room40_20181020
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にズフルさんが現れました。 (10/20-23:06:47)
ズフル > (いつものように森の中から現れる。 訓練の為走り続け、肩で息をしたまま修練場の中心へと向かっていく) (10/20-23:09:06)
ズフル > (汗だくの体に季節の風は肌寒く、僅かに一度震えれば腰の剣を抜き放ち右手で握り半身に開けば刺突武器のソレに似た少年特有の構えが出来上がり) (10/20-23:10:42)
ズフル > これくらいできっと、調度良い。 (薄く、薄く口角を持ち上げて笑えば剣先の向く方向に視線を合わせた。 こちらを向く敵を頭の中に描き、剣を握る右手に僅かな力を添える。 力を込めるのは剣を握る右手だけで手首から手前の腕は脱力し、僅かに僅かに剣先を揺らす) (10/20-23:12:52)
ズフル > (合わせるように上体を少しずつ揺らし、次第にその揺れにズレが生まれていく。 一分にも満たない時間の中で、十分に描いた敵の視線を剣先に集中させる。 刹那、肩から胴、胴から腰、腰から足へと順次力を抜き、地に足を付けたまま地面へと落下する。 垂らした糸から手を離すかの如く崩れ落ちる体を、それでも両の足裏は地面に触れる直前で支える。 落下によって生まれた力をそのまま体をはじき出す為の力へと転化し棒で球を打ち出すかの如くに前方へと疾走する。) (10/20-23:18:18)
ズフル > (視線を誘導し、視界を切り、間合いを潰して先を取る。 騎士が扱う王道の剣技とは程遠く、それでいて自分の目指す弱者の矜持へと至る剣。 鼻先が地面に振れるギリギリの低さで、十分な加速と勢いをあわせもったまま、脳裏に描いた敵を打倒する為体の中央を切り裂く為の剣を振り上げる。 だが、きっとこれではまだ足りないのだ。 この程度の剣を持って一閃で敵を打倒出来るのならば、自分はこんな外れた道を歩む事は無かっただろう。 故、その剣はすんでの所でかわされる。 ならば更に一歩先を見据えれば良い。 振り上げると同時、地面を強く足で捉え剣の勢いと共に上体を上げる。) (10/20-23:24:06)
ズフル > (続けざまに振り下ろされる縦の一閃、一の矢が相手を射抜かぬのならば二の矢。 それで届かぬのならば三の矢を、届き射抜くまで打てば良い。 かわされた縦の一閃を変化させ右手を引きながら剣から手を離し自分の後方へと放った、その際右手の平が自分の剣で傷つこうとも構わずに。 放られた剣を受け取る左手、相手を攻めに転じさせる隙間を与えず繰り出される三の矢は突き。 以上の三手を持ってようやく脳裏に描く敵の影を捉える。 実際は空を切っただけにも関わらず、左手には確かな手応えを感じる。 初めて人を切った時に感じた手応えを脳が左手へと伝えていた。 無意識に口元が笑みを形作る。 捉えた、が、まだ足りない。 手首を返し、右手を添え、深々と突き刺した剣をそのまま縦に振り下ろす。) でも、まだ足りない……。 (自分が脳裏に描ける程度の相手を捉えた所で、きっとこの剣はまだ届かない。 自分が負けた少女達にも、自分の師にも、そしてあの日味わった敗北感にも、この剣はまだ届かない) (10/20-23:33:41)
ズフル > (ゆっくりと大きく息を吐き、剣を腰へと収める。 何かを感じて一度周りを見回せば、森の中へと消えていく) (10/20-23:37:10)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からズフルさんが去りました。 (10/20-23:37:17)
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