room49_20180910
ご案内:「レムナント騎士団 訓練場」にズフルさんが現れました。 (09/10-22:18:34)
ズフル > (先日大盾の少女との模擬戦で見えてきた物を早速自国の騎士団員相手に試そうと一度帰国した少年。 日中は訓練に明け暮れたようで汗だくの姿、だが良くも悪しくも見えてきた物は多いようで、表情は満足げである。 いずれ先輩になるであろう騎士団の面々の訓練が終わった後、一人残って素振りを続けている) (09/10-22:20:11)
ご案内:「レムナント騎士団 訓練場」にダルディアンさんが現れました。 (09/10-22:21:10)
ダルディアン > (ズフルがただ一人居残りをしている中、外壁の上に座ってそれを眺める影が一つ。 足を前後に動かして数分それを眺めた後、高くそびえる外壁から飛び降りたダルディアンは両手を後頭部に回し周囲を見回しながらズフルへと近寄った) (09/10-22:22:59)
ズフル > (先輩がたは既に自室や自邸に戻っている、この時間は特別許可を貰った自分しか居ないはず。 その場に突然気配が現れた、しかも背後に感じる今の今までその気配を感じ取れずに居た。 時間も相まった危機感が背中にぞわりと湧き上がる。 そんなはずは無い、この時間この場所に危険が迫る事などありはしないはずなのだ。 だが、背後に感じる気配は自分が知る限り師以外からは感じた事も無いほど強烈な物で考えるよりも早く体が動く。 手に握った木刀をその場に投げ捨て腰の剣を抜き放ちざま振り返り、背後の気配へと振るう) (09/10-22:26:46)
ダルディアン > わっ、とと。 いきなり?! (と、驚いたような言葉を投げる。 が、その声色は驚いている、と言うよりはおどけているような色が強く、表情にも焦りは無い。 僅かに状態を逸らしズフルの剣を避ければ、表情は笑みを形作った) 危ないなあ、もう。 ねえ、今ここって君しか居ないの? ちょっと用事があってお邪魔したんだけど。 (一度改めて周囲を見回し、残念そうに口を曲げた) 君しか居ないなら期待はずれだったかなあ……。 (09/10-22:29:49)
ズフル > (ありえない。 ありえないはずなのだ。 この場所に危機が訪れる事も、その危機が自分の、いや、この大陸に住む者ならば誰もが知っている何かであると言う事も。 振り返った先の姿と現実が合致せずに、ただ全身を包む危機感だけが際限無く湧き上がり振るった剣を握る右手が僅かに震える) 七宝……。  (09/10-22:33:00)
ダルディアン > ああ、知ってるんだ。 なら話しは早いや。 ラクア=アルメットって人、いる? (一歩、未だ振り切ったままの形になっている剣の横を何食わぬ顔で通り過ぎ近付く。 ズフルよりも小さい背にも関わらず、わざと僅かに屈んで下から相手の顔を見上げた) ほら、そろそろ何処の国も戦支度が始まってるじゃない? だからさ、他所の有能な子の一人や二人、引き抜けないかなあと思ってお邪魔したんだけど。 君は……この国の騎士の子じゃないよね? (一度視線を目から外し、下から上までをゆっくりと見上げ、もう一度ズフルの目元に視線を合わせる) あの獅子王さんが飼ってる騎士団が、こんなに弱いわけ無いもんねえ? (くつりくつりと、嘲るように笑い声を上げた) (09/10-22:38:18)
ズフル > (混乱が隠せない。 目の前の相手は七宝と呼ばれる東の王の側近の一人で、この国の住人では無く、昨今の情勢を考えれば正に敵と言う言葉でしか形容出来ず、そんな物がここに居る事はありえない。 剣を握る手の震えが一段と強くなる。 相手がその七宝であるならば自分の剣でどうにか出来る相手では無く、相手の些細な気分次第で自分の命などどうにでもなってしまう) なんで……。 (言葉が続かない。 本能的な恐怖が身を包み、何を口に出せば自分の命を掴み取れるのか以外の事が考えられない。) (09/10-22:43:09)
ダルディアン > 考えるのが遅いなあ。 自分より強い敵に出会った時は、まず最初に活路が前にあるのか後ろにあるのか考える。 命乞いをしなきゃいけないなら、相手が望む物を与えるか、自分以外の獲物を差し出すか。 なるべく早く結論を出さないと……。 (そこまで言って間を置いた、自分の言葉の先を相手に想像させる事が出来ればそこに言葉は必要ない。 ズフルの目を覗き込み、あざけ笑う。) (09/10-22:46:23)
ズフル > (覗き込まれた相手の目が事態の危険性を物語る。 吸い込まれそうな瞳に時間の感覚が狂っていく。 1秒が10分にも1時間にも感じられ、先ほどまで訓練でかいていた汗が完全に引ききってしまっているのを感じる。 体が冷たく、熱を感じない。 相手の言葉を脳内で繰り返す。 活路、前か後ろか。 ラクア、師の名前。 何処? きっとそれは自邸で、命乞い? 場所を教える? 出来ない。 逃げる、不可能。 ならば) あ、あぁ……! (裂帛の気迫などとは程遠く、ようやく搾り出したうめき声を上げてがむしゃらに剣を振るう。 ) (09/10-22:52:20)
ダルディアン > はずれ。 (積んできた研鑽も何も見れた物では無い剣を柔らかな動きで後ろに飛んで避ければ笑顔を浮かべる) 君が何も知らないなら、正解は大声を上げて逃げる事。 逃げ切る事は出来なくても誰かが君の声に気付いて助けてくれるかもしれない。 もしかしたら誰かにばれる事を嫌がって僕が帰ってくれるかもしれない。 勝てない相手に活路は前、なんてただの自殺だよ? (両手を合わせゆっくりと離す、するとそこには光沢のある一本の棒が現れて) まあ、前に出ちゃったらもうどうしようも無いし。 誰かに見つかったところで僕は構わないんだけど。 (09/10-22:56:25)
ズフル > (逃げればこの危機が誰かに飛び火する。 敵が目の前に居るのなら、ここで殺してしまうしか無い。 それしか自分が生きる道は無いと思えて。 ただ生死の在り処に話しを戻せば、僅かに思考がクリアになった気がして。 相手が何を言おうと振ってしまった剣は仕方が無い。 この状況になった時点で既に詰み。 後ろに飛んだ相手を追撃するように飛び込んだ。 いっそ死んでしまえば楽になれるのではないかとすら思える恐怖感の中時間を使った攻撃を仕掛けよう物なら先にこちらの心が折れる。 肩から先の力を抜いて、ただ早さだけを求めた牽制の剣を3度ほど振り、そこから本命の一撃を全力で振るう) (09/10-23:02:41)
ダルディアン > ああ、そうか。 君達一般人は知らないんだね。 何で今どこの国も戦支度をしているのかって事。 だからそんなに危機感が無くて、無警戒に居られるんだ。 (牽制の3撃を丁度3歩後ろに下がって避ける。 そしてズフルが本命の一閃を振ろうとした瞬間、ソレを見て小さく笑った) ああ、だめだめ。 筋肉の動きが服の上からでも見て取れる、そういうのはしっかり隠さないと意味が無いよ? (本命の一閃にあわせて前に飛び出し、両手で握った棒をズフルの右手を止めるよう僅かに突き出した。 更に左手を筒状に少し広げその中を滑らせるように棒を動かし角度を変え喉を狙ってもう一度突き出した) (09/10-23:09:24)
ズフル > () (09/10-23:15:18)
ズフル > かっ……! (喉を突かれ唾と共に乾いた音が飛び出した。 苦痛に耐えかねて剣を落とし膝を着く。 相手が何を言っているのか理解出来ない。 何故、それはお前の所の国王が危険人物だからだろうと思ったが、ソレを口に出す事も出来ない。 ただ一つ自分はこのまま殺されてしまうのだろうと言う実感だけがわきあがった) (09/10-23:17:13)
ダルディアン > あ、喉突いちゃったら暫く喋れないか……困ったなあ。 殺しちゃっても良いんだけど、まあ面倒だし誰かに話された所で君の一人や二人生きていても何も変わらないからいっか。 (などとゆるい事を言いながら、ダルディアンはふわりと浮き上がり元居た城壁の上へと戻って行き) もしラクアって人に何か告げ口するんだったら、ついでに七宝ダルディアンが誘いに来てたよ、って伝えておいてよ。 (にこりと笑って手を振れば、闇夜の中に姿が消えていった) (09/10-23:19:51)
ご案内:「レムナント騎士団 訓練場」からダルディアンさんが去りました。 (09/10-23:20:06)
ズフル > (喉に残る苦痛と、一旦は命を拾った安堵感、それに日中の訓練の疲労感に包まれてそのまま意識を失ったようだ) (09/10-23:22:26)
ご案内:「レムナント騎士団 訓練場」からズフルさんが去りました。 (09/10-23:22:30)
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