room41_20190220
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にエレンさんが現れました。 (02/20-20:51:00)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」にイアサールさんが現れました。 (02/20-20:53:07)
エレン > (今日も今日とて修練場で棍を振るう黒髪の娘。空には満月。修練場も明るく照らされている。いつものように、のはずが、どうも動きがぎこちない。型の通りに振るっているはずが、どうしてもブレが見えるようで) (02/20-20:53:22)
イアサール > (部屋に荷物を置きに来て、メモに気づけば一度エレンの部屋へ。が、返事が無ければ後は勘。 ぶらりと足を進めて、館の角を曲がった処で足を止めて、そのままのすっとしゃがみ。) (02/20-20:54:24)
エレン > ――ッ!(棍を右手で下から振り上げる。その位置は恐らく、イアサールが立っていれば顎の位置ではある。だが、その汗にまみれた表情は優れず。ただただ棍を振り回して…むしろ棍に振り回されているようにすら見えて) (02/20-20:57:41)
イアサール > ((ふーん…。))(ジャリ。地べたに落ちている小石を幾つか拾い上げる。指先に宛がえば、スパンっと其方に向けて弾き。顔面すれすれを飛ぶ軌道で) (02/20-20:59:14)
エレン > (力任せ、という外はないその動きには、以前の流麗さなど微塵も感じられない。正直なところ、ブレと呼べる程度では済まないそれは本人も自覚しているのだろう)――!?(一瞬の風切り音には辛うじて反応するも、顔を引いた拍子にバランスを崩して倒れる始末で。尻餅をついたまま、驚いたような視線はそちらに向けられた) (02/20-21:02:24)
イアサール > なぁーに焦ってんのお前。(しゃがみこんだまま膝に肘を乗っけて頬杖ついて。)メモ見たわ。俺になんか話あるんだろ? (02/20-21:03:26)
エレン > あ……(声を掛けられても少し、目を丸くしたまま。口を開いて)――焦ってます、よ。どうしたらいいのか、分からなくて。(荒い息を吐きながら額の汗を拭って)…ちょっと、待ってください、ね。(今度は目を閉じて、息を整えようと) (02/20-21:06:32)
イアサール > はん?(ゆる、と首を傾けて、のっそりと立ち上がり、手の中の小石を落とせば手をパンパンっと払ってゆっくりと其方へ歩み寄り) (02/20-21:07:53)
エレン > このままでいいのか、って。 普段と同じように棍を振るって、護衛をして。 ここで過ごして、追いつけるのか、って。(目を開くも、そちらを見る事が出来ずに。少し俯いたまま、呼吸の合間に言葉を発するよう) (02/20-21:10:19)
イアサール > はぁん…。んで?お願いってなぁ?(傍まで行けば少し身を屈める様にして腰に手を当て其方をのぞき込んで) (02/20-21:11:36)
エレン > (しばし迷った痕に、顔を上げる。何とか、視線を合わせるように)…イアサールさん、拳闘士なんですよね? ……私でも、出来ますか? (02/20-21:13:18)
イアサール > 出来なかねぇと思うがよ…。(ポリ、と頭を掻いて)拳だけで戦って見てぇのか、それともコロッセウムで戦って見てぇのか、どっちだ?(通常拳闘士と言えば、拳のみで戦うものを指すのだが。首を傾けて) (02/20-21:15:24)
エレン > (これも少し、迷い。そして口を開く) コロッセウムで、戦う方です。(拳だけというのも興味はあるけれど。今はそれは後回し) (02/20-21:18:55)
イアサール > それなら可能だぁな。 コロッセウムじゃ俺みたいな拳闘士の方が寧ろ少ねぇし。 興味あんなら案内すんぜ? 俺と一緒なら面倒な手続きも大半はパスされっからよ。   けど…。(目を細めて見下ろして)コロッセウムで上上がった処で俺にゃ勝てねぇぞ? (02/20-21:21:36)
エレン > ――っ (多分それはわかっていたこと、と思う。どこかで思っていた事をはっきりと言われて目を伏せ、唇を噛んだ) でも、何か違う場所も見ないと……!(追いつけない、と。今度はその言葉は飲み込んで。見上げる顔は自分でもわかるほど情けなくて) (02/20-21:28:10)
イアサール > (ポリ、と頭を掻いて。そのままガシっと腕を掴もうと。つかめたなら適当な樹の下へと引っ張っていき、その場に座る。腕を引いたまま其方も座らせようとして) (02/20-21:29:24)
エレン > あ……(腕はあっさりと掴まれ、引かれるままに、時々バランスを崩しながらも移動して。殆んどされるがままに、樹の下へ腰を下ろした) (02/20-21:32:35)
イアサール > ──卍のヤロウによ。会ったんだったよな?(視線は向けずに空を仰ぎ見て) (02/20-21:33:47)
エレン > (空を見るその顔を横から見ているように) ……はい、会いました。(少し呆然と、答える) (02/20-21:35:39)
イアサール > (ジャリ、と地面に手をやれば、小石を1つ拾い上げて指先に宛がう。 ビシっと弾けば無駄に鍛えた指先から、高速で弾かれた小石が弾き飛ばされ、向こう側の樹の幹にめり込んで止まる) あいつのスピードなぁ。この10倍、ひょっとしたら100倍くらいかもな。そんくらい早ェのよ。 空も飛べるしよ。魔弾になると空覆う程のどでかいヤツ作りやがんだよな。 (02/20-21:38:19)
エレン > (頷きながら、聞いて)早いのは…見ました。本気じゃないのに、目でも追えませんでした…から。(それだけを口にして。後は続きを待つようで) (02/20-21:41:19)
イアサール > だろ?(に、と笑みを向けて。ポンポン、っと小石を軽く投げてはキャッチし手の中で弄び)拳も蹴りも易々と岩砕くしよ。 ───対して俺は、見ての通り魔法なんざ使えねぇ。動体視力にゃちっとは自信あっけど、流石にあの馬鹿の速度にゃ追いつけねぇわな。 毎回殴られた後に殴られた事に気づくくれぇだしよ。 (02/20-21:44:00)
エレン > ……イアサールさんは頑丈すぎます。(話を聞いて、ちょっとだけ笑ってしまったようで。破壊力は自分も目の当たりにして死を覚悟したくらいだったのだから) (02/20-21:47:27)
イアサール > おう。(目を細めて)俺にあんのはこの拳と、頑丈な体だけだ。 …そんじゃ、エレン。お前は?(び。其方に人差し指を向けて) (02/20-21:48:22)
エレン > 私……は?(なんだろう、と考えるよりも早く、視線は手の中の棍に向けられて) …………。(破壊力も、早さも、頑丈さもない自分は。思考は纏まらない。けれど視線は手の中の棍にだけ) (02/20-21:52:14)
イアサール > 俺ァ、お前に会った時嬉しかったわ。(ピン、っと今度は軽く。石を弾いて。弧を描いて飛ぶ小石はてんてんと地面に落ちて転がっていく) お前がすげぇ真っすぐだったからよ。 (もう1つ。小石を手に取れば指先で摘み。ググ、っと力を入れる。バキリと小石が砕けて) こいつっきゃねぇから鍛えて鍛えてした拳だ。俺にとっての誇りはコイツだけだ。 けど、お前はびびんなかったよなぁ。真正面から向かって来てよ。 (02/20-21:55:30)
エレン > (視線は棍に落としたまま。少し強く、握って) すごく…すごく、怖かったですよ。私は、きっと死ぬんだと思ってましたから。だから必死で向かって行きました。何か少しでも残したくて。(やがて握った手の力は少し緩め) 私は、まだ…真っすぐでいるのか。 いられるのか、不安です。 (02/20-22:03:56)
イアサール > さっき、卍の話したろ? 俺もお前も同じなんじゃねぇの? 俺も卍の土俵じゃ当たり前だけど勝てねぇ。 けど、俺にゃあいつにねぇモンがある。 それはお前もおんなじだろ? お前は俺が逆立ちしても持てねぇもんもってんだろうが。 (02/20-22:06:13)
エレン > イアサールさんとは違うもの(呟くが自分ではこれ、と自信を持って言えるほどの者は見つけられずに) (02/20-22:10:06)
イアサール > おぅ。 俺が何でお前に目ェつけたか判るか?(片方だけの目。楽し気な色を浮かべて細め) (02/20-22:11:02)
エレン > ん……これ、の事?(手にした棍をちょっと上げて。つまりは、そのために費やしてきた事で) (02/20-22:13:55)
イアサール > ハズレじゃねぇがな。(けらり、笑って)お前が俺に勝とうとしたように、俺もお前に勝ちたいと思ったから、だよ。 お前の持ってる俺にゃねぇもんは、俺よりも強ぇ。お前がそれに気づいた時、俺はお前に勝てるのか。俺ぁそいつが知りてぇんだ。 (02/20-22:17:15)
エレン > 私に勝ちたいと思った…?(意外すぎる言葉に、目を丸くして。そんな事は考えた事もなかった。頭の片隅にもそんな事はなかった、ので) イアサールさんが、私に…?(呟くと、少し、身を震わせて) (02/20-22:21:19)
イアサール > ──ああ。 お前にとっちゃ、多分息をするよりも自然な事なんだろうな。だから気づいちゃいねぇのかもしんねぇけど、俺からすりゃ、俺がどんだけ鍛えた所で全部無駄にしちまう様なモンをお前は持ってる。 お前の魂だの体だのに染みついた、訓練に因って得たもんだぁな。 お前がソイツに気づいた時、最後に立ってんのは俺かお前か。 お前のそいつを受けて、俺は立って居られんのか。 俺はソイツが知りてぇ。 (02/20-22:25:37)
エレン > そ…そう、なんだ。 そこまで、私の、事… (見開かれた目から涙の雫が落ちた。後から後から、止め処なく溢れるように)…え? あ、あれ…?(自分でも気付くのが一瞬遅れて。気付けばすぐに身体ごと後ろを向いてしまった) (02/20-22:31:28)
イアサール > ぇ”。(驚いた顔で目を丸くして。後ろを向くのを見れば、顔は向けずにぽんぽん、と其方の頭に手をやろうと)──多分お前が思ってる以上に大したもんなんだぜ? 強ぇヤツはごまんと見て来てっけどよ。 そいつらとも一線引くもんなんだ。 特別すげぇ力じゃねぇが、意外とそいつを仕掛けて来るヤツってなぁ少ねぇんだよ。 だから、ものすげぇワクワクしたんだ。 コイツに俺は勝てるのか?ってな。 焦る必要はねぇよ。お前が覚えてようが覚えてまいが、お前の体はそいつをちゃんと覚えてんだ。 (02/20-22:37:58)
エレン > (頭の方は、されるに任せたよう。やがて、小さく、ともすれば独り言のように呟いて) ただの遊び相手だと……おもちゃみたいな物としか…見てないと思ってた…(大型の獣が小動物をいたぶるような。向かってくるのを見て喜んでいるような。その程度のことと思っていたのだ。恥ずかしくて、顔向けできなくて。涙はまだ、止まらない) (02/20-22:42:45)
イアサール > ひでぇな。(けらっと笑って)楽しみで仕方がねぇってなぁ間違いじゃねぇけどな。 お前がその意味に気づいた時、んにゃ、気づかなくても、本来のお前なら、間違いなく苦戦はする。 これだけしか能がねぇ俺が、そいつに打ち勝てんのか? そう考えるとワクワクしてたまんねぇんだ。(声音が楽しそうに弾む。グ、と拳を握りこみ)俺が知る限り、そいつを持ってんのはお前だけだ。だから遣りてぇんだよ。俺ァよ。 (02/20-22:47:15)
エレン > ごめんなさい、みっともなくて…ちょっと、顔向けられない……(声自体も、やはり震えているようで) 私、バカみたい……ほんとに、なんでこんなに焦ってたんだろ…。頑張る、から…ちゃんと証明するから……(視線は上げられなかった。月が眩しくて) (02/20-22:53:34)
イアサール > ははっ。(楽しそうに笑って)…俺が見つけたモン、答えを知りたいか? (02/20-22:54:46)
エレン > 知りたいです………でも聞きたくないです。私が自分で見つけないと、回り道でもそうしないと、駄目だと思うから。 (02/20-22:58:30)
イアサール > 良く言った。(にっと嬉しそうに笑って)お前がそいつに気づいたら、もういっぺん遣ろうぜ。(ぐ、と其方へ拳を突き出して) (02/20-23:00:01)
エレン > はい、今度は負けません。(片方の手で涙を拭うと…みっともない顔だけど…そちらに向けて。少しだけ笑って) だから、お願いします。(その拳に手を、自分の拳を伸ばし、こつんとぶつけた) (02/20-23:03:23)
イアサール > 待ってんぜ。エレン。(に。もう一度楽し気に笑みを向ければ、くしゃくしゃっと其方の頭を撫でようと) (02/20-23:03:57)
エレン > (頭、撫でられるまま。ようやく、いつものように笑って) はい、待っててください、ね。 (ただ、答えた後はその手に自分の手を重ねるように) (02/20-23:06:45)
イアサール > んじゃ、俺はそろそろ行くわ。(重ねられた手に笑みを深くして。そっと手を離せば、のそりと立ち上がり) (02/20-23:08:14)
エレン > はい……ありがとうございました。(こちらは座ったまま、見上げて。そのまま見送るよう) (02/20-23:10:03)
イアサール > (じゃな、っと片手をひらりとさせれば、来た時同様にぶらりと歩き出し、館の角を曲がって直ぐに見えなくなる様で──) (02/20-23:11:26)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からイアサールさんが去りました。 (02/20-23:11:34)
エレン > (見送ってもそのまま動かない…というか動けない、というか。とにかく顔を拭って涙のあとを拭いて) 私の…私だけの…(まだ実感は何もないけれど。棍と、その棍を握る手を見つめて) (02/20-23:16:32)
エレン > (そのままごろっと仰向けに体を倒して。風は少し冷たいけれど、しばらくはそのまま、月を眺めていたようだ) (02/20-23:18:46)
ご案内:「神隠しの森の館 -修練場-」からエレンさんが去りました。 (02/20-23:18:55)
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