room53_20190211
ご案内:「クレヴィスの街 -宿場-」にイングリットさんが現れました。 (02/11-15:47:55)
イングリット > ふむ……(椅子に座りながら、イングリットは頬杖をついて考え込む。)……アレからもう少しだけ見てみたけれど、死体が処置もせず置いてあった、か……(それは酒場で聞いた、噂話。強盗か或いは商売敵か何かが差し向けた刺客の仕業ではないかとも聞きはしたが、いずれの話も辻褄が合わない。アレから得た情報から、商人は何かから逃れようとしていたようだが――) (02/11-15:53:41)
イングリット > (こういう場合は『消された』と考えるのが一番わかりやすいわよね。特にこんなアドバンテージの塊みたいな世界じゃあ、やりたいことやったモン勝ちってところもあるし ――大特価で大量に購入した9mmパラべラム、そして仕事柄使う可能性のある聖銀。平和を求めるならば戦いに備えよ、という意が込められているが世界としては全く違うものがいくらでもあるこの世界……商人、しかも財を打ち立てるほどに目も鼻もいい腕利きならば表も裏も知り尽くしているだろうから) (02/11-15:58:23)
イングリット > (ここまでの規模ならば悪も必ず蔓延る。生命や道徳がどうとか掲げたところで、何処であろうが人間以外だろうが欲望を抑えることは不可能だ。自分のような争いごとをエサにして生きる野良犬じみた傭兵が稼げているということが、その証左。あらゆる世界と繋がるということは、あらゆる欲望が生まれること。商人はその欲望が生み出す旨味を如何にして手にするか、そしてさらなる欲望をどうやって引き出すかが大事だ。……だが、マトモにやってる限りは夜逃げのようなことをする必要もない。ちょっとアコギなくらいでも上の庇護だって受けられよう。バレて困るような商売なんかいくらでもあるが、ここまでされる程のことともなればそうはない) (02/11-16:09:50)
イングリット > ……と、なれば(腕組みをして、紅茶をすする。ダージリンの芳醇な香りが鼻から抜けるように思考を落ち着けてゆく。)ブッ殺されるようなことといえばアレよね。武器か、ヒトか、ヤクか(ひとつめ、武器。それは争いが大きければ山ほど売れる特需品。革命が起きた国や、戦争を各地に仕掛ける清々しいほどの悪の帝国なんかにはアホほど売れる。武器商人の中でもうまくやって富を築いた、いわゆる死の商人は大商人としても見られるが――場合によっては 自作自演 をする者がいる。 自ら火をつけ、火事場を作り、それに乗じて売る。戦争とそれに付随する『売り物』を自ら作る放火屋。金に目がくらんで道を外した者の行き着く先のひとつがそれだ。放置すれば災禍を広げるので、大抵は凄腕に抹殺される。) (02/11-16:18:51)
イングリット > (ふたつめ、薬。世界には貧富の差が必ずあり、働けど働けど報われぬ労働者もいる。持つ者への羨望、希望の見いだせぬ毎日。そんな者達に忍び寄るのが、麻薬というものだ。それはひとたび手を出せば至福の夢に酔いしれることができる逸品。だが、その効能が終われば残るのは現実という苦痛。人はまた夢を見たくなり手を出して、身も心も亡者同然と化してゆく。利益は半端ではなく、富める者や分別がまだつかぬ若者にも売れるので商品としてはイイものだ、代わりに顧客の人生も払わせるが次の客に買わせればいい。……その果てに、国そのものを食い潰すことさえある禁断の果実。それに手を出しては傭兵やアサシンに殺される商人も少なくない、何処の世界でもだ) (02/11-16:28:36)
ご案内:「クレヴィスの街 -宿場-」にソードさんが現れました。 (02/11-16:35:00)
イングリット > (みっつめ、ヒト。奴隷商は戦争奴隷のような安価なヤツでなければヒトの価値を見定めて値をつけるれっきとした商売になる。だが、それよりも簡単で売れる商品となれば何があるか? それは、兵器として売ることである。戦災やら何やらで天涯孤独となった子供、或いは地図にも描いていないような村に住まう子供。そういう子供を言葉巧みに誘拐し、洗脳と教育によって人間性を奪いオモチャの代わりに武器を持たせて徹底的に鍛え抜く。そうすれば恐怖を持たず、命令に忠実な殺戮兵器が生まれるというわけだ。無論、これもアジトを突き止められれば……) (02/11-16:36:28)
ソード > さーて、飯だ飯。やっと、飯にありつけるってもんだぜ。(そんな事を言いつつ入ってくるのは自警団の1人である)今日は何食うかなぁ。って、おぉぉ…? イングリットじゃねーか。何してんだよ、こんな所で。(最近詰め所で時々見かける姿。多分多少なりとも面識はできている…といいな。ってことで、声をかけつつ近づくの図) (02/11-16:37:07)
イングリット > この世界、全部やりたい放題に見えるわよね(以上、道を踏み外した商人が手を出すことの多い三つの商品。いずれもこの世界なら無限に行える。……であれば抑止力が必要なわけだが、自警団以外にそれをやれるようなところは……)ん、待てよ?自警団……(まさか、と思い立ったところで、最近聞いた声を耳に入れて思考を打ち消した。)何をしてたか?あは、聞いて驚いちゃダメよ?紅茶を飲んでたの!(なんて、冗談めかして笑いながら椅子に座るように促した)ソードさん、だっけ?お仕事が一段落ついたところかしら? (02/11-16:40:38)
ソード > ほぅ、なかなか優雅じゃねーか。俺には縁のない奴だな。(はっはっは、と楽しげに笑って)お、いいのか。そんじゃお言葉に甘えて。(椅子に座るように促されれば、お言葉に甘えよう)あぁ、そんなとこだ。と言っても、またすぐに出なきゃなんねぇから、さくっと済ませなきゃいけねぇけどよ。(そう言って、近くを行くウェイターに注文を。すぐに出来る物と言うことでサンドイッチを頼む) (02/11-16:45:05)
イングリット > そう?紅茶って気楽に飲んでいいと思うわよー!悪い水でもいい感じに飲めるもの。 ん?ずいぶんお忙しいのね。もしかして、ちょっと前の商人が全滅したアレかしら?死体もそのままだって聞いたけど(とりあえず、それについて聞いてみた。最近の事件といえばたかだか数日前のアレだろうし) (02/11-16:48:03)
ソード > お茶の類って、ちょっと苦味があるから嫌いなんだよ俺。うん?いや、あれは全然関係ねーよ。単に今が巡回の途中ってだけだ。(仕事中に飯悔いに寄り道する自警団である)あれはあれで物騒っていやぁ物騒だよなぁ。(とは言いつつも、いまいち緊張感がない) (02/11-16:50:57)
イングリット > コーヒーはもっと飲めなさそうねー。普通の水派? あれ、違ったかー。ていうか、巡回中にご飯なのね(露店もあるだろうにと思わないでもない)そうよねぇ。ていうか、アレッて始末屋のソレに思えるんだけどどう思う?私も傭兵としてあの手の暗殺任務もやったことあるから、なーんか気になるのよね(ソードの緊張感の薄い顔を見て、イングリットは何かを探るように言葉をかけた) (02/11-16:54:25)
ソード > 飲むならミルクだな。(キリッ)あまり時間かけなきゃ、怒られたりはしねーよ。(そう言いながら、ウェイターの持ってきたサンドイッチを受け取って)始末屋かぁ。その線はあるかも知れねーな。儲けるために手段を選ばねぇ一方出、そういうのを良しとしねぇのもいる。まぁ、そう言うの送られるって事は、相当のやらかしをしたってことじゃね?(サンドイッチをもぐもぐしつつ) (02/11-16:58:23)
イングリット > んフッ、それって酒場でやると「ついでにお子様ランチも頼んじゃどうだい?」って言われるパターンね!ま、そりゃそうよね。ふふ(サンドイッチをもらうソードを前に、イングリットはニコニコと笑う)そうね。……で、抹殺対象になる商人といえば思いつくのはだいたい三つ。売るための舞台作りをしようとしたか、ヒトを骨までシャブろうとしたか、人身売買でもしたか。この三つ……でも、このクレヴィスとなれば、流通でいろいろ悪さできそうよね。例えば……ここでしか知り得ない情報を使用した製品を作るとか(チン、と指先でティーカップを弾いて)なーんかね、そういうの気になるのよね?あんなことができるのはそうはいないし(同業者としての観点だ。いくら急ごしらえでも雑魚ではないだろう……それを皆殺しにした上で、燻り出しての一撃。あまりにも短時間でこなされたそれは、おそらく凄まじい腕前でもなければできないことだろうと) (02/11-17:12:25)
ソード > あー、たまにあるなー。一睨みすると黙るけど。(ガチ殺気で黙らせる大人気ない奴)………。(もぐもぐとサントイッチを頬張って)色んな世界と繋がってるからな、ここ。でもって違う世界の技術ってのは、時として他所様の世界に大きな影響を与えかねないわけだ。(一言、そうとだけ告げて)そういやぁ、イングリットは傭兵だったな。となりゃあ、気になるのも仕方ねぇわな。(うんうんと頷いて)俺的には、あの件にはあんまし首つっこまねぇほうがいいとだけ言っとくわ。ま、それで引き下がるような奴には見えねぇけどな!!(ははははは、と笑って)さて、ごちそうさん。 (02/11-17:19:25)
イングリット > それはそれで絵になるわね(突っ返す、挑発をし返す、とあるけど気当たりでやっつけるのもカッコいいなと)そりゃあね、何ならそこらへんのイノシシにアレコレ取り付けて放流すればそれだけで大変なことになるだろうし。で、それを抑止するには絶対的な力が必要なわけだしね(すでに確信しているのか、ソードに向ける顔は彼がそれを知っていること前提だった。)あら、ご忠告どうも。でもアタシは金と血の匂いには敏感だから、そのご忠告通りにいかないかもね(金の為に何でもする、というのは傭兵とて同じ。だから、闇があるならば遠慮なく踏み入れるつもりだ。イングリットの笑みは、クリーンな傭兵というよりも裏の住民のソレだった)じゃ、巡回また頑張ってね!ソードお兄さん♪(だが、最後に向けるのは幼子のような可愛らしい無邪気な笑いである) (02/11-17:29:49)
ソード > だろう? 変に相手せずに一蹴するのが、大人の余裕ってもんよ。(ふふん、と)フルアーマーイノシシってか? はっ、そいつは面白そうだな、って俺が言ったら怒られちまいそうだわ。(なんせ自警団員である。ばれたら、絶対苦い顔されそうだと肩をすくめて)知ってる。イングリットは、そういう奴だろうって予感はバリバリしてるからな。(笑みを見ればそれもわかると言う物。でも言及はしない)おうとも。そんじゃ、またな。(代金をテーブルへと置けば、ヒラリと手を振って宿場を後にして――) (02/11-17:33:46)
ご案内:「クレヴィスの街 -宿場-」からソードさんが去りました。 (02/11-17:33:49)
イングリット > このあいだ相手したけど、魔法を使うイノシシとかいうトンデモないヤツだったわ。ああいうのも余裕で作れ……って、剛毅なものねー(へええ、と感嘆の息を漏らす)そんな感じね。元々そういうのが好きというのもあるけどね(肩をすくめ、そう告げた)ん、じゃあねー!私はもう少しだけここにいるわ!(ソードを見送り、イングリットはまた席でひとりの時間を楽しみ始めた) (02/11-17:38:56)
イングリット > (……自警団を敵に回したらこの街では生きていけないとは思っていたけれど……なるほど、文字通りの意味になるわね ……闇のとば口に入り始めた空を窓から見上げ、イングリットは微笑みを深くした) (02/11-17:40:09)
ご案内:「クレヴィスの街 -宿場-」からイングリットさんが去りました。 (02/11-17:40:12)
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