room52_20190208
ご案内:「クレヴィスの街 -郊外の高級住宅-」に老師さんが現れました。 (02/08-23:03:52)
老師 > (その邸宅の門前に一人の老人が立っている。背は低い。完全に白くなった髪と口ひげは置いたGGIにしか見えないが、ピンと背筋は伸びており、よぼよぼした感じではない) (02/08-23:06:34)
老師 > (老人の足下にはピクリとも動かない男が二人、うつぶせで倒れている。そうしてとんとん、と耳に付けていた通信機を指で叩く)ふむ。では、始めるかの(通信機から聞こえてきた合図を受けて、おもむろに門扉へと近づき、片足をあげて足裏を押しつけた) (02/08-23:08:30)
老師 > (次の瞬間、門が水平移動しながら屋敷の中へと吹っ飛んでいった。轟音というより爆音。屋敷の奥から煙りか埃かというものがぼぁっと吹き出てくる。遅れて何事かと人が集まる気配があるが、気にせず老人は飛び込んでいった門扉を追いかけるようにゆっくりと歩みを進める) (02/08-23:11:03)
老師 > (両手を後ろに回して腰辺りで組んだまま、悠々と歩みを進める老人。そうして出てきた人物達がただの使用人ではなく武装した集団であることを見てとれば、ほほっと愉快そうに笑った)うむ、うむ。情報通りというわけじゃな。善哉善哉(出てきた数名は既に戦闘態勢だ。銃器の類いはないにせよ剣に槍にと手に持って老人を取り囲む。屋敷のエントランスはそれなりに広く、そうしてなお武器を振るう余裕があるようだ) (02/08-23:14:20)
老師 > 街中の一等地に居を構えておいて、突然の襲撃にもしっかりと対応するとはよく訓練されておる。私兵としては申し分ないが……(誰何の声などない。唐突な襲撃者に対しては問答無用で殺すのみ、と勇んだ一人が老人に躍りかかった) (02/08-23:16:49)
老師 > いかんせん、弱すぎるでの(が、踏み込んだ姿勢のまま唐突に制止した男は、そのまま泡を吹いて前のめりにくずおれた。その様子にざわりと周囲を囲む者たちに動揺が走る) わしゃ何もしとらんぞー。こやつが勝手に心臓発作を起こしただけじゃぞ(そんな周囲の様子に、なっとらんなぁ、と老人は呟く。今し方倒れた男を足蹴にして仰向けにする。息はしていない。死んでいる) (02/08-23:19:21)
老師 > (そうして老人がさらに歩みを進める。その得体の知れなさに周囲の包囲網も一緒になって動く)ふむ。気概があったのは最初のだけかの(その様子に、いかにも残念そうに老人が肩をすくめた。次の瞬間、ざぁっと何かが周囲を舐めるように通り過ぎた……気がした。いや、老人を中心に一瞬だけ何かが広がったのだ。そうして、それが何かを認識する暇もなく)ほほっ。2人だけ耐えおったか。気絶ですんで良かったのぅ(周囲を囲んでいた全員がその場に落ちた) (02/08-23:23:15)
老師 > 冒険者的には中堅かもう少し上、というのが大半かの。そこらのならず者よりは使えても、数にものを言わせぬような手合いを相手にはただの木偶じゃのぅ。の?(意味も分からず全滅した私兵団を無造作に踏み越えて、階段の前に立った老人が問いかけるように視線を階上へ上げる。そこには一目で使い手と分かる気迫を纏った男がいた。私兵団とも一線を画すのは用心棒とかそういう部類の人間か) (02/08-23:27:12)
老師 > うむ、うむ。獣狩りにも少し飽いていたところじゃて。やはり獲物はヒトに限る。これぞ、マンハント(険しい顔で階上の男が剣を抜いた。一言でも口にすれば隙に繋がるとでもいうかのような無言で、気合の声すらなく男は階下の老人へ必殺の一撃を見舞う) (02/08-23:30:44)
老師 > (その結果やいかに、いかーにー) (02/08-23:31:02)
ご案内:「クレヴィスの街 -郊外の高級住宅-」から老師さんが去りました。 (02/08-23:31:05)
ご案内:「クレヴィスの街 -郊外-」にボロ布を被った影さんが現れました。 (02/08-23:33:52)
ボロ布を被った影 > (屋敷で一悶着があった少し後、その屋敷の隠し通路から繋がっている一軒家から逃げ出てくるような一団がある。屋敷の主とその側近だろう。血相を変えて逃げているのは相当慌てている証拠だ。屋敷から少し離れた位置に建っていた小さめの住宅から現れた一団は止めてあった馬車に慌てて乗り込もうとしている。が、最初の一人が馬車の扉に手をかけた瞬間、その眉間を弾かれたようにのけぞらせ、そのまま後ろで乗り込むのを舞っていた人物を巻き込んで倒れた) (02/08-23:37:07)
ボロ布を被った影 > (何事かと騒ぎながら自分に覆い被さった男をどかそうとする人物こそがあの屋敷の家主であり有力な商人の一人だ。周囲を囲む護衛の一人がその下敷きになった主を引っ張り出し、他が周囲を警戒……していたが、もれなく眉間に風穴を開けられて倒れていく。銃撃と思われるが、音がまるでない。そして、見える距離に相手がいない) (02/08-23:39:16)
ボロ布を被った影 > (ともかく、と主を馬車に乗せようとする護衛の右手に風穴があく。反射的に手を引っ込めたその左耳から右耳にかけて銃弾が抜けていった。倒れる護衛を恐怖の表情で見つめる主だったが、倒れた護衛を同じように右耳から左耳を通すような狙撃を受け、血と脳漿を撒き散らしながらその場に倒れ伏した) (02/08-23:41:55)
ボロ布を被った影 > 状況終了。各位、そのまま周囲を警戒。0000時より通常哨戒に戻るように。以上(その様子を見下ろせる一軒家の2階窓際に立っていた影が呟くと、持っていた消音狙撃銃を下ろし、そっと窓を閉めた。消音処理を施された銃から発射される音速を超えない弾丸は飛距離こそないが、そこさえクリアしてしまえば暗殺にはもってこいである。そうして影はするすると灯りの内屋敷の闇に溶けるように消えていった) (02/08-23:46:34)
ご案内:「クレヴィスの街 -郊外-」からボロ布を被った影さんが去りました。 (02/08-23:46:43)
:::: PbsChat v2.5.1改変版 ::::