room03_20181117
ご案内:「太古の森 -聖域ー」にノラさんが現れました。 (11/17-21:17:33)
ノラ > (深い森の中を進めば、やがて大地は冬も近いというのに苔で覆われる。更に進めば滝の音。なんだか、屋久島ってこんなだろうか、なんて思いつつ)…ふぁ。(森が開けた先、目に飛び込むのは月光に浮かぶ幻想的な滝) (11/17-21:19:24)
ノラ > …綺麗じゃな…。(音を立てて流れ落ちる滝へと歩み寄り) (11/17-21:20:10)
ノラ > ・・・。(きょろ。周囲を見渡して。人の姿が無いのを確認すると、静かに目を伏せて) (11/17-21:21:33)
ノラ > (す、と手を合わせ、指を組む。 ス、ス、ス、と流れる様に指を複雑に組んでは解き、解いては組んで。口の中で小さく呟き)──、──、──、──、──、──、──、──、──…。(スゥ、と息を吸い込み、ゆっくりと、フーー…と吐き出して) (11/17-21:26:29)
ノラ > ──元柱固具八隅八気五陽五神陽動二衝厳神害気を攘払し四柱神を鎮護し五神開衢悪鬼を逐い奇動霊光四隅に衝徹し元柱固具安鎮を得んことを慎みて五陽霊神に願い奉る──…。(小さく、小さく。呟くように唱え) (11/17-21:28:16)
ノラ > (苔蒸した地面へ、胡坐をかいて腰を下ろす。唱えるものに対して、どこかダルそうな猫背の状態で。) (11/17-21:31:19)
ノラ > (ぼーーーー、っとした顔のまま、のろり、と腕を持ち上げて)…。 (11/17-21:32:26)
ノラ > (すーぃ。指を上から斜め左下へと滑らせて)バン──… (11/17-21:33:35)
ノラ > (すーぃ。指を上から斜め右下へと滑らせて)バン──… (11/17-21:34:02)
ノラ > (スィーー。そこから指を右斜め上に滑らせ)ウン─…。 (11/17-21:34:55)
ノラ > (つーーーい。指を右横に滑らせ)タラク──…(やる気なさげに口にしながら。滑らせる指もやる気なさげ。) (11/17-21:36:00)
ノラ > (つつーーぃ。指を左斜め下へと滑らせ)キリク──… (11/17-21:37:24)
ご案内:「太古の森 -聖域ー」に黒衣のダリアさんが現れました。 (11/17-21:40:42)
ノラ > アク(スーーー。ピタ。元の位置へと指を戻し)ノウマク・サマンダ・ボダナン・ア・ビ・ラ・ウン・ケン・センダラヤ・ソワカ。(ヒュ、と唱えながら時計回りにくるりと円を描き、人差し指と中指を揃えて描いた指先を中心にトン、と当てて) (11/17-21:41:53)
黒衣のダリア > (一方。滝の音が響き渡る、清浄な聖域…の、別の一画では……。滝から離れた木々の合間で、一人、祈祷を捧げる女が……。) (11/17-21:41:53)
ノラ > ((誰か…。おるがか…。))(風に乗って流れて来る気配を感じながらも、反応は無い。一見ぼけらーーーっと滝を眺め一人で妙な行動をとる少年。) (11/17-21:43:42)
黒衣のダリア > ガーテー・ガーテー・パーラーガーテー・パラサンガーテー・ボーディースウァーハー。(敷物の上に両膝をついて、背筋を綺麗に真っ直ぐに立てて、両手を胸の前で組んで。瞑目して唱える真言は、清浄でありながらも、何処か強く求めるような……祈ると言う言葉に相応しい。) (11/17-21:45:38)
ノラ > ((ん・・・))(聞こえて来た小さな言葉。相手の祈りの声につられた様に顔を上げて) (11/17-21:47:43)
黒衣のダリア > ガーテー・ガーテー・パーラーガーテー・パラサンガーテー・ボーディースウァーハー。(此処を訪れて、間もないようだが、それでも、同じ言葉をずっと繰り返し繰り返し唱えているようだ。繰り返す言葉は同じではあるものの、込められる想いや、音の質や、響きは、だんだんと深くなってゆく。) (11/17-21:50:14)
ノラ > (へにゃ。小さく口元に笑みを浮かべ。)ガーテー ガーテー パーラーガーテー パーラサンガーテー ポーディー スヴァーハー。(ポソ。) (11/17-21:51:29)
ノラ > (胡坐をかいたままクル、っと声の聞こえた方へと体を向ける。ス、と印を組み)羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶。 (11/17-21:53:11)
黒衣のダリア > ガーテー ガーテー パーラーガーテー パーラサンガーテー ポーディー スヴァーハー。(女は祈祷に夢中で気づかない。一生懸命と言えばそうだが、そこには情熱はない。けれども、それは、彼岸に完全に到達した者への祈りが十分に込められているような。
(11/17-21:53:58)
ノラ > (聞こえているか否か。そこは少年には判断は付かなかった。一心に唱える声に、つい。それだけ唱えればクルリ、また滝へと体の向きを戻し) (11/17-21:57:25)
黒衣のダリア > (祈っている。人知れず…けれども一人の少年の心を少しだけ動かしてしまったようだ……。そんな事にも気づかずに、この女は、詠唱を繰り返し、何度も繰り返し、飽きる事無く、同じ言葉をずっとずっと繰り返し続けている。) (11/17-22:01:10)
ノラ > (胡坐をかいたまま、ぼけら、っと流れて来る声に耳を傾けて)舎利子 色不異空 空不異色 即是空 空即是色 受想行識 亦復如是 …かぁ…。(ぽそ。) (11/17-22:04:17)
ノラ > ほいじゃったら空とはなんぞや。 (言わんとすることは判るのだが。) (11/17-22:06:24)
黒衣のダリア > (ガーテー・ガーテー・パーラーガーテー・パラサンガーテー……。機会のように繰り返される言葉だけれども、この女は機会でもなく、一心に”それ”に向けて、祈りを捧げている。) (11/17-22:07:36)
ノラ > ((俺は捕らわれてばっかしじゃ。俗物じゃの…。))(へふん。) (11/17-22:08:43)
黒衣のダリア > パラサン・ガーテー。(完璧に到達したものよ。祈りを捧げます。———ただ、透明に、透明に、言葉が繰り返され、音が響き渡り、目をつむるその表情も、霞がかり、この世界から消え果てしまいそうな――。) (11/17-22:12:02)
黒衣のダリア > PL:失礼。文字化けするとは。 (11/17-22:14:02)
黒衣のダリア > パラサン・ガーテー。(完璧に到達したものよ。祈りを捧げます。……。ただ、透明に、透明に、言葉が繰り返され、音が響き渡り、目をつむるその表情も、霞がかり、この世界から消え果てしまいそうな――。)PL:これならどうだ。 (11/17-22:14:39)
ノラ > ((どういう事じゃろな…。))(聞こえて来る声に耳を傾けながら、相変わらずぼけらぁ、と滝を眺めて) (11/17-22:18:59)
黒衣のダリア > ボーディー・スワァーハー。(幾度目かの祈りが捧げられた。誰に知られることもなかったはずの祈り。その祈りは独特の雰囲気を醸し出して、何処か周囲の植物たちは、微笑まし気に揺れているような……。) (11/17-22:22:18)
ノラ > ((この声の主は悟っちょるんじゃろか。))(ほけら) (11/17-22:23:31)
黒衣のダリア > ガーテー・ガーテー……。(囁くような声、小さな詠唱、ひそやかな祈り。繰り返される。繰り返される。飽きる気配はない。延々と続く。無限に続きかねない雰囲気だ。) (11/17-22:27:22)
ノラ > ・・・・・・・・・・・・・。(ぼーーー。考え込んでいた状態から、またくるっと声の方を向いて)なぁ。(聞こえるかな?なんて) (11/17-22:30:40)
黒衣のダリア > パーラー・ガーテー……。(没入している。けれども、この女に興味を持つなら、なんとなく、色々な物事が儚いもののように思えてきて、なんとなく、安らかな気持ちになれる事もあるかもしれない。透明になり、透明になり、儚さが増して行き、それに反比例して全てが美しく見えて来るような。) (11/17-22:36:56)
ノラ > (聞こえていないのか。 なら、それならそれで、半ば懺悔にも似た感覚で、声のする方へと視線を向けて。)故に空の中には色もなく、受も想も行も識もなく、眼も耳も舌も身も意もなく、色も声も香も味も触も法もなし。眼界もなく、乃至意識界のなし。無明もなくまた無明の尽くることもなし。乃至老も死もなくまた老と死の尽くることもなし。苦も集も滅も道もなく智もなくまた得もなし。 そいじゃけど空言うんを俺はまだわかっちょらん。悟り開ける様なモンでもないき。 (11/17-22:42:35)
黒衣のダリア > ボーディー・スワァーハー……。(囁くような音色の癖に、妙に確信めいていている。”何か”にその言葉は、その誦句は捧げられている。歌のような音色は”それ”を楽しませ、賛美するためなのか。女の祈りには、色もあれば、声もある。この女には香もある。ないという事はないし、あると言えばそうかもしれない。ただ。繰り返し、祈りは捧げられる。)ガーテー・ガーテー・パーラーガーテー・パラサンガーテー。(”それ”に捧げられる言葉。)ボーディー・スワァーハー。(捧げたい祈りを、捧げます、と。) (11/17-22:51:29)
ノラ > (確かに。聞こえて来る女の声は菩薩を思わせる清らかさがある。 判るのは、自分が思っていた空とはまるで違う何か、という事くらいだ。 おそらく声の主の心理の中が空という事のそれなのだろうと思う。 が──)ほいじゃけど…。俺は、もうちくと、此処で俗物らしゅう生きてみたいと思うた。 空を悟るのは、まだえいが。 (11/17-22:52:28)
黒衣のダリア > (延々と続くかと思えた祈り……。はたと、その声は止む。) (11/17-22:55:46)
ノラ > ─── 俺は御仏に力を借りながら、俗物であろうち思う。 俗物じゃき、迷うたりもする。恐れもする。弱い人間じゃき、弱いままの人間で、みっともない人間でありたいと思うたがよ。俺はまだ、虫けらでえいが。 (11/17-22:58:18)
黒衣のダリア > (祈りは止むが、返事もない。静寂だけが返って来る。) (11/17-22:59:14)
ノラ > けど、菩薩の声を聞いたんは初めてじゃ。 この世界には仏もおるがかの。 えいもんを聞かせてもろた。 (11/17-23:00:44)
黒衣のダリア > 私は菩薩ではありませんよ。(瑞々しい声は…瑞々しいがある…空ではない声のようだ。透明はあるけれど。) (11/17-23:03:03)
ノラ > ほん・・・。(普通に言葉が返ったことに少し驚いた。)俺には菩薩の声に聞こえたち。 なぁ。…空とは何ぞや? (11/17-23:04:31)
黒衣のダリア > なんでしょう?(微笑んでいるような、声。)でも、カタチがあるものも、みんな、別々に見えるようなものでも、繋がっている……そうでしょう?(優しい声で、でしょう?と。) (11/17-23:06:39)
ノラ > 繋がってる…? 俺にはようわからん…。(じ、と耳を傾けて) (11/17-23:08:25)
黒衣のダリア > 誰かに教えられなかったら、私は言葉を紡ぐことは出来なかった、祈ることは出来なかった……。(ゆっくりと、読み聞かせをするように。)陽の光に照らされなければ、私は空を見上げることはなかった…。(何かを噛み締めているかのような声。)あなたも、そうでしょう?誰かに触れて、何かに力づけられて、傷つけられて、損なわれて、でも、みんな、全て、あなた…。(そこまで言うと、一息をついた。) (11/17-23:12:20)
ノラ > …俺は今まで、誰かに傷つけられた思う事も無かったき。力づけられる事も無かったがよ。 …ほんでも、こっちに来て、すこぅし、そういうんが分かってきたトコじゃ。 術は教わった、そういうんは、分かる。 (11/17-23:15:40)
黒衣のダリア > こうして、触れ合う度に、私たちは想いや言葉を、瞳の奥から命の光を受け取っている…。(呟くように…それは、菩薩が滔々と教えを説くと言うよりは、普通の娘が言葉を探しながら、自分が感じたことを伝えよとしているような、たどたどしさがある。)……私は、自分の心や、身体や、想いや、言葉が、贈り物だと思っているの。生んでくれたお母さんや、育ててくれたお父さん、それに、出会ってくれた人々、全てからの贈り物なんだって。 (11/17-23:19:27)
ノラ > えいね。 俺は好意的にはまだ思えん。 俺の心も体も思いも、出会った者も。   …俺が贈りものじゃ思えたもんがあったとすれば、それはこの世界に来てから貰ったもんばかりじゃき…。(相手の声音のせいか。この空気のせいか。するり、と言葉が出て来る) (11/17-23:22:27)
黒衣のダリア > そう……。(相手の言葉を受け止めて、噛み締めるような間。)……あなたは、自分が存在していると思う?それとも、存在していないと思う?(そして、不意に、最初の命題に話が戻る。) (11/17-23:24:44)
ノラ > 存在は、しちょると思う。存在しちょらんかったら、俺はなんじゃち思うき。 (11/17-23:25:57)
黒衣のダリア > 私は、私が存在していないと思う。(優しい声は、透明で、清らかで、何気ない。)あなたが居なかったら、私は語ることはなかった……。誰かに教えられなければ、優しさの意味を知る事もなかった……。だから。(考えているのだろうか、そこで言葉が途切れてしまう。) (11/17-23:31:21)
ノラ > ほいじゃら、俺と話しているあんたはなんぞ? (11/17-23:33:30)
黒衣のダリア > 例えば、私の母の愛、父の厳しさ、妹の奔放さ、師の示した知恵、流離いの思い出。大地の息吹、森の謡う声、風が叫ぶ音、空の純真さ、それに海の雄大さ……安堵を与える日没……黄昏……。(連ねる言葉は、想いに溢れている。そして、吐息をついた。)それが私なんだと思う。私は私として此処に存在しているけれど、ここに存在してる私は、今まで出会った全てでもあるの……。(それから、相手の反応を窺うように、沈黙するようだ。) (11/17-23:38:34)
ノラ > ほいじゃったら、俺はろくでもないもんかもしれんちゃ。(ふは、と渇いた笑いを漏らして)けど、言わんとしちょる事は何とのう判る。 (11/17-23:40:35)
黒衣のダリア > よかった。(わかってもらえて嬉しそうだ。やはり菩薩ではないらしい。弾んでる声音が返って来た。)ろくでもないなんて事はないのでしょう?あなたの学んだ教えが真実なら。(と、嬉しさ混じりの明るい調子で。) (11/17-23:42:53)
ノラ > 術を身に着けんといかんかったき。 御仏も神もおるとは思う。けど、慈悲深いもんとは思うちょらん。 …御仏の加護受けちょったはずの俺の仲間は数名残して皆吹き飛んだち。 俺の妹も俺の目の前でじゃ。 吹っ飛ばされて異世界に投げ出されて、今度は化け物呼ばわりじゃき。 俺はなんも無かったがよ。色即是空空即是色。 俺の感覚とは、意味が違うんじゃろな言うんは、あんたの声を聞いちょったらちくと分かった様な気がしちょるが。 (11/17-23:50:22)
ノラ > ほいじゃき、俺は逆をいっちょるんかもしれんが。 けど、空でのうなった今ん方が、生きちょると思うがよ。 (11/17-23:52:17)
黒衣のダリア > 辛い事ばかりだったのですね……。(静かな相槌、そして聴き入っているのだろうと思われる、沈黙。)…そうですか。(空でのうなった今の方が――。)そうなんですね。(少しだけ、微笑むような響き。) (11/18-00:00:50)
ノラ > あんたが生きてる人じゃったら、名前。聞いてもえいがか? 俺はノラ。野良 新之助言うが。 (11/18-00:03:36)
黒衣のダリア > 野良 新之助様…ノラ様。(新しい神の呼び名を噛み締めるように、ノラ様、と、繰り返して。)私はダリア・エリクシル。ダリアと気軽に呼んでください。ただし――。(何処か楽しそうな、優しい声。)祈る私と、時狭間などで見かける私は、別人に見えるかもしれません。(何となく、にこにこしているような声の調子だ。) (11/18-00:08:51)
ノラ > 様はいらんぜよ。 ノラでえいが。 …ほいじゃ、俺と同じじゃね。 俺も時狭間におる時はただの不良高校生じゃき。(ふは。小さく笑って) (11/18-00:11:36)
黒衣のダリア > うふふふ。(今度ははっきりと笑ってる気配。楽しそう。)ノラ。時狭間でお会いしたら、私は不良高校生のあなたとお話がしたいです。(くすくすと。)そろそろ、眠くなってしまいました。このまま、私は数日、此処で祈りを捧げるつもりなので、このまま眠る事にしますね。(菩薩ではないお姉さんはおねむのようだ。声の調子は朗らかなままだけど。) (11/18-00:17:04)
ノラ > 此処で寝るがか?(声だけの菩薩様もどきは随分と大雑把な人に思えた。自分のいる世界じゃかなり危険で心配もしただろうが、此処なら大丈夫なのかもしれないと思った。 この場所もとても清浄な場所に思えたし。 ぷは、と少し可笑しそうに笑って)ほいじゃ、俺は帰るき。 おやすみ、ダリア。 (11/18-00:22:28)
ノラ > (後は邪魔をしない様にと、足音も立てず森の向こうへと帰っていく) (11/18-00:23:46)
ご案内:「太古の森 -聖域ー」からノラさんが去りました。 (11/18-00:23:51)
黒衣のダリア > はい。(朗らかな返事が返って来る。此処で寝て、此処で祈り続けるつもりらしい。)おやすみなさい、ノラ。(柔らかな、親しみの込められた声。) (11/18-00:24:58)
黒衣のダリア > (こうして、連日の祈りがささげられる事になる……。黒衣の女……赤い華のような女の祈り……が聖域の聖性に捧げられ、混じり合い、豊かになっていった…かもしれない。) (11/18-00:26:30)
ご案内:「太古の森 -聖域ー」から黒衣のダリアさんが去りました。 (11/18-00:26:40)
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