room02_20190120
ご案内:「岩場」にジュリンノさんが現れました。 (01/20-17:37:31)
ジュリンノ > ッッッキッショオッ!!!(何番だか分からないが、星空模様を描きはじめる時分、荒れ果てた岩場で咆哮の如く怒号と、切り立った岩が砕かれる轟音が入り交じる。)  (…咆哮とは言うが、その声質はどこか) (01/20-17:41:44)
ジュリンノ > (力任せの破壊行動を繰り返すは、一人の金髪の少年風貌。 全身に青白くも激しい輝きを纏い、腰を低く屈めると瞬く間に天高く跳躍。) ッ……そ……ッ...!!! (口端から滴る一筋の赤。それすら忘れて腰の剣を抜き、急降下。 一瞬の流星と化したその身と輝く刃を以て、遥か巨大な岩崖を両断。 と同時に着地。) ハ………ッ……… (膝を突き、乱れた息遣いと共に両断された壁を見据える眼差しは、この上ない敵対心と表現するのが的確。 親兄弟の仇を前にしているかの如く)  (01/20-17:50:57)
ジュリンノ > ………く………ソ………(この少年、視線は確かに壁を向いていた。だが、その焦点は決してそこに定まってはいない。 見てはいるが、対峙はしていない。 そのうちに、少年の剣に翡翠の気流が帯びていた。そして)   (見苦しく裏返った怒号と共に、一閃。 一層耳障り極まりない風切り音と吹き荒れる突風と共に衝撃波が放たれ、眼前の壁を大きく抉って散った。) ……… (むせてしまう程に息を見出し、顎から一滴鮮血を滴らせ、砂煙と無数の欠片を落とす壁におぼつかぬ足取りで歩み寄る) (01/20-17:56:35)
ご案内:「岩場」にジュリンノさんが現れました。 (01/20-18:02:42)
ジュリンノ > (一歩進むと、少年を包む輝きに高熱が帯び、仄かに金色が混ざる。その輝きも白昼の如く激しさを増し。)  (また一歩、大地を灼いて踏み出す) …… (か細く、弱々しく何かを呟くと、少年を輝かせていたそれが切れた魔灯の如く消える。 厳密には、まだ微かな光が残っているようだが?)  (それと同時、少年は空いた左手を拳にし、筋を立たせる。 そして)   (振りかぶった正拳を、抉れた岩壁にがむしゃらに叩き込む。) (01/20-18:09:50)
ご案内:「岩場」にスカーレアさんが現れました。 (01/20-18:12:46)
ジュリンノ > (その瞬間、周囲一辺の大地がごくわずかにだが震撼し、少年の足元に至っては深き亀裂が走る。 正拳を叩き込まれた壁に至っては、強烈な閃光と爆発音と共に跡形もなく粉砕され、その果てにあるこの世界の景色を少年に提供する。)  ・ ・ ・ (拳を叩き込んだ少年の顔貌の確認は困難を極める。…が、微かに除く頬には、青白く輝く筋が走っていた。)  (01/20-18:14:35)
スカーレア > ……間に合うか…? (空の色を眺め、真っ赤な騎竜にまたがって空を駆ける少女。右腕で金属の槍を担ぎ、空の向こうを睨みつけて竜に「急げ」と発破をかければ、巨大な真紅の翼の羽音はより多く、重々しいものに) ……ん…!?おい、いきなりどうし…!!!!馬鹿!!羽ばたきを止めるなぁああああああ!!!! (少女も耳にしたであろう、派手な爆音。 少女は戦闘経験ゆえ意に介さなかったが、残念ながら彼女の駆る騎竜はたいへん臆病なようで、情けない事に空中で停止すれば、そのままパニックになり墜落する。 竜の重量も相まって、一瞬のうちに物凄い衝突音が響く。土砂が吹き飛び、岩が勢いよく巨体に抉られる。 竜は悲鳴をあげ、少女は怒号を放つ) ……っつぅ!!!! くそぉ!!! 一体なんだっ!!!! 音がしただけでいちいち大袈裟にっ!!! (墜落の勢いで思いっきり尻もちをついたのか、しばらく起き上がれなかったが、付近に転がった金属の槍を拾えばもう1度立ち上がり) ……誰だ!!!! (かなり不機嫌そうに怒鳴り、爆音に劣らぬ怒声で音の主を探る。見つかればただじゃおかん!! と言いたかったが、ただじゃおかない目に遭わせられる状態かというと、ぶっちゃけ微妙……) (01/20-18:27:25)
ジュリンノ > (j彼の目の前から岩が、障害物が消えた。 静寂に戻っても尚拳を突き出したまま空しく固まっていたが、今度こそ光も筋も少年から消え、力なく膝を突いて苦しげに肩を上げ下げ。) ハッ………………ハア…………………ッッ!!! ッソッ…………!!! (まだ………まだ、おさまんねえ……!!! まだ、頭ン中から、離れねえッ……!!! やがて力なく剣を大地に突き立てると、そのままの姿勢で空いた左手で額を掴み、何かを振り払わんとするよう、一心不乱に頭を振った。) (今、この少年の脳髄にはとてつもない何かが渦巻き、彼の自我に否応なく見せつけている。 苛まれている。 己の破壊行動の巻き添えを食った彼女の逆鱗を耳にしても、尚) ッ……ッっせえッっせッ……!!! (誰に向けたものでもない、うわごとのようなそれを繰り返すのみ。) (01/20-18:32:11)
スカーレア > (己の怒声に返す声は、互いの距離から少女には届かなかったかもしれない。だが、彼の怒りを代弁する破壊的な爆音の方向は、障害物が失せた事もあり特定に難儀はしなかった) ……向こうか!! (ぎゅ。槍を握りしめる力が強くなると、金属の槍が真っ赤に変色し、表面がマグマの如く発光する) どこの誰かは知らんが…! (あちこち怪我をしながらも、頭に血が上った勢いかやたらと力強い足取りで歩んでいき、音の源を進んでいけば、霧散しつつある土煙、バキバキに折れ裂けた地割れに囲まれた見慣れない男…さほど歳を食っていなさそうな少年が目に留まった) アイツか…… (経緯は知らないが、周辺の状況からしてどう考えてもヤツだ。彼女は直感でそう判断すれば、迷わず足を少年めがけて進め) おい!!!! そこのお前!!!! 一体何のつもりだっ!!!! (赤熱化した槍をガンガン!!と不機嫌そうに突き立て、少年を呼び止めれば青筋を浮かべながらガミガミと吠える。それはもう、少年の怒声のピークにも劣らぬ声量で) (01/20-18:40:25)
ジュリンノ > (一種の症状でも引き起こしそうな兆候すら感じる程に過度な呼吸の中、思考の一瞬の継ぎ目から彼女の、こちらに明確に向けられた怒りを認識する。) ! (己の思考以外の対象の出現に、少年の脳髄は一瞬追い付かず暫し固まってしまった。 だがやがて少しずつだが思考を固め、息を呑むと一度深呼吸。口許を腕で擦って重々しく立ち上がり、彼女に見せるは…) いンやああやあーぐだふたぬーん。 何のつもりかと聞かれちゃあ、答えてあげるがよのなさけっ。 …… どったのよーって、オイオイッ!? そ、その物騒な得物しまいンさい!! ほッほれ!!! お……(一瞬よろける、が) 俺のもしまうからよーッ!!? (彼女に見せるは軽薄な笑みとちゃらけた軽口。 彼女の灼熱な得物に目を見開いて後ずさり、大地に突き立てていた我が剣を鞘に納め、取り繕うかのごとく苦き笑みと共に両腕を幾度も振って無防備あっぴーる)   (01/20-18:52:23)
スカーレア > (近づいていくと段々ハッキリと分かる少年の顔立ちや体つき。顔つきにはかなりの幼さを残すが、腕っ節は戦闘の心得でもあるのか、なんだか顔と似合わないようにも思えた。) …… (少年のおちゃらけた言動が頭にキたのか、槍の穂先を真上ではなく前方へ傾け、無言で距離を詰める。まだ刺突も届かない距離で、得物をしまえと命じられれば) 既にこっちは一撃どころではない傷を貰ってるのだ!!! 喋りだけで許すと思っていないだろうな!!? (穂先を叩きつけるようにして、槍を雑に投げ捨てれば、赤熱化していた槍はみるみる熱を失い、ちょっと鉄臭く熱を残すだけの鉄製の槍へ変化。だが素手でも少女は止まらず、少年の目の前まで行くと、おもむろに胸倉をつかもうとし) 随分威勢よく暴れたおしていたようだが、私はお前に何かしたか!?荷運びを終えて空を横切った私に責任があると言い張る気か!? 私が普通の人間だったら全身の骨を折って骸を晒していたところだぞ!! オイ!!!オイ!!!!…っぁ!!!っぐぅ… (少年を力任せに揺さぶろうとしている最中、かな~り強く打った個所が傷んだようでぴたりと止む) (01/20-19:01:19)
ジュリンノ > ッ!!!ッだああーっ!! やめて やめて (おぼつかぬ思考力で、何とか彼女のお怒りの原因を推察し、数秒で一応見いだした。 ああきっと巻き添えくったのか。 一先ず両手を挙げつつ首を降っていやいやーはするが、一応事情を聞いて大きく息を吐き、幾度も幾度も頷いた) り、りんぼー (彼女の手から逃れるよう大きく背を反らしつつ) わッ、わあるかったって!これにゃあ海より深き事情があってだね。 と、ともかくアンタに危害加えようーってやった訳じゃあーねえー。 … ……… (そらした背中を戻して、頭をかきながら) ……治しちゃるよ。こんくれえしか詫び、用意できねえが…… (打って変わって神妙に、右手に柔らかな翡翠の輝きを纏わせ首をかしげた。 己の不手際で傷を負わせてしまったなら、笑いも茶化しもがなりもできやしまい) (01/20-19:16:56)
スカーレア > (少年の情けない弱々しい声に、何だコイツ と一瞬ボルテージが上がるが、さっきまで騒いでいたのは一時の感情か) おかしな事を言うヤツだな!! (海より深い なんて初めて耳にした彼女はむかむかしながら声を荒げて凄むが、負傷の度合いは少女の気迫でも誤魔化せなかった) …!…… (魔法なんて使えるのかコイツは と、怪訝そうに眉を顰めた。だが、アレだけの破壊力を示しておいて、あしらおうと実力行使に出ない賢明さは少女にも冷静さを幾らか取り戻させる) ……、フン…!!! (治癒魔法の恩恵を受ければ、あちこち出血していた新たな傷が癒えるものの、古傷となっているものや、圧し折れた角は元に戻らない。 この少女、相当ボロボロではあるが、生粋の戦闘狂か超ガサツなのか、とにかく元来生傷の絶えないヤツという事が想像できるだろう) ……、今回は見逃してやる!!! (腕を何度か振るい、関節を乱暴に曲げてみたりして痛みが消えている事を確認すれば、凄く偉そうに……少年を睨みつけて見上げる。見下すつもりだが、背が足りない) (01/20-19:29:13)
ジュリンノ > (彼女にそと手を翳し)……【レストア・ウィンディ】(唱えるは、この少年にとって上位の治癒の術。 より一層眩しく、それでいて柔らかな癒しの輝きが螺旋の波動のnごとく彼女に放たれ、それを浴びた傷を瞬く間に癒す。 … 欠損の状態で治癒を終えている組織…即ち角や古傷に影響を与えないが、そうでなければ相当に深い裂傷だろうとその欠損を彼の術が補うことで、生体に余計な負担をかけず、それでいて確実に癒すのである。) ……(彼女の傷が癒え、元気のよろしい憎まれを確認すると一息ついて光を止ませると同時にかざしていた手を柔らかく握る。 この治癒術、一般的な同ランクのそれに比べると魔法力の消費が激しい。しかし、己の不手際で相手に迷惑をかけた以上、力を惜しむつもりはなかった。) ……今回ばかしは、俺が悪かった。 …… (真摯と神妙と、その髄にある深い疲弊を織り混ぜた声色で謝罪すると、そのまま決して軽いとはいえない足取りで彼女を通り抜ける。一旦立ち止まって) ちぃっと疲れちまって。悪いが行くわ。…俺あジュリンノ。この近くの館に滞在してッから、これで納得いかねーってなら訪ねてくれや。 …… ほんぢゃな。 (肩で息づかいを体現しながら弱々しく左手を挙げると、粉塵で汚れた外灯を翻し、微かに香る硫黄の元……即ち、温泉を目指した。 彼女に言っておいて難だが、少なくとも今夜は館には戻れそうにない。 ……彼女への謝意もそこそこに、また脳髄に重く苦しい、鉛のごとく靄が広がり始めたから) (01/20-19:40:10)
ご案内:「岩場」からジュリンノさんが去りました。 (01/20-19:40:24)
スカーレア > (慣れない感覚に一瞬肩へ力が入り、警戒するが最初の感じの悪さは見られない。痛みでろくな抵抗も出来ないので素直に観念したが、少年は有言実行の男だったようだ。元通りの感覚に、すっかり怒る気も失せてしまい) …お前の事情はまるで知らんが (背を向け、乱暴に投げ捨てた槍を拾い) 相当おかしなヤツという事だけは分かった。 (目を細め、嫌味っぽく言い捨てればこの場を後にする少年をそのまま半睨みで見送り) ……アイツも、人間か?似たような姿形の癖に、本当に色んなのが…… (すたすたと歩き去って、墜落した竜のもとへ戻っていくが。未だ横になってじたばたしている真っ赤な竜が涙目になって彼女を待ち受ける) ……自分で立てるだろ!!!! (槍を地面に叩きつければ、竜はびくっ!! と急いで姿勢を正す。二本足で立ち上がるのを確認すれば、背中から乗り上げ) 帰るぞ!!!! あんな音ぐらいでもう落ちてくれるなよ!!! (01/20-19:48:45)
ご案内:「岩場」からスカーレアさんが去りました。 (01/20-19:48:49)
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