room10_20180818
ご案内:「闇の集う場所 -1-」にアンリさんが現れました。 (08/18-23:55:51)
アンリ > (闇が集うこの地でいつものようにふと) (08/18-23:56:46)
アンリ > (闇が集うこの地、その地の中にあっても更に闇がひと濃く一箇所へと集まっていく。そして少女がその中から姿を現した) (08/19-00:00:08)
アンリ > (姿を現した少女は腕を組むとふむ、と一つ呟く)何だか姿を現わす方法がワンパターンね。奇をてらう必要はないけれど何かもう少しバリエーションが欲しいといったところかしら。まあ、特段必要というわけではないのだけれど (08/19-00:04:14)
アンリ > (まぁ、どうでもいいことかと肩を軽くすくめると辺りを見回す。そこは相変わらずの闇が集う、特に時間を潰すには向かない場所だった)さて、どうしたものかしら…? (08/19-00:07:10)
アンリ > (今回は時間を潰すにも何かをしたい気分ではなかった。つい一昨日の様な動的な感じではなく、比較的静的な時間の潰し方をしたいと少女は考えていた)何かに座って思考に耽る?それともこの場所では見え辛いけど星空でも眺める? (08/19-00:11:53)
アンリ > (つい、その思考を漏らしていると少女の足は一歩踏み出していた。特に目的地もなく、ただ自然に、それが体に染み付いているかの様に足は一歩、また一歩踏み出していく) (08/19-00:16:36)
アンリ > (ふとそんなことに気づいた様子の少女。ふむ、と納得した様子で)そうね。今日はただ歩きながら…いえ、ただ歩きましょう。 (08/19-00:18:25)
アンリ > (しかし、歩きながらもついつい何かを考えてしまう。当たり前の事。そんな当たり前の事なのに何だかいつも思考を巡らせている癖のようにも感じて心の中で苦笑いを浮かべた)ああ、何だかまるで職業病みたいね。私。 (08/19-00:23:19)
アンリ > (ああ、しかし自分もこの世界に最初に訪れてから色々な事があった気がする。ふと、思い返した自分は本当に同一人物だったのだろうかと自分でも疑わしい気持ちになる)ああ、そう言えば最初にここに来たのはレオンを追いかけて来たんだったわね。 (08/19-00:26:36)
アンリ > (今はもういない兄の名がふと漏れた。そして少女は小さく溜息を吐く)私、感傷的になっているのね。もう、夏も終わるからかしら? (08/19-00:30:33)
アンリ > (そこに理由などないのだろう。理屈なんて意味もない。感情とはそういうものだと思い返しながら、ついでにいくつか思い出す)そしてまずはクララと仲良くなったのよね……彼女も、会えなくなってしまったのだけれど…心配なんてまったく起こる気がしなくて、今も何処かで自由に楽しくやっていそうな気がするのよね(あの時は自分に何も言わず去っていってしまった事を悲しくも思ったが、今となっては自由にだった彼女らしいと思ってしまう) (08/19-00:37:03)
アンリ > (とても、とても大きくてもう追いつけないそんな存在。道はとうに違う道を歩むと決めた今でもあの温もりや優しさは近く、その背中は遠く、目を凝らしても言えないほどに遠く感じている)ああ、そして家族が増えたのよね。犬猫じゃないのに際限なく拾って来たよいうか…(まさかあの若さで叔母になるとは思わなかった。そしてほんの少しの時間だったけど共に過ごした家族たちは今頃はどうしているだろうか。純朴だった彼女たちの事を思い返すと少しだけ心配を浮かべる) (08/19-00:51:05)
アンリ > (そんな自分に、ああ、自分らしくないと再び小さな溜息を浮かべる)何というか、本当に、何だか情けなくなるわね。 (08/19-00:54:12)
アンリ > (今の自人々の目には分はきっと弱々しく映るのだろうと思う。まぁ、今だけは我儘になろう。少しだけ思い出に浸ろうと言い聞かせる)そして、師のような龍慈とたった一人だけの……私が、見殺しにした、相棒の瑠奈と出会った。(自分の罪を確かめる様に、もう一度、深く刻みつけるように一言、一言、静かに、しかし力強く宣言するように、言葉を紡ぐ) (08/19-01:04:40)
アンリ > (思い返すと彼女を失った頃からだろうか、自分を悪と、悪の魔術師たろうと宣言しはじめたのは)悪になれば、悪しき思考を浮かべれば。他の悪しきモノの思考を理解できる。それを読む事で、大切なものたちを守る事が出来る。あの時はそう思っていたのよね。もう、失わないためにも (08/19-01:11:47)
アンリ > いえ、そうする事で紛らわせていたのかしら。思い返すだけでズキリとした痛みを、思い返さなくても全身を掻き毟りたくなるような疼きを。 (08/19-01:15:00)
アンリ > (今でも、今でも直視するのは苦しい。一昨日あった相手はとてもよく彼女に似ていた。でも、その事には触れられなかった程に) (08/19-01:17:14)
アンリ > (そんな自分をきっと癒してくれていた存在がいた。彼女の存在には感謝しても仕切れないほどだ)犬猫じゃあるまいし、子供なんて拾うもんじゃないと思っていたのだけれど、そんな私を母だと慕う子が出来るなんて……あんまり人のことは言えないわね。 (08/19-01:20:43)
アンリ > いえ、血は繋がっていなかったけれど、実は結局のところ似ていたのよね。私達(兄と妹。前世などは信じるつもりはないが、もしもあったのならその時は本当に兄妹だったのかもなどと思い浮かべた) (08/19-01:23:52)
アンリ > (それに比べると自分を母のようだと慕う『娘』と自分は全然似ても似つかないと思いかえす)まぁ、私になってもらいたいとは思わないし。あの子はあの子の何かを見つけるべき……色々教えようなどとは思っていた事もあったのだけれども (08/19-01:29:07)
アンリ > でも、本当に私はあの子に甘えさせてもらった…あの子は私に子として甘えていたように思っていたのかもしれないけど、私は私で母親役として受け入れてもらえているという甘え方をしていたのよ。あの子が聞いたら驚いて、そしてそうやって甘やかすからもっと甘えて欲しいとか言うかもしれないわね(そう考えるとなんて甘えまくりの親子だったのだろうと少しむず痒いような気分にもなる) (08/19-01:35:46)
アンリ > (こうやって自分がここにいるのも、実は彼女に会える可能性が万に一つあるかもしれないと思って来ていたりもしていた)まぁ、流石にあの子もこんな時間に、しかもこんな場所に来たりすることはないでしょうけど (08/19-01:39:19)
アンリ > 未練がましいわね、私(まったくと3度目のため息をつく)今更会って、どうしようというのかしらね(思考が歪む、決意が捻じ曲がるそんな自分を歯痒く思いながら)まぁ、それはその時にわかる事ね。 (08/19-01:44:45)
アンリ > さて、随分と夜も更けたわね。頃合い……というには随分と遅いとは思うけど、もう充分ね(ずっと歩き詰めだった思い出語りももうお終いと、何かに別れを告げるようにひらりと手を振る) (08/19-01:48:23)
アンリ > (そして少女は闇に溶ける事もなく、珍しくそのまま歩いて去っていくのだった) (08/19-01:49:08)
ご案内:「闇の集う場所 -1-」からアンリさんが去りました。 (08/19-01:49:11)
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