room53_20190318
ご案内:「クレヴィスの街 -裏通り-」にアステル☆さんが現れました。 (03/18-22:05:06)
アステル☆ > まったく仕様がないな。ブラウは。私なら考えられない失態だ。(やれやれと両手を広げて肩を竦める。) (03/18-22:06:39)
ご案内:「クレヴィスの街 -裏通り-」に身形の悪い男さんが現れました。 (03/18-22:07:04)
ご案内:「クレヴィスの街 -裏通り-」に身形の悪い男さんが現れました。 (03/18-22:08:02)
身形の悪い男 > うっせぇっ! 少し黙りやがれ! (全く口が減らない妖精に毒づいて、男はずんずんと裏通りを歩いていく。) (03/18-22:09:09)
アステル☆ > ふむ。……で、次の売り先は決まったのか? まだ1件目にも行けてない様だが。(朗らかに微笑む妖精は男が掴む鳥籠の中だ。最初はただの籠だったのに、いつの間にか止まり木が増えて、鳥籠を作る格子には雅な彫り込みが施されていた。) (03/18-22:14:08)
身形の悪い男 > (冒険者風の男は自分が握っている鳥籠を見て。) はっ。 余裕をかましていられるのも今の内だ。 せいぜい高く売りつけてやる。 (色々と無視して強気に言い放った。) (03/18-22:16:55)
身形の悪い男 > (しかし男には言葉ほどの余裕は無かった。この妖精を捕まえてからかれこれ丸一日経つが、この裏通りから抜けられない。あからさまな異常事態に陥っていた。) (03/18-22:22:49)
身形の悪い男 > (裏通りとはいえ、人通りは普通にある。だから誰かの後をつければ普通は表通りに出られる筈だ。筈なのだが、裏道の曲がり角、瞬きやふと気を逸らした瞬間に、その背中を見失う。) (03/18-22:24:43)
身形の悪い男 > (一度は妖精が何かしてるんじゃないかと疑った。疑って、魔法の類が発動してないかと魔力探知もかけながら歩いたが、結果は白。魔法と言う観点から言えば、この妖精は『何もしていない』。) (03/18-22:27:10)
身形の悪い男 > (とはいえ……。鳥籠の中の止まり木は男は用意していない。鳥籠そのものも、ただ捕まえるだけの物で、こんな飾りは施されていなかった。何もしてない筈はないのだ。 男は足を止めて、じっと鳥籠に捕まえた妖精をにらみつけた。) (03/18-22:28:14)
アステル☆ > なんだ? (にっこりと微笑む妖精。両手には湯気の立ちのぼるミルクピッチャーが抱えられている。) (03/18-22:30:00)
身形の悪い男 > てめぇ……。それ、どこから出しやがった。優雅に飲みやがって。 (こっちは足が棒だっていうのに。イライラする。) (03/18-22:32:04)
アステル☆ > 最初から持っていたじゃないか。(何を言ってるんだ。と言わんばかりの表情で首を振る。) (03/18-22:33:09)
身形の悪い男 > (鳥籠の中がまた豪華になった。男は目を閉じて眉間を揉みほぐして、気分を入れ替える。) 良く考えろ。商品価値が上がったんだ。そうだ。苦労した分だけ値を吊り上げりゃ良いだけじゃねーか。何も問題ない。ここから出て、こいつを売っ払えば、大金持ちだ。 (03/18-22:38:59)
アステル☆ > そうだな。がんばれ。(朗らかな妖精の合いの手が返る。) (03/18-22:40:45)
身形の悪い男 > 黙れ。 (即座に言い返して、そのミルクピッチャーの中身をこぼしやがれ!と乱暴に鳥籠を振った。が、既に空になっていたミルクピッチャーは中身を零すことなく、サイズ的にどう考えても通り抜けられない筈の格子をすり抜けて地面に転がっていく。ミルクピッチャーを視線で追いかける事しばし。) …………。 (綺麗な装飾の施された陶磁器だ。要所に趣味の良い金の模様も入ったりしている。結局男は転がったミルクピッチャーを拾い上げて、自分のポケットにしまい込んだ。貧乏性なのだ。) (03/18-22:45:05)
アステル☆ > 酷い事をするな。飲みかけだったのに。 (揺すられた妖精が鳥籠の中でぷくっと膨れる。最後の一滴。男から見て空でも、妖精サイズなら2口分。嘘は無い。) (03/18-22:51:32)
身形の悪い男 > (男はもう妖精に取り合わず、鳥籠を腰に結わえつける。助走が出来る場所に移動して、裏通りに面する建物に駆ける。屑箱を踏み台に、構造材の石に手をかけて高い所へ。屋根の上を目指して登っていく。) (03/18-22:57:45)
アステル☆ > …………。 (屋根の上に登る要所に、スリップリング設置。) (03/18-23:03:00)
身形の悪い男 > (ぐいぐい体を上へ持ち上げていた男は、途中で石を掴み損ねて落ちそうになったが、運よく吹き付けた風にバランスを助けられて、壁に張り付いた。滑る壁に慎重に手を這わせ、それ以上、上に登れない事を確認する。) (03/18-23:07:30)
身形の悪い男 > (この現象は、男には覚えがあった。ちょっと前の寒い冬の日に、道がやたらと滑った日があったのだ。逆境2d6判定。6以上で+思考。) [6面2個 3+2=5] (03/18-23:12:15)
身形の悪い男 > (見せたくない何かが、屋根の上にある。と、推測は出来た。が、男の心はここで折れた! ぽっきりと! もう嫌だ!) (03/18-23:15:05)
アステル☆ > ……。(不意に静かになった男に、ちょっと嫌な予感にかられて、鳥籠の中から男の様子を仰ぎ見る。) (03/18-23:15:55)
身形の悪い男 > (男は身も世もなく叫んだ。) 助けてくれーっ! (03/18-23:16:49)
アステル☆ > ちょっ! (03/18-23:17:00)
身形の悪い男 > 誰でも良い! 誰か、誰か俺をここから出してくれ! もう嫌だ! 助けてくれーっ! (03/18-23:17:51)
アステル☆ > (しまった。まさかここまで根性の無い男だったとは見誤った。しかも叫ばれた。自警団がやってくる。妖精は速やかに退散した。捕まり役はもう終わりだ。瞬きの道が鳥籠と星海を一瞬繋ぎ、妖精は星海の底を滑り落ちていった。) (03/18-23:22:52)
ご案内:「クレヴィスの街 -裏通り-」からアステル☆さんが去りました。 (03/18-23:23:07)
身形の悪い男 > (泣きだした男は、自警団が来て降りてくるよう促すまで、壁に張り付いているのだろう。尚、残された鳥籠は割合良い値で売れたようだが、妖精を捕まえた?労力に見合ったかは、男のみぞ知る。) (03/18-23:25:04)
ご案内:「クレヴィスの街 -裏通り-」から身形の悪い男さんが去りました。 (03/18-23:25:12)
::::  PbsChat v2.5.1改変版  ::::