room41_20180618
ご案内:「神隠しの森の館 -2-」にキヨヒメさんが現れました。 (06/18-21:06:18)
キヨヒメ > (修練場。そこでひとり、キヨヒメはササメユキを振るっていた。殺傷能力は確かにある、だがそれは人に向けねば斬れるはずもなし……どうせ使うなら竹光でなく、本身でやろうという魂胆であった。) (06/18-21:07:51)
キヨヒメ > (彼女の目の前にあるもの……それは、巻藁。強固に纏められ、縄で締められたそれは思いの外の頑強さを持ち、片手で斬ることは非常に難しい。刃を一本に通さねば、半端に斬れてしまうものだ。……キヨヒメはそれを前に、斬れぬモノはなく折れることはなおあり得ぬ名刀、ササメユキを正眼に構えてみせた。) (06/18-21:12:38)
キヨヒメ > (しばしの沈黙。重苦しく研ぎ澄まされた空気が辺りを包む。殺意、殺気――ビリビリと肌を突くようなそれは『人体』と同程度の巻藁を前にしてそれを叩き斬らんとするものだった。刹那)ヤッ!(キヨヒメは刀を振り上げ、袈裟がけにそれを強く振り抜いた!) (06/18-21:14:42)
キヨヒメ > ッ……!!(――浅い。されどキヨヒメは、自らの手首に襲う痛みと『何でも斬れる』ハズのササメユキが目の前の巻藁の半ばにすら達せず、刃が止まっているのを見て愕然とした。)……ああっ、なんてこと……!(キヨヒメは刀を持っていられずに手放し、その場にへたり込んだ。斬り損じるなど、刀が壊れてしまう失敗……ソレを見てただ、自らの迷走を実感として感じたのだ。) (06/18-21:18:44)
キヨヒメ > (我が身を振り返ると、基本が疎かになっていたことを思い出す。ひとつ、刀とは腕だけに振るうに非ず、腰を使い振り抜くモノなり。ふたつ。基本の中に極意あり。みっつ。いいから刃筋を通すことだけ考えろ、あとは些事だ。 もし、師にこれを知られたならば……)うう……(恐ろしさが、身をすくませる。何も身についていないと言われ、鍛え直されるということを考えただけで少女の肢体は凍りついたような気持ちとなる。) (06/18-21:22:08)
キヨヒメ > (キヨヒメはふらりと立ち上がり、刺さったままのササメユキを引っこ抜き、それを鞘に納めてへなへなと力なく腰を下ろす。)く、う……ひぐっ……(悔しさと情けなさと自らへの怒りで、キヨヒメはすすり泣く声を響かせる。人前ではけして見せることはしないが……それでも、その涙は石畳を濡らしてゆく。誰も来るはずはないとして、巻藁の前で泣く少女は人知れずその場で絶望していた。) (06/18-21:26:27)
ご案内:「神隠しの森の館 -2-」にシズマさんが現れました。 (06/18-21:53:39)
キヨヒメ > (ひと通り泣き終えたキヨヒメは、巻藁を見て乱れた切り口を見つめる。……全く、うまく言っていない。)……やり直しですわ、最初から(涙を拭い、泣き腫らした目を強く吊り上げた。) (06/18-21:54:47)
シズマ > (フラリと訪れた時狭間の世界。時折、意図せずに来る事があるこの場所だが、今回もそのパターンだったらしい)…やれやれ。また来てしまった。最も、それ自体は別にいいんだが。(小さく肩を竦め、館の周りを進んでいく。そのうちに、修練場へと差し掛かることになろうか)…ん。(すでにいる先客に、ふと足を止め) (06/18-21:55:49)
キヨヒメ > (現れた客の気配。それを感じれば、泣いていたことなどお首にも出さずににこやかに笑い、そちらに振り向いた。)御機嫌よう、良い月ですね♪(なんて、斬り損じた巻藁を背にキヨヒメは男性に微笑みかけた。見たところ、剣客だろうか?その腰に提げた刀に、つい目が行った。) (06/18-22:00:48)
シズマ > あぁ、こんばんは。(軽く片手を上げて)もしかして取り込み中だったか?(手にしている刀と、相手を挟んで向こうに見える巻藁に、鍛錬中だったかと首をかしげて)…気になるか?(ふっと苦笑を浮かべて、左手で刀を持って軽く掲げて見せよう) (06/18-22:04:14)
キヨヒメ > ええ、まあ。据え物斬りを少々。……お恥ずかしい限りですが、斬り損じまして……(そう、顔を赤らめて恥ずかしそうに巻藁を見せる。国宝級の大業物でも鞘に納められなくなるくらいの見事な斬り損じっぷりである。)はい、不躾に見てしまい申しわけありません。……見事な鞘に納められているので。それに、刀を使う方は少ないので、なおのこと気になりまして(微笑みながら、そう語りかけた。) (06/18-22:09:00)
シズマ > アァ、これは見事に。とはいえ、巻藁斬りなんて、地味に結構難易度高いからな。(失敗するのも仕方ない、と)ははは、そう言われば、コイツも喜ぶってものだ。言われてみれば、確かにこっちで刀を使う奴は少ないな。(ふむ、と刀を持っていないほうの右手を顎へとやって)まぁ、俺自身が変り種なところがあるからな。元の世界でも、刀を使う奴はホント稀だし。 (06/18-22:12:34)
キヨヒメ > 手馴れているはずの刀でこのザマなので、ものすごく恥ずかしいのです。……私の刀は頑丈なので折れることだけは避けられましたが、本来ならば六ツ胴さえかなう刀でこれですから……(仕方ない、の範疇ではないと。試斬でこれでは……と、励ましてくれる相手に俯き気味に答えた。)そうなのですか?そちらでも、珍しいと?(キヨヒメは話を聞きながら、物珍しげな目をした。……そして、どこか物欲しそうな目をしながら……)……あの、すみません。もしよろしければ、一合だけお相手していただけませんか?(そう、ひとこと切り出した。) (06/18-22:18:10)
キヨヒメ > 手馴れているはずの刀でこのザマなので、ものすごく恥ずかしいのです。……私の刀は頑丈なので折れることだけは避けられましたが、本来ならば六ツ胴さえかなう刀でこれですから……(仕方ない、の範疇ではないと。試斬でこれでは……と、励ましてくれる相手に俯き気味に答えた。)そうなのですか?そちらでも、珍しいと?(キヨヒメは話を聞きながら、物珍しげな目をした。変わり者、というとなるとそういう目で見てしまうもので。)確かにその佇まいでは、戦があるというわけでもなさそうですものね(なんて、口元を隠しながらクスリと微笑んだ。) (06/18-22:20:33)
シズマ > あぁ、それは確かにあれだな。俺でも、コイツでしくじったら凹むだろう。(手にした刀へと視線を向けて)まぁな。俺の世界の主な武器は銃だからな。(右手を銃の形にして、ばーんとジェスチャーして見せて。そんな世界で、剣士を通しているわけである)戦というか、荒事は結構あるぞ? ただ鎧とかで重くなるより、身軽で動けたほうが都合がいいんでな。(そう言いながら、巻藁の方へと近づいていって)せっかく修練場来たし、一太刀入れていってもいいか?(チラリ、と視線をキヨヒメに向けて) (06/18-22:22:50)
キヨヒメ > そうでしょう?斬り損じて感じる手首の痛み、途中で止まるイヤな手応え……特にこの巻藁は人の身体と同程度にしていますから、一人も斬れずに終わるということで……(ハア、とため息をついて。)なるほど……確かに、それでは軽装が主になるでしょうね。どのみち人は一寸刃を押し込まれれば死ぬものですし、理にかなっていますわ(感心したように目を丸くして、そう告げた。)ええ。もちろんですわ。……なんでしたら、少しお相手していただきたいくらいてす (06/18-22:29:23)
シズマ > 人を斬るにしても、これを斬るとなると両断レベルじゃないか。いや、君の所だとそれが普通だったりするのかな。(巻藁の太さを再確認すれば、少し驚いたように眉を潜めて)…だろう? とはいえ、俺の世界も結構トンデモないのがいるから、油断は出来ないんだがな。(そう言いながら、巻き藁へと向き直って)……ふむ。じゃあ、少し手合わせするか? と言っても、俺の剣術はかなり我流だから、参考にはしないほうがいいけど。(キヨヒメの言葉に、そちらへと向き直って) (06/18-22:34:06)
キヨヒメ > 名が知れるような武士は皆、これくらいならば豆腐のように斬り裂いておりますわ。達人ともなれば崩れ落ちる間に更に複数の斬撃を……上を見てはきりがないのはわかりますが、刃筋を通してしっかりと斬れれば存外にもイケるのですわ(巻藁を見やるキヨヒメは、何やら思い返すように月を見上げた。)それに、先程申した六ツ胴とは、これを六つ束ねてもサクリと手応えナシに斬り捨てることですの。……私の技術が及ばず、剣の真価を発揮できないのですけれど ……ええ。(なんて、バツが悪そうに笑いながら、襟を正して斬ろうとする彼を見据えるのだ。だが、お誘いにはわかりやすく顔をぱっと輝かせて)……はい!ぜひともお願いしますわ!……私はキヨヒメ、流派はスズカ流と申します。ふつつか者ですが、どうかよろしくお願いいたします (06/18-22:42:52)
シズマ > まぁ、うん。それもそうか。いや、俺のとこだと、それが出来る奴ってなかなかいないものだからさ。(6つ胴。ふと視線を巻き藁に向ける。自分だったら出来るだろうか? 自力のみでは、まず無理だ。そこまでの力はない。…あれ、この子。もしかして、俺より技量上なんじゃね?そんな考えが過ぎる)俺はシズマだ。流派はない。こちらこそよろしくな。(そう言いながら、少しだけキヨヒメから離れて)軽く一本勝負で良いか?決まりそうなら、寸止めで。(そう言いながら、左手で刀を腰の辺りに保持し、右手を刀の柄へ。そして腰を落とす。見る者見ればわかるだろう。居合の構えだ) (06/18-22:48:28)
キヨヒメ > とはいえ私はこれこのとおりの結果なので、知り合いのすごい方を語っても仕方ないのですけれども(恥ずかしそうに、くすりと笑って。六ツ胴とは刀の鋭さもまた必要となり、据え物斬りに慣れた物でなければ不可能かもしれない。キヨヒメは流石にそれは無理……というよりは、刀が如何に鋭くとも夢のまた夢のお話であった。)……わかりました。ては、よろしくお願いします、シズマさん(そのまま、キヨヒメは鞘に収めたままのササメユキをゆるりと引き上げてゆく。その動きに呼応してか、鞘に刻まれた梵字が青白く輝いた。)……では、よろしくお願いします(――深く腰を落とした相手の構えは、居合の構え。鞘を走らせて抜き去る速度をそのままに、無より生ずる一を見舞う初手必殺の剣。その速度は大上段からの振り下ろしよりもなお速いことだろう。――対するキヨヒメが取った構え。それは、基礎となる五行の構えのひとつにしてある意味で最強の構え――いわゆる、剣道で誰もがやるようななんの変哲もない正眼の構えであった。何かを狙っているのではない、おおよそ、抜く速度を無として放たれる抜刀術に対応するには、あらゆる状況あらゆる構えに柔軟に派生するこの『水の構え』が最良だと彼女のカンが判断した。そのまま刃をピタリと止め、いつでも良いと示すのだ。) (06/18-23:04:29)
シズマ > 上には上がいるからな。上げればキリがない。(違いない、と相手に同意するように頷いて)((正眼の構えか))(相手の構えに、わずかに目を細める。なるほど、確かに剣士だ)では、こちらから行かせてもらおう。(そう告げて、一歩前へ。とても素早い踏み込み、からの抜刀。シャァン!!と言う甲高い鞘鳴りの音と共に初撃が繰り出される――が。それは居合にして居合ではなかった。刀を抜く。その動作は同じ。だが、そこから刃を繰り出すのではなく、そのまま真っ直ぐに刀の柄底を打ち込む動き。刃を向けるより、さらに短いモーションでの一撃だ) (06/18-23:10:24)
シズマ > 上には上がいるからな。上げればキリがない。(違いない、と相手に同意するように頷いて)((正眼の構えか))(相手の構えに、わずかに目を細める。なるほど、確かに剣士だ)では、こちらから行かせてもらおう。(そう告げて、一歩前へ。とても素早い踏み込み、からの抜刀。シャァン!!と言う甲高い鞘鳴りの音と共に初撃が繰り出される――が。それは居合にして居合ではなかった。刀を抜く。その動作は同じ。だが、そこから刃を繰り出すのではなく、そのまま真っ直ぐに刀の柄底を打ち込む動き。刃を向けるより、さらに短いモーションでの一撃。狙うは、相手の刀を持つ手元だ) (06/18-23:11:13)
キヨヒメ > シャアッ!!(『見る』では決して間に合わぬ飛燕の如き抜刀術!だが、キヨヒメは柄打ちを『感じる』と同時にシズマめがけ『突き』を繰り出した!抜刀術は確かに凄まじい速さだ。だが、既に抜刀しているならば正眼から一気に放つことのできるこれが最も素早く、そして最も回避し難きもの。『抜く』動作そのものを攻撃としたシズマ同様、キヨヒメの動きもほぼノーモーションゆえに振り抜くよりもなお速い。速さには1メートルはあろうかというリーチの差、そして同時に抜刀時の最速をぶつけることで対抗するつもりなのだ。そして、手に向けられたさらなる短いモーションで放たれる柄打ちはキヨヒメの手には当たるが――そういう時のために、何があろうと武器だけは離さぬように彼女は腕に籠手を装備しているがゆえに、その一撃は当たりが浅く彼女の刀が弾かれることはない。こちらの最速と、距離を詰めねばならぬ相手の最速、その二つを込めた突きは風を切り襲いかかるだろう。) (06/18-23:25:38)
キヨヒメ > シャアッ!!(『見る』では決して間に合わぬ飛燕の如き抜刀術!だが、キヨヒメは柄打ちを『感じる』と同時にシズマめがけ『突き』を繰り出した!抜刀術は確かに凄まじい速さだ。だが、既に抜刀しているならば正眼から一気に放つことのできるこれが最も素早く、そして最も回避し難き突きを放つことができる。『抜く』動作そのものを攻撃としたシズマ同様、既に抜刀しているがゆえに事前準備を必要としないキヨヒメの動きもほぼノーモーションゆえに振り抜くよりもなお速い。速さには1メートルはあろうかというリーチの差、そして同時に抜刀時の最速をぶつけることで対抗するつもりなのだ。そして、手に向けられたさらなる短いモーションで放たれる柄打ちはキヨヒメの手には当たるが――そういう時のために、何があろうと武器だけは離さぬように彼女は腕に籠手を装備しているがゆえに、その一撃は当たりが浅く彼女の刀が弾かれることはない。こちらの最速と、距離を詰めねばならぬ相手の最速、その二つを込めた突きは風を切り襲いかかるだろう。) (06/18-23:26:54)
キヨヒメ > シャアッ!!(『見る』では決して間に合わぬ飛燕の如き抜刀術!だが、キヨヒメは柄打ちを『感じる』と同時にシズマめがけ『突き』を繰り出した!抜刀術は確かに凄まじい速さだ。だが、既に抜刀しているならば正眼から一気に放つことのできるこれが最も素早く、そして最も回避し難き突きを放つことができる。『抜く』動作そのものを攻撃としたシズマ同様、既に抜刀しているがゆえに事前準備を必要としないキヨヒメの動きもほぼノーモーションゆえに振り抜くよりもなお速い。速さには1メートルはあろうかというリーチの差、そして同時に抜刀時の最速をぶつけることで対抗するつもりなのだ。そして、手に向けられたさらなる短いモーションで放たれる柄打ちはキヨヒメの手には当たるが――そういう時のために、何があろうと武器だけは離さぬように彼女は腕に籠手を装備している。ゆえに、手を狙った柄打ちはもっとも当たりが浅くなり、ダメージこそ入るにせよ彼女の刀が弾かれることだけはない。こちらの最速と、距離を詰めねばならぬ相手の最速、その二つを込めた突きは風を切りさく音と共に襲いかかるだろう。) (06/18-23:30:55)
シズマ > …!!((速い!!))(最速の打撃に対しての最速の突き。こちらの攻撃は、仮に届いても篭手によって遮られ刀を弾くには至らない。だが、それでいいのだ。元より、居合の速度に対応しようとすれば、一番出の速い突きを繰り出してくるとは思っていた。間合い的に、こちらが届く前に相手の突きが届く可能性も考えてはいた。実際に目の当たりにすると、予想以上の速さに肝が冷えたが、対応出来ない程ではない)((…だが!!))(届くのはこちらが遅い。だから狙いを変える。こちらへと迫る相手の刃先へと。やや下から一撃を加え、その攻撃軸を上へと逸らす動き。そして――、一瞬の間を経て、左手に持った鞘がそのまま横薙ぎにキヨヒメの右脇腹へと繰り出されるだろう。刀と鞘の変則二刀流だ) (06/18-23:36:20)
キヨヒメ > (突きは当然いきなり変えることは叶わない。そして、払われて跳ね上げられた刀を戻すことは流石に敵わない。だが、手を離すくらいはできる。)がふっ……!(だが、これほどの近距離ならばできることならば、確かにある。キヨヒメは鞘の一撃を受けながらも近い脚を使い、鋭い膝蹴りを下から突き上げるように腹部に放ち迎撃した!鞘の一撃は確かに当たるが、致命打ではないとして鳩尾を狙った一撃で痛み分けを目論むのだ。) (06/18-23:46:03)
キヨヒメ > (突きは当然いきなり変えることは叶わない。そして、払われて跳ね上げられた刀を戻すことは流石に敵わない。だが、手を離すくらいはできる。)がふっ……!(だが、これほどの近距離ならばできることならば、確かにある。キヨヒメは鞘の一撃を受けながらも近い脚を使い、自分と相手の二人分の勢いを乗せた膝蹴りを下から突き上げるように腹部に放ち迎撃しにかかる!鞘の一撃は確かに当たるが、致命打ではないとして痛みをこらえ、鳩尾を狙った一撃で必殺を狙う!) (06/18-23:49:10)
シズマ > ぐぉ…?!(一撃は確かに決まった。だが仮にも模擬戦。当たりはすれど、当たる直前の加減は忘れない。まぁ、勢い余っていくらか当たってはしまったわけだが。が、それとは別にカウンター気味に膝蹴りが腹へと決まった。さすがに、これは読めなかった)…ちょ…。(そのまま、その場に蹲って。刀を手離して、片手で制止をかけよう。タンマ、タンマだよ!!アピール) (06/18-23:51:07)
キヨヒメ > (鍔迫り合いとかした時などに蹴りは効果的なので、意外にも剣士の武器の一つである。実戦なら互いに痛み分けで終わっていたろうが、思わず入れてしまった一撃にキヨヒメは顔を真っ青にした。)だ、大丈夫ですか!?なるべく膝は引いたのですけれど思わずお腹に!(そう、慌てて駆け寄ってシズマの容態を確かめようとする。キヨヒメとしては、かなりの剣客だったので思わずやってしまった!という失態なので本気で心配なのだ。) (06/18-23:56:34)
シズマ > だ、大丈夫。大丈夫だ。(結構綺麗にもらったのは内緒。でも、大人の男。グッと堪えて身を起こす。脂汗タラリ)い、いや、大したものだ。あそこから、膝蹴りを返してくるとは。(そう言いながら、刀を拾い上げて鞘へと戻して) (06/18-23:59:49)
キヨヒメ > そ、それならよかったのですが……ですが、無理はなさらないでくだいましね?(体重が軽く、筋力はそこまででもない女の子の蹴りとはいえ、キレイに貰えばかなり痛いだろう。……でも、脂汗を見てキヨヒメは心配そうに上目遣いで見つめた。)ええ、いつもなら蹴りといえば(クルリと横を向くと無造作に脚をあげ、少々高い位置に向けて曲げ伸ばしの反動に体重をかけるような簡単な蹴り……ぶっちゃけヤクザキックと呼ばれるモノを繰り出して見せた。)コレなのですが、あの状況ならば膝蹴りが効果的と思いまして……何しろ、常ならば刀で受け、鍔迫り合いに持ち込んで上から押し込むようにして攻めることができますが、非常に速く擬似的な二刀まで使われるとなれば……蹴りを返した、というよりはこちらが突きを放っていたので手を離せず身体も動かせない以上、使える手が蹴りくらいしかなかった……ともいえますわ。我流でそこまで行くとは……(むしろ、突きを対処されたことにキヨヒメは感嘆していた。)お相手していただき、ありがとうございました。……大変、参考になりました(襟を正し、頭を下げて、戦後の一礼。格式ある伝統は守らねばならぬ。) (06/19-00:11:51)
シズマ > あぁ、心配せずとも。このくらい、どうってことない。仕事柄、こういうのはしょっちゅうだ。(脂汗ダラダラ)…これでも、一応現役で傭兵やってるからな。(笑みを向ける。ちょっと引きつってはいるが仕方ない)あぁ、こちらこそ。良い経験になった。(戦後の一礼を返す相手に、こちらも一礼を返して)…よし、それじゃあ俺はそろそろ失礼させてもらおう。機会があれば、また会うこともあるだろうさ。それじゃあ、またな。(そう告げて、その場を後にしようと歩き出そう。なんか微妙に足取りがおかしいのは言うまでもなく――) (06/19-00:16:41)
ご案内:「神隠しの森の館 -2-」からシズマさんが去りました。 (06/19-00:17:08)
キヨヒメ > …………(これ以上の心配は侮辱になるだろうから、それ以上はなにも言わない。だがやはり潤んだ瞳は子犬っぽく向けられる。)よ、傭兵さんなのですね。なるほど……確かに、刀であれば弾切れもなく如何様にも使えますものね(そう、へにゃりと笑って語りはするが冷や汗が気になる……)はい、こちらこそ。次はゆっくりとお茶にでもいたしましょう(そして、去りゆくシズマをしっかりと見送ると、キヨヒメは巻藁に向き直る。……斬り損じのソレは、やはり見ていられない雑な切り口で。だが、その失敗を見つめてキヨヒメは先程の突きを思い出す。)要は余計なことなんか考えずに斬ればいいのよ、腰を使い体重をかけて斬るんだから小手先が必要だと思ってるの?……おタキちゃんの言っていたことは、こういうことでしたのね。事の善悪なし。ただひたすらに斬り結べ。刃筋を通さなければ、刀は通らない……(キヨヒメは巻藁を背にしてササメユキを抜くと、ゆっくりと刃先を向けた。冷たく輝く氷の刃。そしてその刃をまっすぐにして、軽く引く。それに体重を乗せ、腰をひねり全身の力を加えて――)斬るッ!(飛燕が、空気を斬り裂いた。その瞬間に『通った』感覚がキヨヒメの手の内に走る。――これだ。シズマの居合いの驚異の素早さ、それにも似たキレがあった。)……これですわ(思えば、キヨヒメはおかしなことばかりをしていた。そもそも自分から斬りかかるばかりでは意味がない。斬ることばかりを考えていては竹を斬ることすらもできはしない。とにかく、彼女は身から湧き上がるゾクゾクを抑え込みながら、そのまま素振りを始めた!)…………♪(その面持ちは、なんだかとても楽しそう。) (06/19-00:35:46)
ご案内:「神隠しの森の館 -2-」からキヨヒメさんが去りました。 (06/19-00:36:06)
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