room51_20180801
ご案内:「アルヴァダール 中庭」にセフィさんが現れました。 (08/01-21:17:52)
ご案内:「アルヴァダール 中庭」からセフィさんが去りました。 (08/01-21:21:51)
ご案内:「魔海」に無名の魔術師さんが現れました。 (08/01-22:15:31)
無名の魔術師 > (一言で言えば無。上も無ければ下も無く、右もなければ左も無い。延々と暗闇が続く其処は、まるで死の世界だ。しかし、わかる者にはわかるだろう。そこには、無尽蔵に魔力が沸き出ていることを。) (08/01-22:19:14)
無名の魔術師 > (遠く、静かに響く足音。その音に合わせ、金色の波紋が広がっていく。やがて真っ暗闇の世界の中に、金色の光を身に纏う、一人の男が現れた。) (08/01-22:24:21)
無名の魔術師 > (男は終始無言のまま、闇の世界を歩き続ける。そしてとある場所までやってくると、足を止めるだろう。波紋も止まる。) (08/01-22:31:23)
無名の魔術師 > (片膝をつき、右手を手前の地面に置く。その動作に合わせて、また波紋が広がるだろう。)――――<<展開>>(目を伏せ、呟いた刹那、男の足元に金色の魔法陣が出現する。) (08/01-22:39:07)
無名の魔術師 > (最初は彼をギリギリ囲む程度の大きさだったが、次第に新たな模様や不可思議な文字が、複雑に描かれていき、広がっていく。) (08/01-22:44:13)
無名の魔術師 > ....(集中を切らしてはいけない。僅かでも術式の展開を誤れば、魔力が暴発し、即死に繋がる。男は今、それほどまでに危険な魔術に手を出しているのだ。) (08/01-22:46:39)
無名の魔術師 > 見渡すは星の底...求めるは忘却の欠片...(その声に呼応するかのように、魔法陣は無限に広がり続け、男の身に纏う光も増していく。) (08/01-22:51:22)
無名の魔術師 > ―――<<指し示せ!>>(強い叫びとともに見開かれた金色の瞳は、凛と輝いている。それは、魔力が溢れている証拠だ。) (08/01-22:57:11)
無名の魔術師 > (右手を中心に、直径30センチほどの孔が開かれる。一見すると、周囲の闇に溶け込んでいてわからないが、その部分だけ別の空間――光の粒子が無数に漂う場所に繋がっているのが見えるだろう。) (08/01-23:06:52)
無名の魔術師 > (男は間髪入れずに、その孔に右腕をまるごと突っ込んだ。チャンスは1度きり。17万分の1ほどの確率) (08/01-23:12:09)
無名の魔術師 > (これでもない。あれでもない。それでもない。どれでもない。ここから先は、ほとんど手さぐりだ。) (08/01-23:15:16)
無名の魔術師 > (瞬間、手に引っかかったものを、男は逃さなかった。)((掴んだ!!!))―――<<汲みあげろ!>>(突っ込んだ時とは裏腹に、右腕はなかなか引き上げられない。まるで向う側で掴まれているかのごとく。) (08/01-23:18:13)
無名の魔術師 > 出てこいってんだよぉおおおおお!!!!!(勢い任せに、思いきり右腕を引き上げた。幸い、傷ひとつついていない。そしてその手には、美しく輝く巨大な宝石が握られていた。) (08/01-23:23:33)
無名の魔術師 > (引き上げた瞬間、孔は閉じ、魔法陣も消失。男が纏う光と、宝石が放つ優しい輝きだけが、その空間に残された。) (08/01-23:24:40)
無名の魔術師 > ハァ....ハァ....さっすが俺様...ホント、できねぇことなんてねぇな...(その場に大の字で倒れ込み、乾いた笑みを浮かべながら、右手に握った宝石を眺める。) (08/01-23:26:52)
無名の魔術師 > (それは、テニスボールほどの大きさがある、八角形の宝石だった。色はまるで、黄昏の空を閉じ込めたかのような、美しい紫とオレンジのグラデーション。) (08/01-23:36:13)
無名の魔術師 > もっと、くっそ汚ぇ色のブツだと思ってたんだが.....(まさか、これほどまでに神秘的なものだとは思わなかった。ちょっとだけ、いや、かなり腹が立つ。) (08/01-23:39:19)
無名の魔術師 > さあて、どうしてくれようかねぇ...(ゆっくり起き上がると、石を持ったまま、元来た道を歩いて行く。右も左も、上も下もないこの場所でも、男は帰り道がわかるのだ。なんせここは、自分の工房なのだから) (08/01-23:43:44)
ご案内:「魔海」から無名の魔術師さんが去りました。 (08/01-23:44:02)
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