っていき。)その石、とってもキレイ。僕の生涯の中で見てきたどんな宝石よりもずっと綺麗だ。欲しいなァ、その石。 (05/18-21:33:32)
mist > (にこりと笑って)褒められるのは嫌いじゃない。 これかい?(額の石へと触れて) ふふっ。 では、対象はこの石。(トン。額を指して) けれど、これは賭け。 この石でどんな賭けをする? (05/18-21:39:28)
シャルアモス > mistさん。まだ貴女は御自分の置かれた状況を理解出来ていない。(男の額に切れ込みが入り、やがて第三の眼が開かれる。)―これは賭けでは無く、取引。しかも貴女にとって圧倒的に不利な取引だ。選択肢は二つに一つ、大切な者の命か、己の命か。僕は極限の選択肢を迫られた貴女がどの様な決断をするのか、ソレを見てみたいのです。(第三眼は完璧な能力ではない。ソレは男自身が最もよく知る所だ。壊れた心を紡ぎ、もう一度立ち上がる人間の強さを決して男は過小評価していない。mistと言う「怖く、魅力的な相手」へゲームを仕掛けるのだ、先手は徹底的に追い詰める所から始めねばならぬと、男は知っていた。) (05/18-21:45:10)
mist > (これもまた、想定内。ゆるりと頬杖を付いたまま、酒をゆっくり口に運ぶ)うん。だろうね。(事もなげに頷いて) ──だから、僕の答えは、『判った』。その2択とするならば、この石を差し出そう。(ニ。笑みを向けて。異様な程にあっさりと) (05/18-21:49:34)
シャルアモス > 成程。(すとんっ。相手の足元へ投げたのは手に持ったナイフ。ソレで額を抉れと言う事か。)―。んん、でも怖いなァ。その石を失った貴女は、本当に死んでしまうのだろうか。(白々しく困った様な表情を浮かべて見せ。) 周囲の物を大切に思う余り、容易く己の命を差し出したと、解釈していいのかなァ?(ね。と本人に問いかける様に首を傾げて見せた。)貴女の目の前に『彼女』の亡骸を転がして、貴女を壊してしまう方が確実な気がしてきたなァ…。 (05/18-21:54:07)
mist > さぁ?どうだろうね? 僕は僕と同じ種の竜を他に知らない。知っている竜は1人居るけれど死んだところは見た事が無い。 僕自身死んだことが無いから、判らないね。 嗚呼、ナイフは不要。(ゆらり、手を揺らし、額へと白い指先を伸ばす。 つぷりと額へ指先が埋まり、カチリと小さな石の鳴る音。 一度手の中に握り、唇を当てる。 まるで惜しむかの様に目を閉じて。 口の端を上げれば、ゆっくりと其方へと石を握った手を差し出す様に伸ばす。) さぁ?どう解釈をするかは君次第ではない? (05/18-22:01:13)
シャルアモス > ―((困ったね。))(額の石を失えば相手はその姿を保てなくなる筈だ。確信的にそう思っていた。ソレにしては相手の行動は嫌にあっさりし過ぎている。大一番の賭けに出た、一世一代の演技だとでも言うのだろうか。相手が死なねば、この取引は男にとって面白くないのだ。) んん、確かに取引は成立です、が。(第三眼は閉じ、浮かべる笑みはまた全てを隠して愛想のいい青年その物に。)mistさん?コレは例え話であり、ゲームだと言いました。本当に差し出されては僕が困ってしまいます。 (05/18-22:06:52)
mist > ── うん。そうだね。 『仮に賭けをするならば』。 僕の答えはこれ。(手は握ったまま。)──さて、これは果たして戯れなのか、それとも・・・?(目を細め、ふふっと笑って)どちらだろうね? (05/18-22:12:01)
シャルアモス > (相手へ歩み寄ると、心臓のオブジェを差し出す。先端の小さな栓を抜くと、仄かに香るのは独特だが芳醇な酒の香り。)―ある地方では乾燥させた馬の心臓を容れ物に、血液と果実を混ぜて発酵させたお酒が愛飲されているのだとか。勿論爆発などしませんから、どうぞお土産に。 (05/18-22:15:23)
mist > (ふっと微笑めば受け取って)ありがたく。なら、これは君に。(徳利を手に取れば差し出して)美味でしょう? (05/18-22:16:47)
シャルアモス > これはご丁寧に。(徳利を受け取れば会釈を一つ。)―釈然としないでしょうが、勝ち負けで言えば今回は僕の負けかなァ、やっぱり貴女は手強いや。 (05/18-22:18:49)
mist > ふふふっ。こんな月夜には悪く無い。(カチリ。額へと石を戻して)・・・さてと。僕はそろそろ戻るとするよ。ご馳走様。(これ、と軽く掲げて見せて) (05/18-22:21:04)
シャルアモス > 飲んだら死んじゃうかも。(クスリ。ちなみに香りは良いが味は吐くほどマズい。滋養強壮の薬の様な物なので。)―お気を付けて。今度はもう少し楽しいゲームを考えて来ます。 (05/18-22:23:12)
mist > 怖い怖い。お手柔らかに頼むよ。((──まだ、渡せない・・・))(ふっと目を細めて微笑をすれば、ヒュルっと霧になって消えて) (05/18-22:25:33)
ご案内:「風の渡る丘」からmistさんが去りました。 (05/18-22:25:37)
シャルアモス > んー、やっぱり貰っておけば良かったかなぁ。(再び黒い粒子と化していく男は、現れた時と同じ様に空を揺蕩い、元の土地へと帰っていく。) (05/18-22:27:43)
ご案内:「風の渡る丘」からシャルアモスさんが去りました。 (05/18-22:28:01)
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