room01_20180928
ご案内:「川の上流」にジュリンノさんが現れました。 (09/28-21:56:54)
ジュリンノ > (淀む夜空。うーむ、ステキ!! 今の己にとってしては。 数多の岩が突き出した急流。中でもひときわでかき岩に立ち、胸の前で組んだ両手にアクアブルーの如く寒き蒼の輝きを極限まで凝縮させる金髪の少年があり) (09/28-21:57:07)
ジュリンノ > (極限の集中にこれ以上なきほどに強ばる少年の面持ち。 極限まで凝縮されて輝く蒼き超低温の塊を支える両の手は、まるで凍えているかの如く青白く染まって震え、右腕の付け根の腕輪はアクアブルーに輝き続ける。 ) (かれこれこんなコトを続けて数週間、夏の終わりも祭りの終わりの瞬間も、このあたりの山中で野草を煮込みながら過ごしていた。 黒き衣服は所々が裂け、白きシャツは更に汚れ、みそぼらしいどころか野生の域に数歩ほど近づいた、そんないでたち。 己が立つ岩に水流がのたうった瞬間、少年の瞼が同時に見開かれる。浮き出んばかりの血筋とともに) (09/28-21:57:45)
ジュリンノ > (その刹那) (少年の胸元に添えていた両手が眩く極寒の如く蒼の輝きを放ち、歯を食い縛ったまま蒼き輝きを支えた両手を振りかざす) ・ ・ ・ (突き出た少年の両手から放たれた小さな蒼き短刀の如く塊が眼前の岩を貫き、勢いを殺さぬまま水底に着弾。) (すると、貫かれた岩は突如その内部から無数の氷塊が突き出し砕け、水底に着弾したそれは周囲の水流を凍結させ、巨大な水晶の如く尖った氷の華を高らかと咲かせた。) ・ ・ ・ (そんな様子を、少年はただ戦慄に息を切らせ肩を揺らしたまま、両手を突き出したその姿勢を凍結の如く保ち、見守った。) (少年の口端が、微かに傾いた) (09/28-22:04:40)
ジュリンノ > ・・・やろうと思やあ、出来るモン、よな。(未だ眼前で咲き誇る無数の氷塊を見据え、漸く息を整えか細く語る。 大岩を砕くことなく小さく貫き、内部から強大な氷塊を咲かせて跡形もなく砕き、尚も勢いを殺さずその超低温を炸裂させる。 少年が大好きな物語のひとつに登場する奥義を模倣ってはみたが、此処まで忠実に出来る、たあ。 ) (その代償にセレネットマリンの魔法力の大半を一撃で費やし、超凝縮の為に現段階では多大な時間がかかり、下手をこけば己があの岩のごとく末路をたどる。 実戦では単なる自殺行為とならん。 ともあれ、静寂が戻った川辺の最中、額の汗を拭って乗っていた岩から、自称華麗におりとく) (09/28-22:09:42)
ジュリンノ > (にしても、あれだ。 山籠りをしてどんくらい経過したか。 いつの間にか吹き付ける風はおろか大気そのものが冷たく、宵闇の訪れが早まり、青空が高くなっていく。 ・ ・ ・ 季節跨いだ修行になってもーたなワケ、と。 木々を掻き分ける中、鼻唄混じりに一度戻る算段を立てつつ森林地帯の奥へときえゆく) (09/28-22:12:03)
ご案内:「川の上流」からジュリンノさんが去りました。 (09/28-22:12:06)
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