room49_20180714
ご案内:「雪解けの国」に無名の魔術師さんが現れました。 (07/14-20:06:05)
無名の魔術師 > (いつから其処にいたのか。魔術師は高い崖の上に立って、真下に広がる国を黙したまま見つめていた。) (07/14-20:08:25)
無名の魔術師 > (懐かしい、などと思い出に浸れるような場所ではない。ここにはかつて、弟子が棲んでいた。厳密には、彼女の両親も。)....(弟子は丁度、自分が立っているこの場所から、国を眺めていたらしい。自分の目ではほとんど何も見えやしない。あいつは本当に目と耳がいいのだろう。) (07/14-20:11:48)
無名の魔術師 > (かつては雪国だったこの場所も、今では四季が巡っている。それはそうだろう。何たって雪の原因は、この地に住まう竜の冷気によるものだったのだから。結局、どう足掻いたところで、彼らにとって彼女たちは邪魔でしかなかったのだ。)....『良かった。この世界の人達は、皆、良い人なんですね』(両親の件を除き、その事実を語った時に、弟子が言い放った言葉を口にする。)まったく、理解に苦しむよ...(くるくる、と虚空で円を描き、煙管を取り出す。そのまま一服しよう。) (07/14-20:17:19)
無名の魔術師 > (そもそも自分はこの国の人間でもなければ、この世界の住人ですらない。たまたま通りかかった場所で、たまたま死にかけた2体の竜をみつけて、気まぐれに助けただけ。) (07/14-20:20:41)
無名の魔術師 > (嗚呼、忘れもしない。その竜から託された言葉と記憶。今だって思い出せる。当然だ。何故なら自分は、その竜に頼まれて血を飲んでいる。この竜の血には、強い魔力と、その竜の記憶が混ざっているそうだ。そして、その血の主の存在を、遠くにいても、察知することもできる。おかげで恨まれたのだ、あの男に―――) (07/14-20:25:25)
ご案内:「雪解けの国」に竜狩りの男さんが現れました。 (07/14-20:28:10)
竜狩りの男 > (今日は月の無い夜だ。それに拍車をかけるかのように、黒い影を纏わせて、男は静かに、静かに、魔術師の背後に現れた。)―――ごきげんよう、魔女さん。(その身に纏う影とは裏腹に、大人しく優しい声音。その表情も、心なしか穏やかであった。) (07/14-20:30:40)
無名の魔術師 > ひと思いに刺さないとはずいぶん親切じゃねえかノアージュさんよぉ?(煙管を片付け、魔術師は背後を振り返る。その顔は笑ってこそいるが、殺意に満ち溢れている。) (07/14-20:32:50)
竜狩りの男 > 場所が良かったんだよ。ほら、ここは僕と...可愛い、可愛い、白雪姫の思い出の場所だからね。(そっと、胸元に片手を添えて、愛しそうに微笑む。それは本当に、心からそう思っている顔だ。) (07/14-20:35:43)
無名の魔術師 > きっしょ!!!!(直球だ。思わずにはいられない。どの口が言っているのだ、と言わんばかりに吐き捨てる。)おめぇ自分が何したかわかってんのか? (07/14-20:37:33)
竜狩りの男 > 何って、おかしいこと言うんだね。僕は白雪姫のお願いを聞いてあげただけだよ。君にもちゃんと見せてあげたかったよ、あの幸せな光景(まったく悪意を感じない笑顔。其処に潜む狂気を、身に纏う影が代わりに表している。) (07/14-20:41:01)
無名の魔術師 > (言い終わるよりも先に、魔術師の背後に魔法陣が出現し、そこからいくつもの無数の矢を放つ)お前のせいで!!!!全部、終わったんだよ!!!!!(抑えきれない怒りに、金色の瞳が見開いていく。) (07/14-20:43:04)
竜狩りの男 > (男の身に纏わりついていた影たちがブワッと手のように広がり、光の矢を飲み込んでいく。)その言葉そのまま返すね?僕があんなに、あんなに時間をかけて大切に育てたのに、最後の最後で、邪魔をした....一番恋い焦がれた瞬間を奪ったテメェをぶち殺さずにはいられねぇんだよぉ!!!!(瞬間、光の矢を吸収した影が、魔術師目がけて迫ってくる) (07/14-20:49:59)
無名の魔術師 > このクソキチガ野郎がっ!(次の攻撃をしかけてくるのはわかっていた。矢が捕えられた次の瞬間には、次の魔法陣を展開。それは、男の真下に出現し、燃える焔で焼きつくそうとする。) (07/14-20:54:26)
竜狩りの男 > (術式を察知した刹那、髪の色が蒼、瞳の色が銀へと変化する。すると、焔が出現するとほぼ同時に空中へ跳躍してみせた。どうやら魔法で空気を一時的に固定して、足の踏み場を瞬間的に生み出しているようだ。そのまま、トン、トン、と軽い足取りで上へ上へと、不規則な流れで移動する。)change...(徐に懐から、ピンポン玉サイズの銀色の球体を取り出し、そう口にする。それを合図に、球体は瞬時に、複雑なデザインの銃へと変化。空で歩みを止めることなく、しかし正確に、魔術師へと狙いを定め、連続射撃。) (07/14-21:01:58)
無名の魔術師 > (強い一撃を放つには、多少時間がかかる。あと一息で次の魔法陣が完成するところだったが、それより男が早かった。チッと舌打ちをすれば、一旦術を放棄して、結界を展開する。) (07/14-21:07:38)
竜狩りの男 > (魔術師が結界を展開したとしても、射撃はしばらく止まない。ようやく止まったかと思えば、魔法でさらに上へ、上へと跳躍していく。)change...(そのままどこかへ行ってしまうのか、といわんばかりの高さまで移動すると、再び変更の合図。次は洗練されたデザインの槍へと変化した。刹那、一際高く跳躍し、そのまま加速をつけて突っ込んでくる。) (07/14-21:15:06)
無名の魔術師 > (槍の衝撃に耐える為、突っ込んでくるまでの間に高速で結界を何重にも重ねる。これぐらいは耐えられる。こいつのめんどくさいところはここじゃない。)こいよぉおおおおクソガキィイイイイイ!!!!! (07/14-21:20:18)
竜狩りの男 > <<バリバリバリバリバリッ>>(凄まじい音と衝撃。真っ直ぐに突っ込んできた槍が、結界を破壊しようとこれでもかと力をぶつけてくる。その槍を持つ男の顔は、先ほどの穏やかなものとは同一とは思えない程に、怒りと狂気で歪んでいた。) (07/14-21:29:27)
無名の魔術師 > も~~~らったぁ~~~!!!!!!(ニヤリ、と悪い笑みを浮かべると、男の背後に再び光の矢が出現する。そう、誰も結界を展開している間は何もできないとは言っていない。耐えながら、ちゃっかり次の魔法陣を展開するために術式を組んでいたのだ。) (07/14-21:33:15)
竜狩りの男 > (突如として背後に飛んできた矢。先ほどの影なら、視界に入れなくても捕えることはできたが、この状態ではそうはいかない。行動するよりも先に、矢が体を貫いた。)...ッ(背後から複数の箇所を貫かれ、かろうじて槍は手放さなかったが、まっすぐには立てず。) (07/14-21:37:39)
無名の魔術師 > (さあ、ここからだ!ここからが本当に面倒臭い。動きを鈍らせた男を蹴り倒し、馬乗りになって間髪入れずに両手に重力魔法を施し、男を潰しにかかった。早く、早くしなければ、戻ってしまう。)しぃいいいねぇええええええ (07/14-21:43:15)
竜狩りの男 > (矢に貫かれながらも、しかし男は、動いていた。重力魔法で体をバキバキに潰され、地面に陥没しかけながらも、無理やり片手で腰から何かを取り出し、魔術師の腹を貫いた。) (07/14-21:46:26)
無名の魔術師 > (何かを取り出す手を抑えようと片手を伸ばしかけたが、できなかった。それが視界に入った、瞬間、動きが止まってしまったから。 それは、黒いショートソード。――黒竜の鱗を使った剣だった。)グゥ...ゥッ....(刺し貫かれれば、無理やり身を引いて数歩下がる。)...ああ、ほんと...お前は頭が狂ってやがる... (07/14-21:50:38)
竜狩りの男 > (魔術師が離れると、光の矢を簡単に引き抜いて、そこらへんに放り投げる。あっという間に、傷口が塞がった。)芸術的だと言ってほしいな。だって、素敵でしょう?あの子のお父さんの鱗を、お母さんの血で染め上げたんだ。今まで殺したどの竜よりも気に入ってるよ。(うっとりとした表情で、剣を見つめる。それは本当に、本当に愛しそうな視線。)あの子はまだ、自分の両親を知らないんだ。だから、ね?早く会わせてあげないと (07/14-21:55:34)
無名の魔術師 > ....ッ(傷口を抑えながら、忌々しげに男を睨み付ける。駄目だ、ここで治癒術をかけている暇はない。また今日もこいつを殺せないのか、と舌打ちしながらも、足元に魔法陣を展開させ、撤退を試みる。)ハッ..できるもんなら、やってみろよぉ.....最後に泣くのは、お前のほうだ...(苦痛に耐えながら見せる笑みは、強がりなどではない。それだけ絶対的な信頼をおける仲間が、"其処"にはいるから。 言い終えた瞬間、体は魔法陣と共に消えていく。) (07/14-22:04:08)
ご案内:「雪解けの国」から無名の魔術師さんが去りました。 (07/14-22:04:14)
竜狩りの男 > はぁ~~~~~~~....どうしてそういうこと、するのかなぁ....(去って行った魔術師。がっくりと肩を落とした男は、槍を球体に戻して懐に仕舞いながら、黒い短剣に視線を落とす。) (07/14-22:06:34)
竜狩りの男 > (仕留めた竜に子供がいた。その子供が頃合いになったら殺すつもりでいた。それまで大切に見守って、サプライズとして、彼女が慕う馬鹿な人間たちを唆し、共に狩りをした。楽しくて楽しくて、夢中だった。そしてあと一突きで自分のものだったのに、あの魔術師が現れて竜を持ち去った。憎い。憎い。憎い憎い憎い殺す殺す殺す) (07/14-22:12:58)
竜狩りの男 > (しかし相手はしぶとく逃げ続け、今日も今日とてしょーもない台詞をはいって消えてしまった。嗚呼、どうして。お前さえいなければ、じっくりあの子と愛を語れると言うのに。).....いいよぉ。僕、元々好きな物は先に食べる派なんだ。君がそのつもりなら、しょうがないよね.....僕も、そろそろ我慢できないや (07/14-22:16:06)
竜狩りの男 > (本当は、ずっと前から知っていたあの子の居場所。正確な位置はわからなくても、感じ取ることができる。嗚呼だって、僕と君は繋がっているから。)待っててね、愛しい、愛しい...僕だけの白雪姫...(愛しげな声、愛しげな表情と共に、髪の色は白色に、瞳の色は薄水色になっていく。強い冷気を纏わせて、男はどこかへと歩き出す。季節はずれの冬を残して。) (07/14-22:20:32)
ご案内:「雪解けの国」から竜狩りの男さんが去りました。 (07/14-22:20:39)
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