room49_20180913
ご案内:「とある屋敷の一室で」にAmbielさんが現れました。 (09/13-20:58:28)
Ambiel > (自邸の客間で人を待つ。 服装は何時も通り黒い外套で、テーブルに置かれた灰皿の上で煙草が一本煙を上げる。) (09/13-21:00:36)
ご案内:「とある屋敷の一室で」にZemsさんが現れました。 (09/13-21:01:34)
Zems > (待ち人来る。 ピンクブロンドの髪のメイドに室内へと案内され、Ambielに一瞥を向ければ、そのまま向かい合うように一席に腰掛け) お待たせしました。 (09/13-21:02:42)
Ambiel > (灰皿の煙草を右手の人差し指と中指で挟むように持ち上げ、一度大きく煙を吸い込めば天上へ向けてゆっくりと吐き出した) それで? 態々時間を空けておけって連絡までして来たんだ、詰まらん世間話じゃないんだろう? (挨拶よりも本題を、と先を促し) (09/13-21:04:50)
Zems > (溜息を一つ。 端的に言ってZemsはAmbielが苦手であった。 包み隠さずに言えば心の底から嫌いな相手である。 が、それでも今晩この屋敷に足を運んだのは、これがZemsにとって今後を左右し得る重要な事だったからで) 貴方相手に余計な前置きをしても仕方が無いですからね。 簡単に説明します。 貴方も今のこの大陸の状態はご存知でしょう? 私が貴方に求めるのは、何もしない事です。 近いうちにこの大陸で起こるであろう争いと、それに伴ういかなる出来事に対しても、静観していて頂きたい。 (09/13-21:08:42)
Ambiel > ……。 (ゆっくりと間を置き、数度煙草の煙を吐き出した。) お前が今回の戦の中心に立つ気かZems。 権謀術数を働かせて何を求めているのか言ってみろよ解脱の炎。 場合の寄っちゃその話し、聞いてやらんでも無い。 ただ、それがつまらん謀なら今ここで首を落とすぞ。 (くつくつと、喉奥を震わせて笑う) (09/13-21:22:09)
Zems > (もう一つ溜息を。 目の前の男は捕食者であり、狩る側の生物で、この男の前に立てば自分であろうとも狩られる側に回る。 それは十分に承知した上で、それでもこの男の佇まいは相変わらず許せない物が在る。) 貴方はこの大陸のジョーカーだ。 そして、戦が起これば貴方は必ず何処かに顔を出す、だが、それが何処かまでは判らない。 今日味方だった貴方が明日は敵に居る、そんな中で謀を巡らせる程私は愚かでは無い。 貴方の檻から出て、私の中に残ったのは私を育んでくれたヴェルナードと言う国と、養父カインへの孝の気持ちだけだった。 つまり、私にとっては西も東も南も関係なく、ただヴェルナードだけが残っていればそれで良い。 その為に全力を尽くす。 そしてその為に、東を使う。 (09/13-21:29:21)
Ambiel > (くつくつ、喉奥で笑う。 目の前の男が語る謀は、謀と呼ぶ事すら愚かしい夢物語に聞こえて。 穴から逃げ出した結果行き着いた先も、結局の所昔と変わらないのではないかと笑った) お前が言葉で俺を押さえつけて、あまつさえアレを策に嵌めて自分に取って都合が良いように動かすと? 冗談は大概にしろZems。 お前が考える程アレは甘く無いし、お前が策を持ち込んだ所で看破されるのがオチだ。 何より、仮にここで俺とお前の間に口約束が生まれた所で、俺にそれを護る義理も理由も無い。 (09/13-21:34:58)
Zems > ただ策に嵌めて陥れるだけならばそうでしょう。 だが、貴方と奴には一つだけ共通している事がある。 それは利害の一致がなされている間は、そしてそれを楽しんでいる間は相手の掌の上で踊る事を良しとする所だ。 だから、私の策には勝算がある。 (右手の人差し指と中指をパチリと鳴らし、次の瞬間Ambielの持った煙草が灰となって消える。) 私の策に乗れAmbiel。 何も貴様に何も出番を用意しないと言っている訳じゃ無い。 この大陸には2枚のジョーカーがある。 先ほども言ったように一枚は貴様だ。 そしてもう一枚と貴様を当てる用意がある。 その準備が終わるまで待っていろといっているんだ。 (09/13-21:43:44)
Ambiel > (Zemsの言葉を聴き、一度表情を変える。 ほんの僅かに相手の言葉に耳を傾けたようで、灰と消えた煙草の次を取り出す事もしない。) グリムを引きずり出す、か。 確かにそれが出来るなら、戦がどうなろうと俺の知った事じゃ無い。 (目を瞑り、考える。 言葉を止め、腕を組み、思考の中にもぐっていく。 数分、考えが纏まったようで目を開き、小さく口角を上げた) 俺をグリムに当てる。 それ自体がお前の目的でもある、そういう事かZems。 確かにお前が中心に立って本気で掻き乱せばそれも出来るかも知れんな。 そしてお前の目的にはどうしてもグリムが邪魔だ。 だからそれに俺を当てる。 邪魔なジョーカーにはジョーカーを当てて相殺する、そういう事だな? 良いだろう、うちのお姫様の気紛れが無い限りは、お前の言う通り静観してやっても良い、だがそれ以上の協力はしない。 (09/13-21:58:54)
Zems > (Ambielの言葉を聴けば一度立ち上がり、窓を開けて窓枠に腰掛ける) そういう事だ。 東の王、南の女王を私が殺す事は出来ても、グリムに出てこられてはどうしようも無い。 どうしようも無い物にはどうしようも無い物を当てれば良い、判り易いだろう? そして、グリムが邪魔なのは私だけでは無い。 この大陸は今この大陸に生きる者が選んだ道へと進む、貴様もグリムも既に出番の終わった老害に用は無いと言う事だ。 (足を組んで笑う。 その表情は以前のZemsが作る事は無かった皮肉と侮蔑にまみれた物で) 過去に足を取られた墓所の生物は同じ者同士で永遠に踊っていればいい。 どちらも自分の立っている場所が墓所だと判って踊っているんだ、満足だろう? 永劫そこで叫んでいるが良いさ。 (言いたい放題言った後で一度だけ哀れみの目を向けて) 貴様も、私の兄弟達も皆が皆墓の住人だ。 そして兄弟達を墓に縛りつけて居るのはAmbiel、貴様に他ならない。 貴様とグリムが相打ち消える事を願っているよ、夜の王。 (それだけ言うと、約束は違えるなとだけ付け加え窓の外へと身を投げる。 次の瞬間その身は爆炎へと姿を変え、それが消えた後は何も残っていなかった) (09/13-22:16:24)
ご案内:「とある屋敷の一室で」からZemsさんが去りました。 (09/13-22:17:18)
Ambiel > ……随分と好き放題言って行きやがったな。 (懐から取り出した煙草に火を着けゆっくりと一度煙を吸い込んだ) しかしアレも随分と考えるようになったじゃないか、後は本当にグリムが出てくるかどうか、か。 ティリス、聞いているんだろう? 後で地下から適当な酒を一本、部屋まで運んでおくれ。 (客室の外に声を投げかければ、羽を広げ夜の空へと飛び出していくのだろう) (09/13-22:21:09)
ご案内:「とある屋敷の一室で」からAmbielさんが去りました。 (09/13-22:21:17)
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