room49_20180712
ご案内:「とある軍事基地」にフィリアさんが現れました。 (07/12-19:25:26)
ご案内:「とある軍事基地」にフィリアさんが現れました。 (07/12-19:26:00)
フィリア > (――その世界は、魔法というものは存在しない世界だった。人が人として幾星霜にも及ぶ歩みを積み重ね、愛と騒乱の果てに繁栄の限りを尽くした世界。星を開拓し、海を突き進み、大地にはおおよそあらゆる場所に人間が住まう。既に自然は畏怖すべきモノから彼らの所有物にとうに成り下がり、むしろ人間達が自然を保護する立場にある。発達していながらも、これからさらに成長しようとする人類が住まう西暦201x年の世界において、古くから続く王宮を持つとある大国の一角にて――。) (07/12-19:37:27)
フィリア > ……おい、リッター。お前ヨイザクラのパーツが紛失したことについて何か知ってるだろ(――軍事基地の中で、フィリアは今の時間は誰もいないオフィスで内線電話をとっていた。メカニックから告げられた、新兵器の試作機の予備パーツが無いということについて、それをやりそうなヤツに詰問しているのである。)『やー、バレちゃった?』バレちゃった?じゃない!修理用の予備パーツはそもそも管理して書類に書き留めて中佐が目を通してるわ!なんでバレないと思ったんだお前!(怒鳴りつけるフィリアは、なんだかとってもげんなりとしていた。だが、電話口の向こうにいる者は、ケラケラと笑いながら気の抜けた声で「あはー」とか言っていた) (07/12-19:41:57)
フィリア > (はあ、と大きくため息をつくと、フィリアは首を振って気持ちを切り替えた。)用途は何だ。せめてそれを言ってもらうぞ、報告しなきゃならんからな……『簡単だよ、二号機作ってそれにマカロニウムを使うリアクター組み込もうかと』 機密情報で何やってるんだお前!?(新兵器の予備パーツを趣味に使ってることを知り、フィリアは目をヒン剥いた。だが、やはりリッターと呼ばれた相手はアハハーなんて笑っている。)『まあいいじゃんさー。同じパーツは後で3Dマカロンプリンターで作っとくから』そういう問題じゃないだろ!とりあえずヨイザクラ二号は解体しろ、今すぐに!『いやー、それはー……その、そうねぇ……』歯切れ悪いな!? (07/12-19:46:21)
フィリア > まさかとは思うがお前、原型留めないくらい魔改造したとかじゃ……『そんなことするわけないじゃーん』(ふう、と一息ついた次の瞬間)『ただ、時空間ゲート生成機の横に置いといたら実験に失敗してどっかに転送しちゃったってとこかな』……は?『つまり、時空間ゲートに放逐しちゃったんだよー。だから戻せないんだよねー、ごめんねー☆』………………(フィリアは、無言で電話をガチャ切りして机にうなだれた。) (07/12-19:50:29)
フィリア > ……時空間ゲートに放逐した、ということは何処か別の世界に流れ着く可能性があるんだよな(それは昨日にたどり着くかもしれないし、遥か未来や太古に流れ着くかもしれない。フィリアは虚空を見上げ、予備パーツで組み立てられた行方不明の兵器の行方を思い……)……中佐にどう報告すればいいんだこれ……(――苦労をし続けるおエラいさんにどう報告するか、頭を抱えた。何はともあれ、報告書にどう書けばいいのかわからないので、フィリアは部屋をあとにした。)((……これを知ったら『彼女』はどう思うんだろうな。ヨイザクラのオリジナルは整備中にしろ……リッターには落とし前つけさせるか……))(廊下を歩きながら、フィリアはヨイザクラのAIである『彼女』に話をつけようと彼女のルームに向かうのであった。……二号機の行方は、きっと縁に引かれてゆくのかもしれないが、それは先の話。) (07/12-19:56:00)
ご案内:「とある軍事基地」からフィリアさんが去りました。 (07/12-19:56:07)
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