room00_20180822
ご案内:「時狭間」にフィリアさんが現れました。 (08/22-11:47:13)
フィリア > (昼前の時狭間。モーニングのメニューを下げ、ランチのメニューに切り替える頃。窓から射し込むまばゆい陽射しを受けながら、メイドさんはひとりテーブルをアルコールも使って念入りに拭いていた。その他のモノも整備を終え、仕込みをし終えてグラスを拭くマスターと共に静かに時が過ぎてゆく) (08/22-11:50:26)
フィリア > (やがて、全てのテーブルを拭き終えた彼女はひと息ついた。すでに仕事はない。仕込みも、仕入れも、おおよそ手伝い終えた。館の仕事も早朝に終わらせてきたし、昼間からの勤務に備えるのみ。……だが、客が来るまでにはしばらく時間がありそうだ。外の景色を蒼眼で映し、麗らかな丘の様子を見つめて) (08/22-11:53:45)
フィリア > ……マスター、私にも一杯もらえるか?酒以外なら何でもいい(カウンター席に歩み寄ると、フィリアはひとこと告げた。返される沈黙は、いつもの通りの肯定のそれ。メイドは布巾を洗い場に向けて持ってゆかんと奥へと引っ込んでゆく) (08/22-11:56:59)
フィリア > (――しばらく後。酒場の中には豆を挽く心地よい音が静かに響いていた。コーヒー豆を挽くミルを操るマスターの手は熟練の手付き。素早く、効率的に、けれども焦ることはなく。一朝一夕で身につくモノではない技巧によって、厳選した複数の豆がブレンドされて新たな味を作り出す。苦味、酸味、数多のカクテルやドリンクを生み出した彼の目利きは確かなもの。挽く音がやがてやめば、最適の温度に熱した湯を使い、ブレンドコーヒーを淹れてゆく。完全にカップに淹れ終わり、芳醇な香りが漂う頃にフィリアは戻ってきた。)……さすがだな。相変わらず、素晴らしい腕をしている(出来立てのコーヒーの香りを仔細に嗅ぎ分け、フィリアは本心からの賛辞を送る。狭間の世界の酒場にて、来たるものに美味しいものを提供し続ける彼にはプライドの高い彼女とて一目置いているのだ。) (08/22-12:07:53)
フィリア > ……さて、さっそくいただくか(だがフィリアはよくよくカップの中身と手前にあるモノを確認せずに口をつけた。) (08/22-12:10:18)
フィリア > …………(フィリアの口端から、黒い線が一筋垂れた。白い肌なのに顔色がサーッと青ざめてゆく。……カップ片手に、目を閉じて澄ました態勢のままフリーズしていた)う、うまい……ぞ(なんとか飲み込んで、口にしたのはその一言。ただし震え声であーる) (08/22-12:12:37)
フィリア > (コーヒーはまだまだある。だが、フィリアは見栄を張ってミルクコーヒーにはせず、そのまま根性で飲み進めてゆくのだ。飲み終えた頃には、マスターが気をきかせてバニラアイスをくれたのは言うまでもなく) (08/22-12:14:29)
ご案内:「時狭間」からフィリアさんが去りました。 (08/22-12:14:32)
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