room40_20181217
ご案内:「神隠しの森の館 -書庫-」にノラさんが現れました。 (12/17-21:54:29)
ノラ > (一度現代へと戻った少年、浮かない顔で書庫の扉を開けて)((駄目元じゃな…。))(書庫に並んだ本を眺めて回る。目ぼしい本は中々見つからない。何とかそれらしい本を1冊2冊手に取れば、小さくため息を1つ。適当なテーブル席へと腰かけて) (12/17-21:56:24)
ノラ > ((放っておけばえいが…。自業自得じゃろうに…。))(真相を知れば尚の事、胸の中がもやもやと苛立つ。見よう見まねで呪に手を出した少女は、自分と同じ高校生の少女だった。 本当に呪いが掛かるなんて思っていなかった、と。 ネットで見つけた記事で、軽い気持ちだった、と。 少女のヒステリックな声が頭に残り、それが余計にいらつかせた。 『あの世界』では、一般人は皆そうだ。 信じてなどいない癖に、遊び半分で手を出す。 偶々術を行った少女に、その素質があったというだけで、誰もが術を成功できるわけじゃない。 が、その手の素質がある者はごく僅かとはいえ、確かに『いる』のだ。そういう者が欲をかき、軽い気持ちで手を出すことがどれほど危険な事なのか。いっその事──)…死ねばえいが。(ぼそ。コンタクトの冷たい銀の眼を本へと落として) (12/17-22:04:41)
ご案内:「神隠しの森の館 -書庫-」にリヴィアさんが現れました。 (12/17-22:06:40)
リヴィア > (小脇に本を抱えて、書庫へと入ってくる姿が一つ。テーブル席に座っている姿が見えれば、小さく会釈をして本棚の方へと歩いていくのが見えるだろう) (12/17-22:07:57)
ノラ > (こちらの世界を知ってから、久しく忘れていた感覚だった。胸の奥が、氷の様に冷たく、冴え冴えとするのを感じる。 それでもほんの僅かに、一欠けらのぬくもりめいたものが邪魔をする。 別にあの少女が死のうがどうでもいいと思った。 が、数年ぶりに自分に向けられた笑みは、暖かくて。 捨て置いてしまえば、あの中に戻る資格を失う様な気がした。もう一度ため息を落とせば本のページを捲り)…ぉん。(人の気配に顔を上げれば、本棚の方に向かう姿が見えた。釣られた様に小さくぺこ、と頭を下げ、首に巻いたマフラーを口元まで引き上げる。) (12/17-22:09:33)
リヴィア > (本棚を本へと戻す。それから、扉の方へと行くかと思いきや、ノラの方へと近づいていって)えっと…、ノラさん、ですよね。ノラ・シンノスケさん。(おもむろに口を開けば、そんな問い掛けを一つ)まずは、初めまして。私はリヴィアと言います。リヴィア・フィーセル。(ペコリ、と小さくお辞儀) (12/17-22:15:07)
ノラ > (なんとなく視線がリヴィアを追って。ああ、本を返しに来たのかと視線を本へと落とした処で声が掛かった。目を丸くして顔を上げ)ぉ…。ぉん。(こく、と頷いて。)((薄い…。紫の、目? 綺麗じゃな…。))リヴィア、さん…?(苗字まで覚えて居なかった!中々結びつかない)俺の事、知っちゅうがか? (12/17-22:18:28)
リヴィア > はい。(知ってるのか、との言葉に頷いて)えっと、この子をくれましたよね。(そう言って、片手を、人差し指を出す。小さく口笛を吹けば、ぱたたっと一匹の小鳥が飛んで来るだろう。それに見覚えはあるはずだ)会ったら、お礼を言おうって、ずっと思ってたんです。こんな素敵なものを、ありがとうございました。(再度お辞儀。小鳥が指に乗っているので今度は控え目ではあるが) (12/17-22:21:23)
ノラ > ぁ。(目を丸くした)クライスの、妹?(もっと小さい子かと思ってた。はわ、っと顔を赤くして)…気に入って貰えたみたいでえかったが。 ──俺の妹も、俺の作る式を好いちょったき、嬉しいが。(ふは、と小さく笑って) (12/17-22:23:10)
リヴィア > はい。クライスは私の兄になります。(コクリと再度頷いて)お話は少し伺ってます。その日にあったこととか、色々いつも話してくれるので。(ニコリと穏やかに笑えば、椅子を引いて腰かけて)とても嬉しかったです。写真と、実際にこの目で見るのとでは、段違いですから。 (12/17-22:25:45)
ノラ > 外に出れんのはつまらんじゃろうち思うてな。(読みかけの本をぱたん、と閉じて)俺も初めてこの世界に来たとき、綺麗なとこじゃち思うたがよ。見れんのは勿体ないちゃ。    …此処の人は綺麗な人ばっかなんじゃねぇ…。(美少女しかいない世界なのかと) (12/17-22:28:11)
リヴィア > つまらなくは、ないですよ。いろいろと暇を潰すものはありますし、こちらなら少しは外にも出れますし。(落ち着いた声で告げていく)そうですね。自然が一杯で。とても素敵なところだと思います。…え。(綺麗な人、と言われればキョトンとした表情を浮かべて) (12/17-22:30:43)
ノラ > ああ、ほうじゃったか。(少しは出れると聞けば、どことなく嬉しそうな笑みを浮かべて)…ああ、こっちで会った人は皆綺麗な人ばっかりじゃったき。綺麗な人しかおらんのかち思うたがよ。薄紫の眼ち言うんは綺麗じゃねぇ。 (12/17-22:33:53)
リヴィア > 体力がないので、あまり長くは出歩けないんですけどね。(眉尻を下げつつ、苦笑いを浮かべ)自分ではよくわからないんですけども。(きれいと言われれば、少し照れた様子で視線をさ迷わせて)あぁ、眼の色は。多分、私がちょっと特殊だからだと思います。(再度苦笑い) (12/17-22:36:21)
ノラ > 特殊、かぁ。(苦笑いを見れば、小さく眉を下げて)…あんたは、此処におる人達と少し違うがか。 特殊な事で苦労した、がか? ぁ、言いたくなければ言わんでえいき。 (12/17-22:38:39)
リヴィア > はい。(コクリと頷いて)違うことはないと思います。何かしらの力を持ってる人、ここには多いですし。でも、そうですね。苦労はしています。特殊な力は持ってますけど、それで色々なところから狙われたり、身体が弱かったり、結果的に元の世界から逃げてくることになりましたし。(簡単にだが事情を告げていく) (12/17-22:45:16)
ノラ > 此処の連中は特別になりたい奴が多いち思うとったがよ。 特別が認められる世界なんじゃなち、思うちょる。 此処のヤツは皆優しいき…。惜しみなく手貸してくれようが。 体が弱いがか…。 …ん。(ぐるぐると巻いていたマフラーを解く。そのまま席を立てば、其方の頭からぼすっとマフラーを被せてしまおうと) (12/17-22:48:46)
リヴィア > どうでしょうか。私は、特別ではなく、もっと普通でありたかったです。(眉尻を下げ、力なく笑って)でも、認められる世界ではあると思います。こんな私でも普通に扱ってくれますし。はい、実際色々と今の生活を得るために力を貸してもらいました。(コクンと頷いて。ポスンとかぶせたられたマフラーには手で触れつつ、目を瞬いて) (12/17-22:57:31)
ノラ > 俺も、一緒じゃき。けど、此処じゃったら、特別も『普通』になるが。ほいじゃき、俺は此処好いちょう。 (へらり、小さく笑って) 暖炉があるち言うても冬じゃし、冷えて風邪でも引いたら大事じゃろ? 体が弱いんじゃったら温かくせんと。 (12/17-23:00:12)
リヴィア > じゃあ、同じですね。私も、ここは好きです。(楽しそうに笑って)ありがとうございます。でも大丈夫ですよ、館の中は結構暖かいですし。(とはいえ、折角の好意の現れ。マフラーを外すまではしない) (12/17-23:01:54)
ノラ > (へらり、小さく笑って)特別が普通じゃない処じゃと、普通で無い者は生きにくいがよ。 俺、こっちに来て漸く息が吸えるようになった気ぃがしちょるが。 特別な力持っちょっても、それを欲に使うヤツも今のトコ俺はあっちょらんし、自分の力を素直に喜んで貰えるんは嬉しいがよ。(その小鳥とかね、と指さして) リヴィアも此処じゃったら特別じゃち思わんでもえいが。 ──ほいじゃけど、ぬくいじゃろ?(マフラー、っと首ちょぃちょぃ、っと指して見せて) (12/17-23:06:32)
リヴィア > 私がいた所は、特別も普通だったので。そのあたりは大丈夫でした。特別すぎたきらいはありますが。(小さくため息をついて)それならよかったです。(続く言葉にはこちらも嬉しそうに微笑んで)そうですね、とても暖かいです。(片手でマフラーを抑えつつ、静かに微笑んで)…。そろそろ部屋に戻らないと、本を返しに来ただけのつもりだったので。(そう告げれば、静かに立ち上がってマフラーをノラの首にかけようと)マフラー、ありがとうございました。 (12/17-23:11:01)
ノラ > (普通だった、と聞けば少しだけ安堵の笑み。)此処じゃったら特別過ぎても誰も避けたりはせんじゃろ?出る杭も早々打たれる事もなさそうじゃしね。(へら、と笑みを向け。首にマフラーを掛けて貰えば目をぱちぱちとさせて、ふはっと笑い)おん。ほいじゃね。リヴィア。(に。) (12/17-23:13:51)
リヴィア > そうですね。それは嬉しい限りです。(コクンと小さく頷いて)はい。それでは、おやすみなさいノラさん。(そう告げて、書庫を後にして――) (12/17-23:16:12)
ご案内:「神隠しの森の館 -書庫-」からリヴィアさんが去りました。 (12/17-23:16:17)
ノラ > ・・・えいヤツの妹はえいヤツじゃなぁ。(ほっこりとリヴィアを見送って) (12/17-23:17:59)
ノラ > ・・・ほいじゃけど俺の現実もえいやつばかりじゃないがか…。(扉が閉まれば、くしゃり、と髪をかきあげて。掛けて貰ったマフラーをもう一度ぐるぐると首に巻いて) (12/17-23:20:14)
ノラ > (つい先ほどまでとはうって変わり、ふ、と真剣な顔になる。1つずつ、解いていくしかない。持ってきていたノートを広げ、シャーペンをカチカチ。ノートに書き込み始める)…術は、蠱毒…。 それも彼女に繋がったままになっちょう…。 ちうことは無理に封じれば彼女も命は無い…じゃろうなぁ…。(ほんと何してくれてるんだ。) (12/17-23:22:53)
ノラ > ほいで…。(思い出し、思い出し。数時間前に見てきたこと。手繰った蜘蛛の糸。複雑に絡み合った縺れた糸。 恋敵に掛けた呪い。 それもまだ、本気で好きな相手と言うならまだ分からないけど分からなくもない気がしなくもない。 が、よくよく聞けばただのプライド。 自分よりも恋敵が選ばれた事への嫉妬。 自分の事しか考えない身勝手なものだった。何故そんな娘にあんな力があったのか。幾つもの命を平気で殺めるどこか壊れた少女。 自分の事を棚に上げ、何とかしなさいよと罵る女は、とても──とても、醜いと思った。)相手が醜く朽ちる術…。自分の命を引き換えた分えらく厄介なもんになっちゅぅしなぁ…。(がりがりと頭を掻いて) (12/17-23:30:54)
ノラ > 呪いが成就された処でこれ解けるじゃろうか…。(1つ1つ手繰り寄せた蜘蛛の糸を、1つ1つ解いていく。それでもなんの術か分からないものも少なくなくて。本のページをぱらぱら捲る)…ぁーーー、面倒くさいちゃ…。借りてこ…。(本を脇に抱えれば盛大にため息をついて。昨夜作って貰った身代わりも長くは持つまい。早い処、解決策を見出さなくては。ぐったり気味に席を立てば、のそのそと背中を丸め、書庫を後にする。)<──ぱたん。> (12/17-23:35:45)
ご案内:「神隠しの森の館 -書庫-」からノラさんが去りました。 (12/17-23:35:51)
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