room40_20180720
ご案内:「神隠しの森の館-修練場-」にズフルさんが現れました。 (07/20-20:44:51)
ズフル > (暫く前に迷い込んだ訓練に良さそうな場所を思い出し、ふらりとやってくる少年の姿が一つ。 踏み入れば真直ぐに木刀を一本取りに向かい、取れば戻ってくるようで) (07/20-20:46:05)
ズフル > (腰の剣を一度外し、地面に降ろす。 その後、父から受け取った片手で使う為の剣を想定し、木刀を片手で握る。 目を瞑り、ゆっくりと集中し、大きく息を吸う。 吸い込んだ息を吐き出す前に息を止める。) (07/20-20:48:53)
ズフル > (突如目を強く開き、溜めた息を吐き出すと共に大きく一歩踏み出した。 速度零からの急加速、想定した相手は自分より僅かに高い身長、その首元を薙ぐように木刀を引き下ろす。) (07/20-20:51:46)
ズフル > (首を落とす。 とまではいかないだろう、と考える。 元々力が強い方ではない上に、剣を片手で握る以上、どうしてもその威力は屈強な剣士のそれには及ばない。 もう一度目を瞑り、深く思考を巡らせる。 屈強な剣士と自分の間に大きな差があるのなら、それを補う何かを自分の戦い方としなければいけない。 その手順を踏まず甘えを作れば、いずれその甘えが自分の命を奪うのだ、と確信がある。) (07/20-20:57:16)
ズフル > (想定する相手の姿を変えていく。 身長は先ほどと同じ自分より僅かに高い程、体重は自分よりも10キロ程重い者。 両手でしっかりと大型の剣を構え、自分の前に相対させる。 目を瞑ったまま、脳裏に浮かぶ相手の姿を睨みつける。 上から下までを品定めするように見つめ、何処に自分が付け入る隙を見出すかを考える。 実在していない相手であろうとも圧倒的な威圧感を感じる。 正面から素直に切り込めば、軽く打ち払われてしまうだろう、だが、自分には優れた剣士をかき乱し、混乱させる程ずば抜けたスピードも無い。) (07/20-21:03:18)
ズフル > (剣を扱う技術なら、石を投げればあたる程居る剣士に引けは取らない、と甘えた思考が頭を過ぎる。 剣士は誰もが腕を磨く、その中で自分が天賦の才を持たない者なのは言うまでも無い。 だからこそ自分は劣っているのだ、その中で自分がどうやって剣を使って生きていくのかを考え無ければいけないにも関わらず、自分に今ある物をありがたがって何とする。 僅かに口元に苦笑が浮かぶ。 嗚呼、外の世界を歩いてみて判ったことが一つだけある、自分の芯は、何ともブレやすく脆いのか) (07/20-21:07:59)
ズフル > (狭い世界の中で、憧れた相手に剣を学び、人並みの劣等感と、人並みの訓練は積んだつもりで居たが、なるほどこれは師が見識を広げる旅に出ろと言った理由が判ると言う物だ。 師よりも強い誰かに出会った事は未だに無いが、それでも旅に出てからずっと胸に付き纏う不安と言う奴はどうにも消えてくれない。 優れて居ない事は判っていた、劣っている事は判っていた、それでもなお自分が「負けたくない」と思う気持ちが、こんなにも強い物だとは思ってもみなかった) (07/20-21:13:10)
ズフル > (勝てる相手を探すだけならば、幾らでも見つける事も出来るだろう。 だが、自分が欲しいのは「誰に勝てるのか」では無く「どうすれば勝てるのか」だ。 答えは一つ、磨くしかない。 何百、何千、何万と繰り返した人殺しの技術を、更に更に磨いていくしか無いのだ。) (07/20-21:22:47)
ズフル > (雑念を切り裂くように、強く一歩踏み出し木刀を縦に振るった。 そして木刀を片付ければ、床に置いた剣を拾い直し、去っていくのだろう。) (07/20-21:29:01)
ご案内:「神隠しの森の館-修練場-」からズフルさんが去りました。 (07/20-21:29:04)
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