room03_20180918
ご案内:「海を臨む丘」にmistさんが現れました。 (09/18-19:51:23)
mist > (丘の上の張り巡らされた太い枝の上。 少し先には月光を受け揺れ煌めく波。繰り返し、繰り返し。寄せては返す潮騒の音。) (09/18-19:53:18)
mist > (肩には、黒い羽織。背に刻まれる鬼の一文字。片足を枝から下ろし、もう片足を枝の上に立て、肘を引っ掛ける様にして。手には朱塗りの盃。白い徳利には透き通った酒。 夜の風は秋の匂いを運んでくる。 見下ろせば、薄の穂に曼珠沙華。トク、と酒を注げば半分の月が酒に浮かぶ。──くぃ、と盃を傾けて) (09/18-19:57:35)
mist > (口元には薄い笑み。静かに波の音に耳を傾ける。単調な音は、時間の感覚を狂わせる。まるで、此処だけ時間が止まっているかのような錯覚。さわ、と木の葉が揺れてさわさわと音を奏でる。透き通った液体が盃の中で揺れる) (09/18-20:08:17)
mist > (潮の香。遠くに小さく虫の音。胸の内が、シン、と静かだ。 とろりとまどろむ様に、気だるげに盃に酒を並々と注いでは、ゆるりと口に含む。 口の中に広がる甘味と後から追ってくる辛さ。作り物だというのに、酒に反応し、どく、と鼓動が何時もよりも大きく音を立てる。) (09/18-20:13:42)
mist > ──♪(小さく、ポツリ、ポツリ、歌を口ずさむ。今はもうどこにもない、消えた世界の言葉で。少し口ずさめば酒を口へと運び) (09/18-20:17:29)
ご案内:「海を臨む丘」にタキヤシャヒメさんが現れました。 (09/18-20:21:21)
mist > tese ka sev fau sif rmilu phu…♪ (目を伏せて、ゆるりと頬杖を掻いて) (09/18-20:21:49)
タキヤシャヒメ > (光あるところに闇は在り――使い古された表現であるが、月光が照らさぬ暗く沈んだ闇が、渦巻くように人知れずその濃さを増してゆく。りりん、と鈴の音を慣らし、その中から現れたのは、アヤカシの姫君。紫色に緋色の彼岸花が描かれた振り袖を纏った、おかっぱ頭の童女。通るような白肌を月に晒し、夜気に髪を揺らして、樹上にいるミストを見上げて薄紅の唇を愉快げに吊り上げた。)ご機嫌ね。海月を眺めて月見酒でもしてるのかしら?(なんて、最近まで普通に会っていたように気楽に話しかけた。) (09/18-20:26:14)
mist > tese olfau sif flluria roro thithirea phu…♪(呟くような、囁くような、小さな声。一節口ずさめば酒を口へと運んで。 ふ、っと笑みを落とせば、片手には盃。もう片手をスィ、と其方へ差し伸べて) fam shie tese eteluna ui …♪ (09/18-20:29:44)
mist > ご機嫌…。どうだろうね。 何も。(ゆるり、目を伏せ)おいで。タキ。 (09/18-20:30:46)
タキヤシャヒメ > 気安いわね(小馬鹿にしたような声色と、生意気な笑み。けれども、おタキはその言葉の次には一気にひらりと飛び上がる。袖が風に煽られて翼のようにはためき、その月を背にした刹那のシルエットは鳥のよう。飛び上がりすぎる、ということもなくタキヤシャヒメは葉を揺らさぬ柔らかさで枝に見事に着地した。)…………(特に何を言うでもないが、軽くしゃがむと手をついて、バランスを崩すこともなく気楽に座り込んだ。) (09/18-20:36:04)
mist > (差し出した手は意味を為さず、そのまま引いて肩に掛けた羽織の袖へと納める。 クィ、と盃を傾けて) …タキには…酒はまだ早いかな?(ゆるり、首を傾けて) (09/18-20:38:24)
タキヤシャヒメ > (別段意味はなかろうが、手を伸べるというのはそういう意味にとっても良いだろう。それはさておき、おタキは背筋こそ伸ばしているが、お行儀悪く空中に放り出した脚を軽くパタつかせて月を見上げた)飲めないことはないわよ?ただ、まだ酒の味はよくわからないわ(蛇の瞳を鋭く細めてにたりと笑う。月の光を浴びている今の彼女は何処か機嫌がいいらしい。) (09/18-20:43:18)
mist > ── タキはまだ12?3、だっけ? それならやめておいた方が良いな。成長を阻害する。 …ん、あれなら良いか…。(気だるげに空中に指先を這わす。 小さな盃にころりと丸い小さな桜柄の徳利。ツィ、と其方へ盃を差し出して) (09/18-20:46:21)
タキヤシャヒメ > 13。アンタのせがれにこの頃よく絡んでる小娘のいっこ上だから間違えないように。……別に成長云々は関係ないんじゃないの?アタシは角はついてないけど睡眠も必要ない鬼女だし、 神酒 を飲む機会も割とあるもの(軽く冗談めかしたように、般若の面をかぶる仕草をしてみせた。けれども、差し出されたとっくりとおちょこを受け取ればまじまじとそれを見つめ)……へえ、用意がいいのね。ま、ちょっとは褒めてあげるわ(なんて、愉快そうに鈴を鳴らすように笑う。) (09/18-20:53:41)
mist > ン。(きゅぽ。小さな徳利の栓を抜けば、トク、と小さな盃へ酒を注ごう。白くとろりとした甘酒を) (09/18-20:55:20)
mist > 息子と同じ年ごろと思うとね。 歳を重ねれば美味いと思う様になる日も来るかもしれない。それから嗜んでも構わないと思うよ。(静かな、少し低い声。 口元には穏やかな笑み。 いつもよりも少しばかり、男っぽさが増しているかもしれない。 樹の幹へ背を預け、気だるげに自分も酒を注げば口に運び、海を眺めて) (09/18-20:58:51)
タキヤシャヒメ > (そのまま、盃を受けると白濁したそれを見つめてへえ、と感心したように息を吐く。表面を見つめながら、横目だけをそちらに向けて、特有の瞳孔でミストを見つめた。)子供扱いは嫌いだけど、歳がそれくらいなのは確かだからとやかく言うつもりはないわ ……ふうん、月並みな言葉だけど……ま、及第点ね(猪口を軽く回すと、唇をそっとつけて舐めるようにわずかに口にした。そして、同じく海を眺めて何処か穏やかな顔をしていた。) (09/18-21:11:20)
mist > 割と美味いと思うよ? 僕の国で作られた酒だからね。それも。 結構良い出来だったんだ。(ぽつり、ぽつり。抑揚のない声。 不機嫌なわけでも無さそうな、とろりとまどろむ様な穏やかな顔。) (09/18-21:13:08)
タキヤシャヒメ > 飲むに価しない三流品ならここから捨ててるわ。……アンタの国って、どんなところなのかしら?(素直に美味しいとは言わないし声色もいつもどおりだが、タキヤシャヒメは結構気に入ったのか何気なく聞いた。) (09/18-21:17:16)
mist > 美しい国だよ。 僕の処は公国だけどね。 白亜の聖都に雪を抱くディアブロ山脈。此処と少し似ているかな。 人外も魔も、街を歩いてたりするし。(ふふ、っと小さく笑って) (09/18-21:19:51)
タキヤシャヒメ > へえ?そんなにキレイならちょっと興味湧くわね。 ……アタシのところも似たようなものよ。ま、そこらをほっつき歩いてる人も神も魔もとんだアホだらけだけど(やれやれ、と肩をすくめて) (09/18-21:25:31)
mist > (はははっと可笑しそうに笑って)多分、タキの処とは大分違うかもしれないね。 アルヴァダールやシルトを今の形に作ったのはリュウヤだから。(ふわり、幸せそうな誇らしそうな笑みを浮かべ) (09/18-21:27:22)
タキヤシャヒメ > そりゃそうね。戦の神様が場末の鉄火場で身ぐるみ剥がされるようなトコなんてそうそうなさそうだし(笑うミストに呼応して、へッ!とばかりに馬鹿にしたような憎たらしいツラを見せる。その対象は……うん、自分の故郷の神様とかである。)まあ、物見遊山で行くにはよさそうね。ねえ、今度連れてってくれない?(くい、と小首を傾げて好奇心混じりにそう聞いた。……何しろ、ミストがいつもは見せないような顔をしてるくらいだ、それはそれはいいところなのだろう。……キヨヒメから一応聞いた時は、仕事してたのでハイハイと聞き流してたんだけどネ!) (09/18-21:35:45)
mist > (ゆるり、頬杖を付いてははは、っと笑って)神も伝説の中にだけ居るような世界だからね。僕の処は。 ん、なら、僕の気に入りの場所、色々案内するか。(口に酒を運び。 じーーーーーーーーーーーーー) (09/18-21:37:53)
タキヤシャヒメ > こっちは神が人に合わせてくれてるけど、美神だろうが光の創造神だろうが身近すぎると有り難みが薄れるものね 伝説の中で人の畏敬を集めるのと、人と共に歩んで気安くされるの、どっちがいいのかしら(呆れボイスは神を語るようなモノではない。力そのものは確かだが、あまりにも隣人過ぎる弊害として有り難みがない。なので頬杖ついて鼻で笑っちゃうよ)あら、サギリのお気に入り?いいわ、実にいいわ。楽しみにしてるわよ、遊行は楽しいものだものね ……あら、何をジッと見ているの?見惚れちゃった?(ミストの視線に挑発的に唇を緩め、艶やかに微笑した。) (09/18-21:46:40)
mist > (じーーーー。ヒョィ。手を伸ばして頬に触れようと) (09/18-21:47:35)
タキヤシャヒメ > んっ(触れられると、別に抵抗することもなく。ちんまい女の子らしい柔らかなほっぺたがぷにぷにしている。季節の関係か、ちょっとひんやりしている。) (09/18-21:49:12)
mist > (ゆるり、首を傾けなでなでぷにぷに)ふふっ。(にこーっと笑って。ツィ、と手を滑らせれば髪をなでなで) (09/18-21:50:11)
タキヤシャヒメ > フン、なにニヤニヤしてんのよ(ニコニコ笑顔に斜に構えたような顔で減らず口をひとつ。だが、やはり抵抗はせずにぷにぷにとほっぺたをそのまま触らせて……髪を撫でられれば)……高くつくわよ(高圧的に言いながらも、触らせはするようだ。ツヤツヤサラサラとした短い髪の一本一本がミストの手のひらを滑らせてゆく。また、その髪からは桃の香りがわずかに漂っているが、気づくだろうか) (09/18-21:56:59)
mist > (ツィ。顔を寄せればその髪に口づけようと)良い匂い。 (09/18-21:57:35)
タキヤシャヒメ > 当たり前でしょ(当然だ、とばかりに得意顔をしながらこちらからも手を伸ばして顎の下を軽く撫でようとするだろう) (09/18-21:59:46)
mist > ふふっ。(目を閉じれば触れるに任せ。薄く目を開け微笑を向けて。体を戻せばそちらに酌をしよう。)愛らしいこと。 君は大きくなったらさぞ美しい娘になるだろうね。 (09/18-22:01:46)
タキヤシャヒメ > (顎の下を撫でる細い指は、さながら高い陶器を扱うように丁寧に。頬も優しく撫でゆき、やがては手を離す。)そんなことは当然ね、だってお母さん……ンフッ、母上様が美人だってことで有名だもの。……ったく、いきなり何を言い出すのかしら、そんなこと言われたって別に嬉しいとかはないから(なんて素っ気なく言ってそっぽを向いて酌をされた甘酒を飲むが、そのほっぺたはほんのり赤い。) (09/18-22:08:45)
mist > (くすくすと笑って)人の時間は短いから、きっとあっという間なんだろうね。 …ン? タキってヒト?(なのか?っと疑問符) (09/18-22:10:10)
タキヤシャヒメ > ネコがネズミの生に思いを寄せるようなものね。でも、あっという間だとしても至るまでに刻んだ時は永遠よ ……あれ、言ってなかった?アタシは儀式で人から外れた後天的な半妖よ(そういえば、言い忘れてた?と首を傾げてそう告げた。至極くだらない理由だけど、それは教えてなかった気もするタキヤシャヒメである。) (09/18-22:13:59)
mist > 人の体を捨ててもう大分経つというのに中々慣れないものだよ。 (くぃ、と酒を口に運び) 短いからこそ、美しく輝くものもあるよ。 …ふぅん? なら、成長は緩やかなのかな。(ゆるり、首を傾けて) (09/18-22:16:36)
タキヤシャヒメ > 慣れないのも楽しむのもいいんじゃない?見方を変えればなんだって趣深いものよ(くつくつと喉を鳴らして、おちょこをクルリと回す。)長命からすれば人の生は月下美人のようなものかしらね ……陰陽師の見立てによれば、成長は人と同じ速度だけどある程度育った後、若い姿で固定されるらしいわ。少なくともキヨヒメのヤツが先に死ぬのは確かね (09/18-22:23:43)
mist > ん。長い時を生きれば、嫌でも手の中から大事なものが零れ落ちていくから…。今の時を楽しまなければ、ね。(ふ、っと目を細めて) 君が大人になる姿は見届けることが出来そうだ。 君が綺麗な娘になったら──(ちびり。酒を口に運び) 着物を1つ仕立てたいと思って、ね。 (09/18-22:26:20)
タキヤシャヒメ > 諸行無常とは言うけれど、こぼれ落ちた後に大事なものはまた来るわ。……アンタもそれは噛み締めてるところでしょ?(おタキは確信を持って、そう告げた。そしてそのままミストの顔をよくよく見つめながら、不意に顔を話す)……そうね、しばらく後またひと波乱があると相に出てるわ。その後はまた、ひとつ縁の糸が深く繋がるわ(軽く、相占いの結果を告げた。)……成長したこのおタキさまにちゃんと似合う着物を仕立ててもらうわよ?アタシ、着物にはうるさいから (09/18-22:34:09)
mist > 僕の行く道に波乱の無い道等ありはしないさ。どこに居ようと、ね。(ふ、っと笑みを浮かべ) …でも…縁、か…。(思い浮かぶのは、一人。) 肝に銘じるとするよ。 ふふっ。飛び切り上等のものを仕上げるさ。 君の眼鏡に叶えばいいけれど。(ふふっと笑えばゆらりと立ち上がり) (09/18-22:37:11)
タキヤシャヒメ > まあ、その中でもアンタにとって重要なことになるンじゃないかしら。ま、せいぜい頑張んなさいな(アドバイスなど、必要ないだろう。そのための答えはすでに彼女は持っているはずだから)ふ、期待しないで待ってるわ ……あら、行くの?(立ち上がるミストにひとこと、座りながら尋ねた) (09/18-22:45:31)
mist > ん、無駄にはしないさ。 全てが僕にとっては掛け替えのないものだから。 君との出会い然り、ね。(ふっと目を細めて。背中で羽織が揺れる) そろそろね。 山脈に放りだした聖騎士達が戻ってくるころだから。 近いうちに遊びにおいで。僕の国へ。(ふわりと其方の頭へ手を置いて) (09/18-22:47:58)
タキヤシャヒメ > 結束とかそういうのは好きじゃないけど……その言葉には同意。一期一会も大切にしなくちゃいけないものね(目を細め、袖を軽く振って)そう。アタシはもうしばらくここにいるからお別れね ……アンタも何かあったら店に冷やかしに来てもいいわよ?おまじないくらいはサービスしといてあげるわ(頭を最後に撫でられながら、魔性の瞳が上目遣いでミストを映す。) (09/18-22:53:22)
mist > ん。頼りにしているよ。タキ。(ふわりと髪を撫でれば体を起こし。 にこりと目を細めて微笑をすれば片手で羽織の端を押え、トン、と枝を蹴る。 次の瞬間にはひゅるりと霧に溶けて消えて──) (09/18-22:55:13)
ご案内:「海を臨む丘」からmistさんが去りました。 (09/18-22:55:22)
タキヤシャヒメ > じゃあね(霧に溶けるミストを見つめ、タキヤシャヒメは月を見上げた)……さて、ここからどんな運命を紡ぐか見せてもらおうじゃない。楽しませてもらうわよ、サギリ?(遠くを見上げての独り言が、唄うように宵の静寂に響いてゆく。――人知れず童女の姿が彼岸花の花びらとなって消えるのは、またその後に――) (09/18-22:59:42)
ご案内:「海を臨む丘」からタキヤシャヒメさんが去りました。 (09/18-22:59:45)
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