room51_20190227
ご案内:「思い出の場所」にロゼリアさんが現れました。 (02/27-23:04:11)
ロゼリア > (嘘か真か。トチ狂った魔術師の差し出した金色の鍵を用いれば、かつて愛した"思い出の場所"に行けるという。それを確かめるために、自室の扉の鍵穴に、受け取った鍵を差し込んで回してみた。するとどうだろう、カシャンと鍵が開く音がして、扉を開けてみれば其処は――)嘘....(思わずそんな言葉が口を突いて出てきた) (02/27-23:07:33)
ロゼリア > (扉の向こうは、西洋風の一軒家と繋がっていた。厳密には、玄関と繋がっており、建物の外観を見ることはできない。家につけられた窓からのみ、外の様子が見れるようだ) (02/27-23:10:42)
ロゼリア > (玄関から見えるのは、2階へと続くアンティーク調の美しい螺旋階段。複雑なギミックが施された大きな柱時計。壁に飾られた、光の魔法石が入ったランプ。全て、すべて、よく覚えている。そう、ここは間違いなく、"思い出の場所"――)兄さんの家だ.... (02/27-23:14:34)
ロゼリア > (争いの絶えない世界に平和をもたらすという目標のために、魔術の研究に没頭するようになった兄は、母国の隅にあった森のさらに奥深くに家を建てた。ここがそうだ。彼はここで朝から夜まで、様々な魔術の研究をしていた。彼が魔術師と出会ってからは、"彼女"もよく足を運んでいたものだ.) (02/27-23:18:58)
ロゼリア > (自分も時間がある時。人との関係に嫌気がさした時。甘えたい時。色んな理由でここを訪れた。懐かしむように内装を眺めながら、足はまっすぐ、ある場所へと向かっていた) (02/27-23:20:14)
ロゼリア > .....もう一度、ここに戻ってくれるなんて(たどり着いたのは、1階の一番奥にあるサンルームだ。その名の通り、日の光を最大限に取り入れる為の大きな窓と、様々な植物と、色とりどりの魔法石の浸かる噴水と、ありとあらゆる書物の詰まった本棚と、研究道具の広がる大きな机...兄の研究部屋だ) (02/27-23:26:36)
ロゼリア > .....もう一度、ここに戻ってこれるなんて(たどり着いたのは、1階の一番奥にあるサンルームだ。その名の通り、日の光を最大限に取り入れる為の大きな窓と、様々な植物と、色とりどりの魔法石の浸かる噴水と、ありとあらゆる書物の詰まった本棚と、研究道具の広がる大きな机...兄の研究部屋だ) (02/27-23:26:36) (02/27-23:26:55)
ロゼリア > ....(ゆっくりと机に向かえば、椅子に腰かけて。ふと机の上にある箱に気づいて手を取るだろう) (02/27-23:29:08)
ロゼリア > (真四角の黒い箱。開けるとそこには、内部で金色の光の粒がキラキラ輝くクリスタルが入っていた。そして、箱の蓋に張り付けられた小さな紙きれに、見慣れた愛しい文字でこう書かれている。『人には過ぎたもの。』)....賢者の石。こんなものまで再現しないでよね (02/27-23:32:47)
ロゼリア > (兄が亡くなった後、魔術師は自分に関する記憶を、関係者全員から消した。しかし、妹が兄の遺品を整理するためにこの家に来た際、偶然みつけたこの石によって記憶を取り戻したのだ)((何でも知れる石...望めば不老不死の水へと変化する石...の、不完全版...)) (02/27-23:38:00)
ロゼリア > (肩にとまっていた蝶が、箱の傍におりて、ひらひらと羽を揺らす。主は深いため息をついて箱を机の奥の方にどかして、椅子にもたれかかる) (02/27-23:41:33)
ロゼリア > (今この世界は昼のようで、窓の外からは太陽の温かい光が差し込んでくる)...あいつが創ったっていうのは気に入らないけど...やっぱり、心地良いな.... (02/27-23:43:17)
ロゼリア > (しばらくそうやって思い出に浸る。まるで今にも兄が出てきそうな、そんな空気さえあるこの空間。しかし、実際彼が現れることはなく、結局は独りである) (02/27-23:47:09)
ロゼリア > ....寂しいなんて言ったら怒られるわよね(手を差し伸べてくれている人はたくさんいる。自分がそれを拒んでいる。あまりに自業自得である) (02/27-23:49:42)
ロゼリア > ....(椅子から立ち上がると、日の差し込む窓にくっつく形で設置されたソファにころんと寝転がる。創られた世界でも、日の光は身を温かく包んでくれる) (02/27-23:54:52)
ロゼリア > 入り浸りそう....(なんて一人呟きながら、静かに眠りにおちていく) (02/27-23:58:21)
ご案内:「思い出の場所」からロゼリアさんが去りました。 (02/27-23:58:30)
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