room51_20180917
ご案内:「魔海」に無名の魔術師さんが現れました。 (09/17-20:13:50)
ご案内:「魔海」にmistさんが現れました。 (09/17-20:16:35)
無名の魔術師 > (相も変わらず暗い世界で、唯一の灯りである男は、招いた客人を連れて歩いている。....軽い気持ちだった。本当に軽い気持ちで、ミストも分析してみたいと言ったら、あっさり引き受けてくれた。逆に怖い。色々怖い。それ以上に、興味も強いが)...本当に良いのか?後で怒ったりするなよ? (09/17-20:18:22)
mist > (くすくすと笑って)君の事は信頼していると言ったでしょう? 僕は信頼している者相手なら隠したい事は何もないからね。面白そうだし。(にこにこにこ) (09/17-20:20:15)
無名の魔術師 > モノズキ!(人の事など言えたものか。などというツッコミを誰かがしてくれるわけでもなく、暫く歩き続け)....よし、んじゃあそこに座ってくれ そのかんじだと問題なさそうだが、見られて困るもんとかないな?(足を止めれば、自分の手前を指さし) (09/17-20:24:58)
mist > 無いよ。(ふふっと笑えば言われた場所にどっかり胡坐を掻いて。)質問があれば何なりと。ついでに後で分析して何か面白いことが分かったら教えてよ。自分の事と言うのは案外自分からは見えないものだから。提供出来るものであれば提供も可。(大盤振る舞い) (09/17-20:25:40)
無名の魔術師 > おっかしぃなぁ~、いつもなら大喜びするんだけどなぁ~~んか落ち着かねぇなぁ!(あーだこーだ言いつつ、自分もその場に腰をおろして、胡坐をかく)うーん、お前クラスなら必要ねぇとは思うが、一応飲んどいてくれ(足元の暗闇にどぷん、と手を突っ込み、引き出すは金の装飾が施された小瓶。それを差し出す)今からかける術を通しやすくするもんだ。くっそマズイから覚悟しろ(相手がミストとなると、包み隠すことは一切しない。高待遇である) (09/17-20:32:51)
mist > 何でさ?(くすくす笑えば差し出された小瓶をきょとんと眺め。くそ不味いと聞けば鼻をつまんできゅーーーっと)…。あ、大丈夫大丈夫。このくらいなら。リリスとハイトの作る菓子よりは全然。(けろっ) (09/17-20:34:20)
無名の魔術師 > なぁ、それお菓子って言っていいの...?(このマズイと定評のあるブツよりさらにマズイそれを作れる人物もやばい) (09/17-20:36:36)
mist > 見た目だけはちゃんと菓子だよ。香りも。味が有りえないだけで。(こっくり。) (09/17-20:37:48)
無名の魔術師 > 複雑怪奇だな...ま、まぁ、じゃあ、始めるとするか...(気を取り直し、ミストの前に手を翳す)―――<<展開>>(瞬間、ミストを囲う程度の金色の魔法陣が出現。模様や文字を変化させながら、一定の大きさまで拡大して止まる。そして、ミストの前に掌ひとつ置ける程度の、金色の魔法陣が出現するようだ)そこに手を置いてくれ。ちょっと気持ち悪くなるかもだが、お前なら平気だろう (09/17-20:41:54)
mist > 一時期は有名だったんだよ。リリスイーツにハイト飯っていって。 ん。(ぽん。1mmの躊躇も無しに手を置いて。何が起こるのかとわくてか顔) (09/17-20:43:28)
無名の魔術師 > その時期に来なくて良かったよ(魔法陣に手を置けば、指先を伝って金色の光の線が張り巡らされていく、それはまるで血管を伝うよう。若干の温かさと、何かが這うような気持ち悪さがあるかもしれない)<<承認>> さて、じゃあどっから見ようかねぇ。スリーサイズ?(ビビっていたわりには大変失礼なことを口走る男) (09/17-20:47:35)
mist > 血ィ見たいなら?(にっこり← 這いずるような感覚はそのまま楽しんでいるような顔。) (09/17-20:48:57)
無名の魔術師 > 矛盾している!まぁ冗談ですけどぉ!普通に気になるのは魔力の性質とか特性とかですけどぉ~!!(ぶつくさ言っている間に、男の目前に金色の文字が浮かびあがり、情報を表示していくだろう。目を向けるのは、体質や特性も含めた能力系の項目。) (09/17-20:52:48)
mist > (浮かび上がる文字により、これが既に『竜ではない』事が分かりそうだ。 其方の反応を楽しむ様ににやにや笑って眺めて。体質で表示して無かった部分、水と風は吸収する性質、対して雷や乾燥が弱点なことも分かりそうだ。) (09/17-20:55:04)
mist > (更に補足。伸縮性のある爪、高い瞬発力、鱗は柔らかい金剛石と言った強度、喉と腹には鱗が張れないことも分かる。ブレスは結晶化と霧の2種類。) (09/17-20:57:55)
無名の魔術師 > まぁ~~~じでぇ?とんでもなく曖昧というか、複雑な存在じゃねぇかこりゃ...(竜だとずっと思っていた分、驚きが隠せない。まじまじと出力されていくデータに目を通していくだろう) (09/17-20:58:54)
mist > (ちなみにこっそり見るならスリーサイズ上から70.60.75とぺったんこ!!)ン?(くすくすくす←ちょー楽しそう) (09/17-21:01:21)
無名の魔術師 > (いけない!そんなつもりはなかったのに!知ってしまった!!!絶対口に出さないぞぉ!)ゲェホゲホッ...も、元竜の現何だかよくわからないヤツ..ってことはわかった...血はどうなんだ?(もはや竜ではないので、弟子とは比較しようがないが、何か能力があるのだろうか、と項目に目を向ける) (09/17-21:04:48)
mist > (構造は人間の血によく似ているが、治癒力を高める効果と竜の魔力が混ざっている上に同じく物凄い大雑把な作り。いかにも多分こんな感じじゃね?な具合に適当に作りましたな感じ。) (09/17-21:07:00)
mist > 一応似せて作ってるけど。 見た目がそれっぽければまぁ良いかなって。(にっこり) (09/17-21:08:04)
無名の魔術師 > あー、なるほどねぇ。でもやっぱ竜の要素があっても性質や効果は違うんだなぁ...弟子の血は記憶を含むし、飲み続けると眷属にされるし...(これは面白い、と次第に瞳が好奇心で満ちて行く) (09/17-21:11:20)
mist > 元の竜の時も血には特に効果らしいものは無かったと思うよ。 ただ、僕は精霊に近いからね。血に乗せて魔力を巡回させるから、飲めば精々一時的に生命力が上がったり魔力が上がったりはするかもしれないけど。 (09/17-21:13:06)
無名の魔術師 > ほほーん?竜なのに精霊寄り...やっぱり特殊なんだなぁ ....さて、じゃあメインといきましょうか!俺が知りたいのは何といってもお前の言ってた想いの力だ。先に概要を見てから、記憶に干渉させてもらおう(どれどれ、と項目に目を向ける。特殊能力でもなんでもないであろうそれが、どんなものなのか...) (09/17-21:19:22)
mist > そうらしいね。 僕の故郷、グリンデルは少し特殊らしい。(くつり、と笑って。概要を見ればずらーーーっとくそ長い項目が流れて来そうな。1つ1つが刻み込まれているため、一見するとほんの一言二言の些細なやり取りまでが事細かに記されるっぽい) (09/17-21:21:24)
mist > (基盤となっているのは誰かがこれに向ける信頼の想いや言葉。どれも些細な言葉ばかり。が、その信頼がこれを作っているようで。同じようにこれが誰かに向ける想い。その中にはオルーサや魔術師も刻まれている) (09/17-21:23:56)
無名の魔術師 > あっやばい!目がやられそう!(予想外の膨大なデータに思わず顔を片手で覆う。書物を読むことは好きなので、読むこと自体が嫌というわけではないが、明らかにさくっと目を通せる量ではないと判断したのだ)これはあとでじっくり読ませてもらう...とりあえずアレだ!うん!見た方が早い!(ということで、上空に四角い光が出現し、そこに過去の記憶を映しだしていこう) (09/17-21:27:29)
mist > ・・・へぇ・・・。(映し出される記憶。自分でも覚えていない竜の姿)へぇ…。これが両親なのか。 面白いね、これ。 (09/17-21:29:15)
無名の魔術師 > おお、記憶にないのか...(呟く言葉に、目を丸くする。両親はどんな竜だったのだろうか。引き続き映像を見る) (09/17-21:31:17)
mist > (オルーサの瞳の色に似たアクアブルーの鱗を持つ竜と、それよりも一回り大きな鮮やかな蒼の竜。)多分これ? 卵の中、だね。(目を細めて) (09/17-21:33:31)
mist > (硝子越しの様な景色の向こう、2匹の竜の姿が見える。 これよりも少しばかり薄い蒼い竜と、それよりも一回り大きな鮮やかな蒼い竜。 どちらも硝子細工の様な鱗を持ち、これとよく似た姿をしている。薄い方が雌、もう一方が雄の様。 歌う様に代わる代わる、竜が啼く。魔術師の知る、これの真の名だ。 ふと2匹の竜が顔を上げる。爆音が響く。2匹の竜は翼を広げ、上空へと飛び立っていく。) (09/17-21:36:17)
無名の魔術師 > ああ....(流れる光景に、息苦しそうに目を細める。自分の中を流れる黒竜の血が騒いでいる。幸せそうな光景と、この先に待っている結末に、無意識に共鳴してしまったようだ) (09/17-21:39:58)
mist > 僕の記憶の中に両親の姿は無かったんだ。物心ついたのは丁度このくらい、かな。(場面が変わる。風の啼く声。おびただしい人骨。 翼を広げる小さな竜。2匹の親竜の姿はない。 小さな竜はぎこちなく羽ばたけば、ふらつきながらふわりと浮き上がる。 何度も失敗をしては落下をし、やがて慣れてくれば高く高く飛翔する。 切り立った岩山。眼下に広がる白い谷。大きな虹の掛かる滝。 やがて山脈の向こうに小さな素朴な村が見えてくる。村の裏手には刃の様に切り立った岩山。 小さな竜はその村へと降りていく。) (09/17-21:41:53)
mist > (子供の声。目の前は繁み。そっとのぞき込めば、数名の子供の姿。楽し気に歌を歌い、ボールで遊んでいる。 聞きなれない言葉だ。取り損ねたボールがこちらへ向かって転がってきて、子供の一人が取りに来た。 髪も瞳も茶色であることを除けば、セフィにそっくりな子供。 子供はボールを拾い上げ、首を傾げれば茂みをかき分け此方をのぞき込んでくる。)…。(複雑な表情を浮かべ、ちら、と視線を魔術師へと向けて) (09/17-21:44:58)
無名の魔術師 > 僅かでも、確かに愛されていたってのが、わかるな...(嫌でも脳裏に過る光景。首を一度ふるっと振ってかき消す。そして再び映像に目をやろう)....ん、すげぇそっくりさんじゃん(などと口走ったものの、笑ってはいない。ミストの複雑そうな表情で、だいたい察しがついたからだ) (09/17-21:47:16)
mist > (屈託のない笑みを子供が浮かべた刹那、小さな竜はその子供に襲い掛かった。飢えていたから。 そのまま柔らかな子供の肉を食いちぎる。暖かい、甘い血の味。断末魔の叫び。恐怖に見開かれた目、暴れまわる子供。 周囲で為すすべもなく悲鳴を上げる子供たち。手に弓や鍬を持ち駆けつける大人たち。 次々に矢が飛んできてまだ柔らかい鱗を砕き体に突き刺さる。必死の体で逃げ出す竜。 追いかけてくる怒声に悲鳴、泣き叫ぶ声。景色が上下に揺れるのは、小さな竜が逃げ惑った為だろう。 視界に入るのは砂利の細い山道。やがて見えてくる小さな庵。 庵の脇には馬小屋。 小さな竜は馬小屋へと逃げ込む。荒い息。馬小屋の戸の向こうで、武器を手にした人々。 それに向き合うのは白い髭の腰の曲がった老人。暫く何かを話せば、人々は不満げな顔で去っていく。 人間も家畜を使う。生き物を娯楽のために殺す。 何が違うと言うのか。人間に対する生まれた切っ掛けの様。 後に残された老人はじっと村人を見送れば、くるりと馬小屋の方を見た。 ビクっと身を固くする竜へと老人はのっそりのっそり近づいてくる。)…老師だ。(ふ、っと目を細めて) (09/17-21:48:14)
mist > 最初に、間近で見た人の子があの子だったんだ。(今のこれも、よく見ればあの子供の面影を残している。違うのは髪の色。瞳の色。少年の様な姿はその為だった様で) (09/17-21:49:53)
無名の魔術師 > 運命ってのは残酷なもんだな。前向きに考えれなくもねぇけど(あの子供が助かっていようが死んでいようが、恐らく一生忘れられない形として目の前にいるのだから)いやあそれにしたってどこの世界の人類はほんとクズはクズ..... ん、お前の"お師匠様"?(視線は映像に向けたまま) (09/17-21:53:41)
mist > 名付け親だよ。ガーラ老師。(眺める目は、親を見る子の眼。穏やかな笑みが浮かんで) (09/17-21:54:47)
mist > (ふっと場面が変わり、次に見えるのは背中を向けて長い杖を持ち座っている老人の姿。 竜が落ち着いている様子から、あれからくる日も来る日もこうして居たことが推測できそうだ。 老人は背を向けたまま、竜にとりとめもなく話しかける。 何度も場面が切り替わり、老人は少しずつ近づいてきて、やがて向かい合う形へと向きを変える。 聞きなれない言葉も竜を介し言葉の意味を理解することが出来るだろう。 人間は同じ人間は襲いにくいという事。竜の姿よりは襲われる可能性が低い事。 人の姿へ変化をする方法。老人は穏やかな顔で子竜へ変化の術を教え込む。 子竜が霧に姿を変えれば、老人は可笑しそうに笑い、『霧の竜ならばミストと呼ぼう。 異世界の言葉で霧を意味する言葉だ』と。小竜は老人に人に化ける術を教わる。 最初の内は、しっぽが、翼が、角が、牙が、隠せずにいた小竜もやがて人の姿を取れる様になる。 あの、セフィそっくりの少年の姿へ。髪と瞳の色だけが鮮やかな蒼になってはいるが。 ただ、くしゃみをしたりすると、一瞬で顔だけ竜に戻ってしまう。 老人は可笑しそうに笑っていたが、ある日土産だと村に降りた帰りに、大きな帽子とぶかぶかのローブを買って来た。 ぶかぶかな大きな帽子はくしゃみをした瞬間にずれ落ちて、竜の顔を隠してくれる。 ずるずると長いローブはその尾を隠してくれた。 この老人との出会いが、人に興味を持つきっかけでもあり、愛情を持つきっかけになっている様。 これが身に着けている帽子はその時のもの、ローブは当時の名残らしい。)…これだよ。(ちょぃ。自分の帽子を親指で軽く上げて見せて)彼が居なかったら…。多分、僕はこうして人に交わることは無かっただろうね。 (09/17-21:56:18)
無名の魔術師 > へぇ(名付け親、という言葉には酷くそっけない返事をして)((ということは、セフィは色素こそ遺伝してても、容姿そのものはどちらにも似てないのか..?いや、あの子供を模した姿"ミスト"なら、間違いなく"母親似"だよな))(ほんとに複雑だ。自然と眉間にしわがよる) ...でかいきっかけだな。良い人に出会えるってのは、それだけで世界観を変えてくれるからな(指差す帽子に少し目をやって、薄く笑う) (09/17-22:06:21)
mist > ん。僕が人に近しい感性を持ったのは、彼の影響なのは確か。僅か100年程だったけどね。一緒に居たのは。(ぇ?) (09/17-22:08:05)
mist > (ベッドに横たわる老人。窓から差し込む夕日。土気色の肌。弱弱しい、今にも途切れそうな呼吸。 焦点の定まらない目線は慈愛に満ちて穏やかで優しいものだ。 人の姿に化けていた竜はひどく動揺していた。 薬を買ってくる、そう老人に言えば庵を飛び出していく。 長い細い山道を駆け下りて、恐ろしかった村へと駆けて行く。 きょとんとした顔の村人。薬師の家を探す。右に左に視界が揺れれば、1つの家が目に飛び込んでくる。 少年は急いでその小屋へと飛び込めば、薬を買って飛び出していく。 山道を駆け上がり、時々転びながら、庵を目指す。庵が見えてくる。 最初の日と同じ、馬小屋に庵。庵の扉を開く。 差し込む夕日。ベッドに手を組んで横たわる老人。 少年は老人に声を掛ける。ゆすってみようと触れれば、ひやりとした冷たい感触に、びく、と手を引っ込める。 老人の名を呼ぶ。ガーラ老師、と。何度も名を呼ぶ。やがて、頬を雫が伝い落ちる。 1つ零れ落ちれば、とめどなく溢れては床に落ちる。 此処まで流れれば思わず半眼になり、じとーんな顔で画面を眺め) (09/17-22:09:33)
無名の魔術師 > おう、普通の人類じゃなかったか。それだけ生きればまだマシだぜ?(老人でありながら100年生きたのだ。御の字だろう)...さては生きてたな?(ここは普通なら物悲しそうな顔とか、懐かしそうに笑うものだ。なのにジト目になるのを見れば、もしかして、と問いかけてみる) (09/17-22:13:45)
mist > ・・・・・・・・・・・・・・。3000年近く経過してから再開した。今も健在。 妖怪変化め。(ぷ、と頬を膨らませ。 老人の亡骸を埋める姿をくそーな顔で眺めて。やがて画面はくるくると変わる。霧の立ち込める谷。光が幾重にも差し込む洞窟の中。 広い空洞の洞窟の壁を澄んだ水が流れ、小さな地底湖を作り出す。 鮮やかなエメラルドグリーン。少し高くなった苔むした岩棚。 キラキラと光る砕けた結晶の様な無数の塵が地面を覆っている。 あちらこちらに伸びる水晶の様な結晶の柱。洞窟のいたるところが結晶化している。 乱立する結晶の柱の中には、冒険者や兵と言った討伐隊らしき人の姿。此処が巣だったらしい。上から悲鳴が降ってくる。落ちて来たのは男。そのまま地底湖に落っこちた。 驚いて目を丸くする竜に、傷だらけの男は一瞬驚いた顔をするも、呑気に話しかけて来た。 だんまりを決め込む竜にお構いなしに屈託なく笑い、色々な旅の話を聞かせて来た。 どことなく、ユニに似た雰囲気を持つ男だった。 初めは警戒をしていた竜も、少しずつ、男に気を許して行くのが見て取れる。)…この後、だよ。前に君に話したこと。(目を細め、笑みが消える。無表情で画面を眺め) (09/17-22:16:55)
無名の魔術師 > よかったぁ~~!(思わず笑ってしまう。いや、笑うところじゃないのだが、この光景が完全に茶番になってしまったことを思うと笑いが出てしまう。超失礼) あーーーーーっ!こういうヤツは絶対裏切るんだよ!!(出てきた男に、ユニが重なり露骨に嫌そうな顔をする。次第に瞳に金の光が満ちていくあたり、イライラしていくのがわかるだろう)...ああ、ちゃんと見るよ (09/17-22:21:03)
mist > (男の笑顔。少し散歩してくると出かけていく。 暗転。眠っていたらしい。眠る竜が飛び起きる。 全身に巡らされた雷属性の網。 何かの術で魔力が封じられる。力が全く入らない。 周囲には見知らぬ甲冑を身に着けた兵士と、件の男。 男は泣き笑いの顔で、竜に言う。恋人の為にお前の肝が必要だ、と。お前の肝をくれ、と。俺たち友達だろう、と。 そのまま四肢を封じられ、地獄が始まる。当然麻酔などはない。身動きが取れないままに鱗を1枚1枚、無理やりに剥がされる。 爪を抜き取られる。鱗の無くなった皮膚を切り裂かれ、肉を、内臓を奪われる。 最初の内は痛みに何度も悲鳴を上げた。やがてその声も枯れ、奪われては再生をする。 そして再生すればまた奪われる。永遠と思える地獄。やがて意識が途切れたらしい。暗転──。暫しの間、何も見えない時間が流れる。やがて意識を取り戻したらしい。 見えるのは、あの洞窟。当たりには、大分日がたってしまっているらしい兵士たちのものらしい躯。 あの男の躯もあった。全て剣で斬られた痕。この間何があったのかは不明だ。 読み取ろうとしても酷くノイズが掛かったように見えないようで。痛みを思い出したのか、顔を顰めて。因みに強引に読み取ろうとするならば、おぼろげですが読み取ることが出来そうだ) (09/17-22:23:16)
mist > …ある意味キアのお陰かもね。 僕が痛みに強いのは。(皮肉めいて口の端を僅かに上げて) (09/17-22:25:25)
無名の魔術師 > 感謝してやる価値もねぇよこんなクズ(見開く瞳。食いしばる歯。怒りで魔力が、竜の血がざわつきはじめる。抑える理由もないので、ダダ漏れである。弟子と比べてはいけないが、それでも遥かにそれを上回る地獄だ。こんなもの、人を恨まずになどいられない) ...目を閉じてろ(そっとミストの頭に手を添えて、読み取れない部分を可能な限り確認しようとする。目を閉じれば、映像の音も耳には入らないだろう) (09/17-22:29:00)
mist > (魔術師の様子に、鉄面皮が崩れる。ふ、っと笑みが浮かんで。) ん。(頭に手を当てられれば、素直に目を閉じた。 ノイズ越しに光景が見える。洞窟の入口が歪み、男の姿が映し出される。長い髪に甲冑を纏った騎士の様。 風の様に駆け出せば驚いた顔の兵士を次々と打倒していく。 やがて動くものが居無くなれば、男は竜に近づいて、竜の傷を癒していく。ぼろぼろと泣きながら、すみません、と繰り返し。 やがて男の姿は空気に溶ける様に消えていく) (09/17-22:33:30)
mist > (多分、オルーサの記憶を見ているのなら、見覚えがありそうだ。これの夫によく似ていたような…?) (09/17-22:34:59)
無名の魔術師 > ((どういうことだ...まさか、時間遡行...?))(弟子の記憶は最近の出来事までしっかり見ているので、その姿を見て驚くだろう。似て非なる者にしては、言動に違和感がある。しかし、同一人物なら、世界が違うはずだ).....凄惨な光景じゃなかったよ。見れるなら、見た方が良い(そっとミストから手を離し、先ほどの部分をもう一度再生させてあげようと) (09/17-22:42:09)
mist > ・・・・・・・・・・・ぇ。(目を見開いて)・・・リュウヤ?なんで?どういう事?(困惑) (09/17-22:43:00)
mist > この時はまだグリンデルだ。 当然世界も違うし、リュウヤはまだ生まれても居ないはずなのに…。(ぼんやりと映像を眺めて。 画面はそのまま流れていく。 先ほどの画面を通り越し、場面が変わる。上空に巨大な月の様な星が見える。 情報はそのまま伝わるだろう。2つの大国を巡った魔導戦争。呼び寄せた隕石は、想定外の大きさの巨大な彗星だった。洞窟の入口で、声がした。少女の声だった。ある占者の占いで、西の方角に棲む竜に力を借りろと出たらしい。泣きながらその場で食われていいと身を投げ出す少女に、竜は渋々承諾をした。場面はまた変わり、街の中。パニック状態の街。少女が連れて行ったのは1つの小さな神殿。そこに集まっていた数名の人々と共に町の中央へ移動をすれば、竜は大気から魔力をかき集めた。限界まで力を集め、彗星の端に当てることが出来れば、ほんの僅かな可能性だが、軌道がそれるかもしれないと。上空に渦が巻く。が、あと少しの処で、魔力を集める姿にパニック状態だった町の人間が魔物だと叫びだす。我を失った一人が手にしていた矢を放つ。咄嗟に少女が身を投げ出して、少女は命を落とした。伝染したかの様に攻撃を仕掛ける人々の矢や石は竜の体を貫いた。竜を庇おうと身を投げ出した神殿に居た人々も次々と倒れていく。神殿の司祭が、死の間際に異世界に通じると言われている森を示す。力は霧散され、もうなす術も無く幻滅をした竜はその地を後にする。)・・・・。(ずっとさっきの光景を考えている様で。) (09/17-22:48:14)
無名の魔術師 > なあ、ミスト.....これは完全に俺の妄想だから聞き流してくれて良いが....セフィはお前とリュウヤの子だろう....?あいつが弟子のためにどんだけ無茶してるか知ってるか?最近なんてノアージュの傷消すために、当時あいつから受けた攻撃を全部受けたんだぞ .....じゃあ、その父親が、自分の嫁の凄惨な過去を知ったとしたら...? (09/17-22:49:53)
mist > ・・・・・・・・・・・・・・・・。ぁー・・・・。 でも、どうやって? リュウヤは言って普通の人間だよ? そんな真似が出来る能力なんて無かったはずだし…。 (09/17-22:51:16)
無名の魔術師 > ウ"ッ......(しかし続く光景を見れば目を見開き、反射的に映像を一時的に止めてしまうだろう) (09/17-22:51:40)
無名の魔術師 > リュウヤにないなら.....リュウヤが誰かを、頼ったんじゃないのか.........あの世界になら、ゴロゴロいるだろ.....(少し息苦しそうに肩で呼吸をしていたが、やがて落ち着けば一息ついてから何事もなかったかのように映像を再生させる) (09/17-22:53:04)
mist > ん・・・。でも、今までそんな話聞いたことは1度も・・・。(少し考え込んで。再生が止まるのを見れば、一度画面をちらり。視線を魔術師へと向けて)・・・。ああいう光景はよくあるから。 …大丈夫?(そっと手を其方の頬へと伸ばし) (09/17-22:56:00)
無名の魔術師 > まあ、お前にそれを隠す理由もないだろうから、そこがネックにはなるが....でもあれは、どう見てもリュウヤだろ。また今度、調べてみるか...?(何かあるのかもしれない。あくまで希望するなら、だが).........大丈夫だ。さっきイラついたせいでちょっと魔力が乱れただけ(頬に伸びかけた手をそっと押し戻して、映像に視線を戻すだろう) (09/17-23:01:38)
mist > ん。そうだね。(手を戻されれば素直に引いて。 画面には、白い霧に覆われた森。その向こうに1軒の館が見えた。 中に入れば目立った外傷はなく、中に人の気配もなく、部屋は綺麗に整えられていた。 見覚えがありそうだ。件の神隠しの森の館だった。 現在は大きな布が被されているホールのステージ脇の機械に触れれば、一瞬で光に包まれて、異世界へと転移する。 竜はその館を拠点にする。十数年の時間を掛け、異世界を渡りながら。一度場面が切り替わる。 戻ってみるとそこは宿屋になっていた。 人の姿で宿屋へと足を踏み入れる。別人のような無表情。冷たい目。宜しく、と言われても、宜しくする気はないと突き放す。 一人店の窓際で本を読んでいる。 が、小さな3歳ほどの女の子が近づいてくる。『みしゅと、えほんをよんで』とせがみ、膝の上に載ってくる。見覚えがありそうだ。オルーサに上げたあの絵本。困惑しつつも絵本を読み聞かせる。小さな女の子は、ミストの膝の上で食事をし、えほんをよんでとせがみ、スケッチブックに絵を描く。それも見覚えがありそうだった)ルオ、っていうんだよ。この子。(ふふっと懐かし気に目を細めて) (09/17-23:06:25)
無名の魔術師 > (見覚えのある館に、目を細める。此処から先は、あの世界での出来事なのかと)ああ....この子がそうか もしかして名前、もじった?(少し余裕が戻ったのか、軽く笑ってそんな問いかけ) (09/17-23:11:30)
mist > ふふっ。そういうわけでは無いんだけどね。 (店に入るなり金髪羽耳の少女に店番を押し付けられ、そのまま押し付けられ店員になった事。客の一人に『人間を食う化け物が店に居たら安心して飯も食えないだろう』と言われたこと。気に居る者が増え、食事を断ったこと。 飢えが限界に達し、仲間を襲ってしまった事。その中で病に侵されていた仲間の一人が倒れ、喰らってしまった事。ヴァルシードとの出会い。彼の語った『光り輝く世界』という言葉に興味を持ったこと。やがて恋仲になるも、ヴァルシードは傭兵となり、ギルドを作り、距離が出来て言った事。ヴァルシードの提案である世界の賢者の元を訪ね、賢者の石を使い一度死んで器を入れ替えた事──場面は目まぐるしく変わっていく) (09/17-23:15:36)
無名の魔術師 > (ここに来ても大分壮絶だが....それでも、良い事が増えてきた)良いね、良い傾向だ それで今の形になったわけかぁ... (09/17-23:19:01)
mist > (最初の仕様をチェックした際に言い忘れ。ミストの種は人間以外食べられないという事。もう1つ、この種の竜は生涯1度だけ恋をして卵を産むという事。) …皮肉なことに、ね。ヴァルが僕をミストラル老師の元へ連れて行かなかったら…。僕がリュウヤと結ばれることは無かったんだ。(目を細めて。 ヴァルシードの語った光り輝く世界と傭兵という生業、それに違和感を覚えた事。ヴァルシードが旅立つ時に別れを告げた事。 リュウヤとの出会い。まだ迷っていたミストに、『ヴァルを想う貴女ごと愛します』と告げた事。結婚式に出産。生まれたばかりのセフィと、その妹のミト。 卍との出会い── その後に流れるのは、今のこれと変わらない姿。)ん。(ふっと笑みを向けて) (09/17-23:20:40)
無名の魔術師 > このケースに関しては、俺はこれで良かったと思うぞ(相手には申し訳ないが、今回の場合、結果だけ見れば、その先に自分の弟子の安泰があるからだ)いやはや...長生きしてっと色々あってことだよな、うん! (09/17-23:28:08)
mist > 退屈したんじゃない?(無駄に長く生きてるからね、っと苦笑して) (09/17-23:29:03)
無名の魔術師 > まさか。文字通り感情を揺さぶられるほどの体験させてもらったよ(軽く笑って返して)敵わないわけだわ、ほんと (09/17-23:31:32)
mist > ははっ。いつか、君の話も聞いてみたいね。ウィザード。無論言いたくない事は無理には聞かないけど。(ふふっと笑って) (09/17-23:32:45)
mist > (ちょぃ言い忘れ。 ミストとリュウヤが結ばれた後、リュウヤに連れられ出向いたシルト=ハウリで、ミストがオルーサにやった歓迎と同じ光景も流れていました。) (09/17-23:34:43)
無名の魔術師 > (そのあたりの光景を見た時、表情が緩みっぱなしだったでしょう。過酷だった分、得られた幸せは、見る分には本当に心が満たされる)武勇伝ならいくらでも?(どんとこいよ、と調子のいいことを言って)良いもの見させてもらったよ、本当にありがとうな。お前には礼しか言ってない気がするけど....っと、一応見せてもらったし、報酬もってってくれ。金貨とーーなんか、俺が作れる範囲なら1つ、やるぞ(パンパン、と手を叩けば、映像を映した光も、魔法陣も、張り巡らされた光線も消えて) (09/17-23:39:55)
mist > んーー。ウィザード、君酒は?飲めるクチ?(ゆるり。首を傾けて) (09/17-23:41:11)
無名の魔術師 > めっちゃ好き!(即答だった) (09/17-23:41:45)
mist > ははっ。じゃ、今度酒付き合ってよ。 後数か月もすれば中秋の名月だ。 月を見ながら、ってどう? (09/17-23:42:50)
無名の魔術師 > あぁ~~最高!いいぜ、極上の酒を用意しといてやるから、楽しみにしとけ!(それはもう嬉しそうな表情。今から楽しみだ、とワクワクしながら、足元の暗闇から金貨の入った布袋を取り出して、ミストに差し出す) (09/17-23:46:10)
mist > Thanks, (09/17-23:46:38)
mist > Thanks, じゃ、有り難く。(くすっと笑えば金貨を受け取って)…かぼちゃ代が浮くなこれで。(ふふり) (09/17-23:47:21)
無名の魔術師 > ん?カボチャどうすんだ?パイでも作るのか?(不思議そうに首を傾げる) (09/17-23:48:12)
mist > 10月と言えば収穫祭。ハロウィン。かぼちゃランタンを大量作成しなくちゃなんだよ。(にっこり) (09/17-23:48:58)
無名の魔術師 > おぉ~~~、あの世界でもやるのか!いいねぇ、楽しみだ。なんか手伝えることあったら言ってくれよ?(弟子も喜びそうだ、と笑い) (09/17-23:51:05)
mist > それは助かる。毎年クライスとっ捕まえてかぼちゃランタン手作業で作ってるからね。人員は欲しい処。(ふふっと笑って) (09/17-23:51:49)
無名の魔術師 > おお、クライスもいるなら向かうとこ敵なしだな?(ケラケラ、と笑って)――そうそう、さっきの件、もし気になるようならいつでも声かけてくれよ。俺としても興味はあるしな (09/17-23:55:16)
mist > ん、了解。(ふふっと笑って)さてと。僕はそろそろ戻るよ。 君が僕の過去を憂いて怒ってくれたこと、嬉しかった。(目を細めて微笑して) (09/17-23:56:48)
無名の魔術師 > ああ、お疲れ様。 あったりまえだろ、あんなの殺すのも生ぬるいっつーの!...今が幸せで、本当に良かったよ(弟子を想う時と同じ、優しい笑みを浮かべる。それからパチンと指を鳴らすと、ミストの足元に金色の魔法陣が出現し、帰りたい場所へと送り届けてくれるだろう) (09/18-00:00:45)
mist > 君が自分の事の様に怒ってくれた。 …そういうのがね。嬉しいし、救われる。 嬉しいから好意を抱く。 君の事がとても好きだから、君に何かあれば手を貸さずにはいられない。 その想いが、僕の『武器』。 それじゃあね。ウィザード。良い夢を。(ふっと笑みを浮かべ、ひらりと指先を揺らせば、ふっと転移して───) (09/18-00:02:06)
ご案内:「魔海」からmistさんが去りました。 (09/18-00:02:20)
無名の魔術師 > ああ....本当に、そそられる武器だ....(去っていくのを見届けて、ぽつりと呟く) (09/18-00:03:17)
無名の魔術師 > ....................................................(長い沈黙。ハァ、とひとつ、深い息を吐く) (09/18-00:04:21)
無名の魔術師 > ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!(俯き、叫ぶ声。苛立ちから、片手を壁に片手を叩きつけるような動作をすれば、どこまでも続く空間のはずなのに、そこに本当に壁があるように、手がぶち当たる。バシャンッと水が跳ねるような音。まるで感情に合せるかのように、足元に金の波紋が絶え間なく広がっていく) (09/18-00:09:37)
無名の魔術師 > くそっ...くそっ....何がしたいんだよ俺は!いい加減にしろっ!!いい加減にしろっ!!!!いい加減にしろ!!!!(その叫びに呼応するかのように、金色の光が溢れて空間中に広がる。そして世界が反転し、真っ暗だった空間は、真っ白になって) (09/18-00:13:41)
無名の魔術師 > (ミストの過去の一部が焼き付いて離れない。いや、無限地獄の光景も相当記憶に残っているが、それを遥かに上回る。ただの偶然。よくある話。くだらない結末。くだらない、くだらない、くだらない!!!!!) (09/18-00:18:34)
無名の魔術師 > .....雨が..........雨は、まだ...........(その場に座り込み、腕を抱えて頭を埋める) (09/18-00:22:10)
無名の魔術師 > 頼むよミスト......本当に俺の事大事だって思うなら......想ってくれるなら.........優しくしないでくれ.......(彼女だけに限ったことではない。弟子もセフィもクライスもイアサールもウカも...誰だってそうだ。しかし、彼女とは特にここでの関係が深い。それは本当に危険なことなのだ) (09/18-00:26:05)
無名の魔術師 > ..........俺が優しくするからだろクソが(自分で自分を罵倒する。最近1番やばいと思ったのは、やっと弟子を手放せたのに、ウカを自分の世界に招いたことだ。本当に自分はどうかしてしまったのだ。弟子のせいだ。そして自分のせいだ) (09/18-00:29:07)
無名の魔術師 > (次第に落ち着いてきたのか、工房は元通り暗い世界へと戻る。そして男は静かに立ち上がると、深くため息をひとつ。それから疲れた足取りで、庭の方へと姿を消した) (09/18-00:31:41)
ご案内:「魔海」から無名の魔術師さんが去りました。 (09/18-00:31:46)
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