room40_20180521
ご案内:「神隠しの森の館 -1-」にキヨヒメさんが現れました。 (05/21-19:16:39)
ご案内:「神隠しの森の館 -1-」からキヨヒメさんが去りました。 (05/21-19:25:55)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にキヨヒメさんが現れました。 (05/21-19:26:49)
キヨヒメ > (修練場のボロボロの石畳を蹴り、月下で童女が疾走する。高く結い上げた長髪をふり乱し、軽やかに段差を知らぬものとばかりに疾走する彼女キヨヒメは猟犬が如き眼光で闇を睨み、和弓を構えて弦を引き絞る。)…………!(疾走するままにブレーキをかけ、その勢いを殺すことなく構えたキヨヒメの姿勢は勢いに崩れかけながらも背筋を伸ばし、一瞬の綺麗なフォームの間に矢を放つ。狙いすました矢じりのない矢は、飛燕が急降下をするような鋭い風切り音と共に飛翔し、台上の扇子の日の丸に着弾し、そのまま吹き飛ばした。) (05/21-19:37:02)
キヨヒメ > (キヨヒメは撃ち抜いた後にその勢いにつんのめることなく着地すると、腰に提げた矢筒から二本の矢を引き抜き、一本を小指と薬指の合間に挟み込み、もう一本をつがえると走りながら放つ。その直後手の内のストックを投げ上げて掴み、即座につがえて低い姿勢から放つ。先に撃たれた矢が枝を払い、二発目が枝が障壁となっていた森の木に置かれた扇子を撃ち抜く。) (05/21-19:42:53)
キヨヒメ > ヒュッ(呼気と共に調子を合わせ、扇子を睨みながら武器庫に向けて疾走し、ジャンプしてその窓に足をかけ、更なる飛翔で屋根に乗る。そのまま、屋根上から膝をついた姿勢で次々と矢を連射して石畳の上のターゲットを破壊し、武器庫から飛び降りながら最寄りの扇子を撃ち砕く。)…………!(そのまま円を描くかのように身を低くして疾走しながら矢をつがえ、ひときわ遠くにある最後の扇子を狙い、葉や細い枝によって守られたそれが射抜けるコースを見出すとこれまでの射撃よりも更に狙いを研ぎ澄まし、最後は完全に足を止め正しい姿勢にて弦を最大限に引き絞る。ーーそうして放たれる矢はこれまさに正射必中。我が心を無とし、正しい姿勢で放つ矢はここだ、と狙う必要はない。標的とした箇所に向けて矢がその牙を突き立てんと飛翔し、吸い込まれるように当たるものだ。だが、キヨヒメは幾度も走り、その指先が僅かに惑っていた。その惑いは矢に反映され、生み出した僅かな誤差が必中の矢を必中ではなくしてしまう。そして、枝をすり抜け、葉を流し、奥の扇子の日の丸を撃ち抜くはずだった矢は縄で枝と結ばれた要に当たり、もろとも跳ね返る。)っ!!(最後の最後でしくじったキヨヒメは、目を丸くしてーーされど、残心するように弓をクルリと回すとそれを抱いてフウと一息ついた。)……やはり、師匠のようには行きませんね (05/21-20:04:28)
キヨヒメ > (腰の矢筒に残った矢は一本の鏑矢。乱れた息を整えるとそれをゆっくりと番え、空に向けて撃ち放った。何を狙うでもない、ただ何かの終わりを告げるかのように、笛の音を思わせる鋭い音が空に響かせてその矢は闇に消えていった。そして、見えなくなったのを確認するとキヨヒメは撃った姿勢のまま、黙って余韻に浸る。ーー残心、撃ったあともその心を乱すべからず。) (05/21-20:39:14)
キヨヒメ > (そのまま、キヨヒメは修練場で泰然としていたまま……動かない。誰かが来れば当然気づくが、今のところは誰もいないので何をすることもなし。) (05/21-20:46:10)
キヨヒメ > (そして、キヨヒメはフッと笑うと緊張を緩め、後片付けを始めるのであったーー) (05/21-22:03:03)
ご案内:「神隠しの森の館 -1-」からキヨヒメさんが去りました。 (05/21-22:03:07)
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