room51_20181027
ご案内:「死あわせの青い海」にBlauer Vogelさんが現れました。 (10/27-15:30:05)
Blauer Vogel > (広く狭い鳥籠の中。あれからどれほど眠っていたのだろうか。厳密にいえば、何度か目覚めているのだが、起き上がる気になれない。目を開く気にもならない。) (10/27-15:32:20)
Blauer Vogel > ....(ふと、もう感じ取れるはずのない気配に気づき、僅かに目を開く。泣きはらした顔は酷いもので、涙の痕さえ残ったままだ) (10/27-15:37:23)
Blauer Vogel > (見れば髪に何か絡んでいる。いや、髪が何かに絡まれている。芝生の草だ。そんなに寝相が悪かったのか....いや、そんなことよりも、気になるものがあった) (10/27-15:40:45)
Blauer Vogel > ゆび、わ.....?(起き上がることはなく、そのままの状態で片手を指輪にのばす。その色、感触、気配は間違いなく"彼女"のものだろう) (10/27-15:42:32)
Blauer Vogel > ......(壊しても壊れない、と言ってはいたが、まさか自分の手元に戻ってくるとは思わなかった。いや、これはそもそも現実なのだろうか?) (10/27-15:44:29)
Blauer Vogel > 嗚呼....夢ね...また夢を見ているんだわ....(今の娘にとっては、その方が都合が良かった。"夢"の方が、"幸せ"だ。いっそこのまま目覚めなければ良いとさえ思う) (10/27-15:49:15)
Blauer Vogel > ♪♪―――....(目を閉じ、消えそうな声音で紡がれる優しい旋律) (10/27-15:52:31)
Blauer Vogel > 青薔薇は、もう咲いたかしら....(歌い終えれば、ぽつりとそんなことを呟く。せめて咲いているのを見たかった) (10/27-15:56:56)
Blauer Vogel > 夢の中なら、きっと見られる....もっと私に、夢を見せて――(手の中にある指輪をぎゅっと握りしめ、胸元に引き寄せる) (10/27-16:00:35)
Blauer Vogel > (もう長い時間眠っていたにも関わらず、娘は再び眠りに落ちていく。やがて聞こえてくる小さな小さな寝息と、青い水の滴が上へと昇る水音だけが、空間の中でいつまでも聞こえてくるだろう) (10/27-16:04:05)
ご案内:「死あわせの青い海」からBlauer Vogelさんが去りました。 (10/27-16:04:59)
ご案内:「死あわせの青い海」に―――さんが現れました。 (10/27-16:55:38)
――― > (それは一つの転移現象に過ぎない。何かが、アンカーの存在を頼りに転移してくれる、小さな予兆。大きさ自体、たいしたことではないのだ。それが空間の揺らぎを介して、コトリと小さな音を立てて床へと降り立った) (10/27-16:57:29)
――― > (それは小さな植木鉢に植えられた一輪の青い薔薇だった。一輪ではあるが大輪の見事な。それがちょこんと、無造作に現れてそこへ。そして、よく見れば、その植木鉢の土に挟む用に小さなメッセージカードが一つ。内容はゴシック体の文字で短い一文が一つ。「Let's meet again」。送り主の名はない。念のためにと敢えて省いたが、今は眠りについている彼女なら、きっとそれはわかるだろう) (10/27-17:02:41)
ご案内:「死あわせの青い海」から―――さんが去りました。 (10/27-17:02:44)
ご案内:「霧の都」に金髪と銀髪の女たちさんが現れました。 (10/27-22:54:19)
金髪と銀髪の女たち > (今日もその都市には濃い霧が出ていた。かつての時代では産業革命などによる大気汚染や自然環境が重なった結果、濃霧が良く出ていたという話だった。一時的に改善された時代もあったそうだが、今のこの年は再び濃い霧に包まれることが多くなった) (10/27-22:58:42)
金髪と銀髪の女たち > (今日もその都市には濃い霧が出ていた。かつての時代では産業革命などによる大気汚染や自然環境が重なった結果、濃霧が良く出ていたという話だった。一時的に改善された時代もあったそうだが、今のこの都市は再び濃い霧に包まれることが多くなった) (10/27-22:59:10)
金髪と銀髪の女たち > (部屋の窓、ブラインドを軽く指で開けてても見えるのは乳白色の靄に包まれた街並み。有視界は1mか2mか。一年の大半を霧に包まれるようになったこの都市ではこんなことは茶飯インシデおっと日常茶飯事だ) (10/27-23:01:24)
金髪と銀髪の女たち > (だが、戸締まりのされている室内に霧が侵入してくることはない。さらに空調によって管理されている部屋は温度湿度ともに快適。これといった不満はない) (10/27-23:04:08)
金髪と銀髪の女たち > (独り室内にいる金髪の女はブラインドから手を離すと室内に視線を移した。時代錯誤なアンティーク調の家具で纏められた部屋は、さながら昔の推理小説に出てくる探偵が生活していた部屋のようだ) (10/27-23:06:49)
金髪と銀髪の女たち > (などという、何度目かの感想を覚えながらも女は家具たちの脇を抜け、途中テーブルから筒状のものを手に暖炉前にあった揺り椅子に腰掛けた) (10/27-23:09:01)
金髪と銀髪の女たち > (軽く足で床を押し、いつもそうしているように揺り椅子を揺らす。前後に揺れる心地良い感覚を確かめながら、肩口にかかった金髪を軽く払い、女は持っていた筒を口に咥えた。中身を軽く吸い、ふわと吐息する) (10/27-23:11:29)
金髪と銀髪の女たち > (揺り椅子の背もたれに身を預け、とろんとした眠たげな様子で筒から何かを吸引し、息を吐く。そんな女の耳に、部屋の外の廊下から続く階段を上ってくる足音が届いた) (10/27-23:14:42)
金髪と銀髪の女たち > (間もなく、扉を開けて部屋に入ってきたのは目つきの鋭い銀髪の女だ。全体的に抜き身のナイフのような印象を受ける。銀髪の女は室内を見回した後、暖炉前で揺り椅子に座っている金髪を発見し、肩をすくめて近づいていく) (10/27-23:17:16)
金髪と銀髪の女たち > 「仕事よ」 (10/27-23:21:28)
金髪と銀髪の女たち > (多少の呆れを声音に乗せて、銀髪の女が腰のポーチから取り出したスマホのような端末を相手に見せる。そこには何かしらの文章が記載されているが、残念ながら我々に理解できる言語ではなかった) (10/27-23:23:44)
金髪と銀髪の女たち > 「ふぁぃ……」 (10/27-23:24:07)
金髪と銀髪の女たち > (それに応える金髪の女の声は緩みきっていた。まるで午睡の後、寝起きの猫のように欠伸と伸びをし、ゆっくりと揺り椅子から立ち上がる) (10/27-23:25:16)
金髪と銀髪の女たち > 「吸わないと駄目なのはわかるが、もう少しなんとかならないの」「むーりー」 (10/27-23:28:31)
金髪と銀髪の女たち > (金髪の女の所作にため息をつけながら、いつもの小言と並べる銀髪。金髪はそれにいつも通りの返答を返し「顔洗ってくる~」などと宣いながら奥の部屋、洗面所へと姿を消した) (10/27-23:29:33)
金髪と銀髪の女たち > 「ったく……」 (10/27-23:29:43)
金髪と銀髪の女たち > (それを見送った銀髪の女が悪態をつく。が、その表情に不快の色はない。それ自体は仕方の無いことだと割り切っているようだ。そして、ふと床に落ちている筒状のものに目をとめてそれを拾い上げる) (10/27-23:30:48)
金髪と銀髪の女たち > (どうやら金髪の女が立ち上がる時に寝ぼけて落としていったようだ。何度目かのため息と共にそれをテーブルの上に置くと、銀髪は静かに移動してクローゼットを開けた) (10/27-23:33:17)
金髪と銀髪の女たち > (中には彼女の普段着が入っている。が、それを全て横にどけ、奥の壁に手を伸ばす。壁の一部に手のひらを当てると一瞬だけそこに光が走り、次の瞬間壁が左右に割れて開いた) (10/27-23:34:39)
金髪と銀髪の女たち > (その奥には様々な銃火器や小道具が並んでいる。いくつかを手に取り、銀髪の女はそれを各所に身につけていく。腰・背中・足首や靴の裏) (10/27-23:36:39)
金髪と銀髪の女たち > (そしてジャケットを羽織り、最後にヘッドセットを装着。そこまでしてようやく洗面所の扉が開いて金髪の女が出てきた) (10/27-23:37:21)
金髪と銀髪の女たち > 「おまたせ~」「遅い」 (10/27-23:37:30)
金髪と銀髪の女たち > (意識がはっきりとし、緩い笑顔で手を上げる金髪に、銀髪が短く返す。これもいつもの光景だ。そして、銀髪が金髪の身体を上から下まで眺める) (10/27-23:38:34)
金髪と銀髪の女たち > 「準備はできてるようね。じゃあ、出るわよ」「はいは~い」 (10/27-23:39:08)
金髪と銀髪の女たち > (そのやりとりを最後に二人が部屋から出て行く。扉が閉じられれば、無人の部屋は静寂に包まれた) (10/27-23:39:47)
ご案内:「霧の都」から金髪と銀髪の女たちさんが去りました。 (10/27-23:39:57)
ご案内:「死あわせの青い海」にBlauer Vogelさんが現れました。 (10/28-00:38:19)
Blauer Vogel > (幾度目かの目覚め。時間など存在しないこの世界では、朝も夜も無い。ほとんど起きていないので、若干気怠さを感じるだろう) (10/28-00:43:17)
Blauer Vogel > ...?(ふわりと、香る花の香り。この世界では有りえない匂いに、ゆるりと身体を起こしてみれば――).......まぁ(美しく咲く青い薔薇。それは自分が夢見ていたもの。暗く落ち込んでいた表情が、みるみる明るくなっていく) (10/28-00:49:21)
Blauer Vogel > 夢じゃ...ない....?(改めて手の中にある指輪を確認して、それから青薔薇をもう一度見る)指輪が、運んできてくれた...? (10/28-00:55:05)
Blauer Vogel > (そっと植木鉢を引き寄せて、青薔薇を見つめる)本当に綺麗....無事に咲いてくれて良かったわ....(愛しげな笑みを浮かべて、そう語りかける。そしてようやく気付くだろう。植木鉢に添えられたメッセージに) (10/28-01:02:10)
Blauer Vogel > これは.....(カードをそっと摘まんで、書かれている文字に目を通す。そして、意味を理解すれば、ポロポロと、涙が頬を伝って、零れ落ちていく) (10/28-01:05:16)
Blauer Vogel > 嗚呼....この青薔薇は貴方に差し上げたんですよ...それを、満開にして返すだなんて...(少し可笑しそうに笑いながら、泣き続ける) (10/28-01:06:55)
Blauer Vogel > 青薔薇を...一輪....わかってて、やったわけじゃないですよね...?(嗚呼、色んな感情がこみ上げてきて、涙が止まりそうにない) (10/28-01:10:27)
Blauer Vogel > ぅ...ぐすっ...ほ、本気にしちゃいますよ、私......なんて....(何度でも溢れ出る涙を拭いながら、ふふっと笑う) (10/28-01:12:56)
Blauer Vogel > .........嗚呼、アルファス様......会いたい、です.....(手の中にあった指輪を、再び右手人差し指にはめて、優しく口付ける) (10/28-01:17:54)
Blauer Vogel > (指輪があるなら、会いに行くことはできるだろう。しかしそうすれば、魔術師がどんなことをするかわからない。今は、これだけで充分。そう自分に言い聞かせて、再び横になる。いつかの約束が形になるのを願いながら) (10/28-01:21:21)
ご案内:「死あわせの青い海」からBlauer Vogelさんが去りました。 (10/28-01:21:24)
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