room03_20180531
ご案内:「鬼の荒野」にmistさんが現れました。 (05/31-20:00:44)
mist > (砂が、舞う。 風が、哭く。 目の前に広がるのは、巨大なクレーター。 そそり立つのは、爆風により剥がれた大地の巨大な破片。 砂塵に混じり、闇よりも尚暗い霧がサラリと揺れる) (05/31-20:03:26)
mist > (流れる闇色の霧は高く聳える瓦礫の上へと滑り、ゆるりと渦を巻き、やがて瓦礫の上に腰を下ろした黒衣の人の姿を象る。 背に羽織った羽織には、鬼の一文字。 静かに巨大なクレーターへと視線を向けて) (05/31-20:06:17)
ご案内:「鬼の荒野」にタキヤシャヒメさんが現れました。 (05/31-20:08:05)
mist > ──困ったものだね・・・。ねェ?卍・・・。(金色に変わった双眸。纏うのは、闇を移した黒衣。 が、浮かべる表情は何処か愛しげな、困った様な小さな笑み) (05/31-20:09:12)
mist > (喉の渇きが、消えない。 ただの圧倒的な力に等、興味は無い。 強い相手にも興味は無い。 求めるのは、己と同じ狂気。 故に、焦がれてしまう。 一度知った蜜の味は、早々に自分の中から消せはしない。 愛しい、愛しい、引き裂かずには居られないほど、可愛い弟。 もう二度と、命を奪い合う事など出来はしないと判っているのに。)──どうせ笑ってるんでしょ。ロク。 ぁー、ハイハイ、どうせ不甲斐ないよ僕は。(くつり。小さく喉を鳴らして嗤い) (05/31-20:13:52)
タキヤシャヒメ > (シャン、と鈴の音が響く。僅かな光の中に映し出されるのは、黄金色のアゲハチョウ。まるで宵闇の中を飛んでいるような印象のあるそれは、ヒラヒラと形を変え、それがただの模様であると全貌を以て知らしめる。漆黒の被衣から垣間見えるは鮮血の如き死人花、暗黒の中で光る蛇の如き凶眼は先客を見て、何処か嘲笑うように細まった。)ーークスッ。何に困っているのかしら?(彼方より吹き込む、死を運ぶ荒涼の風がその被衣をさらって巻き上げる。闇に溶け込むように消滅したそれの中より現れたるは、タキヤシャヒメ。まるで、ここが自らの領地であるーーそう、言わんばかりに彼女は堂々と佇んで狭霧をまっすぐ見据えていた。ただひとつ違うのは、相手の奥底を見て嘲笑するような笑みとーー何処か、『なにか』を押し込めているような、爛々と輝く瞳。) (05/31-20:17:14)
mist > (きっと更なる高みを目指しているだろう弟に比べ、自分の不甲斐なさが滑稽に思えてくる。 求めて探して彷徨っては見たものの、喉の渇きは癒えなかった。 縋りついているのだ。 あの時の、あれと交わした拳の美酒に。)──ン・・・? 求めてやまないものがあった、として・・・。(一度向けた視線。それもゆるりと巨大に穿たれたクレーターへと落とされて)・・・探して、焦がれて、求めて、けれど求めるそれは、3000年と言う歴史の中でやっと出会えた代物で。 そうしてその求めるものは直ぐ近くに居るにも関わらず、その美酒を含む事は出来ない。・・・と、ね。余計に欲しくなってしまう。 (05/31-20:21:33)
mist > ── 求めるそれは、ただ強い者、じゃない。 僕よりも強いものなど、それこそこの大地に埋め尽くされた砂の数ほどいるだろう。 神がかった強さの者なら、何度も出会った。 ただ強大な力をこれ見よがしに振るう者には興味が無い。 戦う意思の無いものに刃を向ける気にもならない。 ──僕の渇きを満たせる者は、僕と同じ、気狂いだけ。(スゥ・・・。視線が其方へと流れる。金色の双眸を細く細め、ニィ・・・と口の端を引いて) (05/31-20:31:59)
タキヤシャヒメ > 今のアナタ、飢えた獣みたいに無様ね。アハッ、いつもの騎士気取りはどうしたのかしら?(なんて、今の飢え乾く彼女の姿を侮蔑と共に嘲笑う。そして、おどけるように言葉を紡ぎ始める)強いだけじゃイヤ、雑魚は論外で『対応者』はもっと論外……それでいて、自ら血を流し、相手の血を流し、互いに肉を食むものでなくてはならない……注文が多いのね?そりゃ、そうそう付き合ってくれないわけよね(小馬鹿にするような口調。だが、それと反比例するかのように、タキヤシャヒメの周囲の空気が、どこか重苦しいモノへと変わる。)キチガイかどうかは知らないし『このアタシ』はそんなもんじゃない。今のアンタとは話すだけの意味もない(言葉とは裏腹に、タキヤシャヒメに闇が集まり、先程の空気が彼女に集結してゆく。)けれど、アタシの中には『鬼』がいる。夜叉(ヤシャ)の名は、穢れた魂を固定するためのものーー(彼女の白い肌を闇が根を張り、血管のように張り巡らされて禍々しい模様を描いていった。)ここにいるのは『呪術師タキヤシャヒメ』じゃなくて、『鬼女タキヤシャヒメ』(闇の中で瞳だけが紅い光を放っていた。その瞳の白い部分が黒目となり、その中に浮かぶ緋色が狂気と共に狭霧を見つめる。いつも付けている般若の面が漆黒の髑髏に変化し、自らの意思を持っているかのように眼窩に光が灯っていた。禁を破り、己の魔性を解き放ったタキヤシャヒメはその幼さにそぐわぬ獰猛な笑みを変貌した顔に浮かべ、耳元まで吊り上がるように口をニィ、と開き、ゆっくりと歩みを進めてゆく。)どっちが死のうと、アホがひとり死んだだけのこと。生憎とシラフじゃ二の足を踏むからね、ちょっと酔った状態でヤらせてくれるかしら?ーー来なさい、遊んであげるわ (05/31-21:06:03)
mist > (目を細め、静かに見下ろす。 クツリ、小さく喉を鳴らせば、フィ、と視線を外す)無様、ね・・・。 普段の僕も、今も僕も、僕と言う者の一面に過ぎやしないさ。 僕と親しい者は皆知って居る事だよ。(長々と綴られる言葉に憤りすら見せずに)だから言ったでしょう?僕は気狂いだ、とね。 そうして我儘なのさ。 君がそうである様に、僕が何を選び、何を受け入れるかは、僕自身が決める事。そこには、誰の指図も受けるつもりは無い。 それが例え君でも、ね。   ・・・僕にとっては君が何かは重要じゃないんだよ。おタキ。 呪術師だろうが鬼であろうが。 求めるのは、たった1つだけさ。(──ゆらり。瓦礫の上に立ち上がる。ザァ、と流れる風が羽織を揺らし) (05/31-21:13:42)
タキヤシャヒメ > ふぅん、じゃあアタシじゃ不足?(なんて、冗談めかして一言だけ返す。)呪術師でも、鬼でもどちらでもいい。それはわかるけれど……重要なのは……ああ、こういう話だって正直意味があると思えないわ。そうじゃないの、狭霧?(その腕を漆黒の骨爪が包み込み、歪な姿となる。楽しげにそして、彼女はゆっくりと歩みを進めーー)ヤるかヤらないか、それが聞きたいの。歯切れ悪くしてないで早く言いなさい、アタシはアンタとやりたくってウズウズしてるわ(そう、いつも通りのワガママなセリフを言い放つ。) (05/31-21:25:17)
mist > (困っているのかの問いには答えた。その後の長い口上で聊かやる気は失せていた為、一度其方に向けるのはおそらく初めての冷たい視線を落とす。)・・・ふぅん・・・。 ・・・なら、この僕をその気にさせてごらん。 そうしたら・・・相手になってあげるよ。おタキ。(プライドの高い相手に向かい、ぞんざいな口調。 ニィ、と口の端を引き、細めた双眸で見下ろして) (05/31-21:31:01)
タキヤシャヒメ > (その言葉を聞いた途端、タキヤシャヒメはーー些かやる気が失せていた。だが、その気にさせてみろという言葉にはクスリ、と笑う。)なら、やめとくわ。そういうのはやるつもりはないわ(なんて語ると、やる気なさげに背を向けた。プライドの高さは相手の要求に興が乗らぬと思うようだ。)ま、なんでもいいけど……今夜はやめといたほうがいいんじゃないかしら?興が乗らないならヤってもしょーがないわ(チラリ、と振り返るとただひとことそう呟いた。原因は明らかにおタキの方にあるのだが、そんなことは知らぬとばかりにサメきった空気に肩をすくめた。) (05/31-21:44:19)
mist > (クツリ。喉を鳴らす) ──その方が良い。 闘いに言葉は不要。 今宵は少し喋りすぎた。 ・・・僕が血が騒げばこの地に足を向ける。 次に君がその気になった時に此処で逢えたら・・・。その時は、相手になるよ。 『タキヤシャヒメ』。(クク・・・っと喉の奥で笑えば、タン、と瓦礫を蹴って。サラリと霧になって消える) (05/31-21:48:28)
ご案内:「鬼の荒野」からmistさんが去りました。 (05/31-21:49:01)
タキヤシャヒメ > アタシはアンタの指図は受けない。アンタがアタシの指図を受けないようにね。お互い、喋りすぎ。はーあ、つまんないの(悪態をつくと、タキヤシャヒメはそのまま歩いて帰る。果たして今度はそういうことがあるかどうか、はてさて……) (05/31-21:50:35)
ご案内:「鬼の荒野」からタキヤシャヒメさんが去りました。 (05/31-21:50:39)
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