room03_20181228
ご案内:「※ 太古の森 -聖域ー」に黒衣の女さんが現れました。 (12/28-07:35:42)
黒衣の女 > (徒然とアストラル界にて紡いでいた詩が不意に現世に流れて行くのを認めた。) (12/28-07:37:23)
黒衣の女 > (遥かなる古に、そのような感情の年輪もあったのかもしれないが、それは久しく忘れていたもので、とうの昔に乗り越えてしまったものだと思っていた。) (12/28-07:38:28)
黒衣の女 > (再生される…。) (12/28-07:38:42)
黒衣の女 >

蠢く欲望が優しさを覆っている。
欲望が叶えられない時、人は怒りを覚える故に、
イラだつのも、慟哭するのも、
胸の内に渦巻いしてる、頑なな”欲しい”という想い。 (12/28-07:39:10)
黒衣の女 >

掲げる夢が乗り越えようとする理由になる。
あいつが奪ったから、許せない?
全ての生命が幸せになりますように、好きなだけ奪えばいいじゃない。
あれも、これも、すべて、持っていけばいいよ。

苦行が炎を上げて、私を焼き尽くそうとしている。 (12/28-07:39:31)
黒衣の女 >

―――苦しいよ、辛いよ、もうやめて。

(12/28-07:39:47)
黒衣の女 >
私のハートは悲鳴をあげている。
こうして私は消えていく………―――。 (12/28-07:40:05)
黒衣の女 >
食欲、性欲、睡眠欲から始まり、
仲間が欲しい、家族が欲しい、愛されたい、認められたい、成し遂げたい、
その全ての望みを―――。 (12/28-07:40:39)
黒衣の女 >
全てを知りたい、心を満たしたい、同じ想いを誰かに味合わせたい…。
その全てを焼き尽くす。
苦行の炎、紅蓮の苦悩が、黄金が灼熱で純粋になるように。
私の魂は苦行の火にかけられて、
光の中へ、無垢の中へ、静寂の中へ消えて行く―――。 (12/28-07:40:55)
黒衣の女 >
未来の苦悩は避けられる。
進んで自ら苦しむなら。
世は不条理で、
大切なものも、そうでないものも、
永遠に形を保つことは出来ない。
全ては変わってしまう。 (12/28-07:41:16)
黒衣の女 >

―――苦しい、苦しい、もういやだよ。

(12/28-07:41:40)
黒衣の女 >
私のハートは悲鳴をあげている。
こうして私は深く傷ついてゆく………―――。 (12/28-07:41:54)
黒衣の女 >
羨望と渇愛が、心を醜くするのなら、
全ての幸せを願おう、私以外の全てが幸せになりますように。
与えられない事こそが、私の喜びになりますように。 (12/28-07:42:10)
黒衣の女 >
―――奪われて、苦しめられて、踏み躙られても、嘆く事は無い。 (12/28-07:42:23)
黒衣の女 >
私以外の、私じゃない誰かの、幸福が私の願いである故に。
全ての生命が、天なる父に祝福されますように。 (12/28-07:42:37)
黒衣の女 >
愛だけが、愛だけが、生きる理由として残り、
全てが苦行の炎で灰塵に帰してしまった……――――。 (12/28-07:42:50)
黒衣の女 > ほぅっ……。(吐息。呼吸を忘れる程に、意識を傾けていたか。) (12/28-07:43:39)
黒衣の女 > (その詩が現世に流れるのを確認すると、黒衣の女は、意識の海の彼方へと去っていった……。) (12/28-07:45:45)
黒衣の女 > (樹木たちは全てを見、そして聞いていた。――ザワザワザワ……囁き合う。そして、幾星霜の時を重ねてきた樹木たちは、女の感情の年輪を、包み込むような柔らかさでそっと見つめるのだった。) (12/28-07:47:52)
黒衣の女 > (芳香物質や、絡み合う根と根のネットワーク、枝や根が鳴る音などを通じて、太古の森の全体へと、それは広がって行くのかもしれない。) (12/28-07:50:28)
黒衣の女 > (それから、この女の魂が宿る現世の現身は、寝食しないで祈祷を続いただけあって、やや頼りない足取りになりながら、それでも瞳だけは星の海のように冴えわたっているが……ふらり、ふらり、と、この地を後にした。) (12/28-07:53:27)
ご案内:「※ 太古の森 -聖域ー」から黒衣の女さんが去りました。 (12/28-07:53:31)
ご案内:「とある場所 -3-」に黒髪の行者さんが現れました。 (12/29-04:00:39)
ご案内:「とある場所 -3-」から黒髪の行者さんが去りました。 (12/29-04:00:59)
ご案内:「※ 太古の森 -聖域ー」に黒髪の行者さんが現れました。 (12/29-04:01:34)
黒髪の行者 > PL:見る人いるかわからないわけですが、一応……。※ 太古の森 -聖域ー でございます。笑 (12/29-04:03:29)
黒髪の行者 > (早朝。夜明けの闇の中、星空が強く瞬き、月が冴え冴えと煌いている。) (12/29-04:04:34)
黒髪の行者 > (そんな中、一人の行者の女がこの聖域を訪ね、正座に腰を落とすと、一人、詠唱を始める。) (12/29-04:06:10)
黒髪の行者 > オム・マニ・パドメ・フム。オーン・マーニ・パドメ・フム……。 (12/29-04:06:46)
黒髪の行者 > (白熱に輝く蓮華が、女の胸に咲いているような、目には言えない輝き。薄っすらと半眼に、口元に微笑を、……楽しいわけでもなく、面白いわけでもなく、嘲笑するわけでもなく、気が狂っているわけでもない……何か、自然かつ日常的ではない微笑を…浮かべていた。) (12/29-04:09:58)
黒髪の行者 > オーム・マニ・パドメ・フム―――オーム・マニ・パードメ・フム――――。 (12/29-04:10:49)
黒髪の行者 > (半眼の眼差しは、静かな海のように穏やかで、何や大きく満たされているような様子を見せている。しばらく詠唱を続けると、沈黙し、そのまま静寂が訪れた。) (12/29-04:12:47)
黒髪の行者 > (あらゆる悪夢が、あらゆる狂気が、靄のように消えて行く何か……音無き音……静寂……空無……が、広がって、広がって、広がって行き…。太古の木々は安らぎの深いあまりに、囁き合い、共振し合い、快い香りの手紙を他の仲間達に送り続け、まるで福音を森中に伝えるように…根を通じて、枝や根を鳴らす音を通じて…伝え、広がっていった。) (12/29-04:16:55)
黒髪の行者 > (平和だけが此処にあった。まるで生命が始まった始源の海の中で安らいでいるような、平和な世界が此処にあった。) (12/29-04:18:13)
黒髪の行者 > (あらゆる生命が安らぎの中で眠るように、何をするでもない静かな時を過ごし、この女が去ると、力に溢れた様子で、いにしえの大樹の森の生命たちは朝の活動を始めるのだった。) (12/29-04:20:12)
ご案内:「※ 太古の森 -聖域ー」から黒髪の行者さんが去りました。 (12/29-04:20:14)
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