room50_20181025
ご案内:「異界ヴェルナードの片隅で」にZemsさんが現れました。 (10/25-23:27:41)
Zems > (酷く、緩やかに時間が進む。 かつて歩いた街路は既に色彩を失い、肌に感じる風の匂いは酷く不快だった。 それでも男の中に残った物は自分を育んでくれた養父と、この国への孝と感謝の気持ちのみで。 故に、何が起ころうとも最後に勝つのはこの国で無くてはならないと確信を持っていた。 例えそれがただの茶番劇にしか見えなかったとしても) (10/25-23:30:39)
ご案内:「異界ヴェルナードの片隅で」にAmbielさんが現れました。 (10/25-23:31:51)
Ambiel > (街に流れる風に紛れるように歩く。 今晩は酷く懐かしい物を思い出して、加えて言えばまだ手遅れになって居ない物の輝きは、男にとっては本来目をそむけたくなるような物だった。) (10/25-23:34:27)
Zems > 貴方が私を呼び出すなんて珍しい事もあった物ですね。 おとなしくしている事は判って居ますから、余計な報告はいりませんよ。 (投げ捨てるように言った。 ただでさえ不快な風に、最も嫌いな男の気配が混じれば、思わず何処かへ消えてしまいたくなるような不快感で。 目を細めて、威圧するように相手を見た) (10/25-23:37:22)
Ambiel > Lessに会ったよ。 今は別の名前を名乗っているらしいがね。 (紙巻き煙草に火をつけ、紫煙を吐き出す。 煙は風に乗って浮き上がり、次第に霧散していく。 その姿を目で追いながら、先程までの会話を反芻し) 安心しろ、約束は約束だ。 そもそも関わりに来るかどうかは別としても、今回の件に関係するような事は何一つ言ってないよ。 せいぜいがお前がカイン爺さんの腕を落とした事と、お前が俺のガキだって事くらいだ。 (10/25-23:41:03)
Zems > もう、私にも貴方にも関係の無い事でしょう? わざわざ人を呼び出してまで伝える事ですか? (首を傾げて、わざと人当たりの良い笑みを作る。 その表情は数年前の男のそれで。 見る者が見れば、在りし日の炎を思い返す物。) 意思によって交わる線が切られた以上、もう世界は交差しない。 それがどういう意味を持つかは、貴方が誰よりも理解しているでしょうに。 (10/25-23:45:02)
Ambiel > ……だから、だよ。 (ゆっくりと、長く間を置く。 Zemsの言葉の意味は、勿論言われるまでも無く理解している。 故、自分と同じ世界を見たZemsを男は誰よりも哀れんでいた) 上から眺める事と実感を持って言葉を交わす事は別物だ。 お前とあの娘の線が交わらなくなったのなら、お前が気にしている事はどうやって確かめる……。 (もう一度、長く、長く間を置いた。 時間にして数分の間。 その中で三度程煙草を大きく吸い込み、紫煙を吐き出す。 霧散するまでの時間を、やはり目で追いかけ) 安心しろ、あの娘の世界はまだ彩りを失っちゃいないよ。 俺やお前と同じ物は、どうやら見えて居ないらしい。 (10/25-23:50:31)
Zems > だからといって貴方が出張る事でも無いでしょうに……。 (解脱を成した今でも、男は思い出を捨てては居ない。 故に、眼の前の相手と同じ物を見た。 同じ世界を見た、そして世界は色を失った。) 糸の上を歩く事を辞めて、貴方と同じ世界を見て、世界は美しいと言う事を知った。 そしてソレを知った今だからこそ、何も知らず自分の道を決めて居たあの日々が尊く、かけがえの無い物だったと判った。 (一度、腰の剣に手をかける。 宝剣マルアハは何も語らず穏やかな光を帯びている) だからこそ、あの子にはこんな世界を見て欲しくないと願った。 あの日、王城の地下での出来事は、あるいはあの子が同じ世界に足を踏み入れる原因になりかねなかった。 だから……今回の事は感謝します。 あの子がここと関わらず、こんな物を見なくて済むのなら、今回の事も少しは気が楽になりますから。 (10/26-00:00:38)
Ambiel > 嘘が下手になったな? Zems。 (小さく笑みを浮かべた。 マルアハと共鳴するように腰に携えた双剣が淡い光を発して) 気が楽になったなんて、本当は口が裂けても言えないだろうに。 ……約束通り余計な事をするつもりは無いがな、今回の事もお前の策に乗るように道を正すくらいの事はしても良いだろう? ウェヌスは塔に喰い付いたよ、恐らく手駒は北山の裏だ。 当てる物の準備くらいはしてあるんだろう? (10/26-00:09:29)
Zems > (小さくため息を吐いて肩を竦めた。) 元々全面的に信用していた訳では無いですがね。 大陸内の情報の流通くらいは抑えてありますよ。 依頼が流れるのがあの二人なら、当てる駒は故国の英雄しか無いでしょう。 ……問題はグリムです。 本当は周期的にも釣り餌はタキオンになるかと思ったんですが、どうやら今回のタキオンは既に居ないようで、その調整だけですよ、あとは。 (10/26-00:13:26)
Ambiel > ……アベル=ライヒハート、そういう事か。 (釣られるように肩を竦めて) 全く、カインの爺さんもついてないな。 親の古傷を抉れるか? (首を傾げて試すように笑い) (10/26-00:15:43)
Zems > ……今更ですよ。 ソレを言うなら、マルアハを手にとった時、既に抉ったも同然でしょう。 (眼の前の男に背を向けてゆっくりと歩きだし) なんとか準備はしますよ、目的に伴う副産物の処理も考えてあります。 あとは、時期が来るのを待つだけです。 (それだけ言えば、相手の返事を待たずに消えていく) (10/26-00:18:23)
ご案内:「異界ヴェルナードの片隅で」からZemsさんが去りました。 (10/26-00:18:29)
Ambiel > なら良いがね。 (最後に一度紫煙を吐き出せば、煙が霧散する頃には姿が消えている) (10/26-00:19:33)
ご案内:「異界ヴェルナードの片隅で」からAmbielさんが去りました。 (10/26-00:19:40)
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