room41_20181121
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にBlauer Vogelさんが現れました。 (11/21-21:53:12)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にゼーゲさんが現れました。 (11/21-21:53:24)
Blauer Vogel > (急がないといったが、準備が整ったようなので製作してもらうことになった。今ならココも人がいないので問題ないだろう。おがくずが出ても自分なら処理できる) (11/21-21:56:25)
ゼーゲ > (さて、準備が整ったのでこちらにやってきたわけだが……なるほど、この石畳は作業場にはちょうどいい。こうして私が個人的に集めている丸太素材の中からなかなかイイものを持ってきた甲斐が、あるというものだ。今しがた引きずる革に包んだ木材は最近手に入れた『囁きのカーラ』のものだ。柔らかくて削りやすく、経年劣化もし辛いので今回のことにはうってつけだろう。私はカーラを片手で掴むと、そのまま石畳へと歩みを進めてゆく。夜の静寂に響く金属音。この世界に私とブラウだけがいるような、そんな気さえしてくる。先に待つ鳥の娘をみやり、私はさっそく革を外す。)……始めていいんだな?(革の下から現れるのは、乙女の柔肌にも似た真っ白い木肌。予め皮を剥いでおいた、いっそ官能的にも見える滑らかな木材を見ながら私は語りかけた) (11/21-22:06:47)
Blauer Vogel > ええ、よろしくお願い致します(深々と頭を下げて、ゼーゲの製作を傍で見守るだろう。どういう風に仕上がっていくのか、興味深々だ) (11/21-22:11:03)
ゼーゲ > (何はともあれ、像作りというのは始まりはおおよその形を削るところから始まる。大型の像ならばゴルトゼーゲを使うところではあるが、今回はそう大きいものではない。私よりも小さいくらいなのだ、ここに持ち込んだノコギリで十分だろう。持ち込んだこの道具入れ(骨で象られた禍々しい箱)の中から折りたたみ式のソレを取り出し……あ、一つ聞いておかねばならないことがあった)……最後に確認するが……ポンチョと本体は、一体成型にするか?それとも、別にして取り付けるか?(その辺りははっきりさせておかねばならない。その肢体を削り出すにしても、かなり変わってしまうからな) (11/21-22:13:52)
Blauer Vogel > (こうして職人が作業する光景を見るのは数千年ぶりだ。自然と胸が躍る)嗚呼...そうですね...恐らく上着があるままでも大丈夫だと思うのですが...念のため分けていただけますか?(どちらでも対応できるようにしておいたほうが後々困らないだろうと) (11/21-22:19:12)
ゼーゲ > (客のリクエストは聞けた。ならば後は憂いなく進めてゆけばいい。私は返事の代わりに沈黙を返し、横倒しの木材を立ててそれと向き直る。ここから、彼女を作れば良い。)…………(いつぞや聞いた話によれば、ジャパンの仏師という職人達は仏を『迎える』為に木を彫り抜いてゆくらしいが……確かに、その通りだろう。私が掘り出そうとするのは青い鳥、さしずめ何処にもいない存在を手に入れようするチルチルとミチルにも似たモノだろうな。ノコギリで切りだしてゆくのは、まずはその身体。女性らしい柔らかく丸みのある肢体。細工のような細い首に、滑らかに伸びゆく黒烏……いや、青鳥のロングヘア。膨らんだ胸を包み込むドレスのレースを作る為の余りもしっかりと用意しておかねばならない。ノコギリでできるのは輪郭を作り、素体を作ることだけだ。だが、翼は気をつけて切り出さねばなるまい、これは繊細故に。私は手を休めず、ノコギリで木を削り落としてゆく。) (11/21-22:27:21)
ゼーゲ > (囁きのカーラは何の抵抗もなく斬られてゆく。ハタから見ればノコギリでギコギコやってることに変わりはないが、斬るというよりは撫でるような感覚だ。心地よい感覚の中で、木は次第にブラウにどこか似た像へと転じてゆく。……まだ、カクカクしていて一刀彫りの土産物程度の完成度だがな。) (11/21-22:29:52)
Blauer Vogel > (みるみるうちに、丸太が作品へと変貌をとげていく。細かいディテールにまでこだわったそれは、まさに神業といっていいだろう。思わず目をまるくする)凄いです.... (11/21-22:32:10)
ゼーゲ > (さて、本番はここからだ。この程度ですごいなどといってもらっては困る、まだ第一段階だ。……ここからはノミとハンマーの出番だ。刃先を押し当て、その上からハンマーを叩きつけて細部を削ってゆく。それが終われば物を変えて更に削る。終われば更にまた削る。そうして削り続けてゆくことでディテールが向上してゆくのだ。 胸の膨らみに陰影がつくようにしつつ、その下のコルセットへと続けてゆく。三対の蝶型の装飾を彫り、端材を使って鎖を作っておく。そしてそれを繋げてしまえばひとまずそれらしくはなる。分離しているからこの辺りはな……。二の腕の柔らかさ、羽の儚かさ、ドレスの胸元らスカートにふんだんに使われているレースも削って形成しよう。 ……そして、ひとつ課題がある。そう、スカートの中だ。コレを削るのはロングスカートゆえになかなかに難しい。先程削っておいたとはいえ、下半身をくり抜いて別々に作るというのはなかなかな。無論見えないからといって手は抜きはしない。)……(直立しているならば浮かせばいい。私が指を振れば、亜空から現れた黒鎖が彼女の像を吊り上げて固定してくれる。その状態で私はスカートの中を削り上げて作ってゆく。……タイツに包まれたこの脚の若々しい肉感、再現しなくてはバチが当たる。足を包むヒールの高いこの靴もしっかり削る。私の手は早いほうだが、時間はそれなりにかかる。ひと一人削るんだからな) (11/21-22:43:50)
Blauer Vogel > (ドレスの装飾、レースにいたるまで、一切の妥協はない。迷いなくここまでやってのけるゼーゲに、ただただ尊敬するだろう。ここだけみれば、彫刻家だと信じて疑わないだろう)....(じーーっと魅入る。時々羽がゆらゆら揺れて) (11/21-22:49:27)
ゼーゲ > (今では既に像としてはかなりカタチになっているようには見えるかもしれない。だが、まだだ。まだ仕上げというものが残っている。平ノミと玄能を箱にしまい、取り出すのは彫刻刀一式。アーティストがキャンバスに筆を走らせるように、しなやかな肉を、レースの美しさを、服の質感の違いなどを出すにはこの工程が必要になる。あの鎖骨はこれを使わねば再現は不可能だろうからな? ……私は今まで以上に神経を研ぎ組ませ、彼女の身体に刃を刺し入れた。静寂の中で彫り進む音だけが響く。特に今回のは細かい装飾が多い、ひとつでも、少しでもミスれば、全てが台無しになる。ドレス、身体、羽……それらを完璧にする為に。……そして、それら全てが終われば、あとは残るものが一つ)…………(『顔』だ。私は一度、ブラウの方を見返してその瞳を覗く。……細い顎に薄紅の唇はもとより、一番力を入れるべきなのはその『瞳』ゆえに。……よし、見終わった。私はいよいよ、彫刻刀を木像の瞳に向けて近づけて慎重に削り始める。画竜点睛、この白い木から彼女を迎え入れるために、その指先に全身全霊を込める。) (11/21-22:55:15)
Blauer Vogel > (一度こちらに視線を向ければ、黒い瞳がそちらを見つめ返すことだろう。ちょっとだけ小首を傾げたりして) 本当に...芸術品ですね....(再び製作に戻れば、こちらもまた、観察に戻る) (11/21-22:59:18)
ゼーゲ > (芸術品?まあ、そのために作ってるんだから芸術品といえばそうなんだろう、お金持ちのワガママに応えてる内にできるようになったともいうが。……そして私はふう、と一息ついた。最後に瞳を軽く研磨してやれば、全ては終わる。私の手の中で象られた『彼女』は寒そうな格好で、月の光の下で誰かを待ち望むかのように佇む。あとはポンチョだ、こちらはシンプルなので質感さえ出せれば特に何の問題もない。先ほどと同じように半分ずつ作り、前後からはめ込んで合体させて作ればいい。大工のもとで仕事をしておいてよかったな、うむ。)……もうしばらくかかる、待っていろ(持ってきたのはカーラの木材ひとつではない。ここから、ちゃんとポンチョとわかる木材を使う。そしてもう一度ノコギリを出して……と……) (11/21-23:03:29)
Blauer Vogel > ええ、大丈夫です。むしろ、とても早くて驚いているくらいですから(通常なら1か月以上かかっても不思議でないクオリティだ。それをこの時間だけで完成させようとしているのだ。文句などあるわけがない。感動しぱなっしだ) (11/21-23:07:35)
ゼーゲ > 【時は消し飛ぶ!】(翼に干渉しないように気をつけて外套を被せてしまえば下のヴィジュアルはなーんにも見えなくなる。手首の締まりを強調する手袋も見えなくなるが、まあいいだろう。……ああ、これで完成だ。ポンチョを纏うブラウの姿だ。私がこの手のモノを作る時は迎え入れるでも作るでもなく『活きる』ことを念頭においている。まあ普通の職人ならかなり時間がかかるだろうが、そこはそれだ。……ポンチョはボタンのあたりを別成型にしてはめ込んだから、このあたりもこだわりだ。)……完成だ ……保存には、気をつけろ(さあ、これで完成だ。本来ならばこのあと漆を塗るのだが、今回は必要ないんだったな。状態が悪いと虫に食われたり割れたりするから、後はしっかり保存してほしいものだ。せっかく作ったんだしな) (11/21-23:12:06)
Blauer Vogel > 嗚呼.....(近寄って、仕上がった彫刻を上から下までじっくり眺めて、さらに周囲をくるくる回る。工程はずっと見てきたが、それでもあの木材からここまで削り上げるスキルは本当に目を見張るものがある)素敵です。心を奪われてしまいそうなほどです...自分の姿をしていますが、自分より、遥かに美しく見えます 大丈夫です、きちんと保管させていただきます(こくりと頷き) (11/21-23:18:11)
ゼーゲ > (出来上がったものを見ての感嘆の声はいつ聞いてもいいものだ。完成品を与えられ、そしてそれを見て放心する。その時にこそ人は最もいい顔をする。それを与えてやるのが私の好きなことだ。口下手で表情を作るのが下手なので特に何も顔は変わらないが、できることならドヤ顔をキメないくらい得意げな気分だ。少しくらい傲慢になってもバチは当たらないよな。だが、その後の言葉は聞き捨てならん。本物よりも遥かに美しいというのはない、木ゆえ限界があるからな!……でもおひねりとかはいつでも歓迎だぞ)……わかった。……それと、家具も完成しているが……部屋に、取り付けるか?(もうひとつ、それも聞いておこう。取り付け料金はサービスだ) (11/21-23:24:44)
Blauer Vogel > これだけ美しく仕上げていただけたのですから、あの金額だけでは足りませんね....上乗せさせていただいても?(こてん、と首を傾げて) 嗚呼、是非お願いします。そちらも楽しみにしていたんです(ゆらゆらと羽を揺らす) (11/21-23:33:03)
ゼーゲ > ……気持ちの分で構わない(おひねりをもらえるならしっかりもらっておこう。私がなんとなく思っていたことのとおりに事が進んでいく事はよくあるが、何がもらえるか楽しみだな。……なんとなく、超レアな石をもらうことにもなりそうな予感だが。ぶっちゃけると青晶のおつりで懐が寒くなるくらいの値段ではあったが黙っておこう)……いいだろう。では、部屋に案内してもらおう(……家具自体は魔法陣でいつでも出せる。だから後は案内してもらえばそれで済む。私はブラウに案内させて、隠し機能付きのを取り付けに行くのである……) (11/21-23:37:27)
Blauer Vogel > はい。ではその前に.... ♪~(優しい声音で紡がれる旋律。やがて、周囲に無数に残っているであろうおがくずが、金貨に変化するだろう。もちろん材質もまごうことなき純金だ。それらが、これまたおがくずを幸運の力で変化させた布袋に収まり、ブラウの手の上に乗る)どうぞ、こちらを(ずしりと重いそれを、ゼーゲに差し出す) (11/21-23:46:38)
ゼーゲ > ……ミダスみたいだな(驚いた、まさかこんな能力があるとは。あたり一面に散らばる金貨、金貨、金貨。まるで巨大なスロットマシンがジャックポットを引き当てたかのようだ。しかもこの曇りのない輝き方と柔らかさはまごうことなき純金だ!硬くするための混ぜものだってしていない。それらを袋に集めて手渡してくれたその動きに、私は思わずそう呟いてしまう。こんな金などそうお目にかかれるものではないからな)……ここまで上乗せされてしまえば、な。……次回は安くしておいてやろう(……いくらなんでももらいすぎだ。だから私は胸元からサービス券を取り出して代わりに渡しにかかる。半額でもいいぞ、とな。) (11/21-23:53:19)
Blauer Vogel > 此処だけ見れば、そうかもしれませんね。木の命と、ここまで仕上げたゼーゲ様の労力あっての代物ですが(ゆらゆらと羽を揺らして) それはありがたいです。是非また利用させてください(サービス券を差し出してくれるなら、嬉しそうに受け取ろう)では、改めてお部屋にご案内致しますね (11/22-00:04:25)
ゼーゲ > (※唐突ですが、モノローグはカットされます)ああ。……それと、もう一つ報酬として要求しよう。……リサイタルだ。私のためだけに、今宵リサイタルを開いてほしい。……では、部屋までついてゆこう……(ゼーゲはそのまま、ブラウの後ろをついて部屋まで案内されてゆく。残りの仕事をするために) (11/22-00:08:59)
ゼーゲ > ……興味深い能力だ(ゼーゲはブラウの言葉を聞いて、軽くうなずいた。※唐突ですが、モノローグはカットされます)ああ。……それと、もう一つ報酬として要求しよう。……リサイタルだ。私のためだけに、今宵リサイタルを開いてほしい。……では、部屋までついてゆこう……(ゼーゲはそのまま、ブラウの後ろをついて部屋まで案内されてゆく。残りの仕事をするために) (11/22-00:10:05)
Blauer Vogel > まぁ...(意外な提案に目をまるくするも、断る理由もなく、素直に頷く)わかりました。お部屋でよろしければ、貴方の為に歌いましょう(ゆらりと羽を揺らしながら、どうぞ、とゼーゲを自室へと案内するだろう。もう1つの依頼品は、そこで手渡される。きっと娘は、息を呑むことだろう――) (11/22-00:17:07)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からゼーゲさんが去りました。 (11/22-00:18:22)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からBlauer Vogelさんが去りました。 (11/22-00:19:37)
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