room00_20181025
ご案内:「時狭間」にAmbielさんが現れました。 (10/25-20:41:52)
Ambiel > (くぁ、小さくあくびをしながら入店する。 表情には機嫌の悪さを浮かべており、中を一度見渡せばいつものようにカウンター席へと向かう) なあマスター。 (席に着くなり背もたれにぐったりと体重を掛け、椅子の足一つでバランスを取りながら口を開く) 暇すぎるっつーのは人を殺すと思わねえか? (首を傾げて問いかけながら、いつものようにマスターに適当な酒を注文するようで) (10/25-20:44:23)
ご案内:「時狭間」に晶歩さんが現れました。 (10/25-20:47:05)
晶歩 > (ひらりと丘に降り立ち。 今日は先客はいるだろうか、程度の期待で扉を開く。 振り向かないのならば、黒衣の後ろ姿、 少し見覚えのある、別に記憶をしなっているわけではないが、何処か他人の物にも感じられる『不快感』が少し沸き上がり。店に入って、後ろ手に扉を閉めて。) (10/25-20:49:46)
Ambiel > 人は暇で死ぬんだぜー? (冗談めかして言えば、懐から取り出した煙草を咥え、同時に小さなクリスタルを取り出せば煙草に火をつけ紫煙を天井向けて吐き出した) どいつもこいつも遊びの準備。 蚊帳の外ってのは暇でしょうがねえよ。 (晶歩の来店には気付いて居るが、特別リアクションを取るでも無く、マスターに愚痴を言い続ける男) (10/25-20:52:51)
晶歩 > (扉を背に。 今誰か来たら邪魔でしかない。)………退屈ならば、あんたは死ぬのかな。 ところで、あんたは『夜の王』であってる…よね?(つかつか歩みより、支援を吐き出す相手に問いかける。) (10/25-20:57:20)
Ambiel > 遠からず、だなあ。 (背を向けたまま晶歩に語る) 簡単さ、誰にも見えない、誰も触れない所に俺を閉じ込めて千年も立てば誰も俺を覚えてない。 ならそれは死んだのと同じだろう? だから暇は人を殺す。 (くっく、と喉奥で笑い) ああ、夜の王様。 何年か前に手紙は受け取ったよ。 (10/25-21:00:21)
晶歩 > ……そう。認識されていないのならば、存在しないも同じ。黙殺するとは殺すことだ。 だというのに、誰もかれもが自分は人殺しじゃないような顔をしている。(何かに憤るようなそんな様子。)……手紙…あの時のlessが何を伝えたかったのか、私は思い出せない。 つまり私はあんたの何かを殺してしまった。(二つ空けた隣の席に座る。) (10/25-21:03:49)
Ambiel > 当然さ。 存在しないも同じなら、そこには価値を見出だせない。 誰かに取って大切な何かも他の誰かに取っちゃガラクタ。 それくらい判らん年でも無いだろう? 気づかない間に踏みつけて殺した虫の命に心を傷めないのと同じだよ。 (子供に言い聞かせるように語って、マスターから出された酒を一口で半分ほど飲み込む) それで、黒衣の天使を殺したと悦にでも浸るかい? 何が聞きたい? 久しぶりに会ったんだ、判る事なら答えてやらんでもない。 (10/25-21:07:31)
晶歩 > ………私は、必要ないものがない、なんて思いたくないのかもしれない。(真面目な話をしようとしたら腹が鳴った。 真面目な話がして食てもお腹は空くのだ。 …マスターにハンバーグを注文した。重めに食いたい。)…あたしは誰も殺したくない。どうすればいい?(首を傾げてそちらを向く。) (10/25-21:10:51)
Ambiel > (ひとしきり晶歩の言葉を聞いて、男は笑いだした) 世界のあり方にケチをつけたいなら、殺して殺して殺し続けて誰も居ない頂に立つか、死ぬかしか無いだろうよ。 (10/25-21:13:02)
晶歩 > (まぁ、そりゃ笑うよな) (10/25-21:14:04)
晶歩 > (まぁ、そりゃ笑うよな…とは思う。)それ以外に、あんたには方法がないってことだね?(反対側に首を傾げて。重ねて問う。) (10/25-21:15:26)
Ambiel > 大まかに分ければ2つって事だよ。 細かく言えば、誰かを殺した事に気付け無いほど愚鈍なら少なくとも主観的に見れば誰も殺した事にはならんだろうし。 一人で部屋の隅にいればいずれ殺さずに済むようにもなるだろうよ。 ただ、思い出を殺せない、ってのは、思ってるより余程ひどい道だ。 (そこにだけは酷く実感のこもった言葉で) 真綿で首を締められるような快感と、常に心臓に刃物を突きつけられているような焦燥感だけが常につきまとう。 (10/25-21:19:43)
晶歩 > …ぅ。 その話ならば、私は既に一部の想い出を殺してしまったあとだ。(少し眉を寄せる。 忘却でなく、決別でもなくlessは死んだのだからと声には出さずに。 他者の想い出の中から沢山殺した後だった。)………逆に、あんたは想い出を殺せないのか?(ハンバーグ置かれて、マスターにどうも、としてからもしゃもしゃ食べ始めて。) (10/25-21:24:20)
Ambiel > 殺した思い出とどう向き合うかまで面倒見てやる程俺は優しくねーぞ。 殺せても、殺せなくても、思い出からは逃げられない。 だから人は思い出を忘れて生きていく、そうしないと思い出に足を取られるから。 前を向いて進む事も、思い出を殺す事も、やっている事は一緒なのになあ? (初めて晶歩の側を見て口元に笑みを作った。 残った酒を飲み干してもう一杯注文する) 少なくとも思い出を殺せなかった。 だから今も墓の底で風見鶏は回っている。 もう風も吹いていないのに。 (10/25-21:29:04)
晶歩 > ……少なくとも自分自身が明確な殺意を持って殺したのは…(もぐもぐ。ごくん。)lessだけだから。(もぐもぐも…。ごくん。)後悔はないし、それに纏わる想い出の殺害も私によるものだから、…(もぐもぐ。 もぐ。ごくん。)私に後悔は無いし、他人のそれを殺したか、(もぐもぐもぐ。ごくん。)或は傷つけたことに関しては責任を問われればまぁ。悪かったとは思う。(もぐもぐ。食うか喋るかどっちかにしろ状態だったが、既に食べ終えて。)……そうか。何も殺せないものはないみたいな顔をしていたくせに。(何処か哀れな物を見るような笑みになる。 さっきまでもぐもぐしてたくせに。) (10/25-21:34:33)
Ambiel > 責任が有るとすりゃあカイン爺さんの腕くらいなもんだろうよ。 あの爺、まさか手塩に掛けて育てた息子に腕を落とされるとは思って無かっただろうよ。 (愉快そうに、いいざまだ、と笑い) どいつもこいつも思い出を殺すか忘れるかして歩いていくんだ、一人くらい寄り添ってやる奴が居ないと、報われないだろうよ。 (届いた二杯目を、やはり一口で半分ほど飲み込み) (10/25-21:37:35)
晶歩 > …ぇ?それってゼムスがってこと?(話の流れ的にそうかなといったニュアンス。この晶歩には知り得ないことだ。)想い出と一緒に埋葬されたあんたを悼む者はいないのかい?(頬杖ついて、じーっと見つめて。) (10/25-21:41:01)
Ambiel > そうか、お前は知らんか。 (これはまた愉快な話しだ、と笑い) ゼムスが斬ったよ。 俺と同じ物を見たゼムスが、止めようとするカイン爺さんの腕をバッサリとな。 (あまりにも愉快過ぎたのか、二杯目を飲み干し三杯目を注文し) 少なくとも (ゆっくりと間を取って、紫煙を天井向けて吐き出し) 思い出に浸って居ようとする奴は居なかったんじゃねえかなあ……。 (10/25-21:44:33)
晶歩 > ………そうか。 私が黙殺した結果ならばうけいれるけど、 あの生活を続けることは、lessが緩やかな死を迎えることと等しい。……結局はそうなるものだったんだろうとあたしは、思うよ。(悪いとは思うけどね、と。)誰かに殺されるぐらいなら自分で死ぬ方がよかったんだ。そのあたりは、あんたの知ったことではないだろうけど。(楽し気な様子は、ある種の呪いの成就のようだ、と思ったり。)そもそもその想い出自体が存在しないやつはどうなるの? (10/25-21:49:09)
Ambiel > (続く晶歩の言葉を聞けば、僅かに残念そうな表情をして) 本当にただお前がlessを殺して、その結果あの頃のゼムスも死んだだけなら、アレも俺と同じ物を見る事は無かったろうよ。 ゼムスはお前を憎んじゃ居なかった、アレが憎んだのは、世界だよ。 (三杯目の酒は、最初に僅かに口を着けるだけで) 過去も、思い出も、何もかもが希薄で、だからアイツは俺にとって未来の象徴で、だから眩しい、そういう事だよ。 (10/25-21:54:10)
晶歩 > 無意識に殺していくことは殺意を持って殺すよりたちが悪い。 両方とも、あたしの殺意が殺した。 ……結果を見ればそういうことだ。(どうなったのかはしらないが、どうなるか想像がつかない程は自分も愚かじゃないはず。と。事実を聞いて衝撃はあったが。)……世界か。なんでみんなそんなものにこだわるのかな。(考えこむ顔。)…ぅ。どういうことか全然わかんないけど… あたしは、あんたの言う想い出は知らないけど、 少なくとも小さいこと絶対的に恐かったあんたが、実はそうでもないって今は思うよ。(はふぅ、と息つき。) (10/25-21:58:21)
晶歩 > 無意識に殺していくことは殺意を持って殺すよりたちが悪い。 両方とも、あたしの殺意が殺した。 ……結果を見ればそういうことだ。(どうなったのかはしらないが、どうなるか想像がつかない程は自分も愚かじゃないはず。と。事実を聞いて衝撃はあったが。)……世界か。なんでみんなそんなものにこだわるのかな。(考えこむ顔。)…ぅ。どういうことか全然わかんないけど… あたしは、あんたの言う想い出は知らないけど、 少なくとも小さいころ絶対的に恐かったあんたが、実はそうでもないって今は思うよ。(はふぅ、と息つき。) (10/25-22:01:05)
Ambiel > それがお前の事実で、そう有る事に納得してるなら何も言わねえさ。 ただ、俺やあの日のゼムスが見た景色とは、致命的に違う物が写ってるって事だ。 (僅かに表情から人間らしい感情の色が抜け落ちて) 誰もが色のついた世界を見続ける事が出来る訳じゃ無い、そして人は誰しも自分が最も憎んだ物に近づいていく。 だから、俺の生きる世界もお前の生きる世界もこんなにも美しい。 (核心については何も言わずに) そもそも、俺を怖いなんて思う奴は、俺に牙を向けて来る奴だけだよ。 (10/25-22:04:29)
晶歩 > そうか。 …ぅ。ならば、あの時の私にとっては殺される自分から自分を守ったことになる。それがどんな結果を招いても。 私は、lessは、ゼムスから自分を間引いて違う床に植えた。それだけの話なんだよ。(殺すということがどういうことなのかは、そのおかげで答えが出ていて。)だから、もう何も殺したくない。(色の付いた世界、という例えに憎んだものに近づくという言葉に。)なら、甘えた考えを持ってる私は、どうやらゼムスに近づいているらしい。(それなら、納得できると。)殺し合わないといことは、誰もが手を取り合えるということでしょ。そんなの、以前のあいつの思うところじゃないのかな。(ぅーん、と首を捻り。)……あんたが人畜無害に見えるかよ。 (10/25-22:11:33)
Ambiel > ……。 (僅かに言葉に詰まった。 間を保たせるように酒に口をつけて) だから言ったろう? お前にとっての事実に、お前が納得しているなら、それに関しては何も言わないって。 (足を組み、もう一度天井向けて紫煙を吐き出す、続く言葉を聞き) でもアレは、そんな誰もが手を取り合える世界の為に俺やIrisを殺そうとしていた。 殺さなければならないと思っていた。 どういう事か判るかい? (首を傾げ、続く言葉には小さく笑いを返すのみで) (10/25-22:21:42)
晶歩 > ………ぅ。(こくんと頷き。)うーん、まだ私が底に到達していないだけで、結局の所私が辿り着く場所が、誰も殺さないために、問題起こす誰かを殺すことになるのかもしれないでしょ? ……どういうことなのか、今一わかんないけど。(むぅ、と目を細めて。) (10/25-22:24:48)
Ambiel > 誰も殺さない為に誰かを殺す。 それを受け入れられるなら、それは自分は人殺しじゃないような顔をしてる誰も彼もとさして変わら無い、って事だよ。 (目を細める様を見れば、小さく笑い) (10/25-22:28:51)
晶歩 > ……ぅ。なら、それは私の目指すところではないな。(頷き。)だから、私は…ああはなってはいけないし、殺すのならば、自分に明確な殺意を認識しなきゃいけない。(目を閉じ、開き。) (10/25-22:33:51)
Ambiel > ほとんどの人間は人を殺す事なんて出来ればしたくないと思っているし、そんな事をしなくても済む世界を求めている。 が、そんなもんはありゃしない。 自分が生きてる間だけで良いのなら話しは別だがね。 (その後、ゆっくりと間を取って) 少なくとも、ゼムスはそれを知っていたから一人で矛盾した自分に苦痛を感じて居た。 アレとは違う生き方を選んだお前は、どうする? (10/25-22:38:26)
晶歩 > 道理が思う通りにならないのならば、道理自体が曲がればいいんじゃないかな?(と、その回答はこともなげに出てくる。あまり考える様子もなく。) (10/25-22:41:07)
Ambiel > こんな美しい世界なら、それも出来るかも知れないな。 (何処か懐かしむように笑って) (10/25-22:42:37)
晶歩 > 世界を美しいと思うのなら、想い出の中で生きることもないんじゃないかな。 美しいだとか、眩しいだとか、それはあんたにとって遠いことなのか?(当事者ではないようなそんな様子に訝しむように。) (10/25-22:44:13)
Ambiel > 昔は俺も、俺達なら世界の理を曲げられると思っていた。 けど世界はそんなに優しい物じゃなかった。 そして知った、世界と言う奴は最高に我儘で、自分に従う連中には酷く優しく、そうじゃない者には酷く厳しい。 美しい世界だろう? みたいように物が見れるんだ。 そして俺は、何も知らなかった頃の思い出を殺せないから、復讐を誓った。 それだけだよ。 (10/25-22:48:41)
晶歩 > ……ぅ。(少し、考え込む。)あんたの言いたい事、少しだけわかるけど、全部はまだ分からない。 いつか分かるかもしれないから、多分…覚えとく。 ……ただ…復讐を誓えるほどの情熱があるのなら、それはあんたはただの傍観者ではないということじゃないのかな。(コインを置いて、立ち上がり。) (10/25-22:52:18)
Ambiel > せっかく俺の血統から抜け出したんだ。 俺と同じ物を見ないように祈っておくよ。 ……。 (僅かに迷ったが、続けるように言って) ゼムスの娘だった事も有るお前は、俺にとっては孫だったのと同じだから。 (残った酒を飲み干して) お前の世界が、これから先も彩りに満ちている物である事を祈っている。 世界にほんの少しだけ未練のあるおじいちゃんからの餞別だとでも思っておくれ。 (10/25-22:59:24)
晶歩 > (なんか色々衝撃的なことを聞いた。関係があると思ってはいたが、そうか、うん、ええと、うん。みたいな顔。)……輝ける道を歩むことが約束されているから、それを曇らせるものは取っ払っていくさ。なんだって味方にして見せる。 (こくんと頷き。)そのほんの少しの未練があたしもちょっと気になるけど、それを気いする人はきっと別にいる気がするから、あたしは気にするだけにしておくよ。(にかっと笑い、杖を担ぎ。)んじゃ、また会うかわかんないけど、またね。(手をひらひら。店を後にする。) (10/25-23:03:09)
ご案内:「時狭間」から晶歩さんが去りました。 (10/25-23:03:25)
Ambiel > ……趣味の悪い事を言わせるもんだなあ? (くつり、喉奥を一度小さく震わせれば、金貨を一枚カウンターに置き、外へと消えていくのだろう) (10/25-23:05:50)
ご案内:「時狭間」からAmbielさんが去りました。 (10/25-23:05:55)
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