room49_20181009
ご案内:「異世界フソ\ウ」にキヨヒメさんが現れました。 (10/09-21:25:03)
キヨヒメ > (異界フソウ――それは太陽神アマテラスと太陰神ツクヨミを筆頭とする神々の寵愛を受けて存在する和の世界。今宵この世界は新月故に夜闇照らすものはなく、満月と同じく妖怪変化が大手を振って街中さえ歩く始末。しかし、都からほど離れたこの原野は静寂ではなく、提灯を持つ多くの人々が彼方の山を目指して進むがゆえの賑わいに満ちていた。行く人、帰る人。いずれも神の加護を受けんとする目的を持つ参拝客であった。踏み出す脚を優しく受け止める草と土でできた自然の道は心地よい感覚を足裏に返し、頬を撫ぜる夜風が優しくそよぐ。山へ赴く人々の波の中に、キヨヒメは提灯を片手に歩いていた。)もう少しですわ。この先に在る神社が、イナリノカミの生まれの地でござぃす(ゆるりと振り向いて、キヨヒメは後ろからついてきているであろうジェシカに微笑して語りかけた。慣れない土地を歩く感触を鑑みてか、時折振り向いてなんの取り留めのない話をしているのだ。鬼達の住まう山のこと、温泉のこと、剣のこと……) (10/09-21:41:12)
ご案内:「異世界フソ\ウ」にジェシカさんが現れました。 (10/09-21:42:19)
ジェシカ > (気候も自然も、そして人の装いも、洋装の己とは大分違う。とはいえ、ちょうちんなる灯りにぼんやりと照らされた道や自然の、優しさとほんの少しの怖さはさして変わらぬか。ちょうちんの灯りは頼りなくも感じたが、それでもこれだけ人が多ければ、それなりに明るくなろう。礼拝の人通りで出来た道を踏みしめ、キヨヒメの後をついていく洋装の小娘は、周りの服装や灯りに興味しんしんだ。……洋装な上に、革の鞘に穂先を入れた槍を背負う自分も、かなり浮いちゃって逆に興味深げに見られているのが落ち着かないのでもあるが)――へぇえ、あんな山奥に。…今日は祭りかミサなのかな? それとも毎日こんな感じ?(夜に賑わいを感じる程の参拝客とは、純粋に凄い) (10/09-21:48:15)
キヨヒメ > (道行く人々の目は奇異の目というよりは、ちょっと見かけない人を見る目である。落ち着かないジェシカの姿は「お上りさん」的に見られているので、年若い海の向こうの人がいるというのはなんだか微笑ましいっぽい。)みさ?というのはわかりませんが、行けば祭のような賑わいがございますわ。……ええ、この先に祀られる神様『達』はそれはそれは有り難い神様でして、感謝や願いを携えて向かったり、或いはそのご寵愛を求めて訪れる方が連日絶えませんの(――やがて、キヨヒメの足が止まる。二人の前には、生命の躍動を意味する朱に塗られた特徴的なオブジェクトが立ちはだかっていた。ジェシカには馴染みが薄いかもしれない、いわゆる鳥居だ。夜の藍色の中でも、人々の持つ提灯に照らされてか、それとも奥に見える絢爛な装飾のなされた楼門のためか、鮮やかな赤色が強く主張していた。)――ここが、全ての始まりの第一門ですわ(キヨヒメは鳥居を見上げ、襟を正してジェシカに紹介した。) (10/09-22:02:07)
ジェシカ > (それはそれで落ち着かないが――まぁ、仕方ないと割り切るしか無いか。一応浴衣ならば一着何気にトワミラ世界で貰ってはいるものの…普段から持ち歩いているわけでなし。)『達?』 ……何柱くらいいるの?? でも、連日でこれだけ賑わっているのは凄いなぁ。(はふぅ。それだけこの地の人間たちが信心深いからか、それとも、こちらの教会や神殿などとは違い、明確に実態を持った神様の姿が"見える"からか。)(キヨヒメの足が止まった。自然、赤く染まった巨大な門が目に入り、おのずとこちらも見上げる体勢になる)わぁ。これは……神様の門かな? ここからが敷地内、って事、かな?(神殿に行く時どうようの、厳かな緊張が伴われる。石造りの神殿なんかよりは、見た目的に親しみやすく感じはするが、とはいえこちらの作法なんか知らない以上、緊張はこっちのが上かもしれない) (10/09-22:13:29)
キヨヒメ > タマモさま、ダキニさま、アメノウズメさま、不法滞在中のカオナシさま……主祭神のイナリさま直属の方を含めれば更にたくさんになりますわね 信心深いというか、実在するので信じるほかにありませんもの(いっぱいいるようである、神様。)(鳥居の先にあるのは本殿だ。鳥居から続く参道にはたくさんの露天が開かれており、まるで祭のような雰囲気だ。光に照らされる中でもひときわ輝く本殿など、楼門に負けないくらいの豪華さだ。そこへ向かう人々はキツネ耳の巫女さんたちに案内されて、ひとつの生命体の如く流れている。)ええ。こちらから神社の敷地となりますわ。けれど、イナリさまは今宵はこちらに顔をお出しになっていないようですわね(そう、言いながらキヨヒメはジェシカの手を引いて中には入ろうと。もし、それがかなえば人の流れから途中で離れていくだろう) (10/09-22:22:13)
ジェシカ > ……多すぎじゃない? にしても、仲がいいのかな? ……実体があって姿を見せてるのなら…確かにそうだわ。(神聖魔法、だの何だので間接的に存在を感じるよりは、よっぽど確かな部分がある。神の教えの解釈の部分で、宗教論争など起こったりしないであろうし)……神様の敷地内で、飲み食い…?(ただ、そこは、えって顔をした。きょとんと、すこぶる意外そうに)――? そうなの?(何かを感じ取ったのだろうか。手に取って引っ張られれば、それについて行く構え。礼儀だのなんだのが分からないのに、勝手に前へ行ってズカズカ歩いたりはしないよ)(人の流れから離れていく、何でこっちだって分かるんだろう、とは思いつつも、ついていこう) (10/09-22:27:35)
キヨヒメ > 神社を持たない神を時折迎え入れているので、多いのですわ。まあ、話がこじれるようなことがあれば天罰で警告してくるので……(神聖魔法?何それ、美味しいの?)いえ、時折神様がお忍びで客としてくるくらいなので何も珍しいことはありませんわ。ポイ捨てした場合、後で不運が下るそうですが(言われてみればそりゃそうだと苦笑した。神が人の作るものを楽しんでるんだから仕方ない、うん)(社の奥の暗がり、本格的に山道となるところに数多の鳥居が口を開いていた。木々に囲まれたソレはあまりの鳥居の数にトンネルのようになっており、先ほどとは違い夜の静謐が満ちていた。虫の声と獣の声がかすかに聞こえるだけの、不自然なくらい静かな中で佇むそれはそれはまるで異世界の入り口であるかのよう。……キヨヒメはジェシカにまた振り向いて微笑んだ。)この先が、イナリさまの神域に続きますわ。こちらに足を踏み入れて、ただ歩けばそれで着きますわ(さあ、行こうと手をクイクイと控えめに引っ張って) (10/09-22:35:45)
ジェシカ > 神社を持たない……っと。(ちょっと失礼な考えが浮かんだのだけど、ここは神域なワケで、フルフルと首を横に振った)ま、まぁ、神様がOK出してるんなら、わたしがどうこう言う事じゃあないけど……アリなのね。ここじゃ。(むろん、神殿だの教会だのと比較してしまえば、ここは敷地内とはいえ、建物の外なワケで。しかも出店が沢山開ける様な広さの。ありっちゃありなのかもしれない。さっきから大分歩いているしね。ここまで山道とは予想外。とはいえ、鍛えてますから、根を上げたりはしない)――? これって、入り口の門を示すものじゃあないの?(赤い門、沢山あるのは不自然ではないかと思いつつ、これだけ同じのが沢山ならぶと、なにやら何かありそうな雰囲気を感じざるを得ない)なるほど。分かったわ。(コクン、と頷くのは、少々緊張の眼差し)――御邪魔します。(一礼の後、行こう) (10/09-22:42:26)
ご案内:「異世界フソ\ウ」にジェシカさんが現れました。 (10/09-22:43:04)
キヨヒメ > (数多の鳥居に包まれた道は、程なくして先へ進む道も後へ戻る道も見えなくなる。一歩進むごとにこれまで在ったフソウから離れ、俗世から二人の存在が離れて隔世へと近づいてゆく。境界の森にも似た感覚の中で、何か大いなる存在の領域の深淵へ沈みゆく感触があるだろう。時が消え、空間の感覚が消え、どこまでもどこまでも道は続くのだ。キヨヒメは後ろを振り向くことなく、躊躇うことなく歩みを進めてゆく。) (10/09-22:44:24)
ジェシカ > (ある種異様な光景。ともいえるが、異界の神ともなれば、文明も違っていて当たり前。若干の恐怖も感じはするが、それを表に出していい顔をされるはずもなし。不安は心に押しとどめ、戸惑う事の無いキヨヒメの後ろを遅れずについて行こう。)――。(少しだけ、自分が自ら時狭間の世界に行く時の感覚に近い。とはいえほぼ自分の世界とあまり変わりなく、あれ? 迷いこんだ? な事も多い自分としては、その感覚を濃厚にして、何か別の味付けでもしたかの様な感覚だ。)(沈み往く感覚が、どれほど続くか。異様な感覚に緊張で息が詰まりそうだとも感じる) (10/09-22:52:37)
キヨヒメ > (どれほど歩いたか。不思議なことに、いつしか出た先は山奥の光景だった。天空に輝く星が大きく見え、夜の静寂の中で簡易な屋敷が佇んでいた。少なくとも二人はけしてそこまで歩いてはいない。だが、現実としてそこはこれまで長い道と標高を見せてきた山の、おそらく山頂付近であった。)ここですわね。ここにイナリさまがいらっしゃるはずですが……(キョロキョロと周りを見渡すが、誰もいないどころか何の気配もない。ホウホウと何か鳥が鳴く声が聴こえるのみ、だ) (10/09-22:56:10)
ジェシカ > (空間が捻じ曲がっている、だの、時空を超える、だの、その他魔術的な感覚は、愛馬の方がよっぽど優れている騎士の小娘。)……てっきり、大きな建物か何かに続くのかと思ったけど……。(偉い人ってのはそういう物だと相場が決まっている。そして山頂付近それらしきものがあるのなら、キヨヒメだってキョロキョロと探したりはするまい。自らも、辺りを見渡して)((化かされた?))(一瞬、そんな思考がよぎったりもするが)……聞いて、実際見てみるに、……少しお茶目な方、なのかな?(出店に人に化けて出向いたりする神様、ともなれば、多少のお茶目くらいはしそうではある) (10/09-23:02:01)
キヨヒメ > 「ふふふ、さすがにお客人を相手にイタズラはしんせんよ、ジェシカさん」(その時、鈴を鳴らすような含み笑いと共に一人の娘が何処よりか、現れた。――肩と胸元を出し、瑞々しい肌を魅せるかの如き着方をした朱の印象が強い派手やかな着物。モフモフのしっぽに、ピョコンと立った狐の耳。何処か気だるげで、潤みを帯びたトロンとした瞳で二人を見据えていた。身長や歳はジェシカより少しだけ高く、まだまだ少女ではあった。だが、女神の姿はいわゆる神域の美貌の持ち主であった。それは例えるなら、雲の隙間から顔を出す朧月。)こんばんは、今宵は時間をとっていただきありがとうございました(狐耳の少女はキセルを蒸しながら、恭しくお辞儀をするキヨヒメに微笑みかけながら、その顔をジェシカに向けた。)「わちきがそのイナリノカミの作者、イナリでありんす。以後、よろしゅうお願いいたしんす」(薄紅の唇からキセルを離し、紡ぐ音色は甘く湿気を帯びた艶声。優しく笑いながら目を細めて自己紹介をひとつ。) (10/09-23:08:39)
キヨヒメ > 「ふふふ、さすがにお客人を相手にイタズラはしんせんよ、ジェシカさん」(その時、鈴を鳴らすような含み笑いと共に一人の娘が何処よりか、現れた。――肩と胸元を出し、瑞々しい肌を魅せるかの如き着方をした朱の印象が強い派手やかな着物。モフモフのしっぽに、ピョコンと立った狐の耳。何処か気だるげで、潤みを帯びたトロンとした瞳で二人を見据えていた。身長や歳はジェシカより少しだけ高く、せいぜい17歳やそこらというところではあった。だが、彼女の姿はいわゆる神域の美貌の持ち主であった。それは例えるなら、雲の隙間から顔を出す朧月。)こんばんは、今宵は時間をとっていただきありがとうございました(狐耳の少女はキセルを蒸しながら、恭しくお辞儀をするキヨヒメに微笑みかけながら、その顔をジェシカに向けた。)「わちきがそのイナリノカミの作者、イナリでありんす。以後、よろしゅうお願いいたしんす」(薄紅の唇からキセルを離し、紡ぐ音色は甘く湿気を帯びた艶声。優しく笑いながら目を細めて自己紹介をひとつ。イナリ神、それが少女の名であった。) (10/09-23:11:50)
ジェシカ > っ!(まるで、自分がそう思った、そう言ったタイミングを待ってたかの様なタイミングで声が発された様な気がした。思わず両肩が跳ね上がって、心臓も大きく脈打った。ゆっくりと息をはきながら、現れた人物の方へと向き直れば)(それは、小娘が思う『神』像とは大きく異なる、獣の耳と尻尾を持つ少女だった。己の価値観では、神の姿が獣人の様な耳と尻尾はあり得ない。……のに、その佇まいと美しさは――美しさの感覚は、世界は違えども、さして違いは無いのか――確かに、神域の、不可思議な魅力を携えたそれだった)……イナリ、様。こちらこそ、お目通りが叶って光栄です。あなた様より頂いたこの刀。……わたしには過ぎた程の出来栄えで。(す、と、ベルトの剣帯から鞘ごと外し、胸元で水平に持って、恭しく礼をしよう) (10/09-23:17:39)
キヨヒメ > (苦笑してジェシカになにか言おうとするキヨヒメを手で軽く制すると、イナリはゆっくりと歩みを進めてゆく。そして、捧げられるように差し出されたイナリノカミに手を伸ばし、細い五指を絡めるようにして掴むとゆるりと持ち上げた。)「そう畏まらなくてもいいでありんすよ。母や姐に対するように気楽に話しかけてくださんし」(口元に半月を描くように口端を吊り上げ、しっぽを振りながら穏やかに笑いかけた。そして、ジェシカの次の言を待つように、気楽に彼女の前に佇むのみ。) (10/09-23:27:40)
ジェシカ > (一度、イナリ様がイナリノカミを手に取るつもりならば、こちらは一旦、手を離そう。穏やかで、優しげなその様子は、やはり、そこだけ神、らしくは感じない。とはいえ確かに、何か違う。凄み…とも、また違うが。)は…ぁ。イナリ様。ありがとうございます。(とはいえ、あまり堅苦しくする必要もまた、無さそうだ。礼を言った後)……実は、今日はこの刀について…刷り上げと、一つ、質問をしておきたい事が。 (10/09-23:32:12)
キヨヒメ > (キヨヒメはジェシカとイナリさまを見つめ、慎ましく立っていた。その様子に狐神はやはり微笑みを向けたあと、自身の手に戻ってきたイナリノカミの鞘を軽く撫でて、愛おしむかのように軽く胸元に抱く。)「イナリノカミを大事にしてくれているのはわかりんすから、わちきも嬉しいものざます。こちらこそ、ありがとうござんす。――質問でありんすか?よござんす、なんでもお聞きなんせ」 (10/09-23:37:23)
ジェシカ > (緩く、首を振った)これほどの剣。大事にしないわけにはいきません。(無論、武器は命を預ける大切な仲間だ。例え安物であろうとも、雑に持ち運んだり保管したりはしない、が。これほどの出来栄えともあれば、まさしく恐れ多いレベルだ)その、鞘について。(手で、刃側の方を指し示して。)抜けば、凄い、聖なる力が溢れる程持っている刀だって言うのは分かるんですけどー……。何分、そういうのに疎くって。鞘に入ってる状態の時だと、分かる人には分かるのか、分からないのか。把握しておきたくって……。(分かるならば、聖なる力を苦手とする相手が、避けるか挑みに来るかするだろう。それを把握しておけば、立ち回りもまた変わってくる) (10/09-23:44:39)
キヨヒメ > 「真面目なものでありんすなぁ。中には、刀を使い捨てるように折ってくれる困った戦神もいるというに」(だが、ジェシカの言葉にイナリはどこか満足げだった。それもそのはず、自身の作品が気に入られて、大事にされているとなれば嬉しいものだ。)「ああ、それは今のところはわからないようになっていんすよ。もとよりソレはお座敷用、神気が苦手な方が安心して見ることができるよう、鞘はそれを隠すようにしていんすから」(そう、説明をひとつ。つまり抜くまではわからないようにはしているようだ。鉄に染み込んだ聖性がなんとか垂れ流しにならぬように鞘に細工をしているので、納めていればただの太刀である。) (10/09-23:51:12)
ジェシカ > 命を預けるものですから。……槍が折れた事なら何度もあるけれど、剣でも槍でも、その時はやっぱり気が気じゃないもの。(特に、腰に差し、槍よりも身近で、短剣なんかよりも戦士にとって特別な意味を持ち、戦場では最後の砦となりうる、剣・刀となればなおさら。これが折れたら、フツーに考えて自分は死にますし、弁慶スタイルで使い捨てとか無理無理)……なるほど。こちらとしても、その方が立ち回りに幅が出そうです。(座敷用、と言われて、得心があった様に頷いた。気配りの出来る方だ。とも。――そして自分にとっても、その方が都合が良い。重騎兵と違い、機動力を活かして奇襲をかける割合が多くなるから) (10/10-00:01:39)
キヨヒメ > 「当然といえば当然でありんすなぁ。若いのに関心関心」(ウンウン、と頷いて。相手から刀を奪うとかやらかすやつがいるので感覚が麻痺する神さまである)「……さて、ではスリ上げる具合はどのようにしんすか?何なら、他の武具の鍛え直しもついでに請け負っても構いんせんよ」(何かを見抜いているかのように、ちょっとイタズラッぽいニヤニヤ笑みを浮かべてジェシカに問うた。) (10/10-00:08:55)
ジェシカ > (結局は自分のためでもあるので、褒められるとちょっと気恥ずかしい、はにかむ様に笑った)(まぁ、戦場では使えるもんは何でも使うよね。敵の武器だって)柄の長さはそのままに、刃渡りは75cmに。……他の武器……。…今は、この槍くらいしか持ってはいないけれど…。(革鎧は多分専門外だろうし。とはいえ、槍は剣よりも良く壊れるのに、刃先を鍛えてもらうのはかなり勿体無い気がして。うむむ。聞かれて悩んだ) (10/10-00:18:51)
キヨヒメ > 「承知しんした。ではそのようにさせていただきんすよ」(長さを聞けば、イナリは笑ってイナリノカミの鯉口を切って刃を少しだけ出した。だが、その後悩むジェシカを見ると、刃を収めてキヨヒメに渡し、ゆっくりと近づいてゆく。)「その槍の刃先を鍛えつつ少しだけ壊れにくいように進ぜましょうか。わちきは趣味で槌をコンコンとやっていんすから、壊したらまたいらせばいいでありんすよ。わちきも神様でありんすから、女の子の頼みくらいいくらでも聞いてあげんすよ?」(そう、諭すような声色で語るとジェシカの頭を軽く撫でようと手を延べた。細い指が優しく髪をすくだろう) (10/10-00:28:02)
ジェシカ > ………いいのかな? 正直、これは軍の支給品で、イナリ様から見たら大した槍には見えないと思うけど……。(壊れるまでは大切に使う、が、壊れたら買い換える、が基本スタンスだ。故に、この槍もある程度の品質ではあるものの、基本的に自分の財布に合った物を使うスタンスだ。良い物を長く使う、というスタンスとはまた違う)……(逡巡、そこまでやってもらっても良い物か、と悩んだけれども)…お願いしてもいい、ですか?(戦士なら、強くなるチャンスを逃してはいけない。しゅる、と、背負い紐を外して、槍を手に取った。剣と同じく、両手で水平に持って) (10/10-00:35:36)
キヨヒメ > 「大したことのない武具?安価な素材と統一された手法で鍛えられた無駄のない良い槍に見えんすよ」(支給する武具となれば、コストを抑えて良いものを渡す為に努力をするものだ。イナリにとってはその努力が見れるこの手の武器は、むしろ好みのようである。そして、ウイングドスピアを先ほどの刀と同じように差し出されると、とても嬉しそうに目を丸くしてイナリノカミと違って大事そうに、そして宝物を受け取るように慎重に受け取った。)「もちろん」(ただひとこと、そう告げて) (10/10-00:41:51)
ジェシカ > ……ありがとう。そういってくれると、本当に嬉しいです。(自分の騎士団を褒められた様で、ほっとした様に顔が綻んだ。地を駆ける騎馬の騎士の槍と違って、上にも下にも自在に攻撃が繰り出せる様に軽く、騎馬突撃にもある程度耐えうる様に頑丈に。矛盾する二つのバランスを考えられた一振りだ。量産品ゆえに買い替えが聞いて、昔から同じのを使っていたので手に馴染む、安物とはいえお気に入りの槍だ)よろしくお願いします。(そして、頭を下げた。) (10/10-00:46:29)
キヨヒメ > (限界を超えた強化を無闇にすれば、せっかく既に出来上がっている黄金率が崩れてしまう。イナリはこれを握ったその時から、騎士団が試行錯誤を繰り返して武器を洗練させたということを実感していた。故に、やることは2つのみ。この槍が壊れにくくなるようにするのと、切れ味を鋭くしてあげるということ。けれど、重さやバランスはそのままにしなくてはならない。受け取ったイナリは、そのままキヨヒメからイナリノカミを受け取ると――)「今宵は遅い時間でありんすから、今夜はここで一夜を明かしてゆくとよござんす。お布団もあの屋敷にはありんすからね」(泊まってけよ、とばかりに指をさした。) (10/10-00:52:22)
ジェシカ > ………本当に、何から何まで……ありがとうございます。(良いのかな、とも思う。自分は果たして、それだけの騎士なのか。とも。だから、深く、深く頭を下げて、礼を言おう。)(そうして顔を上げて)……キヨヒメちゃんも、ありがとう。イナリ様に会わせてくれて。 (10/10-00:55:54)
ジェシカ > (そうして、今晩は泊まっていくのだろう。良ければ浴衣の着付けを、一度やってもらった事がある旨を告げておさらいしたり、色々と作法なんかも聞きたい所――) (10/10-01:21:41)
ご案内:「異世界フソ\ウ」からジェシカさんが去りました。 (10/10-01:21:43)
::::  PbsChat v2.5.1改変版  ::::